JPH11211221A - 風呂給湯装置の追い焚き運転制御方法 - Google Patents

風呂給湯装置の追い焚き運転制御方法

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JPH11211221A
JPH11211221A JP10026464A JP2646498A JPH11211221A JP H11211221 A JPH11211221 A JP H11211221A JP 10026464 A JP10026464 A JP 10026464A JP 2646498 A JP2646498 A JP 2646498A JP H11211221 A JPH11211221 A JP H11211221A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給湯使用直後に風呂側で追い焚き運転した場
合でも、循環金具から高温の湯が吐出されるのを防止
し、入浴者に不快感等を与えるのを抑制する。 【解決手段】 給湯使用直後で、給湯側熱交換器3に設
けた熱交換器温度センサ46の検知温度Thが一定温度
Tsよりも高い場合には、気泡発生用バイパス路37の
二方弁44を少し開き、三方弁42を缶体側で通常より
も少し絞った状態にし、石油バーナー6を燃焼させるこ
となく風呂側熱交換器4に湯を循環させる。熱交換器温
度センサ46の検知温度Thが一定温度Tsよりも下が
ると、気泡発生用バイパス路37の二方弁44を閉じ、
三方弁42を缶体側で通常の開度に設定し、石油バーナ
ー6を燃焼させて通常の追い焚き運転に移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は風呂給湯装置の追い
焚き運転制御方法に関する。すなわち、同一の缶体内に
風呂側熱交換器と給湯側熱交換器とを納めて石油バーナ
ー等の燃焼装置で加熱するようにした1缶2水路の風呂
給湯装置における追い焚き運転制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】同一の缶体内に風呂側熱交換器と給湯側
熱交換器とを納めて石油バーナー等の燃焼装置で加熱す
るようにし、また、浴槽の循環金具と風呂側熱交換器の
入口側との間に戻り管路を配管し、浴槽の循環金具と熱
交換器の出口側との間に往き管路を配管し、戻り管路か
ら三方弁を介して分岐させた風呂側バイパス路を往き管
路に合流させた1缶2水路の風呂給湯装置がある。
【0003】このような風呂給湯装置にあっては、風呂
側熱交換器と給湯側熱交換器とが同一缶体内に納められ
ており、給湯使用中には缶体温度が上昇するが、その熱
量は給湯側熱交換器に吸収されて給湯に使用されるた
め、風呂側熱交換器への影響は少ない。しかし、給湯使
用を終了すると、後沸きのために給湯用熱交換器内には
高温の湯が溜まった状態となり、給湯側熱交換器からの
放熱で風呂側熱交換器内の温度が上昇して風呂側熱交換
器内には高温の湯溜まりが生じる。
【0004】追い焚き運転によって、この高温の湯溜ま
りが往き管内を移動し、浴槽の循環金具から吐出される
と危険であるから、従来にあっては、給湯直後には数分
間送風して(ポストパージ)給湯側熱交換器や風呂側熱
交換器を冷却していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法では、ポストパージによって給湯側熱交換器や
風呂側熱交換器の温度が下がらないうちに、風呂側で追
い焚き運転が行なわれると、風呂側熱交換器内に溜まっ
ている高温の湯溜まりがさらに加熱され、往き管を移動
して循環金具から浴槽内へ吐出されてしまい、入浴者に
不快感や熱感を与える恐れがあった。
【0006】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、給湯使用直
後に風呂側で追い焚き運転した場合でも、循環金具から
高温の湯が吐出されるのを防止し、入浴者に不快感等を
与えるのを抑制することにある。
【0007】
【発明の開示】請求項1に記載の風呂給湯装置の追い焚
き運転制御方法は、給湯側熱交換器と風呂側熱交換器と
を同一缶体内に納めて燃焼装置により加熱するように
し、浴槽の循環金具と風呂側熱交換器との間に追い焚き
