JP2827493B2 - 浴室暖房方法 - Google Patents

浴室暖房方法

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JP2827493B2
JP2827493B2 JP2274356A JP27435690A JP2827493B2 JP 2827493 B2 JP2827493 B2 JP 2827493B2 JP 2274356 A JP2274356 A JP 2274356A JP 27435690 A JP27435690 A JP 27435690A JP 2827493 B2 JP2827493 B2 JP 2827493B2
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正己 谷
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、浴室暖房方法に関する。具体的にいえば、
本発明は、ミストノズルから比較的高温(例えば、40〜
43℃程度)の湯を吐出させ、冬場の浴室を例えば約20℃
程度に暖めておくためのものである。
[背景技術] 浴室暖房装置としては、シャワーノズルから高温の湯
を吐出させ、冬場の浴室を入浴前に暖めることができる
ようにしたものがある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の浴室暖房装置はマニュアル操作
方式となっていたので、浴室内を入浴前に暖めようとす
れば、入浴者が自ら暖房ボタン等を押し、シャワーノズ
ルから高温の湯を吐出させ、浴室を暖めなければならな
かった。
このため、冬場に入浴しようとすれば、浴室へ行って
例えば自動ボタンを押し、空の浴槽内に湯を落とし込ん
で所定水位まで浴槽内に自動的に湯張りし、湯が張られ
たら再び浴室へ行って例えば暖房ボタンを押し、シャワ
ーノズルから高温の湯を吐出させて浴室を暖め、浴室の
暖房が終了した頃浴室へ行って入浴しなければならず、
何度も浴室へ行く必要があり、面倒であった。あるい
は、暖房ボタンを押した後、浴室の暖房ができるまで、
冬場の脱衣室で待つのは寒く、使い勝手が悪かった。
本発明は、叙上の従来例の欠点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、冬場における浴室の
暖房を自動化し、入浴前に浴室を暖房する手間を省くこ
とができるようにすることにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の浴室暖房方法は、熱交換器で加熱された湯を
浴槽内に落とし込むための湯落とし込み流路からミスト
流路を分岐させ、ミスト流路の端末にミストノズルを設
け、湯落とし込み流路から浴槽内に湯を落とし込んで浴
槽内に湯を張る一連の動作において、湯張り終了後に自
動的にミスト流路を開いてミストノズルから浴室暖房用
の湯を吐出させることを特徴としている。
[作用] 本発明にあっては、湯落とし込み動作において湯落と
し込み終了後にミストノズルから湯を吐出させて浴室暖
房を行うようにしたので、浴室暖房を自動化できると共
に、湯落とし込みが動作が完了して入浴可能になった時
には、浴室が暖められて快適に入浴できるようになって
いる。
したがって、従来のように、入浴前に浴室を暖房する
ために浴室へ行く手間が省け、また浴室暖房が終了する
まで寒い脱衣室などで待つ必要がなく、浴室用の暖房装
置の使用感が良好になる。
また、ミスト流路を湯落とし込み流路から分岐させる
ことにより、湯落とし込みに用いられているウォーター
ハンマー防止シーケンスや水量センサー等の各種機能を
浴室暖房用にも利用することができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添付図により詳述する。
第1図に示す自動風呂装置1は、本発明のミスト暖房
装置の一実施例を含んでいる。第1図において、2は浴
槽、3は浴槽2内の湯を循環させて追い焚きするための
追い焚き回路であって、追い焚き回路3は、浴槽2の下
部に設けられたバスアダプター4に接続されている。追
い焚き回路3には、浴槽2の湯を追い焚き回路3と浴槽
2の間で強制循環させるための循環ポンプ5、循環する
湯を加熱する風呂用熱交換器6、浴槽2内の水位を検出
するための圧力センサー7、循環判定用の流水スイッチ
8(循環判定とは、流水スイッチ8のオン,オフにより
浴槽2内の水位がバスアダプターレベル以上あるか、否
かを検出すること。)及び浴槽2内の湯温を検知するサ
ーミスタ9が設けられている。しかして、自動風呂装置
1は、サーミスタ9によって湯温が設定温度以下に下が
ったことを検出した場合には、風呂用熱交換器6によっ
て浴槽2内の湯を追い焚きし、圧力センサー7によって
水位が設定水位以下に下がったことを検出した場合に
は、浴槽2内に補水する。
