JP2000213805A - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

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JP2000213805A
JP2000213805A JP11017575A JP1757599A JP2000213805A JP 2000213805 A JP2000213805 A JP 2000213805A JP 11017575 A JP11017575 A JP 11017575A JP 1757599 A JP1757599 A JP 1757599A JP 2000213805 A JP2000213805 A JP 2000213805A
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hot water
water supply
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bathtub
supply terminal
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JP11017575A
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Kenichi Yamaguchi
憲一 山口
Teizo Nanbu
貞三 南部
Kenji Kawai
健児 河井
Noriaki Maeshiro
典昭 前城
Yoshiyuki Fujii
善行 藤井
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Noritz Corp
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Noritz Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温水シャワーや給湯カラン等の給湯端末器に
おいて、初回給湯時の初期に冷水が出るのを軽減するこ
とができ、また浴槽への給湯完了後の後沸き水をうまく
利用することができる給湯装置の提供を課題とする。 【解決手段】 シャワー等の給湯端末器20に対して給
湯器10から給湯回路14、15を配設してなる給湯装
置であって、前記給湯端末器20の少し手前の給湯回路
15から浴槽40に向けて分岐され、前記給湯回路15
内の水を浴槽40内に排出することで該給湯回路15を
給湯器10からの新たな温水と入れ替えるための即湯用
回路60を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室やその他の場所にある温水シ
ャワーや給湯カラン等の給湯端末器においては、一般
に、それら温水シャワー等のカランが開かれることで、
給湯器での燃焼が開始され、給湯器からの温水が給湯回
路を通って温水シャワー等に達するようにしている。一
方、風呂設備においては、給湯器から温水を供給して浴
槽の湯張りや浴槽への給湯を行うことができるようにし
ているものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
温水シャワーや給湯カラン等の給湯端末器においては、
その初回給湯時には、シャワー温度等が所定の温度に上
昇するまでの数秒間は冷たい水が供給されるため、快適
性が損なわれ、またその間は利用せずにそのまま捨てて
しまうという問題があった。一方、給湯器により浴槽へ
の湯張りや給湯を行うものにおいては、その浴槽への湯
張り等が完了した時点において、給湯器内やその周辺に
後沸きの高温水が残留するという問題があった。
【0004】そこで本発明は上記不都合を解消し、温水
シャワーや給湯カラン等の給湯端末器において、初回給
湯時の初期に冷水が出るのを軽減することができる給湯
装置の提供を課題とする。また浴槽への給湯完了後の後
沸き水をうまく利用することができる給湯装置の提供を
課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の給湯装置は、シャワー等の給湯端末器に対
して給湯器から給湯回路を配設してなる給湯装置であっ
て、前記給湯端末器の少し手前の給湯回路から浴槽に向
けて分岐され、前記給湯回路内の水を浴槽内に排出する
ことで該給湯回路を給湯器からの新たな温水と入れ替え
るための即湯用回路を設けたことを第1の特徴としてい
る。また本発明の給湯釜置は、上記第1の特徴に加え
て、即湯用回路を、浴槽水を循環加熱する風呂釜の前記
循環加熱路に接続させたことを第2の特徴としている。
また本発明の給湯装置は、上記第1の特徴に加えて、即