用の循環回路を構成した風呂給湯装置において、給湯側
熱交換器又は風呂側熱交換器の温度が一定温度よりも高
い場合には、前記燃焼装置を燃焼させることなく循環回
路に浴槽内の湯を循環させ、給湯側熱交換器又は風呂側
熱交換器の温度が一定温度以下に下がったとき、前記燃
焼装置を燃焼させて循環回路の風呂側熱交換器に浴槽の
湯を循環させることを特徴としている。
【0008】請求項1に記載の追い焚き運転制御方法で
は、後沸きによって給湯側熱交換器又は風呂側熱交換器
の温度が高くなっている場合には、燃焼装置を燃焼させ
ることなく風呂側熱交換器に浴槽の湯を循環させている
ので、風呂側熱交換器内に溜まっていた湯溜まりがさら
に加熱されて循環金具から吐出されることがなく、追い
焚き運転時の安全性を高めることができる。
【0009】また、請求項2に記載の実施態様は、請求
項1記載の風呂給湯装置の追い焚き運転制御方法におい
て、前記風呂側熱交換器をバイパスするようにして前記
循環回路にバイパス路を設け、このバイパス路を開閉す
るための手段を設けた風呂給湯装置において、給湯側熱
交換器又は風呂側熱交換器の温度が一定温度よりも高い
場合には、前記バイパス路開閉手段によってバイパス路
を開き、前記燃焼装置を燃焼させることなく循環回路に
浴槽内の湯を循環させ、給湯側熱交換器又は風呂側熱交
換器の温度が一定温度以下に下がったとき、前記バイパ
ス路開閉手段によってバイパス路を閉じ、前記燃焼装置
を燃焼させて循環回路の風呂側熱交換器に浴槽の湯を循
環させることを特徴としている。
【0010】請求項2に記載の追い焚き運転制御方法で
は、後沸きによって給湯側熱交換器又は風呂側熱交換器
の温度が高くなっている場合には、燃焼装置を燃焼させ
ることなく風呂側熱交換器に浴槽の湯を循環させ、さら
にバイパス路を開いて風呂側熱交換器から流れ出た湯に
バイパス路を通過した低温の湯を混合して循環金具から
吐出しているので、風呂側熱交換器内に溜まっていた高
温の湯溜まりが低温の湯との混合によって温度を下げら
れる。従って、より一層、追い焚き運転時の安全性を高
めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は本発明
の一実施形態による風呂給湯装置1の構成を示す図であ
る。缶体2内には給湯側熱交換器3、風呂側熱交換器4
が配設されており、熱交換器3,4の下方には石油バー
ナー6及び送風ファン7が設けられ、缶体2の上面には
排熱口5が開口されている。
【0012】石油バーナー6にあっては、オイル供給路
8に設けられた電磁弁9を開き、電磁ポンプ10を運転
すると、オイル(石油)がオイル供給路8を循環してノ
ズル11からミスト状に吐出され、ノズル11から吐出
されたミスト状のオイルはエアと混合され、燃焼する。
また、石油バーナー6は、ノズル11から吐出されるオ
イルに点火するための着火装置12、燃焼を監視するた
めの燃焼検知センサ(フレームロッド)13を有してい
る。送風ファン7は石油バーナー6に強制的にエアを供
給しており、最適な空燃比でオイルを燃焼させるように
制御される。
【0013】給湯側熱交換器3には給水路14及び給湯
路15が接続されており、出湯用給湯器が構成されてい
る。フィルタ17を通して給水路14から導入された水
(市水)は、石油バーナー6の燃焼中においては給湯側
熱交換器3を通過しながら加熱され、給湯側熱交換器3
から給湯路15へ送り出される。給湯側バイパス路16
は、給湯側熱交換器3をバイパスするようにして給水路
14と給湯路15の間を接続しており、給湯側熱交換器
3で加熱された湯と給湯側バイパス路16を流れた水は
混合されて湯水混合路25へ供給される。給湯側バイパ
ス路16を流れる水の流量と湯水混合路25から出湯さ
れる湯の流量とは、それぞれ水比例弁19及び水量サー
ボ弁20によって制御される。
【0014】水量センサ18、入水温度センサ21、缶
体出湯温度センサ22、ミキシング温度センサ23の出
力(計測信号)はコントローラ(図示せず)に入力さ
れ、コントローラは、給湯側熱交換器3から給湯路15
へ出湯される缶体出湯温度や、湯水混合路25へ出湯さ
れる湯水混合温度が設定値に等しくなるよう、石油バー
ナー6の火力や水比例弁19を制御する。こうして設定
温度に調整された湯は、湯水混合路25を通って給湯栓
