JP3442284B2 - 追い焚き機能付給湯機 - Google Patents

追い焚き機能付給湯機

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JP3442284B2
JP3442284B2 JP12288398A JP12288398A JP3442284B2 JP 3442284 B2 JP3442284 B2 JP 3442284B2 JP 12288398 A JP12288398 A JP 12288398A JP 12288398 A JP12288398 A JP 12288398A JP 3442284 B2 JP3442284 B2 JP 3442284B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、風呂の湯張りや追い
焚き及び給湯を行える追い焚き機能付給湯機に関するも
のである。 【0002】 【従来の技術】従来よりこの種のものに於いては、図1
及び図2に示すように、給湯機本体1内で、給水口8か
ら給水された水道水を給湯フローセンサ11にて通水検
知した後、燃焼部5のバーナ6の燃焼により加熱された
給湯用熱交換器2で熱交換し、その熱交換された水道水
が設定温度になるように、給湯サーミスタ14で温度検
知しながらミキシング弁13にてその熱交換された水道
水と給水口8からの水道水の一部とを混合し、設定温度
になったその混合水を給湯口9から出湯する給湯回路7
と、風呂の浴槽17内の水を循環ポンプ21により給湯
機本体1内でバーナ6の燃焼により加熱された風呂用熱
交換器3にて熱交換した後、再び浴槽17内へ戻し、浴
槽17内から風呂用熱交換器3に送られる浴槽水の温度
を風呂サーミスタ20が検知して、それが設定温度に達
するとバーナ6を消火すると共に、循環ポンプ21を停
止する風呂回路16とを備えていた。 【0003】そして、給湯回路7で設定温度に調節され
たお湯を浴槽17に湯張りするために、給湯回路7と風
呂回路16とを湯張り回路23で接続していた。この湯
張り回路23は、回路内に電磁弁25と、湯張りフロー
センサ26と、逆止弁27とを備え、風呂回路16と湯
張り回路23との接続部分には三方弁24を設け、電磁
弁25が開くと、出湯口9と給湯サーミスタ14との間
に設けた給湯回路7と湯張り回路23との接続部分から
お湯が湯張り回路23へ流れ、これを湯張りフローセン
サ26が通水検知すると、三方弁24が動作して湯張り
回路23と風呂回路16とを開通させて、給湯回路7か
らのお湯を風呂回路16へ供給して浴槽17の湯張りを
行うもので、逆止弁27により風呂回路16から給湯回
路7へは流れないようになっているものである。 【0004】そして、給湯回路7にて給湯運転を行い、
風呂回路16にて風呂の湯張り運転や沸き上げ運転や追
い焚き運転を行い、また、湯張り回路23で給湯回路7
と風呂回路16とを開通することにより、給湯回路7で
設定温度に調節された水道水を浴槽17に供給して湯張
りする湯張り運転を行っていた。 【0005】また、冬など外気温が低い場合、身体の表
面温度や室温が低いため、入浴時に浴槽内のお湯を熱く
感じて浴槽に水を入れ、浴槽内のお湯の温度を下げてか
ら入浴したり、もともとぬるめのお湯が好きな人などの
ために、湯張り回路23により給湯回路7と風呂回路1
6とを開通させて、燃焼部5を消火したままの状態で給
湯回路7から低温の水道水をそのまま風呂回路16へ供
給する、いわゆる差し水を行って浴槽内のお湯の温度を
下げるぬるめ運転を行っていた。 【0006】そして、自動的に風呂のお湯の温度を下げ
るぬるめ運転としては、例えば図4に示すように、ま
ず、リモコン34のぬるめ運転スイッチ37を操作する
と、ミキシング弁13が給湯用熱交換器2を通ってくる
お湯と給水口8からの水道水との混合がお湯側100%
となるように作動し(S101)、次に三方弁24が動
作して湯張り回路23の一端と風呂回路16とを開通さ
せ(S102)、更に、水比例弁15を全閉とし(S1
03)、その状態で電磁弁25を開放して(S10