湯用回路を浴槽に直接導いて臨ませたことを第3の特徴
としている。また本発明の給湯装置は、上記第1〜3の
何れかの特徴に加えて、給湯端末器に温水を供給する給
湯器で浴槽への給湯をも行う構成とし、給湯器による浴
槽への給湯を終了した際に、即湯用回路を開いて給湯端
末器への給湯回路を給湯器からの新たな温水と入れ替え
る構成としたことを第4の特徴としている。また本発明
の給湯装置は、上記第1〜4の何れかの特徴に加えて、
即湯用回路は一定時間だけ若しくは一定流量が流れるま
で開く構成としたことを第5の特徴としている。また本
発明の給湯装置は、上記第1〜4の何れかの特徴に加え
て、給湯器から給湯端末器への給湯回路に温度センサを
設け、給湯回路の温度が一定温度以上になるまで即湯用
回路を開く構成としたことを第6の特徴としている。ま
た本発明の給湯装置は、上記第1〜6の何れかの特徴に
加えて、給湯端末器を浴室内にある給湯端末器とし、浴
室内に人が入っていることを検出すると、即湯用回路を
開いて給湯端末器への給湯回路を給湯器から供給する新
たな温水と入れ替える構成としたことを第7の特徴とし
ている。
【0006】上記第1の特徴によれば、即湯用回路が開
かれることで、シャワー等の給湯端末器への給湯回路内
に存在する水が、即湯用回路を通って浴槽に排出され、
給湯器側からの新しい温水で置き換えられる。よって、
給湯器側において残留する後沸き等による温水で或いは
その間における給湯運転により生じた温水で前記給湯端
末器の手前の管路が満たされ、給湯端末器の使用開始初
期に冷水が出るのを軽減することができる。なお前記排
出される水は浴槽内に導かれるので、無駄になることが
ない。
【0007】上記第2の特徴によれば、上記第1の特徴
に加えて、給湯端末器の手前にある給湯回路の水は即湯
用回路から風呂釜の循環加熱路を通って浴槽内に排出さ
れる。風呂釜の循環加熱路を利用することで、即湯用回
路の配管が浴槽から直接には見えないようにすることが
できる。
【0008】また上記本発明の第3の特徴によれば、上
記第1の特徴による作用に加えて、給湯端末器の手前に
ある給湯回路の水は即湯用回路から浴槽に直接導かれ
る。浴槽の桶の上端部から桶内に即給湯用回路の末端部
が臨み、排出されている状態を直接見て知ることができ
る。
【0009】また上記本発明の第4の特徴によれば、上
記第1〜3の何れかの特徴による作用に加えて、給湯器
による浴槽への湯張り等の給湯が終了した際には即湯用
回路が開かれて、給湯端末器の手前の給湯回路の水が浴
槽に排出され、代わりに給湯器内及びその周辺の後沸き
水が前記給湯端末器の手前の給湯回路に適当に入り、加
温する。本特徴によれば、給湯端末器の使用初期に冷水
等が出るのを軽減することができると共に、給湯器にお
ける後沸き水の処理ができる。なお、即湯用回路を設け
たシャワー等の給湯端末器が浴室内設置のものである場
合には、給湯器による浴槽への湯張りを完了した時のみ
に限定して、前記即湯用回路を開いて、温水による置き
換えを行うようにしてもよい。
【0010】また上記本発明の第5の特徴によれば、上
記第1〜4の何れかの特徴による作用に加えて、即湯用
回路は一定時間だけ若しくは一定流量が流れるまで開く
構成とすることで、給湯端末器の手前の給湯回路を過不
足のない適当な量の温水で置き換えることができ、給湯
端末器の使用初期に冷水等が出るのを効率よく軽減する
ことができる。
【0011】また上記本発明の第6の特徴によれば、上
記第1〜4の何れかの特徴による作用に加えて、給湯器
から給湯端末器への給湯回路に温度センサを設け、給湯
回路の温度が一定温度以上になるまで即湯用回路を開く
構成としたことで、給湯器から給湯端末器への給湯回路
を好ましい温度の温水で置き換えることが可能となり、
給湯端末器の使用初期に冷水等が出るのを効率よく軽減
することができる。
【0012】また上記本発明の第7の特徴によれば、上
記第1〜6の何れかの特徴による作用に加えて、浴室内
に人が入っていることを検出すると、即湯用回路を開い
て給湯端末器への給湯回路を給湯器から供給する新たな
温水と入れ替える構成としたことで、浴槽内の給湯端末
器が使用可能性の高い状態になると給湯端末器を確実に
冷水が出ない状態にすることができ、快適な使用を効率
よく低コストで提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態を
示す給湯装置の全体構成図である。
【0014】図1において、10は給湯器、20は浴室
B内に設置された浴室給湯端末器群を示し、30は他の
給湯端末器群を示す。前記浴室Bには浴槽40が設けら
れている。また浴槽40には、風呂追焚き用の風呂釜5
0が設けられている。
