JP2503539Y2 - 自動風呂装置 - Google Patents
自動風呂装置Info
- Publication number
- JP2503539Y2 JP2503539Y2 JP1988131932U JP13193288U JP2503539Y2 JP 2503539 Y2 JP2503539 Y2 JP 2503539Y2 JP 1988131932 U JP1988131932 U JP 1988131932U JP 13193288 U JP13193288 U JP 13193288U JP 2503539 Y2 JP2503539 Y2 JP 2503539Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- hot water
- bathtub
- hot
- supply
- Prior art date
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- Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動風呂装置に関するものである。
(従来技術) 近年、浴槽内に湯を供給する自動風呂装置は、単に風
呂内に所定の湯を落込むばかりでなく、浴槽内の水位が
一定以下になると、自動的に湯を追加補給し、浴槽内の
湯の量を所定の量に保つ機能を有するものが開発されて
いる。
呂内に所定の湯を落込むばかりでなく、浴槽内の水位が
一定以下になると、自動的に湯を追加補給し、浴槽内の
湯の量を所定の量に保つ機能を有するものが開発されて
いる。
また加えて、入浴者の好みに合わせて湯の量や温度を
調節する機能も付加されている。
調節する機能も付加されている。
入浴者の好みに応じて湯の温度を調節する場合は、一
旦所定の湯を張った浴槽に給湯器を経由して水を追加補
給する。
旦所定の湯を張った浴槽に給湯器を経由して水を追加補
給する。
すなわち、入浴者が浴槽内の湯が熱いと感じたとき、
入浴者が所定の操作をする事により、バーナに点火する
ことなく給湯器から浴槽へ連通する風呂給湯管の電磁弁
を開成する。その結果、給湯器に入水された水は、加熱
されることなく、そのまま熱交換器を通って浴槽内に補
給される。
入浴者が所定の操作をする事により、バーナに点火する
ことなく給湯器から浴槽へ連通する風呂給湯管の電磁弁
を開成する。その結果、給湯器に入水された水は、加熱
されることなく、そのまま熱交換器を通って浴槽内に補
給される。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、近年、給湯器の設置空間を少しでも小さく
する目的から、自動風呂装置の給湯器を台所等の一般給
湯にも併用する要求が強い。
する目的から、自動風呂装置の給湯器を台所等の一般給
湯にも併用する要求が強い。
しかしながら、自動風呂装置の給湯器を一般給湯に併
用すると、浴槽への給湯要求と、一般給湯への要求が様
々なタイミングで行われるため、各種の弊害が生じた。
用すると、浴槽への給湯要求と、一般給湯への要求が様
々なタイミングで行われるため、各種の弊害が生じた。
一つには、給湯器の給湯管は、浴槽内に給湯する風呂
給湯管と、台所等の給湯カランに接続される一般給湯管
とに分岐されるので、一般給湯を行っている最中に浴槽
への湯の供給が開始されると、給湯カランから出湯され
る湯量が急激に減少してしまう問題がある。
給湯管と、台所等の給湯カランに接続される一般給湯管
とに分岐されるので、一般給湯を行っている最中に浴槽
への湯の供給が開始されると、給湯カランから出湯され
る湯量が急激に減少してしまう問題がある。
また給湯器を通して水を浴槽内に供給し、湯の温度を
下げる構成の自動風呂装置では、一般給湯の時期によっ
て、湯の温度の立ち上がりが悪い場合がある。
下げる構成の自動風呂装置では、一般給湯の時期によっ
て、湯の温度の立ち上がりが悪い場合がある。
すなわち、上記した構成の自動風呂装置では、浴槽内
の湯の温度を下げる時に、バーナを消化した状態で風呂
給湯管の電磁弁を開き、冷水を加熱することなく熱交換
器内を通過させる。
の湯の温度を下げる時に、バーナを消化した状態で風呂
給湯管の電磁弁を開き、冷水を加熱することなく熱交換
器内を通過させる。