4)、次に水比例弁15を全開状態にする。(S10
5) 【0007】それにより、燃焼部5を消火したままの状
態で給湯用熱交換器2を通過した低温の水道水が給湯回
路7から湯張り回路23へと流水し、これを湯張り回路
23内の湯張りフローセンサ26が通水検知し、この時
の湯張りフローセンサ26の出力周波数をメモリ32に
記憶させておく。(S106) 【0008】そして、風呂回路16内を通って低温の水
道水が浴槽17に供給されて差し水が行われると同時に
タイマ33がスタートし(S107)、次に湯張りフロ
ーセンサ26の出力周波数が所定値以上減ったか、今の
湯張りフローセンサ26の出力周波数とメモリ32に記
憶されている湯張りフローセンサ26の出力周波数とを
比較する。(S108) 【0009】そして、湯張りフローセンサ26の出力周
波数が所定値以上減った場合は、一般給湯栓が開かれて
給湯運転が要求されたと判断して、水比例弁15を全閉
とし(S109)、その状態で電磁弁25を閉鎖して
(S110)、更に、三方弁24を動作して湯張り回路
23の一端と風呂回路16とを不通にし(S111)、
その時点でぬるめ運転を終了する。(S112)これ
は、ぬるめ運転中に一般給湯栓が開かれて給湯運転が要
求されると、給湯用熱交換器2を通過した低温の水道水
の一部が、給湯口9から一般給湯栓へと流水し、その分
湯張り回路23への流水が減って湯張りフローセンサ2
6の出力周波数が減るためである。 【0010】また、湯張りフローセンサ26の出力周波
数が所定値以上減らなかった場合、タイマ33の経過時
間が予め定めた所定時間に達すると(S113)、ぬる
め運転を完了したものと判断して、水比例弁15を全閉
とし(S109)、その状態で電磁弁25を閉鎖して
(S110)、更に、三方弁24を動作して湯張り回路
23の一端と風呂回路16とを不通にし(S111)、
その時点でぬるめ運転を終了するものである。(S11
2) 【0011】 【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
ものでは、水道管10の水圧をそのまま使用する、いわ
ゆる直圧式のため、水道管10に接続されている他の水
栓を開いたり、水道の給水制限等、給湯運転以外の何か
の原因で給水口8に流れ込む水道水の水圧が低下する
と、給湯回路7から湯張り回路23へと流水する低温の
水道水の水流が低下して、湯張りフローセンサ26の出
力周波数が減り、それが一定値以上減った場合、一般給
湯栓が開かれて給湯運転が要求されたと誤って判断し
て、ぬるめ運転を中止してしまうという問題があった。 【0012】 【問題点を解決するための手段】本発明はこの点に着目
し、上記欠点を解決するため特にその構成を、通水検知
を行う給湯フローセンサを有し、給水された水道水を給
湯用熱交換器にて加熱する給湯回路と、風呂用熱交換器
にて浴槽水の追い焚きを行う風呂回路と、通水検知を行
う湯張りフローセンサを有し、三方弁により前記給湯回
路と風呂回路とを開通・不通状態とする湯張り回路とを
備え、水道水を給湯用熱交換器にて加熱せずに給湯回路
から湯張り回路を経て風呂回路の浴槽に供給し、浴槽水
の風呂温度を風呂設定温度より低くするぬるめ運転を行
う追い焚き機能付給湯機において、ぬるめ運転中に湯張
りフローセンサの出力が一定値以上減り、かつ、給湯フ
ローセンサの出力が一定値以上増えた時、給湯運転の要
求があったと判断して、ぬるめ運転を中止するものであ
る。 【0013】 【作用】まず、リモコン34のぬるめ運転スイッチ37
を操作すると、給湯回路7の給水サーミスタ12にて検
知する給水温度から給水時間を設定し(S1)、次にミ
キシング弁13が給湯用熱交換器2を通ってくるお湯と
給水口8からの水道水との混合お湯側100%となるよ
うに作動し(S2)、そして、三方弁24が動作して湯
張り回路23の一端と風呂回路16とを開通させ(S
3)、更に、水比例弁15を全閉とし(S4)、その状
態で電磁弁25を開放して給湯回路7と湯張り回路23
とを開通させ(S5)、それから、水比例弁15を全開
状態にする。(S6) 【0014】それにより、燃焼部5を消火したままの状