【0015】前記給湯器10には、図示しないバーナを
備えた熱交換器11と、該熱交換器11への入水路12
と、必要に応じて設けられるバイパス路13と、熱交換
器11で加熱された温水を出湯する主給湯回路14等を
有する。12aは水量センサ、13aはバイパス水量調
節弁、14aは過流出防止流量調節弁である。
【0016】前記給湯器10からは、前記浴室Bの給湯
端末器群20に温水を給湯する浴室用給湯回路15と、
前記その他の給湯端末器群30に温水を給湯するその他
の給湯回路16と、前記風呂釜50に接続する浴槽給湯
回路17が分岐して構成されている。前記浴槽給湯回路
17は、落とし込み弁17a、落とし込みホッパ17b
を介して風呂釜50の後述する循環加熱路51に接続す
る。前記落とし込みホッパ17bは、要するに流路の縁
切り弁である。供給量は水量センサ17cで検出するこ
とができるようにされている。
【0017】前記浴室給湯端末器群20としては、浴室
シャワー21、浴室給湯カラン22が少なくとも設けら
れ、これらが開閉弁21a、22aを介して前記浴室用
給湯回路15に接続されている。また前記その他の給湯
端末器群30としては、台所や洗面所、その他の一般給
湯用の給湯カランが含まれる。
【0018】前記浴槽40には、循環加熱用金具41が
設けられており、風呂釜50の循環加熱路に接続されて
いる。前記風呂釜50には、前記浴槽40の循環加熱用
金具41に接続される循環加熱路51と、図示しないバ
ーナを備えた熱交換器52と、循環ポンプ53と、水流
スイッチ54、浴槽水位センサ55等が設けられてい
る。循環ポンプ53が駆動されることで、浴槽水が循環
ポンプ53、水流スイッチ54、熱交換器52を経て循
環され、水流スイッチ54が水流を検出すると、熱交換
器52のバーナの燃焼が開始されて、浴槽水の循環加熱
がなされる。浴槽40の湯張り或いは給湯は、前記浴槽
給湯回路17の落とし込み弁17aが開かれることで、
給湯器10内への入水が開始され、これによって図示し
ない水流スイッチがオンして熱交換器11のバーナの燃
焼が開始され、給湯器10で加熱された温水が、浴槽給
湯回路17を通って落とし込みホッパ17bから風呂釜
50の循環加熱路51に入り、両搬送で浴槽40に導入
されることで行われる。前記浴槽40への自動湯張り或
いは自動給湯が行われる場合には、浴槽40が一定の水
位になり或いは一定流量が給湯されることで終了するよ
うになされる。
【0019】なお、前記給湯器10と風呂釜50とは別
々の器具としてもよいが、組み合わされた1つの装置と
して構成することができる。1つの装置とする場合に
は、1つのコントローラ18を設けることになる。が、
別々の器具とする場合には、コントローラもそれぞれ設
けることになる。
【0020】以上のような給湯装置において、本発明に
おいては、即湯用回路60を前記浴室シャワー21等、
浴室給湯端末器群20の少し手前の浴室用給湯回路15
から浴槽40に向けて分岐して設けている。即湯用回路
60の接続先は前記風呂釜50の循環加熱路51とする
が、より詳細には浴槽給湯回路17の落とし込み弁17
aの下流で落とし込みホッパ17bの上流に接続するこ
とで、風呂釜50の循環加熱路51に接続している。即
湯用回路60には開閉弁61を設ける。即湯用回路60
上での具体的な配置は特に限定されないが、風呂釜50
側にその一部的に構成しておくか或いは浴室給湯端末器
群20側にその一部的に構成しておくのが、施工上等に
おいて好ましい。
【0021】前記即湯用回路60は、図1の2点鎖線で
示すように、浴槽40に直接導いて、浴槽40の桶の上
端部から桶内に即給湯用回路60の末端部が臨むように
してもよい。
【0022】前記即湯用回路60の開閉弁61を開放す
ることで、浴室用給湯回路15内の水が浴槽40に排出
し、代わりに給湯器10側からの温水と入れ替えること
ができる。
【0023】前記入れ替えの具体的な手段の1つとして
は、給湯器10による浴槽40の湯張り運転の終了時を
とらえて行う方法がある。即ち、浴槽40への湯張りが
完了すると、コントローラ18によって、落とし込み弁
17aが閉止され、また給湯器10の燃焼が停止される
が、これに続いて一定時間だけ前記即湯用回路60の開
閉弁61を開放させるように前記コントローラ18の制
御を構成する。このように構成することで、前記湯張り
完了後の給湯器10内やその周辺に存在する温水及び後
沸き温水を前記浴室給湯端末器群20の手前の浴室用給
湯回路15内に入れ替え導入することができる。上記に
おいて、一定時間は浴室用給湯回路15の長さ等やその
他の条件を考慮して、予め実験により適当な時間を予め
定めておくことができる。勿論、前記一定時間の代わり
に、一定流量が流れるまで開閉弁61を開くように構成
