JP2003139387A - 給湯システム - Google Patents
給湯システムInfo
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- JP2003139387A JP2003139387A JP2001340273A JP2001340273A JP2003139387A JP 2003139387 A JP2003139387 A JP 2003139387A JP 2001340273 A JP2001340273 A JP 2001340273A JP 2001340273 A JP2001340273 A JP 2001340273A JP 2003139387 A JP2003139387 A JP 2003139387A
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- JP
- Japan
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- hot water
- water supply
- bathtub
- hot
- supply pipe
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 風呂の湯張り中においても、台所等他の系統
の給湯管から出湯しても浴槽内への積算出湯量(給湯
量)が変化しないようにし、かつ異なる系統の給湯管か
らの出湯量を、それぞれ個別に、正確に検出できるよう
にした給湯システムを提供すること。 【解決手段】 湯水混合弁6の出口を2系統に分岐し、
その一方に流量積算計91を備えた給湯管81を、他方
に給湯に応じて制御される電磁弁12と流量積算計92
とを直列に配設した浴槽給湯管82を、それぞれ接続す
る。
の給湯管から出湯しても浴槽内への積算出湯量(給湯
量)が変化しないようにし、かつ異なる系統の給湯管か
らの出湯量を、それぞれ個別に、正確に検出できるよう
にした給湯システムを提供すること。 【解決手段】 湯水混合弁6の出口を2系統に分岐し、
その一方に流量積算計91を備えた給湯管81を、他方
に給湯に応じて制御される電磁弁12と流量積算計92
とを直列に配設した浴槽給湯管82を、それぞれ接続す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給湯システムに関
し、特に、湯水混合弁の出口に接続する2本の分岐給湯
管に、それぞれ流量積算計を備えることにより、出湯出
口が異なる2系統の給湯管から個別に出湯しても、浴槽
内への積算給湯量が変化しないようにした給湯システム
に関するものである。
し、特に、湯水混合弁の出口に接続する2本の分岐給湯
管に、それぞれ流量積算計を備えることにより、出湯出
口が異なる2系統の給湯管から個別に出湯しても、浴槽
内への積算給湯量が変化しないようにした給湯システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、1つの貯湯式給湯タンクより、浴
槽と台所等の異なる箇所へ給湯するようにした給湯シス
テムにおいては、湯と水を混合する混合弁及び流量積算
計を経た位置で、2系統の給湯管に分岐するようにして
分岐給湯管をそれぞれ接続し、この一方の分岐給湯管に
台所、洗濯所、洗面等で使用できるようにカランを取り
付け、他方の分岐給湯管を浴槽側へ接続するとともに、
前記流量積算計により浴槽内への給湯量を検知するよう
にし、これにより自動的に浴槽への設定水量を給湯でき
るようにしている。
槽と台所等の異なる箇所へ給湯するようにした給湯シス
テムにおいては、湯と水を混合する混合弁及び流量積算
計を経た位置で、2系統の給湯管に分岐するようにして
分岐給湯管をそれぞれ接続し、この一方の分岐給湯管に
台所、洗濯所、洗面等で使用できるようにカランを取り
付け、他方の分岐給湯管を浴槽側へ接続するとともに、
前記流量積算計により浴槽内への給湯量を検知するよう
にし、これにより自動的に浴槽への設定水量を給湯でき
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
給湯システムにおいては、流量積算計を経た位置で給湯
管を2系統に分岐しているため、浴槽への給湯中に台所
など浴槽と異なる系統の給湯管より出湯すると、流量積
算計で計測される流量は、この浴槽へ湯張りした出湯量
と台所等で使用した湯量の積算合計となり、浴槽内への
出湯量が実際よりも少なくなり、正確な湯張りができな