ところがこの様に冷水をそのまま通過させた後に一般
給湯を行うと、熱交換器の温度が低下しているため、出
湯温度の立ち上がりが悪い。
給湯を行うと、熱交換器の温度が低下しているため、出
湯温度の立ち上がりが悪い。
また、このような出湯温度の立ち上がりが悪くなる現
像は、常に生じるのではなく、風呂の使用者が、浴槽内
の湯の温度を下げようとした場合の後に給湯カランを開
いた場合にのみ生じる。従って、一般給湯のカランを開
く時期によって、湯の温度の立ち上がり方が異なる。そ
のため、従来技術の自動風呂装置は、一般給湯の使用者
にとって使い勝手が悪い問題があった。
像は、常に生じるのではなく、風呂の使用者が、浴槽内
の湯の温度を下げようとした場合の後に給湯カランを開
いた場合にのみ生じる。従って、一般給湯のカランを開
く時期によって、湯の温度の立ち上がり方が異なる。そ
のため、従来技術の自動風呂装置は、一般給湯の使用者
にとって使い勝手が悪い問題があった。
さらに、一般給湯の使用者がカランを開いたときに、
カランから冷水が出て、その温度がなかなか上昇しない
ため、一般給湯の使用者はいたずらに一般給湯の設定温
度を上げ、湯の温度を危険なまでに上昇させてしまう問
題があった。
カランから冷水が出て、その温度がなかなか上昇しない
ため、一般給湯の使用者はいたずらに一般給湯の設定温
度を上げ、湯の温度を危険なまでに上昇させてしまう問
題があった。
加えて、一般給湯専用の給湯器では、上記したような
冷水を加熱せずにそのまま通過させる様な使用方法はな
く、従って湯温の立ち上がりが冷水追加の有無によって
異なると言う現象は発生することがない。
冷水を加熱せずにそのまま通過させる様な使用方法はな
く、従って湯温の立ち上がりが冷水追加の有無によって
異なると言う現象は発生することがない。
そのため、使用者は自動風呂装置が故障であるか、あ
るいは重大な欠陥があるかのような不安を覚える問題が
あった。
るいは重大な欠陥があるかのような不安を覚える問題が
あった。
本考案の自動風呂装置は、従来技術の上記した欠点に
着目し、単一の装置で浴槽への給湯と、一般給湯が併用
でき、かつ一般給湯用の給湯器を単独で備えた場合と同
程度に使い勝手が良く、安全で、かつ使用者に不信感を
与える事がない自動風呂装置を提供する事を目的とす
る。
着目し、単一の装置で浴槽への給湯と、一般給湯が併用
でき、かつ一般給湯用の給湯器を単独で備えた場合と同
程度に使い勝手が良く、安全で、かつ使用者に不信感を
与える事がない自動風呂装置を提供する事を目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) そして上記した目的を達成するための、本考案の特徴
は、給湯器から浴槽内に湯を供給し、また一般給湯をも
併用する自動風呂装置であって、浴槽の水位を検出する
水位センサと、水位センサが設定水位を検出すると浴槽
への給湯を停止させると共に水位が低下すると設定水位
までの湯を補給させる補給制御回路とを備えるものにお
いて、前記給湯器に水流の有無を検出する水流センサを
設けると共に、該水流センサが水流を検出中に水位セン
サが補給信号を出力した場合に水流非検出まで浴槽への
湯の補給を待機せしめる給湯優先回路と、給湯器のバー
ナに点火せずに浴槽に水を補給し、その後給湯器のバー
ナに点火して管の残留水の水温を上昇させる補水制御回
路が設けられた自動風呂装置にある。
は、給湯器から浴槽内に湯を供給し、また一般給湯をも
併用する自動風呂装置であって、浴槽の水位を検出する
水位センサと、水位センサが設定水位を検出すると浴槽
への給湯を停止させると共に水位が低下すると設定水位
までの湯を補給させる補給制御回路とを備えるものにお
いて、前記給湯器に水流の有無を検出する水流センサを
設けると共に、該水流センサが水流を検出中に水位セン
サが補給信号を出力した場合に水流非検出まで浴槽への
湯の補給を待機せしめる給湯優先回路と、給湯器のバー
ナに点火せずに浴槽に水を補給し、その後給湯器のバー
ナに点火して管の残留水の水温を上昇させる補水制御回
路が設けられた自動風呂装置にある。
(作用) 本考案の自動風呂装置は、従来技術と同様に給湯器か
ら浴槽内に設定温度の湯が落込まれ、水位センサが設定
水位を検出すると湯の供給が停止される。そしてその後