24等から出湯される。また、給湯側熱交換器3には、
熱交換器温度センサ46が取り付けられており、給湯側
熱交換器3もしくはその残水の温度を検出している。
【0015】風呂側熱交換器4は風呂装置の一部を構成
している。すなわち、風呂装置は、石油バーナー6で加
熱される風呂側熱交換器4と、風呂側熱交換器4の入口
側に接続された風呂側入水管33及び浴槽47の循環金
具48に接続された戻り管32からなる戻り管路と、風
呂側熱交換器4の出口側に接続された風呂側出湯管34
及び浴槽47の循環金具48に接続された往き管35か
らなる往き管路と、風呂側入水管33と戻り管32との
接続点から三方弁42を介して分岐し、風呂側熱交換器
4をバイパスして風呂側出湯管34と往き管35との接
続点に合流する風呂側バイパス路36と、風呂側熱交換
器4及び風呂側バイパス路36をさらにバイパスして戻
り管32と往き管35とに連通し、二方弁44を有する
気泡発生用バイパス路37を備えている。ここで、風呂
側バイパス路36は、主として循環判定や湯の落とし込
み時に用いられるものであり、気泡発生用バイパス路3
7は主として泡バス運転用に用いられるものである。
【0016】戻り管32には、水位センサ38、循環ポ
ンプ39、風呂側水流スイッチ40及びサーミスタ等の
湯温センサ41が設けられている。また、浴槽47の循
環金具48にはエア管45が接続されており、エア管4
5は往き管35に連通している。
【0017】前記戻り管32、風呂側入水管33、風呂
側熱交換器4、風呂側出湯管34および往き管35は追
い焚き回路を構成しており、前記湯水混合路25から分
岐された分岐管26は、バキュームブレーカ27、落と
し込み水電磁弁28、水量センサ29、逆止弁30及び
接続管31を経て追い焚き回路の往き管35につながっ
ている。
【0018】上記三方弁42の構造を図2(a)(b)
の断面図に示す。三方弁42は、戻り管32、風呂側バ
イパス路36及び風呂側入水管33に連通したケーシン
グ49内に円柱状をしたバルブ本体51を回転自在に納
めたものであり、バルブ本体51には下面から側面にか
けて略L字状に屈曲した水通路52が開口されている。
バルブ本体51の下面に開口した水通路52は常に戻り
管32内に連通しており、バルブ本体51の側面に開口
した水通路52は、バルブ本体51の回転に伴って風呂
側入水管33側(以下、缶体側という)と風呂側バイパ
ス路36側(以下、バイパス側という)との間で切り替
わるようになっている。
【0019】バルブ本体51は、ステッピングモータ
(パルスステップモータ)43の回転軸50に取付けら
れており、ステッピングモータ43のステップ数を指定
することにより回転角を制御され、例えば0°〜315
°の範囲内の任意の角度で回転可能となっている。よっ
て、缶体側で全開になった状態やバイパス側で全開にな
った状態に限らず、任意の半開状態でも用いることがで
きる。
【0020】(追い焚き運転時の動作)次に、風呂給湯
装置1の追い焚き運転時の動作を図3のフロー図により
説明する。浴室内のリモートコントローラ(図示せず)
等に設けられている追い焚きスイッチをオンにすると
(S1)、缶体2内がポストパージにより充分に温度が
下がっている通常の状態では(つまり、給湯直後から時
間が経過していて熱交換器温度センサ46の検知温度T
hが所定温度Ts以下である場合)、三方弁42を缶体
側で通常の開度(半開状態または全開状態)にセット
し、気泡発生用バイパス路37の二方弁44を全閉にし
(S6)、循環ポンプを運転する(S7)と共に石油バ
ーナー6を燃焼させ(S8)、図4に示すように風呂側
熱交換器4に浴槽47内の湯を循環させて加熱し、追い
焚きスイッチがオフになるまで(S9)追い焚き運転を
行なう。
【0021】これに対し、給湯直後で熱交換器温度セン
サ46によって検出される給湯器温度Thが所定温度T
sよりも高い場合には(S2)、追い焚きスイッチをオ
ンにすると(S1)、三方弁42は缶体側において通常
の開度よりも少し絞られ、気泡発生用バイパス路37の
二方弁44は少し開かれる(S3)。ついで、循環ポン
プを運転し(S4)、石油バーナー6を燃焼させること
なく風呂側熱交換器4に浴槽47内の湯を循環させる。
よって、図5に示すように、風呂側熱交換器4内を加熱
されることなく循環した湯と気泡発生用バイパス路37
