JP3009332B2 - 自動給湯風呂装置 - Google Patents

自動給湯風呂装置

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JP3009332B2 JP6288892A JP28889294A JP3009332B2 JP 3009332 B2 JP3009332 B2 JP 3009332B2 JP 6288892 A JP6288892 A JP 6288892A JP 28889294 A JP28889294 A JP 28889294A JP 3009332 B2 JP3009332 B2 JP 3009332B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は風呂の追焚き用の風呂
循環回路と、給湯用の給湯回路とを備えた自動給湯風呂
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種のものに於いては、例え
ば特公平6−46110号公報に開示されている如く、
給湯回路からの湯張り回路を循環ポンプを備えた往管側
に接続し、給湯回路を利用して浴槽への湯張りを行うも
のであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの従来のも
のでは、水道圧をそのまま利用した給湯回路であり、湯
張りもこの圧を利用して行われる為に、安価な合成樹脂
製の循環ポンプを使用したものでは、破損する危険を有
するものであり、又これを防止する為に単に循環ポンプ
を備えない復管に接続したのでは、この種強制循環方式
で使用される循環ポンプは自吸式であるので、呼び水の
補給が出来なくなると言う新たな問題が発生するもので
あった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】この発明はこの点に着
目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、浴槽と風
呂用熱交換器とを自吸式で合成樹脂製の循環ポンプを備
えた往管及び復管とで連通した風呂循環回路と、入水管
と給湯用熱交換器と出湯管とを順に連結した給湯回路と
を具備し、更に前記した風呂循環回路と給湯回路とは出
湯管から分岐した湯張り回路で連通されたものに於い
て、前記湯張り回路は循環ポンプが備えられていない復
管に接続すると共に、該復管と循環ポンプの吐出側の往
管とは風呂循環回路より細径のバイパス管で連通したも
のである。
【0005】
【作用】湯張り回路27の電磁弁29を開口させバ−ナ
14の燃焼を開始させて湯張り動作を行わせれば、給湯
用熱交換器13で加熱された温水はミキシング弁21で
冷水とミキシングされて設定温度より数度低い温水とな
り、湯張り回路27を介して復管12より浴槽2に供給
され、第2流量センサ28による設定湯量のカウントで
湯張りを停止した後、循環ポンプ7を駆動させて風呂循
環回路1による設定温度までの追焚きで湯張り動作が完
了するものであり、この湯張り温水は循環ポンプ7が設
けられていない復管12を介して浴槽2に供給されるの
で、湯張りで循環ポンプ7に圧力がかかる心配がなく、
合成樹脂での形成も可能であり安価に提供出来るもので
ある。
【0006】又湯張り途中でバイパス管32を介して循
環ポンプ7には、呼び水が供給され次の追焚き動作に支
障をきたすことがなく、スム−ズな駆動が行えるもので
あり、更にこのバイパス管32は循環ポンプ7の吐出側
33に接続されているので、復管12が接続した浴槽2
の流出口10まで浴槽水がない状態でも、自吸式の循環
ポンプ7がバイパス管32を介して空気のみを吸引し
て、空運転を継続すると言う異常状態を招く不具合がな
く、常に良好な作動を得ることが出来るものである。
【0007】
【実施例】次にこの発明に係る自動給湯風呂装置を図面
に示された好適な一実施例で説明する。1は浴槽2と風
呂用熱交換器3とを結ぶ風呂循環回路で、浴槽2の流出