態で給湯用熱交換器2を通過した低温の水道水が、給湯
回路7から湯張り回路23へと流水してぬるめ運転が開
始され、ぬるめ運転が開始されると同時に、タイマ33
内のタイマAをスタートさせる。(S7)そして、この
時の湯張りフローセンサ26の出力周波数及び給湯フロ
ーセンサ11の出力周波数をメモリ32に記憶させる。
(S8)、(S9) 【0015】そして、次にタイマAの経過時間が設定し
た給水時間以上になったか判断し、(S10)、タイマ
Aの経過時間が設定した給水時間以上になっていない場
合、次に湯張りフローセンサ26の出力周波数が、メモ
リ32に記憶させている湯張りフローセンサ26の出力
周波数より3Hz以上増えたか比較し(S15)、3H
z以上増えていない場合は、タイマ33内のタイマBを
スタートさせ(S16)、そして、湯張りフローセンサ
26の出力周波数が、メモリ32に記憶させている湯張
りフローセンサ26の出力周波数より14Hz以上減っ
たか比較し(S17)、14Hz以上減っていた場合
は、更に、給湯回路7の給湯フローセンサ11の出力周
波数が、メモリ32に記憶させている給湯フローセンサ
11の出力周波数より3Hz以上増えたか比較する。
(S18) 【0016】そして、給湯フローセンサ11の出力周波
数が3Hz以上増えていた場合は、タイマ33内のタイ
マBがスタートしてから2秒以上経過したか判断し(S
19)、2秒以上経過した場合、一般給湯栓が開かれて
給湯運転開始されたと判断して、水比例弁15を全閉と
し(S11)、その状態で電磁弁25を閉鎖して(S1
2)、更に、三方弁24が動作して湯張り回路23の一
端と風呂回路16とを不通にして(S13)、ぬるめ運
転を中止する。(S14) 【0017】このように、ぬるめ運転中に、湯張りフロ
ーセンサ26の出力周波数と給湯フローセンサ11の出
力周波数とを検知して、湯張りフローセンサ26の出力
周波数が一定値以上減り、かつ、給湯フローセンサ11
の出力周波数が一定値以上増えた状態が一定時間以上継
続した場合に、一般給湯栓が開かれて給湯運転開始され
たと判断するので、給水口8に流れ込む水道水の水圧が
低下しても一般給湯栓が開かれて給湯運転が要求された
と誤って判断して、ぬるめ運転を中止してしまうことを
防止できるものである。 【0018】 【実施例】次にこの発明にかかる追い焚き機能付給湯機
を図面に示された一実施例で説明する。1は追い焚き機
能付給湯機の本体で、給湯用熱交換器2及び風呂用熱交
換器3とからなる熱交換器4が設けられている。 【0019】5は前記熱交換器4の下部に備えられた燃
焼部で、石油気化式のバーナ6に送風機(図示せず)に
より燃焼用空気を送風すると共に、燃料ポンプ(図示せ
ず)により燃油を供給することにより燃焼を行うもので
ある。 【0020】7は給水口8から給湯用熱交換器2を経て
給湯口9に至る給湯回路で、水道管10に直結している
給水口8から給水された水道水を給湯フローセンサ11
により空焚き防止のため通水検知し、給水サーミスタ1
2にてその温度を検知し、給湯用熱交換器2にて熱交換
した後、設定温度になるようにミキシング弁13にて給
水口8から給水された水道水の一部を混合し、給湯サー
ミスタ14で出湯水の温度を検知して、給湯口9から該
給湯口9に接続されている水栓(図示せず)に向けて出
湯するもので、更にミキシング弁13の下流側には断続
して給湯した場合の湯温ムラを防ぐための水比例弁15
を設けたものである。 【0021】16は浴槽17から往管18を通り、風呂
用熱交換器3を経て復管19を通って再び浴槽17に至
る風呂回路で、浴槽17から往管18を通って風呂用熱
交換器3に流入する浴槽水の温度を検知する風呂サーミ
スタ20と、往管18と風呂用熱交換器3との間に位置
して風呂回路16内に浴槽水を循環させる循環ポンプ2
1と、風呂用熱交換器3と復管19との間に位置して、
空焚き防止のため浴槽水の水流を検知する流水スイッチ
22とを備えたものである。 【0022】23は一端を給湯口9と給湯サーミスタ1
4との間の給湯回路7と接続し、他端を三方弁24を介