いという問題があった。また、全体の出湯量を検出でき
ても、台所や洗濯場などに配設されたカラン等からの出
湯量や、浴槽内への出湯量を個別に検出することができ
ないという問題があった。
給湯システムにおいては、流量積算計を経た位置で給湯
管を2系統に分岐しているため、浴槽への給湯中に台所
など浴槽と異なる系統の給湯管より出湯すると、流量積
算計で計測される流量は、この浴槽へ湯張りした出湯量
と台所等で使用した湯量の積算合計となり、浴槽内への
出湯量が実際よりも少なくなり、正確な湯張りができな
いという問題があった。また、全体の出湯量を検出でき
ても、台所や洗濯場などに配設されたカラン等からの出
湯量や、浴槽内への出湯量を個別に検出することができ
ないという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の給湯システムの有す
る問題点に鑑み、風呂の湯張り中においても、台所等他
の系統の給湯管から出湯しても浴槽内への積算出湯量
(給湯量)が変化しないようにし、かつ異なる系統の給
湯管からの出湯量を、それぞれ個別に、正確に検出でき
るようにした給湯システムを提供することを目的とす
る。
る問題点に鑑み、風呂の湯張り中においても、台所等他
の系統の給湯管から出湯しても浴槽内への積算出湯量
(給湯量)が変化しないようにし、かつ異なる系統の給
湯管からの出湯量を、それぞれ個別に、正確に検出でき
るようにした給湯システムを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の給湯システムは、湯水混合弁の出口を2系
統に分岐し、その一方に流量積算計を備えた給湯管を、
他方に給湯に応じて制御される電磁弁と流量積算計とを
直列に配設した浴槽給湯管をそれぞれ接続したことを特
徴とする。
め、本発明の給湯システムは、湯水混合弁の出口を2系
統に分岐し、その一方に流量積算計を備えた給湯管を、
他方に給湯に応じて制御される電磁弁と流量積算計とを
直列に配設した浴槽給湯管をそれぞれ接続したことを特
徴とする。
【0006】これにより、湯水混合弁の出口の配管を2
系統に分岐し、かつ各分岐給湯管にそれぞれ流量積算計
を備えているので、両分岐給湯管での給湯量を個別に計
量することができ、特に、浴槽への給湯時に台所など他
の系統の給湯管から出湯しても、浴槽内への積算給湯量
は変化せず、常に設定量が供給されるため、設定した正
確な湯量で給湯することができる。
系統に分岐し、かつ各分岐給湯管にそれぞれ流量積算計
を備えているので、両分岐給湯管での給湯量を個別に計
量することができ、特に、浴槽への給湯時に台所など他
の系統の給湯管から出湯しても、浴槽内への積算給湯量
は変化せず、常に設定量が供給されるため、設定した正
確な湯量で給湯することができる。
【0007】この場合において、浴槽給湯管の先端を浴
槽に直接接続することができる。
槽に直接接続することができる。
【0008】これにより、浴槽内に直接適温に調節した
湯を供給することができる。
湯を供給することができる。
【0009】また、浴槽給湯管を、先端に取り付けたカ
ランにより浴槽内への給湯を可能とすることができる。
ランにより浴槽内への給湯を可能とすることができる。
【0010】これにより、給湯可能とした1つのカラン
で、浴槽内へ給湯と、洗い場への給湯とを兼用すること
ができるととみもに、既設の浴槽にも簡易に適用するこ
とができる。
で、浴槽内へ給湯と、洗い場への給湯とを兼用すること
ができるととみもに、既設の浴槽にも簡易に適用するこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の給湯システムの実
施の形態を図面に基づいて説明する。
施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】図1に、本発明の給湯システムの第1実施
例を示す。この実施例は、本発明の給湯システムをセミ
オートタイプの給湯システムに適用したものである。こ
の給湯システムは、内部に電気ヒータHを配設した所要
の内容量を有する給湯タンク1を備え、このタンク1内
で、水道管Pから給水される水を所定の設定温度まで加
温するようにしている。なお、この電気ヒータHは、特
に限定されるものではないが、図示の実施例では、タン
ク内の水をより均一に、短時間にて加熱し、給湯可能と
なるよう上下2段に配設されている。また、この水道管
Pと給湯タンク1との間には、水道管P側へ菌をはじめ