口4と風呂用熱交換器3下部とを結び途中には、湯温を
検知する風呂サ−ミスタ5及び異常温度上昇を防止する
異常停止サ−モ6及び合成樹脂で形成された自吸式の循
環ポンプ7及び浴槽水の有無を検知する流水スイッチ8
を備えた往管9と、風呂用熱交換器3上部と浴槽2の流
入口10とを結び途中には、風呂用熱交換器3側から浴
槽2への流通は許容するが、風呂用熱交換器3への逆流
は阻止する逆止弁11を備えた復管12とから構成され
ている。
【0008】13は風呂用熱交換器3と同一フィンに連
結され1つのバ−ナ14で加熱される1缶2回路で且つ
水道圧をそのまま利用する直圧式の給湯用熱交換器で、
前記給湯用熱交換器13に流入する水量を検知する第1
流量センサ15及び給水サ−ミスタ16を備え市水道と
連結する入水管17と、熱交サ−ミスタ18及び加熱防
止サ−モ19及び入水管17から分岐したバイパス管2
0が連結し温水と冷水のミキシングを行うミキシング弁
21及び水比例弁22及び給湯サ−ミスタ23及び空焚
き電極24とを備えた出湯管25とによって給湯回路2
6を構成するものである。
【0009】27は給湯回路26のミキシング弁21下
流の出湯管25から分岐し、他端を風呂循環回路1の復
管12で逆止弁11より浴槽2側に接続して、給湯回路
26から設定温度で設定量の温水を浴槽2に湯張りする
湯張り回路で、出湯管25側から湯張り量をカウントし
て制御する第2流量センサ28、湯張り回路27の開閉
を行う電磁弁29、真空破損を行うホッパ−30、出湯
管25側への浴槽水の逆流を防止する湯張り逆止弁31
を順に備えている。
【0010】32は前記湯張り回路27他端の接続部よ
り浴槽2側の復管12と、循環ポンプ7の吐出側33の
往管9とを連通したバイパス管で、風呂循環回路27の
配管径がほぼ12〜13mmに対してこれの1/4であ
る3mmの直径から成る細管で構成され、通常追焚き時
の循環ではその管径抵抗によって流通量を抑制し、追焚
きへの影響を防止するものであり、更に湯張り時には循
環ポンプ7の吐出側33に湯張り温水の一部を呼び水と
して供給するものである。
【0011】34は浴槽2の流出口4と連通した循環ポ
ンプ7の吸引側であり、35は給水口で給水フィルタ3
6を有しており、37はシャワ−や給湯栓(図示せず)
に接続される出湯口で過圧逃し弁38を備えている。
【0012】次にこの発明一実施例の作動について説明
する。今給湯を行う場合、先ず台所等の適所及び浴室に
それぞれ備えられたリモコン(図示せず)の給湯スイッ
チをONした後、給湯温度を希望する所定温度にセット
して給湯栓を開口すれば、第1流量センサ15が給湯回
路26の水の流れを検知してバ−ナ14を燃焼させ、給
湯サ−ミスタ23の湯温検知でバ−ナ14の燃焼を制御
して所定温度の温水を給湯するものである。又第1流量
センサ15が流量をカウントしてこの流量がバ−ナ14
の加熱能力以上の800リットル以上になった時には、
ミキシング弁21が作動して給湯用熱交換器13への流
量を絞ると共に、冷水とのミキシングによって所定温度
で所定量の給湯が行えるようにするものである。
【0013】次に風呂の追焚きの場合には、先ず循環ポ
ンプ7を駆動させて風呂循環回路1内に浴槽水の流れが
あるかどうかを流水スイッチ8で検知し、流水スイッチ
8がONしなければ浴槽水なしと判断して追焚きをせず
停止し、流水スイッチ8がONすれば継続して循環ポン
プ7を駆動させると共に、バ−ナ14の燃焼を開始させ
て追焚きを行い風呂サ−ミスタ5が予め設定された設定
温度を検知することで追焚きを停止して風呂の沸き上げ
を完了するものである。
【0014】次に給湯回路26から浴槽2に自動湯張り
を行う場合には、自動湯張りスイッチ(図示せず)のO
Nで先ず風呂循環回路1の循環ポンプ7を駆動させて流
水スイッチ8のON、OFFを確認し、ONの場合には
残水有りとして湯張り動作を停止して、上記追焚き動作
に自動的に移行させるものであり、OFFの場合には残
水なしと判断し循環ポンプ7停止後に、湯張り回路27