してもよい。この場合には、水量センサ70を前記浴室
用給湯回路15か即湯用回路60の何れかの位置に配置
することになる。また前記一定時間や一定流量を条件に
する代わりに、温度センサ71を前記浴室用給湯回路1
5の前記浴室給湯端末器群20近くに配置し、前記温度
センサ71が一定温度以上を検出するまで開閉弁61を
開くようにしてもよい。一定温度については、予め適当
な温度を定めておく。以上のような構成とすることで、
浴槽40の湯張りにより使用される蓋然性が高くなった
浴室B内の給湯端末器群20において、初回使用時に冷
水が出るのを確実に軽減することができる。また給湯器
10に後沸き水が残ることによる不都合を軽減すること
ができる。
【0024】前記温水入れ替えの具体的な手段の他の1
つとして、給湯器10による浴槽40への前記湯張り以
外の給湯時においても、その給湯が終了した時に、一定
時間、或いは一定流量が流れるまで、或いは浴室用給湯
回路15内の水温が一定温度になるまで即湯用回路60
の開閉弁61を開放させるように前記コントローラ18
の制御を構成するようにしてもよい。これによって上述
した湯張り後の開閉弁61開放と同様な効果を得ること
ができる。
【0025】前記温水入れ替えの具体的な手段の更に他
の1つとして、浴室B内に人が入っていることを検出し
た時に、前記即湯用回路60の開閉弁61を開放し、浴
室用給湯回路15内の水を温水と入れ替える構成とする
ことができる。この場合には、浴室Bに人検知センサ7
2等を配備し、或いは浴槽水位センサ55による急激な
水位変動をとらえるにより、浴室B内に人がいることが
検出されると、コントローラ18が一定時間、或いは一
定流量が流れるまで、或いは浴室用給湯回路15内の水
温が一定温度になるまで即湯用回路60の開閉弁61を
開放させる。そしてその間、コントローラ18は給湯器
10に給湯運転を行わせる。
【0026】なお即湯用回路60の開閉弁61を開放
し、浴室用給湯回路15内の水を温水と入れ替える動作
を行わせるコントローラは、必ずしも給湯器10のコン
トローラ18である必要はなく、別に専用のコントロー
ラを設けて、これを前記給湯器10のコントローラ18
と連携させて制御を行うようにしてもよい。また浴槽水
位が浴槽40への排水により過剰水位となる場合には、
前記浴槽40への排水を停止するように制御ソフトを組
むようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上の構成、作用からなり、請
求項1に記載の給湯装置によれば、シャワー等の給湯端
末器に対して給湯器から給湯回路を配設してなる給湯装
置であって、前記給湯端末器の少し手前の給湯回路から
浴槽に向けて分岐され、前記給湯回路内の水を浴槽内に
排出することで該給湯回路を給湯器からの新たな温水と
入れ替えるための即湯用回路を設けたので、即湯用回路
を開くことで、シャワー等の給湯端末器への給湯回路内
に存在する水を、即湯用回路から浴槽に排出すると共
に、給湯器側からの新しい温水で置き換えることができ
る。よって、給湯器側に残留する後沸き等の温水を或い
は給湯運転による温水を、前記給湯端末器の手前の管路
に満たすことができ、給湯端末器の使用開始時初期に冷
水が出るのを軽減することが出来る。なお、前記排出さ
れる水は浴槽内に導かれるので、無駄になることがな
い。また請求項2に記載の給湯装置によれば、請求項1
に記載の構成による効果に加えて、即湯用回路を、浴槽
水を循環加熱する風呂釜の前記循環加熱路に接続させた
ので、給湯端末器の手前にある給湯回路の水を即湯用回
路から風呂釜の循環加熱路を通って浴槽内に排出させる
ことができ、また即湯用回路の配管を浴槽からは直接に
は見えるないようにすることができる。また請求項3に
記載の給湯装置によれば、請求項1に記載の構成による
効果に加えて、即湯用回路を浴槽に直接導いて臨ませた
ので、給湯端末器の手前にある給湯回路の水を即湯用回
路から浴槽に直接導くことができ、また即湯用回路から
の水を浴槽に排出している状態を直接見て知ることがで
きる。また請求項4に記載の給湯装置によれば、請求項
1〜3の何れかに記載の構成による効果に加えて、給湯
端末器に温水を供給する給湯器で浴槽への給湯をも行う
構成とし、給湯器による浴槽への給湯を終了した際に、
即湯用回路を開いて給湯端末器への給湯回路を給湯器か
らの新たな温水と入れ替える構成としたので、給湯器に
よる浴槽への湯張り等の給湯が終了することで浴室等で
の使用の蓋然性の高まった給湯端末器において、その給
湯端末器の使用初期に冷水等が出るのを軽減することが
できると同時に、給湯器における後沸き水の処理も行う
ことができる。また請求項5に記載の給湯装置によれ