は、水位センサが浴槽水位を監視しており、水位が低下
すると湯の補給信号を出力する。この補給信号を補給制
御回路が受けて給湯器を作動させ、湯を補給する。
ら浴槽内に設定温度の湯が落込まれ、水位センサが設定
水位を検出すると湯の供給が停止される。そしてその後
は、水位センサが浴槽水位を監視しており、水位が低下
すると湯の補給信号を出力する。この補給信号を補給制
御回路が受けて給湯器を作動させ、湯を補給する。
台所等の他栓で湯が出湯されている最中に、水位セン
サーから補給信号が出されると給湯優先回路が作動し、
他栓給湯が終わるまで浴槽への補給を待機する。従って
台所等で湯を使っている最中に突然湯量が減少して不便
さを感じることはなくなる。
サーから補給信号が出されると給湯優先回路が作動し、
他栓給湯が終わるまで浴槽への補給を待機する。従って
台所等で湯を使っている最中に突然湯量が減少して不便
さを感じることはなくなる。
また浴槽内の湯の温度が使用者にとって高すぎる場合
は、補水制御回路を作動させる。
は、補水制御回路を作動させる。
即ち、使用者が補水制御回路を作動させると、給湯器
の入水路から浴槽へ至る水路に設けられた電磁弁等が開
成され、給湯器を経由して浴槽内に水が供給される。そ
して、補水制御回路の作用によって、バーナに点火はさ
れないので、給湯器を通過した水は、何ら加熱されずに
そのまま浴槽へ流れ込む。
の入水路から浴槽へ至る水路に設けられた電磁弁等が開
成され、給湯器を経由して浴槽内に水が供給される。そ
して、補水制御回路の作用によって、バーナに点火はさ
れないので、給湯器を通過した水は、何ら加熱されずに
そのまま浴槽へ流れ込む。
そしてその後改めてバーナに点火される。バーナの点
火によって熱交換器が加熱され、給湯器を通過する水の
温度は次第に上昇する。
火によって熱交換器が加熱され、給湯器を通過する水の
温度は次第に上昇する。
その結果、給湯器内に残留する水の温度は、一旦上昇
してから、台所等の他栓の出湯要求を待つ。
してから、台所等の他栓の出湯要求を待つ。
(実施例) 以下本考案を図例に従って説明する。(1)は給湯器
で、入水管(2)が熱交換器(3)、出湯管(4)と順
に接続されている。
で、入水管(2)が熱交換器(3)、出湯管(4)と順
に接続されている。
(5)は出湯管(4)から分岐され、風呂装置に接続
されるホッパ(6)上に開口される風呂給湯管であり、
電磁弁(7)が配されている。
されるホッパ(6)上に開口される風呂給湯管であり、
電磁弁(7)が配されている。
(8)は出湯管(4)末端の台所等に設置される給湯
カランである。
カランである。
(9)は前記入水管(2)に配された水流センサで、
電磁弁(7)及び給湯カラン(8)が開かれることによ
り生ずる水流を検出し、給湯器(1)を作動させるもの
である。
電磁弁(7)及び給湯カラン(8)が開かれることによ
り生ずる水流を検出し、給湯器(1)を作動させるもの
である。
(10)は浴槽、(11)は浴槽(10)に接続された風呂
装置であり、ポンプ(12)によって浴槽を循環させなが
ら加熱するものである。
装置であり、ポンプ(12)によって浴槽を循環させなが
ら加熱するものである。
(13)は風呂装置(11)の熱交換器(14)に取り付け
られた水位センサで、浴槽(10)内の水位を水圧として
検出するものである。
られた水位センサで、浴槽(10)内の水位を水圧として
検出するものである。
(15)は水位センサ(13)が設定水位を検出すると風
呂給湯を停止させ、水位が低下すると設定水位まで湯を
補給させる補給制御回路である。補給制御回路(15)に
は、水位センサ(13)が水位を監視中に水流センサ
(9)が水流を検出したか否かによって給湯カラン
(8)が開かれているか否かを判断する他栓給湯判別回
路(16)と、他栓給湯判別回路(16)が他栓給湯を判別
した時に水量センサ(13)から補給信号が出力された場
合に、水流非検出まで補給を待機せしめる給湯優先回路
(17)が内蔵されている。
呂給湯を停止させ、水位が低下すると設定水位まで湯を
補給させる補給制御回路である。補給制御回路(15)に
は、水位センサ(13)が水位を監視中に水流センサ
(9)が水流を検出したか否かによって給湯カラン
(8)が開かれているか否かを判断する他栓給湯判別回
路(16)と、他栓給湯判別回路(16)が他栓給湯を判別