してから往管18を通り、風呂用熱交換器3を経て復管
19を通って再び浴槽17に循環ポンプ21と風呂用熱
交換器3との間の風呂回路16と接続した湯張り回路
で、給湯回路7と湯張り回路23との開通及び不通は電
磁弁25の開閉により行い、風呂回路16と湯張り回路
23との開通及び不通は三方弁24の動作により行い、
給湯回路7から供給されたお湯を湯張りフローセンサ2
6により通水検知し、また、逆止弁27にて風呂回路1
6内の浴槽水が給湯回路7内に流れるのを防止している
ものである。 【0023】28はマイコン29を中心とした各種駆動
回路30、電源回路31、メモリ32、及びタイマAと
タイマBとを有するタイマ33等からなる制御部で、リ
モコン34の給湯運転スイッチ35や、自動風呂湯張り
運転スイッチ36や、ぬるめ運転スイッチ37等各種運
転スイッチの操作により、給湯運転、風呂の湯張り運転
や沸き上げ運転や追い焚き運転等を行うものである。 【0024】次に、ぬるめ運転について、以下図3のフ
ローチャートに従って説明する。まず、リモコン34の
ぬるめ運転スイッチ37を操作すると、現在の風呂設定
温度から2〜3℃低いぬるめ温度まで浴槽17の風呂温
度を低くするため、給湯回路7の給水サーミスタ12に
て検知する給水温度から低温の水道水の給水時間を設定
する。(S1) 【0025】これは、ぬるめ運転を行う時、運転開始前
に常に浴槽17内の湯張り量を一定量に調節し、又、給
湯回路7から湯張り回路23へと流水させる低温の水道
水の流量を常に一定にするため、給湯回路7の給水サー
ミスタ12にて検知する給水温度から給湯回路7から湯
張り回路23へと流水させる低温の水道水の流量を設定
することができ、それにより低温の水道水の給水時間を
設定するものである。 【0026】次にミキシング弁13が給湯用熱交換器2
を通ってくるお湯と給水口8からの水道水との混合がお
湯側100%となるように作動し(S2)、次に三方弁
24が動作して湯張り回路23の一端と風呂回路16と
を開通させ(S3)、更に、水比例弁15を全閉とし
(S4)、その状態で電磁弁25を開放して給湯回路7
と湯張り回路23とを開通させ(S5)、次に水比例弁
15を全開状態にする。(S6) 【0027】それにより、燃焼部5を消火したままの状
態で給湯用熱交換器2を通過した低温の水道水が給湯回
路7から湯張り回路23へと流水して、ぬるめ運転が開
始され、それと同時にタイマ33内のタイマAをスター
トする。(S7) 【0028】そして、この時、燃焼部5を消火したまま
の状態で給湯用熱交換器2を通過した低温の水道水が給
湯回路7から湯張り回路23へと流水するのを、湯張り
回路23内の湯張りフローセンサ26が通水検知し、そ
の湯張りフローセンサ26の出力周波数をメモリ32に
記憶する。(S8) 【0029】また、それにより給湯回路7内も給湯用熱
交換器2を通過する低温の水道水の流水を給湯フローセ
ンサ11が通水検知し、この時の給湯フローセンサ11
の出力周波数もメモリ32に記憶させておく。(S9) 【0030】そして、浴槽17には給湯回路7から湯張
り回路23を通過して風呂回路16に流水してきた低温
の水道水が浴槽17に流れ込み、それにより浴槽17内
の浴槽水の温度が低下してくる。 【0031】そして、次にタイマAの経過時間が低温の
水道水の給水時間に達したか判断し(S10)、達した
場合は、ぬるめ運転が完了したと判断して、水比例弁1
5を全閉とし(S11)、その状態で電磁弁25を閉鎖
して給湯回路7と湯張り回路23とを不通にし(S1
2)、次に三方弁24が動作して湯張り回路23の一端
と風呂回路16とを不通にして(S13)、ぬるめ運転
を終了する。(S14) 【0032】また、タイマAの経過時間が低温の水道水
の給水時間に達していない場合は、まず、湯張りフロー
センサ26の出力周波数が、メモリ32に記憶させてい
る湯張りフローセンサ26の出力周波数より3Hz以上
増えたか比較し(S15)、3Hz以上増えていた場合
は、給湯用熱交換器2を通過した低温の水道水が給湯回
路7から湯張り回路23へと流水することにより増えて