10は浴槽2内に湯を落とし込むための湯落とし込み流
路であり、湯落とし込み流路10は三方弁11を介して追い
焚き回路3に接続されている。追い焚き回路3では、三
方弁11を跨がせて逆止弁12を備えたバイパス路13を設け
てあり、湯落とし込み流路10から追い焚き回路3を経て
浴槽2へ湯を落とし込む際に、追い焚き回路3では湯が
ダブル搬送されるようになっている。湯落とし込み流路
10は、市水から給湯用熱交換器14を経て三方弁11に接続
されており、湯落とし込み流路10からは給湯路15及びミ
スト流路16が分岐させられている。湯落とし込み流路10
において、給湯用熱交換器14の入り口側には、市水から
の入水流量を検知するための流量センサー17と水温検知
用のサーミスタ18が設けられ、給湯用熱交換器14の出口
側には給湯用熱交換器14の出湯温度を検知するサーミス
タ19が設けられており、給湯用熱交換器14を加熱するバ
ーナ(図示せず)は、流量センサー17及び両サーミスタ
18,19の検出値に基づいて給湯用熱交換器14から所定温
度の湯を出湯するよう燃焼を制御されている。また、給
湯用熱交換器14及びサーミスタ19を跨がせるように配管
されたバイパス路20にはバイパス量調整弁21が設けられ
ており、さらに、バイパス路20の終端よりも下流側には
給湯量調節弁22及び湯温検知用のサーミスタ23が設けら
れている。サーミスタ23は、給湯用熱交換器14で加熱さ
れた湯とバイパス路20を通過した水の混合温度を検知し
ており、パイパス流量は、バイパス量調整弁21によっ
て、サーミスタ23の検出湯温が設定湯温となるようにフ
ィードバック制御されている。給湯路15は、このサーミ
スタ23の下流側で湯落とし込み流路10から分岐されてい
る。給湯路15の端末には、カラン等が設けられている。
給湯路15の分岐部よりも下流側には流量センサー24が設
けられており、浴槽2へ湯を落とし込む際には、流量セ
ンサー24で検出している流量が設定値となるように給湯
量調節弁22がフィードバック制御されている。流量セン
サー24と三方弁11との間には、落とし込み用開閉弁25、
浴槽2の湯が市水側へ逆流するのを防止するための縁切
り用ホッパ26及び逆止弁32が設けられている。ホッパ26
は、バネ27で上方へ付勢されたスライド弁28を内蔵して
おり、落とし込み用開閉弁25が開かれると、水圧でスラ
イド弁28が押し下げられ、入り口29が開かれると共に排
水孔30が閉じられ、ホッパ26内が水で満たされて出口31
から逆止弁32側へ湯が送りだされ、浴槽2へ湯が落とし
込まれる。一方、落とし込み用開閉弁25を閉じると、ホ
ッパ26の入り口29がスライド弁28で閉じられると共に排
水孔30が開かれ、ホッパ26内が空気で満たされ、浴槽2
側と市水側とが縁切りされる。また、ホッパ26の底面と
湯落とし込み流路10とは排水弁33を備えた排水路34で結
ばれており、排水孔30が開かれると、ホッパ26内の湯は
排水路34から湯落とし込み流路10へ排出される。35はオ
ーバフロー管であって、落とし込み用開閉弁25が閉じて
いる時、仮に逆止弁32が故障して浴槽2の湯がホッパ26
内に逆流しても、ホッパ26内へ逆流した湯はオーバフロ
ー管35から外部へ排出される。
ミスト流路16は、湯落とし込み流路10の三方弁11より
も上流位置から分岐されており、ミスト流路16にはミス
ト流路開閉弁36が設けられ、ミスト流路16の端末には、
湯を霧状に噴出させるミストノズル37が設けられてい
る。このミストノズル37は、第2図に示すように、浴室
38の洗い場39の上方等に設置されている。したがって、
落とし込み用開閉弁25を開き、ミスト流路開閉弁36を閉
じ、三方弁11で湯落とし込み流路10と追い焚き回路3を
接続させることにより、湯落とし込み流路10から追い焚
き回路3を経て浴槽2内へ湯を落とし込むことができ
る。一方、落とし込み用開閉弁25を開き、ミスト流路開
閉弁36を開き、三方弁11で湯落とし込み流路10と追い焚
き回路3を遮断すれば、ミストノズル37から40〜43℃程
度の高温の湯が霧状に噴出され、この高温の霧状のシャ
ワーによって浴室38内が約20℃程度に暖められる。
次に、このミスト暖房装置を備えた自動風呂装置1に
よって風呂を沸かす際の動作を第3図のフローチャート
に沿って説明しよう。なお、これらの動作は、マイクロ
コンピューターにより制御されている。
自動風呂装置1の自動ボタン(図示せず)がオンされ
ると(ステップ41)、落とし込み用開閉弁25が開かれ、
ミスト流路開閉弁36が閉じられ、さらに三方弁11が湯落
とし込み流路10と追い焚き回路3で連通させられ、湯落
とし込み流路10から浴槽2内へ湯量q1(例えば、10)
の湯が落とし込まれる(ステップ42)。ついで、追焚き
回路3で循環判定が行なわれ、流水スイッチ8のオン,
オフにより、浴槽2内にバスアダプターレベル以上の残