した時に水量センサ(13)から補給信号が出力された場
合に、水流非検出まで補給を待機せしめる給湯優先回路
(17)が内蔵されている。
又、図示しない遠隔操作器に配された湯水選択スイ
ッチ(18)からの出力により湯を補給するのか、水を補
給するのかを判別する湯水判別回路(19)と、湯を補給
すると判別した時に一定量だけ設定温度の湯を補給する
補給制御回路(20)と、水を補給すると判別した時に一
定量だけ水を補給し、その後設定温度の湯を一定量だけ
補給する補水制御回路(21)が設けられている。
ッチ(18)からの出力により湯を補給するのか、水を補
給するのかを判別する湯水判別回路(19)と、湯を補給
すると判別した時に一定量だけ設定温度の湯を補給する
補給制御回路(20)と、水を補給すると判別した時に一
定量だけ水を補給し、その後設定温度の湯を一定量だけ
補給する補水制御回路(21)が設けられている。
尚、これら制御回路はマイクロコンピュータにより構
成されてよい。
成されてよい。
次に上記構成における作用について説明する。まず、
図示しない自動運転スイッチの投入により自動運転が開
始される。電磁弁(7)が開かれ設定温度の湯が風呂給
湯管(5)からホッパ(6)、熱交換器(14)、浴槽
(10)へと供給される。浴槽(10)内の水位が上昇し、
設定水位になると水位センサ(13)がそれを検出し、電
磁弁(7)を閉じる。これで落し込みが終了する。
図示しない自動運転スイッチの投入により自動運転が開
始される。電磁弁(7)が開かれ設定温度の湯が風呂給
湯管(5)からホッパ(6)、熱交換器(14)、浴槽
(10)へと供給される。浴槽(10)内の水位が上昇し、
設定水位になると水位センサ(13)がそれを検出し、電
磁弁(7)を閉じる。これで落し込みが終了する。
次に補給運転について説明する。補給運転中は常に水
位センサ(13)は水位を監視しており、ある程度水位が
低下すれば補給信号を出力し、補給制御回路(15)がこ
れを受けて電磁弁(7)を開き、設定水位まで水位の回
復を行う。一方、この運転中にも台所等ではひんぱんに
湯が使用されている。すなわち、給湯カラン(8)が開
かれ、これによる水流の発生を水流センサ(9)が検出
し、給湯器(1)を作動させて湯を供給している。
位センサ(13)は水位を監視しており、ある程度水位が
低下すれば補給信号を出力し、補給制御回路(15)がこ
れを受けて電磁弁(7)を開き、設定水位まで水位の回
復を行う。一方、この運転中にも台所等ではひんぱんに
湯が使用されている。すなわち、給湯カラン(8)が開
かれ、これによる水流の発生を水流センサ(9)が検出
し、給湯器(1)を作動させて湯を供給している。
この時水位センサ(13)から補給信号が出力される
と、他栓給湯判別回路(16)は水流センサ(9)が水流
検出しているため他栓使用中と判別し、給湯優先回路
(17)を作動させて他栓給湯が終わるまで、即ち、水流
センサ(9)が水流を非検出するまで補給を待機させて
おく。そして他栓給湯が終われば電磁弁(7)を開いて
湯を補給するのである。
と、他栓給湯判別回路(16)は水流センサ(9)が水流
検出しているため他栓使用中と判別し、給湯優先回路
(17)を作動させて他栓給湯が終わるまで、即ち、水流
センサ(9)が水流を非検出するまで補給を待機させて
おく。そして他栓給湯が終われば電磁弁(7)を開いて
湯を補給するのである。
尚、補給中に他栓使用した場合、本実施例のものでは
給湯カラン(8)からの湯量は少なくなるが、出湯管
(4)に水流センサを設けて他栓使用を検知し、同時使
用時には風呂給湯を中断するようにすればよい。
給湯カラン(8)からの湯量は少なくなるが、出湯管
(4)に水流センサを設けて他栓使用を検知し、同時使
用時には風呂給湯を中断するようにすればよい。
次に手動で水又は湯を補給する場合について説明す
る。まず湯水選択スイッチ(18)で補給の対象を選択す
る。つまり設定水位でも湯が少ないと感じる人は湯を選
択し、設定温度でも湯が熱いと感じる人は水を選択する
のである。
る。まず湯水選択スイッチ(18)で補給の対象を選択す
る。つまり設定水位でも湯が少ないと感じる人は湯を選
択し、設定温度でも湯が熱いと感じる人は水を選択する
のである。
湯を選択した場合、湯水判別回路(19)は補湯制御回