の電磁弁29を開口すると共にバ−ナ14を燃焼させ、
リモコンで設定した設定温度より数度低い湯温となるよ
うにミキシング弁21及び給湯サ−ミスタ23で制御し
ながら湯張り回路27を介して浴槽2に湯張りするもの
であり、そして第2流量センサ28が予め設定された流
量を検知することで、浴槽2がいっぱいとなったと判断
して電磁弁29を閉口させ湯張り動作を終了すると共
に、続けて設定温度までの追焚きを行って完了するもの
である。
【0015】一方この湯張りは風呂循環回路1の復管1
2を介して行われ、この復管12には風呂用熱交換器3
への湯張り温水の流通を阻止する逆止弁11が備えられ
ているので、湯張り温水が再び加熱される心配がなく、
常に設定温度に維持された良好な湯張りが行えるもので
あり、しかも湯張り回路27が接続されたこの復管12
には循環ポンプ7が備えられていないので、水道圧を利
用した湯張りが行われても循環ポンプ7が破損する心配
がないので、該循環ポンプ7を安価な合成樹脂で形成す
ることが出来るものである。
【0016】更にこの湯張り時、バイパス管32を介し
て湯張り温水の一部は循環ポンプ7の吐出側33に流
れ、この後行われる追焚きによる循環ポンプ7駆動時の
呼び水として作用し、スム−ズな追焚きが行われるもの
であり、又このバイパス管32が循環ポンプ7の吐出側
33に接続されているので、浴槽2の流出口10が浴槽
水面より上に出ている状態でも、循環ポンプ7の駆動で
空気が該循環ポンプ7に吸引されて空運転状態となるこ
とがなく、万一空気が吸引されても循環ポンプ7の吐出
側33であるので、風呂循環回路1を介してすぐに抜け
てしまい異常状態に陥る心配はないものである。
【0017】
【発明の効果】要するにこの発明は、浴槽2と風呂用熱
交換器3とを自吸式で合成樹脂製の循環ポンプ7を備え
た往管9及び復管12とで連通した風呂循環回路1と、
入水管17と給湯用熱交換器13と出湯管25とを順に
連結した給湯回路26とを具備し、更に前記した風呂循
環回路1と給湯回路26とは出湯管25から分岐した湯
張り回路27で連通されたものに於いて、前記湯張り回
路27は循環ポンプ7が備えられていない復管12に接
続すると共に、該復管12と循環ポンプ7の吐出側33
の往管9とは風呂循環回路1より細径のバイパス管32
で連通されたものであるから、循環ポンプを安価な合成
樹脂で形成しても破損する心配がなく安心して使用出来
るものであり、更に呼び水も確実に確保され空運転の危
険もなく常に良好な作動が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明一実施例を付した自動給湯風呂装置の
概略構成図。
【符号の説明】
1 風呂循環回路 2 浴槽 3 風呂用熱交換器 7 循環ポンプ 9 往管 12 復管 13 給湯用熱交換器 17 入水管 25 出湯管 26 給湯回路 27 湯張り回路 32 バイパス管 33 吐出側
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 1/00 303 F24H 1/00 602

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽2と風呂用熱交換器3とを自吸式で
    合成樹脂製の循環ポンプ7を備えた往管9及び復管12
    とで連通した風呂循環回路1と、入水管17と給湯用熱
    交換器13と出湯管25とを順に連結した給湯回路26
    とを具備し、更に前記した風呂循環回路1と給湯回路2
    6とは出湯管25から分岐した湯張り回路27で連通さ
    れたものに於いて、前記湯張り回路27は循環ポンプ7
    が備えられていない復管12に接続すると共に、該復管
    12と循環ポンプ7の吐出側33の往管9とは風呂循環
    回路1より細径のバイパス管32で連通した事を特徴と
    する自動給湯風呂装置。
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