いると判断し、再度、湯張りフローセンサ26及び給湯
フローセンサ11の出力周波数をメモリ32に記憶し直
させる。(S8)(S9) 【0033】また、湯張りフローセンサ26の出力周波
数が3Hz以上増えていなかった場合は、タイマBをス
タートさせると共に(S16)、逆に、湯張りフローセ
ンサ26の出力周波数が、メモリ32に記憶させている
湯張りフローセンサ26の出力周波数より14Hz以上
減ったか比較する。(S17) 【0034】これは、一般給湯栓が開かれて給湯運転開
始された場合、湯張りフローセンサ26の出力周波数が
一定値以上減るので、本実施例では一定値を14Hzに
設定して、湯張りフローセンサ26の出力周波数が14
Hz以上減っていなかった場合は、タイマBをストップ
させて(S20)、再度、湯張りフローセンサ26及び
給湯フローセンサ11の出力周波数をメモリ32に記憶
し直させる。(S8)(S9) 【0035】また、14Hz以上減っていた場合は、一
般給湯栓が開かれて給湯運転開始された可能性があると
判断し、更に、給湯回路7の給湯フローセンサ11の出
力周波数が、メモリ32に記憶させている給湯フローセ
ンサ11の出力周波数より3Hz以上増えたか比較す
る。(S18) 【0036】これは、一般給湯栓が開かれて給湯運転開
始された場合、一般給湯栓に向かって流れる分だけ給湯
回路7内を流れる水流が多くなって、給湯フローセンサ
11の出力周波数が一定値以上増えるので、本実施例で
は、一定値を3Hzに設定して、3Hz以上増えていな
かった場合は、給湯運転以外の何かの原因で給水口8に
流れ込む水道水の水圧が低下したと判断して、タイマB
をストップさせて(S20)、再度、湯張りフローセン
サ26及び給湯フローセンサ11の出力周波数をメモリ
32に記憶し直させる。(S8)(S9) 【0037】また、この時、給湯フローセンサ11の出
力周波数が3Hz以上増えていた場合は、タイマBがス
タートしてから2秒以上経過したか判断し(S19)、
2秒以上経過していない場合は、再び、(S17)へ戻
って、湯張りフローセンサ26の出力周波数が14Hz
以上減り(S17)、かつ、給湯フローセンサ11の出
力周波数が3Hz以上増えている状態(S18)である
か、湯張りフローセンサ26と給湯フローセンサ11の
出力周波数をみる。 【0038】また、この時、タイマBがスタートしてか
ら2秒以上経過していた場合、つまり湯張りフローセン
サ26の出力周波数が14Hz以上減り、かつ、給湯フ
ローセンサ11の出力周波数が3Hz以上増えた状態が
一定時間以上継続した場合、一般給湯栓が開かれて給湯
運転開始されたと判断し、タイマAの経過時間をメモリ
32に記憶してから(S21)、水比例弁15を全閉と
し(S22)、その状態で電磁弁25を閉鎖して(S2
3)、更に、三方弁24が動作して湯張り回路23の一
端と風呂回路16とを不通にして(S24)、ぬるめ運
転を中止し(S25)、給湯運転を開始する。(S2
6) 【0039】ここで、湯張りフローセンサ26の出力周
波数が14Hz以上減り、かつ、給湯フローセンサ11
の出力周波数が3Hz以上増えた状態が一定時間以上継
続するのを判断するのは、瞬間的に湯張りフローセンサ
26の出力周波数や給湯フローセンサ11の出力周波数
が変化したことで、一般給湯栓が開かれて給湯運転開始
されたと誤判断するのを防止するためである。 【0040】そして、給湯運転が終了したら(S2
7)、ぬるめ運転の給水時間を再度設定し直すため、ぬ
るめ運転中止前に設定した給水時間から、メモリ32に
記憶されているタイマAの経過時間を減算した時間を新
たに給水時間として設定し(S28)、再び(S2)に
戻ってぬるめ運転を再度行うものである。 【0041】このように、ぬるめ運転中に、湯張りフロ
ーセンサ26の出力周波数と給湯フローセンサ11の出
力周波数とを検知して、湯張りフローセンサ26の出力
周波数が一定値以上減り、かつ、給湯フローセンサ11
の出力周波数が一定値以上増えた状態が一定時間以上継
続した場合に、一般給湯栓が開かれて給湯運転開始され
たと判断するので、給水口8に流れ込む水道水の水圧が