水があるか否かが検知される(ステップ43)。この時、
循環判定オンであれば、バスアダプターレベル以上の残
水有りと判断される。これに対し、循環判定オフとな
り、浴槽2内に残水の無いことが確認された場合には、
浴槽2内にq2(例えば、90)の湯が落とし込まれる
(ステップ44)。この後、再び循環判定を行ない(ステ
ップ45)、その結果水位が浴槽2のバスアダプターレベ
ル以上になく循環判定オフであった場合には、q3(例え
ば、40)の湯が浴槽2内に落とし込まれ(ステップ4
6)、再び循環判定が行なわれる(ステップ45)。この
ように、水位がバスアダプターレベル以上に上昇して循
環判定オンとなるまで、必要回数だけq3の湯が浴槽2内
に落とし込まれる(ステップ45,46)。
こうして水位がバスアダプターレベルを越えると、圧
力センサー7による浴槽2内水位の検知が可能になるの
で、圧力センサー7の検出値等を用い、浴槽2内の設定
水位まで湯を張るために必要な湯の残量が演算により求
められる(ステップ47:詳細は省略する。)。そして、
演算された残量の湯を浴槽2内に落とし込み(ステップ
48)、湯張り動作を終了する。
湯張り動作が終了すると、サーミスタ9によって湯温
が検出され、湯温が設定温度よりも低ければ、追い焚き
回路3において浴槽2内の湯が設定温度まで追い焚きさ
れる(ステップ49)。追い焚きが終了した後、あるいは
追い焚きが不要の場合には、三方弁11を湯落とし込み流
路10と追い焚き回路3の方向で閉成させ(この時三方弁
11は追い焚き回路側で閉成される。)、ミスト流路開閉
弁36が開かれる。これにより湯落とし込み流路10の高温
の湯がミストノズル37から浴室内へ一定時間霧状に噴霧
され、浴室内がミスト暖房される(ステップ50)、この
時、湯落とし込み流路10の流量が少ないとミストになら
ないので、流量センサー24を用いてミストノズル37から
噴出されている湯をミスト状に保てるだけの流量を監視
する。給湯路15側への同時給湯などによりミスト流路16
の流量が低下した場合には、落とし込み用開閉弁25を一
時的に閉じ、給湯路15側での使用が終了すると、流量セ
ンサー17で感知して落とし込み用開閉弁25を開き、ミス
ト暖房を再開する。このようにして細かなミスト状の湯
滴によって浴室を暖めることにより、少ない湯量で浴室
を効率的に暖房できる。
なお、ステップ49の追い焚き運転とステップ50のミス
ト暖房とは、順序を入れ替えてもよく、また同時に運転
しても差し支えない。これで自動湯張り運転が終了し
(ステップ51)、この後は、湯温が低下したり、水位が
下がったことを検知した時に、適宜保温、補水する(ス
テップ52)。
第4図に示すものは、本発明の別な実施例の概略構成
図である。この実施例では、ミスト流路16を給湯路15か
ら分岐させて設けてある。ミスト流路16は、第一の実施
例のように、湯落とし込み流路10から直接分岐させても
よいが、本実施例のように給湯路15等を介して湯落とし
込み流路10から間接的に分岐させても同様な効果を奏す
る。
[発明の効果] 本発明によれば、浴室暖房を自動化でき、また湯落と
し込みが動作が完了して入浴可能になった時には浴室が
暖められており、冬場でも快適に入浴できる。
また、従来のように、入浴前に浴室を暖房するために
浴室に行く手間が省け、また浴室暖房が終了するまで寒
い脱衣室なとで待つ必要がなく、浴室用の暖房装置の使
用感を良好になる。
さらに、ミスト流路を湯落とし込み流路から分岐させ
ることにより、湯落とし込みに用いられているウォータ
ーハンマー防止シーケンスや水量センサー等の各種機能
を浴室暖房用にも利用することができ、自動風呂装置を
合理化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図、第2図は
同上の浴槽とシャワーノズルの配置例を示す概略図、第
3図は同上の動作を記述したフローチャート、第4図は
本発明の別な実施例を示す概略構成図である。 2……浴槽 10……湯落とし込み流路 14……給湯用熱交換器 37……ミストノズル 38……浴室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47K 4/00 F24D 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱交換器で加熱された湯を浴槽内に落とし
    込むための湯落とし込み流路からミスト流路を分岐さ
    せ、ミスト流路の端末にミストノズルを設け、湯落とし
    込み流路から浴槽内に湯を落とし込んで浴槽内に湯を張
    る一連の動作において、湯張り終了後に自動的にミスト
    流路を開いてミストノズルから浴室暖房用の湯を吐出さ
    せることを特徴とする浴室暖房方法。
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