として不純物等が逆流して侵入、混合されないよう、減
圧逆止め弁2が接続され、さらに給湯タンク1の底部に
は、清掃、点検時等にタンク内を空とすることができる
ようにドレンバルブ3を接続する。
例を示す。この実施例は、本発明の給湯システムをセミ
オートタイプの給湯システムに適用したものである。こ
の給湯システムは、内部に電気ヒータHを配設した所要
の内容量を有する給湯タンク1を備え、このタンク1内
で、水道管Pから給水される水を所定の設定温度まで加
温するようにしている。なお、この電気ヒータHは、特
に限定されるものではないが、図示の実施例では、タン
ク内の水をより均一に、短時間にて加熱し、給湯可能と
なるよう上下2段に配設されている。また、この水道管
Pと給湯タンク1との間には、水道管P側へ菌をはじめ
として不純物等が逆流して侵入、混合されないよう、減
圧逆止め弁2が接続され、さらに給湯タンク1の底部に
は、清掃、点検時等にタンク内を空とすることができる
ようにドレンバルブ3を接続する。
【0013】給湯タンク1の上部には、出湯するための
給湯管4を接続するとともに、この給湯管4の先端と、
水道管Pに接続される給水管5の先端との間に湯水混合
弁6を接続し、これにより、湯と水とを適正な混合比率
で混合できるようにするとともに、この混合操作を、例
えば、台所と風呂場から個別にリモコン操作にて行える
ようにしている。また、この湯水混合弁6の出口側に
は、温度センサ7を配設し、これにより出湯温度を検出
できるようにする。
給湯管4を接続するとともに、この給湯管4の先端と、
水道管Pに接続される給水管5の先端との間に湯水混合
弁6を接続し、これにより、湯と水とを適正な混合比率
で混合できるようにするとともに、この混合操作を、例
えば、台所と風呂場から個別にリモコン操作にて行える
ようにしている。また、この湯水混合弁6の出口側に
は、温度センサ7を配設し、これにより出湯温度を検出
できるようにする。
【0014】湯水混合弁6の出口側に接続する給湯管8
は2系統の給湯管に分岐し、その一方の分岐給湯管81
は台所、洗面所、洗濯場等へ配管し、この分岐給湯管8
1の一部に、例えば、基端側に出湯量を検知するための
流量積算計91を配設し、さらに、この分岐給湯管81
の端部或いは任意の位置に出湯するためのカランK1を
必要数を取り付ける。なお、この分岐給湯管81を風呂
場にも配管する場合、風呂場では出湯用のカランやシャ
ワーヘッドK2を取り付ける。なお、このシャワーヘッ
ドK2には、手元に開閉弁式の湯水混合弁Vが取り付け
られ、シャワーヘッドK2の手元で、単独で、個別に操
作できるようになっている。
は2系統の給湯管に分岐し、その一方の分岐給湯管81
は台所、洗面所、洗濯場等へ配管し、この分岐給湯管8
1の一部に、例えば、基端側に出湯量を検知するための
流量積算計91を配設し、さらに、この分岐給湯管81
の端部或いは任意の位置に出湯するためのカランK1を
必要数を取り付ける。なお、この分岐給湯管81を風呂
場にも配管する場合、風呂場では出湯用のカランやシャ
ワーヘッドK2を取り付ける。なお、このシャワーヘッ
ドK2には、手元に開閉弁式の湯水混合弁Vが取り付け
られ、シャワーヘッドK2の手元で、単独で、個別に操
作できるようになっている。
【0015】また、分岐した他方の系統の分岐給湯管8
2の先端は、浴槽10に取り付けた風呂接続アダプタ1
1に接続するように配管するとともに、この分岐給湯管
82には、流量積算計92と電磁弁12及び逆止め弁1
3を配設する。なお、この場合、分岐給湯管82の上流
側から電磁弁12、流量積算計92、逆止め弁13を、
直列に隣接して配設するものとする。なお、給湯管4の
先端部には、安全のため逃し弁14を取り付け、給湯タ
ンク1内の圧力が設定した許容最大圧以上に達したと
き、逃し弁14が解放されるようにして過剰圧力分を大
気中へ放出するようにする。
2の先端は、浴槽10に取り付けた風呂接続アダプタ1
1に接続するように配管するとともに、この分岐給湯管
82には、流量積算計92と電磁弁12及び逆止め弁1
3を配設する。なお、この場合、分岐給湯管82の上流
側から電磁弁12、流量積算計92、逆止め弁13を、
直列に隣接して配設するものとする。なお、給湯管4の
先端部には、安全のため逃し弁14を取り付け、給湯タ
ンク1内の圧力が設定した許容最大圧以上に達したと
き、逃し弁14が解放されるようにして過剰圧力分を大
気中へ放出するようにする。
【0016】次に、この第1実施例のセミオートタイプ
の給湯システムの動作について説明する。セミオートタ