を通過した低温の湯とが混合して循環金具48から吐出
される。従って、風呂側熱交換器4内に高温の湯溜まり
があっても、この湯溜まりはさらに加熱されることなく
追い焚き回路を循環し、気泡発生用バイパス路37を通
過した低温の湯と混合されて循環金具48から吐出され
るので、入浴者に不快感や熱感を与える恐れがない。
【0022】こうして石油バーナー6を燃焼させること
なく風呂側熱交換器4に湯を循環させているうちに給湯
側熱交換器3の熱交換器温度センサ46の検知温度Th
が一定温度Tsよりも下がると、三方弁42を缶体側で
通常の開度にセットし、気泡発生用バイパス路37の二
方弁44を全閉にし(S6)、循環ポンプを運転する
(S7)と共に石油バーナー6を燃焼させ(S8)、図
4に示すように熱交換器に浴槽47内の湯を循環させて
追い焚きする。その後、追い焚きスイッチがオフになる
と(S5,S9)追い焚き運転が停止する。
【0023】(気泡運転)次に、上記風呂給湯装置1に
おける気泡運転について説明する。気泡運転時には、図
6に示すように、三方弁42をバイパス側で全開状態と
し、気泡発生用バイパス路37の二方弁44も全開と
し、落とし込み水電磁弁28を全閉状態にし、循環ポン
プ39の運転を開始する。循環ポンプ39を運転する
と、戻り管32から吸引された浴槽47内の湯は、風呂
側バイパス路36及び気泡発生用バイパス路37を通っ
て往き管35へ入り、エア管45から導入されたエアを
巻き込んで気泡を含んだ水流として循環金具48から噴
出される。この場合には、風呂側バイパス路36と気泡
発生用バイパス路37を湯が流れるので、流量を稼ぐこ
とができ、気泡を含んだ強い水流を循環金具48から噴
出させることができる。
【0024】気泡運転時に、三方弁42を缶体側でなく
バイパス側へ切り替えている理由は、三方弁42を缶体
側で開いて気泡運転すると、給湯動作により石油バーナ
ー6が燃焼すると、高温の湯が循環金具48から不測に
吐出されるためである。しかし、風呂給湯装置1の保温
スイッチがオンになっていると、保温タイマが一定時間
をカウントしてアップすると、その都度自動的に追い焚
き運転される。気泡運転中に保温モードにおける追い焚
き運転が開始すると、図7に示すように、三方弁42が
バイパス側から缶体側へ切り替わるので、その際、三方
弁42はバイパス側でも缶体側でも開いていない閉塞状
態を経過し、気泡運転で循環金具から吐出される水流の
勢いが低下する。また、同時に追い焚き運転を許容する
場合には、空焚き防止のため確実に循環スイッチをオン
にする必要があり、そのためには二方弁44の開度はか
なり小さく絞る必要があり、やはり循環金具48から吐
出される水流の勢いが弱くなる。さらには、予測しない
ときに循環金具48から高温の湯が吐出され、入浴者に
不快感や熱感を与える恐れがある。
【0025】そのため、この風呂給湯装置1において
は、気泡運転中に保温モードによる定期的な追い焚き運
転のコールが発生した場合には、そのコールを受け付け
ず、気泡運転中には保温モードによる追い焚きが行なわ
れないようにしている。
【0026】ただし、入浴者が浴室リモコンの追い焚き
スイッチをオンにして追い焚き運転を開始した場合に
は、気泡運転と追い焚き運転が同時に行なわれるように
する。この場合には、入浴者の意志によるものであるか
ら、問題ないと考えられるからである。
【0027】また、先に保温モードで追い焚き運転が行
なわれているときに、気泡運転のスイッチをオンにした
場合にも、追い焚きと気泡運転が同時に行なわれるよう
にしている。この場合には、既に浴槽47内の湯の温度
が低下しているため、気泡運転を行なわせても高温の湯
が吐出されたりする恐れがないと考えられるからであ
る。
【0028】(第2の実施形態)また、熱交換器温度セ
ンサ46の検知温度Thが一定温度Tsよりも下がって
も直ちに通常の追い焚き動作に移行させず、図8のフロ
ー図に示すように、熱交換器温度センサ46の検知温度
Thが一定温度Tsよりも下がったら遅延タイマをスタ
ートさせ(S10)、所定時間経過して遅延タイマがカ
ウントアップしたら(S11)通常の追い焚き動作に移
行するようにしてもよい。
【0029】(第3の実施形態)また、上記実施形態で
は、1つの比較温度Tsによって動作を分岐させたが、