路(20)を作動させ、電磁弁(7)を開いて一定量だけ
湯を落し込む。又、水を選択した場合、湯水判別回路
(19)は補水制御回路(21)を作動させる。この時電磁
弁(7)を開いても給湯器(1)のバーナ(図示せず)
には点火されずに一定量だけ水を落し込む。そして、そ
の後、熱交換器(3)から風呂給湯管(5)内に残る水
を排出するためにバーナに点火し、上記管内の水温を設
定温度まで上昇させる。即ち、設定温度の湯をほんの少
量の一定量だけ補給することになる。そして上記残留水
が設定温度まで昇温すると電磁弁(7)を閉じ、水の補
給を停止する。水の補給のあと水温を上げておくのは、
次に他栓給湯が行われた場合に湯の温度の立上がりを良
くし、使用勝手を向上させるためのである。
路(20)を作動させ、電磁弁(7)を開いて一定量だけ
湯を落し込む。又、水を選択した場合、湯水判別回路
(19)は補水制御回路(21)を作動させる。この時電磁
弁(7)を開いても給湯器(1)のバーナ(図示せず)
には点火されずに一定量だけ水を落し込む。そして、そ
の後、熱交換器(3)から風呂給湯管(5)内に残る水
を排出するためにバーナに点火し、上記管内の水温を設
定温度まで上昇させる。即ち、設定温度の湯をほんの少
量の一定量だけ補給することになる。そして上記残留水
が設定温度まで昇温すると電磁弁(7)を閉じ、水の補
給を停止する。水の補給のあと水温を上げておくのは、
次に他栓給湯が行われた場合に湯の温度の立上がりを良
くし、使用勝手を向上させるためのである。
(考案の効果) 本考案の自動風呂装置は、他栓給湯時には浴槽への湯
の補給を待機させるようにしたので、給湯カランンから
の湯量が急激に減少する事がない。
の補給を待機させるようにしたので、給湯カランンから
の湯量が急激に減少する事がない。
また本考案の自動風呂装置は、バーナに点火せずに水
を補給し、その後バーナに点火して管の残留水の水温を
設定温度まで上昇させて補水を停止する補水制御回路が
設けられているので、浴槽への水の補給があった後で
も、管内に残留する水は一旦所定温度まで上昇してから
次の一般給湯の要求を待つ。従って、台所等の他栓をど
のようなタイミングで開いても、出湯の温度の立ち上が
りが悪くなることはない。そのため本考案の自動風呂装
置は、水の補給後の使い勝手が損なわれることがない効
果がある。
を補給し、その後バーナに点火して管の残留水の水温を
設定温度まで上昇させて補水を停止する補水制御回路が
設けられているので、浴槽への水の補給があった後で
も、管内に残留する水は一旦所定温度まで上昇してから
次の一般給湯の要求を待つ。従って、台所等の他栓をど
のようなタイミングで開いても、出湯の温度の立ち上が
りが悪くなることはない。そのため本考案の自動風呂装
置は、水の補給後の使い勝手が損なわれることがない効
果がある。
また、その湯温の立ち上がりの速さは、一般給湯専用
の給湯器と同等以上であり、使用者に故障したとの誤解
を与えずに安心して使用してもらえる効果がある。すな
わち本考案は、冷水通過後の熱交換器の温度低下による
給湯温の立上がり遅れを防止することができる効果があ
る。
の給湯器と同等以上であり、使用者に故障したとの誤解
を与えずに安心して使用してもらえる効果がある。すな
わち本考案は、冷水通過後の熱交換器の温度低下による
給湯温の立上がり遅れを防止することができる効果があ
る。
以上の様に本考案の自動風呂装置は、ただ一つの装置
で、浴槽への給湯と一般給湯への給湯が可能であり、か
つ、一般給湯の要求時期の如何に係わらず湯量や湯温の
立ち上がりが良好であり、別個に一般給湯用の給湯器を
備えた場合と同様の性能を発揮する効果がある。
で、浴槽への給湯と一般給湯への給湯が可能であり、か
つ、一般給湯の要求時期の如何に係わらず湯量や湯温の
立ち上がりが良好であり、別個に一般給湯用の給湯器を
備えた場合と同様の性能を発揮する効果がある。
第1図は本考案の一実施例の全体概略図、第2図はその
制御回路の要部ブロック図である。 (1)……給湯器 (5)……風呂給湯管 (9)……水流センサ (10)……浴槽 (11)……風呂装置 (13)……水位センサ (15)……補給制御回路 (17)……給湯優先回路 (21)……補水制御回路