イプの給湯システムにおいては、電磁弁12は、常時閉
モードとなっている。そして、湯水混合弁6での湯と水
との混合比、すなわち、湯温調節と電磁弁12と開閉操
作は、各系統の給湯管側より、例えば、台所と風呂場と
からそれぞれリモコンにて行えるよう制御回路が組み込
まれている。まず、浴槽内に湯を張るには、湯水混合弁
6にて給湯管から供給される湯と給水管より給水される
水とを混合して設定温度の湯水が出るように風呂場のリ
モコンにて調整する。この給湯温度は温度センサにて検
知することができる。次に、同様にリモコン操作にて常
時閉となっている電磁弁12を開弁することにより湯水
混合弁6にて湯と水とが所定の混合比率で混合された状
態で、この開弁された電磁弁12、流量積算計92、逆
止め弁13を順次経て分岐給湯管82を介して風呂接続
アダプタ11より浴槽10内に給湯し、風呂の浴槽10
に湯を張ることができる。そして、予め流量積算計92
にて設定した流量が浴槽10内に供給されると、流量積
算計92の信号より制御回路(図示省略)を介して電磁
弁12を閉弁し、浴槽10内への給湯を停止する。
の給湯システムの動作について説明する。セミオートタ
イプの給湯システムにおいては、電磁弁12は、常時閉
モードとなっている。そして、湯水混合弁6での湯と水
との混合比、すなわち、湯温調節と電磁弁12と開閉操
作は、各系統の給湯管側より、例えば、台所と風呂場と
からそれぞれリモコンにて行えるよう制御回路が組み込
まれている。まず、浴槽内に湯を張るには、湯水混合弁
6にて給湯管から供給される湯と給水管より給水される
水とを混合して設定温度の湯水が出るように風呂場のリ
モコンにて調整する。この給湯温度は温度センサにて検
知することができる。次に、同様にリモコン操作にて常
時閉となっている電磁弁12を開弁することにより湯水
混合弁6にて湯と水とが所定の混合比率で混合された状
態で、この開弁された電磁弁12、流量積算計92、逆
止め弁13を順次経て分岐給湯管82を介して風呂接続
アダプタ11より浴槽10内に給湯し、風呂の浴槽10
に湯を張ることができる。そして、予め流量積算計92
にて設定した流量が浴槽10内に供給されると、流量積
算計92の信号より制御回路(図示省略)を介して電磁
弁12を閉弁し、浴槽10内への給湯を停止する。
【0017】また、この浴槽内に湯を張っているとき
に、台所で湯を使う場合でも、浴槽内への給湯量はこの
浴槽側の系統の給湯管で積算されているので、設定した
給湯量を正確にして給湯することができる。なお、この
場合、同時に台所で使用する湯温は、浴槽への給湯温度
と同一となり、台所での給湯設定温度で出湯したい場合
は、リモコン操作により給湯設定温度での出湯が可能と
なる。ただし、その間は、浴槽への湯張りは一時中断す
る。また、差し水、差し湯の場合は、安全のため、この
差し水、差し湯を一時中断する。なお、台所等への分岐
給湯管81にも流量積算計91を配設しているので、台
所等で使用する湯量も検出することができる。また、台
所で先に使用している場合、浴槽への給湯は待機するよ
うに制御回路は構成される。そして、台所での給湯が終
了すると、浴槽への湯張りを自動的に開始するようにさ
れている。
に、台所で湯を使う場合でも、浴槽内への給湯量はこの
浴槽側の系統の給湯管で積算されているので、設定した
給湯量を正確にして給湯することができる。なお、この
場合、同時に台所で使用する湯温は、浴槽への給湯温度
と同一となり、台所での給湯設定温度で出湯したい場合
は、リモコン操作により給湯設定温度での出湯が可能と
なる。ただし、その間は、浴槽への湯張りは一時中断す
る。また、差し水、差し湯の場合は、安全のため、この
差し水、差し湯を一時中断する。なお、台所等への分岐
給湯管81にも流量積算計91を配設しているので、台
所等で使用する湯量も検出することができる。また、台
所で先に使用している場合、浴槽への給湯は待機するよ
うに制御回路は構成される。そして、台所での給湯が終
了すると、浴槽への湯張りを自動的に開始するようにさ
れている。
【0018】図2に、本発明の給湯システムの第2実施
例を示す。この実施例は、本発明の給湯システムをオー
トストップタイプの給湯システムに適用したものであ
る。この給湯システムは、浴槽への給湯を、直接給湯式
ではなく、分岐給湯管82に取り付けたカランK3より
給湯するようにしているが、その他の構成は、第1実施
例と同じ構成であるため、同じ部材には同じ符号を付し
た。この場合、分岐給湯管82は、風呂場に配管し、こ