低下しても一般給湯栓が開かれて給湯運転が要求された
と誤って判断して、ぬるめ運転を中止してしまうことを
防止できるものである。 【0042】尚、本実施例では、ぬるめ運転で給湯回路
7から風呂回路16に給水する水道水の量を、給水回路
7の給水サーミスタ12の検知する給水温度から設定
し、それに基づいて給水時間を設定したがこれに限定さ
れず、ぬるめ運転を給水温度に関係なく常に水道水を一
定量給水するようにしてもよいし、ぬるめ運転中に定期
的に風呂回路の循環ポンプ21を駆動させて、風呂サー
ミスタ20の検知する風呂温度が、風呂設定温度より2
〜3℃下がった時、ぬるめ運転を終了させるようにして
もよい。 【0043】 【発明の効果】以上のように本発明は、通水検知を行う
給湯フローセンサを有し、給水された水道水を給湯用熱
交換器にて加熱する給湯回路と、風呂用熱交換器にて浴
槽水の追い焚きを行う風呂回路と、通水検知を行う湯張
りフローセンサを有し、三方弁により前記給湯回路と風
呂回路とを開通・不通状態とする湯張り回路とを備え、
水道水を給湯用熱交換器にて加熱せずに給湯回路から湯
張り回路を経て風呂回路の浴槽に供給し、浴槽水の風呂
温度を風呂設定温度より低くするぬるめ運転を行う追い
焚き機能付給湯機において、ぬるめ運転中に湯張りフロ
ーセンサの出力が一定値以上減り、かつ、給湯フローセ
ンサの出力が一定値以上増えた時、給湯運転の要求があ
ったと判断して、ぬるめ運転を中止するもので、水道管
に接続されている他の水栓を開いたり、水道の給水制限
など、給湯運転以外の何かの原因で給水口に流れ込む水
道水の水圧が低下しても、湯張りフローセンサの出力周
波数は減るものの、給湯フローセンサの出力周波数は一
定値以上増えないので、一般給湯栓が開かれて給湯運転
が要求されたと誤判断せず、誤判断によりぬるめ運転を
中止してしまうのを防止できるものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の一実施例及び従来例を付した追い焚
き機能付給湯機を示す全体構成図。 【図2】同ブロック図。 【図3】同ぬるめ運転のための制御を示すフローチャー
ト図。 【図4】従来例のぬるめ運転のための制御を示すフロー
チャート図。 【符号の説明】 2 給湯用熱交換器 3 風呂用熱交換器 7 給湯回路 11 給湯フローセンサ 16 風呂回路 17 浴槽 23 湯張り回路 24 三方弁 26 湯張りフローセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 政和 新潟県三条市東新保7番7号 株式会社 コロナ内 (56)参考文献 特開 平6−159795(JP,A) 特開 平5−87359(JP,A) 特開 平9−280648(JP,A) 特開 平5−272809(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 1/00 602 F24H 1/00 604

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 通水検知を行う給湯フローセンサを有
    し、給水された水道水を給湯用熱交換器にて加熱する給
    湯回路と、風呂用熱交換器にて浴槽水の追い焚きを行う
    風呂回路と、通水検知を行う湯張りフローセンサを有
    し、三方弁により前記給湯回路と風呂回路とを開通・不
    通状態とする湯張り回路とを備え、水道水を給湯用熱交
    換器にて加熱せずに給湯回路から湯張り回路を経て風呂
    回路の浴槽に供給し、浴槽水の風呂温度を風呂設定温度
    より低くするぬるめ運転を行う追い焚き機能付給湯機に
    おいて、ぬるめ運転中に湯張りフローセンサの出力が一
    定値以上減り、かつ、給湯フローセンサの出力が一定値
    以上増えた時、給湯運転の要求があったと判断して、ぬ
    るめ運転を中止することを特徴とする追い焚き機能付給
    湯機。
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