制御回路の要部ブロック図である。 (1)……給湯器 (5)……風呂給湯管 (9)……水流センサ (10)……浴槽 (11)……風呂装置 (13)……水位センサ (15)……補給制御回路 (17)……給湯優先回路 (21)……補水制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 西 一郎 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式 会社ノーリツ内 (72)考案者 木村 和宏 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式 会社ノーリツ内 (72)考案者 松原 正 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式 会社ノーリツ内 (56)参考文献 特開 昭60−60450(JP,A) 特開 昭63−65248(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】給湯器から浴槽内に湯を供給し、また一般
給湯をも併用する自動風呂装置であって、浴槽の水位を
検出する水位センサと、水位センサが設定水位を検出す
ると浴槽への給湯を停止させると共に水位が低下すると
設定水位までの湯を補給させる補給制御回路とを備える
ものにおいて、前記給湯器に水流の有無を検出する水流
センサを設けると共に、該水流センサが水流を検出中に
水位センサが補給信号を出力した場合に水流非検出まで
浴槽への湯の補給を待機せしめる給湯優先回路と、給湯
器のバーナに点火せずに浴槽に水を補給し、その後給湯
器のバーナに点火して管の残留水の水温を上昇させる補
水制御回路が設けられたことを特徴とする自動風呂装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988131932U JP2503539Y2 (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | 自動風呂装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988131932U JP2503539Y2 (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | 自動風呂装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0252050U JPH0252050U (ja) | 1990-04-13 |
| JP2503539Y2 true JP2503539Y2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=31388446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988131932U Expired - Lifetime JP2503539Y2 (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | 自動風呂装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2503539Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6060450A (ja) * | 1983-09-13 | 1985-04-08 | Hitachi Chem Co Ltd | 自動ふろ釜 |
| JPS6065248A (ja) * | 1983-09-20 | 1985-04-15 | Kokusan Denki Co Ltd | 内燃機関速度制御装置 |
| JPH0788971B2 (ja) * | 1986-09-05 | 1995-09-27 | 松下電器産業株式会社 | 風呂釜の制御装置 |
-
1988
- 1988-10-07 JP JP1988131932U patent/JP2503539Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0252050U (ja) | 1990-04-13 |
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