の分岐給湯管82に浴槽内へ給湯するためのカランK3
(洗い場用に、カランK3を兼用したり、別途、カラン
を設けることもできる。)と、第1実施例と同様に、手
元止め式のシャワーヘッドK2とを取り付け、これによ
り浴槽10への湯張りをカランK3を介して浴槽上部か
ら行うようにする。なお、分岐給湯管81は台所等へ配
管し、カランK1を取り付け、主として台所で使用し、
第1実施例と同じ構成である。
例を示す。この実施例は、本発明の給湯システムをオー
トストップタイプの給湯システムに適用したものであ
る。この給湯システムは、浴槽への給湯を、直接給湯式
ではなく、分岐給湯管82に取り付けたカランK3より
給湯するようにしているが、その他の構成は、第1実施
例と同じ構成であるため、同じ部材には同じ符号を付し
た。この場合、分岐給湯管82は、風呂場に配管し、こ
の分岐給湯管82に浴槽内へ給湯するためのカランK3
(洗い場用に、カランK3を兼用したり、別途、カラン
を設けることもできる。)と、第1実施例と同様に、手
元止め式のシャワーヘッドK2とを取り付け、これによ
り浴槽10への湯張りをカランK3を介して浴槽上部か
ら行うようにする。なお、分岐給湯管81は台所等へ配
管し、カランK1を取り付け、主として台所で使用し、
第1実施例と同じ構成である。
【0019】次に、この第2実施例のオートストップタ
イプの給湯システムの動作について説明する。オートス
トップタイプの給湯システムにおいては、電磁弁12は
常時開モードとなっている。そして、浴槽内に湯を張る
には、リモコン操作にて湯水混合弁6による湯と水との
混合比、すなわち、湯温調節を行い、浴槽側のカランK
3を開くと、カランK3より浴槽内へ湯を張ることがで
きる。この出湯量は流量積算計12にて検出されている
ので、設定された湯量に達したとき、この電磁弁12は
制御回路にて閉弁され、給湯が停止する。なお、このオ
ートストップタイプにおいては、すべて手元側で開閉弁
操作が行えるようになっているので、各系統の分岐給湯
管での出湯をそれぞれ個別に行える。
イプの給湯システムの動作について説明する。オートス
トップタイプの給湯システムにおいては、電磁弁12は
常時開モードとなっている。そして、浴槽内に湯を張る
には、リモコン操作にて湯水混合弁6による湯と水との
混合比、すなわち、湯温調節を行い、浴槽側のカランK
3を開くと、カランK3より浴槽内へ湯を張ることがで
きる。この出湯量は流量積算計12にて検出されている
ので、設定された湯量に達したとき、この電磁弁12は
制御回路にて閉弁され、給湯が停止する。なお、このオ
ートストップタイプにおいては、すべて手元側で開閉弁
操作が行えるようになっているので、各系統の分岐給湯
管での出湯をそれぞれ個別に行える。
【0020】また、この浴槽内に湯を張っているとき
に、台所で湯を使う場合でも、浴槽内への給湯量はこの
浴槽側の系統の給湯管で積算されているので、設定した
給湯量を正確にして給湯することができる。なお、この
場合同時に台所で使用する湯温は、浴槽への給湯温度と
同一となり、台所での給湯設定温度で出湯したい場合
は、リモコン操作により給湯設定温度での出湯が可能と
なる。ただし、その間は、浴槽への湯張りは一時中断す
る。また、差し水、差し湯の場合は、安全のため、この
差し水、差し湯を一時中断する。また、台所で先に使用
している場合、浴槽への給湯は待機するように制御回路
は構成される。そして、台所での給湯が終了すると、浴
槽への湯張りを自動的に開始するようにされている。
に、台所で湯を使う場合でも、浴槽内への給湯量はこの
浴槽側の系統の給湯管で積算されているので、設定した
給湯量を正確にして給湯することができる。なお、この
場合同時に台所で使用する湯温は、浴槽への給湯温度と
同一となり、台所での給湯設定温度で出湯したい場合
は、リモコン操作により給湯設定温度での出湯が可能と
なる。ただし、その間は、浴槽への湯張りは一時中断す
る。また、差し水、差し湯の場合は、安全のため、この
差し水、差し湯を一時中断する。また、台所で先に使用
している場合、浴槽への給湯は待機するように制御回路
は構成される。そして、台所での給湯が終了すると、浴
槽への湯張りを自動的に開始するようにされている。
【0021】
【発明の効果】本発明の給湯システムによれば、湯水混
合弁の出口の配管を2系統に分岐し、かつ各分岐給湯管
にそれぞれ流量積算計を備えているので、両分岐給湯管
での給湯量を個別に積算して計量することができ、特
に、浴槽への給湯時に台所など他の系統の給湯管から出