2つの比較温度Ts1とTs2(Ts1>Ts2)を用
いてもよい。すなわち、図9のフロー図に示すように、
熱交換器温度センサ46の検知温度ThをTs1,Ts
2と比較し(S12)、検知温度ThがTs1よりも
高い場合には、石油バーナー6を燃焼させず、かつ気泡
発生用バイパス路37を開いて風呂側熱交換器4と気泡
発生用バイパス路37に湯を循環させ(S3〜S5)、
検知温度ThがTs2よりも高く、Ts1よりも低い
場合には、石油バーナー6を燃焼させることなく、かつ
気泡発生用バイパス路37を閉じて風呂側熱交換器4に
湯を循環させ(S13〜S15)、検知温度ThがT
s2よりも低い場合には、石油バーナー6を燃焼させ、
かつ気泡発生用バイパス路37を閉じて通常の追い焚き
動作を行なう(S6〜S9)ようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による風呂給湯装置を示す
構成図である。
【図2】(a)(b)は三方弁の構造を示す概略断面図
である。
【図3】追い焚き運転時の動作を説明するフロー図であ
る。
【図4】同上の風呂給湯装置による追い焚き運転の状態
を示す概略図である。
【図5】同上の風呂給湯装置による追い焚き運転の別な
状態を示す概略図である。
【図6】同上の風呂給湯装置において気泡運転している
状態を示す概略図である。
【図7】同上の風呂給湯装置において気泡運転している
とき、追い焚き運転が割込んだ状態を示す概略図であ
る。
【図8】本発明の別な実施形態による追い焚き運転時の
動作を説明するフロー図である。
【図9】本発明のさらに別な実施形態による追い焚き運
転時の動作を説明するフロー図である。
【符号の説明】
3 給湯側熱交換器 4 風呂側熱交換器 36 風呂側バイパス管 37 気泡発生用バイパス路 39 循環ポンプ 42 三方弁 44 二方弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給湯側熱交換器と風呂側熱交換器とを同
    一缶体内に納めて燃焼装置により加熱するようにし、浴
    槽の循環金具と風呂側熱交換器との間に追い焚き用の循
    環回路を構成した風呂給湯装置において、 給湯側熱交換器又は風呂側熱交換器の温度が一定温度よ
    りも高い場合には、前記燃焼装置を燃焼させることなく
    循環回路に浴槽内の湯を循環させ、 給湯側熱交換器又は風呂側熱交換器の温度が一定温度以
    下に下がったとき、前記燃焼装置を燃焼させて循環回路
    の風呂側熱交換器に浴槽の湯を循環させることを特徴と
    する風呂給湯装置の追い焚き運転制御方法。
  2. 【請求項2】 前記風呂側熱交換器をバイパスするよう
    にして前記循環回路にバイパス路を設け、このバイパス
    路を開閉するための手段を設けた風呂給湯装置におい
    て、 給湯側熱交換器又は風呂側熱交換器の温度が一定温度よ
    りも高い場合には、前記バイパス路開閉手段によってバ
    イパス路を開き、前記燃焼装置を燃焼させることなく循
    環回路に浴槽内の湯を循環させ、 給湯側熱交換器又は風呂側熱交換器の温度が一定温度以
    下に下がったとき、前記バイパス路開閉手段によってバ
    イパス路を閉じ、前記燃焼装置を燃焼させて循環回路の
    風呂側熱交換器に浴槽の湯を循環させることを特徴とす
    る、請求項1に記載の風呂給湯装置の追い焚き運転制御
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008164233A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Toho Gas Co Ltd 風呂装置
CN112617594A (zh) * 2020-11-30 2021-04-09 深圳爱特嘉智能科技有限公司 电加热容器及流体品质检测方法

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CN112617594B (zh) * 2020-11-30 2022-03-25 深圳爱特嘉智能科技有限公司 电加热容器及流体品质检测方法

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