ば、請求項1〜4の何れかに記載の構成による効果に加
えて、即湯用回路は一定時間だけ若しくは一定流量が流
れるまで開く構成としたので、給湯端末器の手前の給湯
回路を過不足のない適当な量の温水で置き換えることが
でき、給湯端末器の使用初期に冷水等が出るのを効率よ
く軽減することができる。また請求項6に記載の給湯装
置によれば、請求項1〜4の何れかに記載の構成による
効果に加えて、給湯器から給湯端末器への給湯回路に温
度センサを設け、給湯回路の温度が一定温度以上になる
まで即湯用回路を開く構成としたので、給湯器から給湯
端末器への給湯回路を好ましい温度の温水で置き換える
ことが可能となり、給湯端末器の使用初期に冷水等が出
るのを効率よく軽減することができる。また請求項7に
記載の給湯装置によれば、請求項1〜6の何れかに記載
の構成による効果に加えて、給湯端末器を浴室内にある
給湯端末器とし、浴室内に人が入っていることを検出す
ると、即湯用回路を開いて給湯端末器への給湯回路を給
湯器から供給する新たな温水と入れ替える構成としたの
で、浴槽内の給湯端末器が使用可能性の高い状態になる
と、給湯端末器を使用してもその初期において冷水が出
るのを確実に軽減することができ、快適な使用を効率よ
く低コストで提供すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す給湯装置の全体構成
図である。
【符号の説明】
10 給湯器 11 熱交換器 14 主給湯回路 15 浴室用給湯回路 17 浴槽給湯回路 20 浴室給湯端末器群 21 浴室シャワー 22 浴室給湯カラン 40 浴槽 50 風呂釜 51 循環加熱路 52 熱交換器 55 浴槽水位スイッチ 60 即湯用回路 61 開閉弁 70 水量センサ 71 温度センサ 72 人検知センサ B 浴室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河井 健児 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 前城 典昭 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 藤井 善行 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 Fターム(参考) 3L024 CC30 DD06 DD16 DD17 DD27 DD36 GG05 GG25 GG41 GG42 HH13 3L034 DA02 DA06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャワー等の給湯端末器に対して給湯器
    から給湯回路を配設してなる給湯装置であって、前記給
    湯端末器の少し手前の給湯回路から浴槽に向けて分岐さ
    れ、前記給湯回路内の水を浴槽内に排出することで該給
    湯回路を給湯器からの新たな温水と入れ替えるための即
    湯用回路を設けたことを特徴とする給湯装置。
  2. 【請求項2】 即湯用回路を、浴槽水を循環加熱する風
    呂釜の前記循環加熱路に接続させたことを特徴とする請
    求項1に記載の給湯装置。
  3. 【請求項3】 即湯用回路を浴槽に直接導いて臨ませた
    ことを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
  4. 【請求項4】 給湯端末器に温水を供給する給湯器で浴
    槽への給湯をも行う構成とし、給湯器による浴槽への給
    湯を終了した際に、即湯用回路を開いて給湯端末器への
    給湯回路を給湯器からの新たな温水と入れ替える構成と
    したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の給
    湯装置。
  5. 【請求項5】 即湯用回路は一定時間だけ若しくは一定
    流量が流れるまで開く構成としたことを特徴とする請求
    項1〜4の何れかに記載の給湯装置。
  6. 【請求項6】 給湯器から給湯端末器への給湯回路に温
    度センサを設け、給湯回路の温度が一定温度以上になる
    まで即湯用回路を開く構成としたことを特徴とする請求
    項1〜4の何れかに記載の給湯装置。
  7. 【請求項7】 給湯端末器を浴室内にある給湯端末器と
    し、浴室内に人が入っていることを検出すると、即湯用
    回路を開いて給湯端末器への給湯回路を給湯器から供給
    する新たな温水と入れ替える構成としたことを特徴とす
    る請求項1〜6の何れかに記載の給湯装置。
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