湯をしても、浴槽内への給湯量は変化しないため、設定
した正確な湯量で湯ばりをすることができる。
合弁の出口の配管を2系統に分岐し、かつ各分岐給湯管
にそれぞれ流量積算計を備えているので、両分岐給湯管
での給湯量を個別に積算して計量することができ、特
に、浴槽への給湯時に台所など他の系統の給湯管から出
湯をしても、浴槽内への給湯量は変化しないため、設定
した正確な湯量で湯ばりをすることができる。
【0022】また、浴槽給湯管の先端を、浴槽に接続す
ることにより、浴槽内に直接適温に調節した湯を供給す
ることができる。
ることにより、浴槽内に直接適温に調節した湯を供給す
ることができる。
【0023】また、浴槽給湯管を、先端に取り付けたカ
ランにより浴槽内への給湯を可能とすることにより、給
湯可能とした1つのカランで、浴槽内へ給湯と、洗い場
への給湯とを兼用することができるととみもに、既設の
浴槽にも簡易に適用することができる。
ランにより浴槽内への給湯を可能とすることにより、給
湯可能とした1つのカランで、浴槽内へ給湯と、洗い場
への給湯とを兼用することができるととみもに、既設の
浴槽にも簡易に適用することができる。
【図1】本発明の給湯システムの第1実施例のセミオー
トタイプを示す説明図である。
トタイプを示す説明図である。
【図2】本発明の給湯システムの第2実施例のオートス
トップタイプを示す説明図である。
トップタイプを示す説明図である。
P 水道管
H 電気ヒータ
K1 カラン
K2 シャワーヘッド
1 給湯タンク
2 減圧逆止め弁
3 ドレンバルブ
4 給湯管
5 給水管
6 湯水混合弁
7 温度センサ
8 給湯管
81,82 分岐給湯管
91,92 流量積算計
10 浴槽
11 風呂接続アダプタ
12 電磁弁
13 逆止め弁
14 逃し弁
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 蔵本 新治
大阪府茨木市東太田4−5−11 株式会社
日立空調システム茨木工場内
Fターム(参考) 3L024 CC30 DD03 DD13 DD23 DD50
HH03 HH14
Claims (3)
- 【請求項1】 湯水混合弁の出口を2系統に分岐し、そ
の一方に流量積算計を備えた給湯管を、他方に給湯に応
じて開閉制御されるようにした電磁弁と流量積算計とを
直列に配設した浴槽給湯管を、それぞれ接続したことを
特徴とする給湯システム。 - 【請求項2】 浴槽給湯管の先端を浴槽に直接接続した
ことを特徴とする請求項1記載の給湯システム。 - 【請求項3】 浴槽給湯管の先端に取り付けたカランに
より浴槽内への給湯を可能としたことを特徴とする請求
項1記載の給湯システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001340273A JP2003139387A (ja) | 2001-11-06 | 2001-11-06 | 給湯システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001340273A JP2003139387A (ja) | 2001-11-06 | 2001-11-06 | 給湯システム |
Publications (1)
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016176636A (ja) * | 2015-03-19 | 2016-10-06 | 株式会社コロナ | 風呂給湯システム |
JP2018017491A (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | トヨタホーム株式会社 | 給湯設備用の計測システム |
-
2001
- 2001-11-06 JP JP2001340273A patent/JP2003139387A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016176636A (ja) * | 2015-03-19 | 2016-10-06 | 株式会社コロナ | 風呂給湯システム |
JP2018017491A (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | トヨタホーム株式会社 | 給湯設備用の計測システム |
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