JPH0447559Y2 - - Google Patents

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JPH0447559Y2
JPH0447559Y2 JP12435188U JP12435188U JPH0447559Y2 JP H0447559 Y2 JPH0447559 Y2 JP H0447559Y2 JP 12435188 U JP12435188 U JP 12435188U JP 12435188 U JP12435188 U JP 12435188U JP H0447559 Y2 JPH0447559 Y2 JP H0447559Y2
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water
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bathtub
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は浴槽に設定量の湯水を落とし込む風呂
給湯装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、特開昭61−15047号公報には、浴槽内の
残水を加熱し、加熱前後の湯温変化量と加熱した
熱量とに基づいて残水量を算出し、設定量と残水
量との差に相当する量の湯水を給湯器から補給す
るようにしたものが示されている。
(考案が解決しようとする課題) この従来のものでは、残水を循環させて循環回
路に設けた流量スイツチがオンすれば初期湯温を
検出して残水の加熱を始め、オンしなければ所定
量の湯水を補給し、浴槽の循環口より上位の水位
まで湯を溜めてから残水を加熱するようにしてい
たが、浴槽内の水位が循環口の中途の水位の場合
には循環中の水面の波打ちなどの影響もあつて流
量スイツチがオンすることがあり、このような状
態で残水を加熱すると残水への伝熱量が安定せ
ず、正確な残水量を算出することができなくなる
問題点を有していた。
本考案は上記従来の問題点を解決し、残水が浴
槽の循環口より完全に上位の水位にあるときのみ
残水を加熱し常に正確な残水量を算出できる風呂
給湯装置の提供を目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本考案の風呂給湯
装置は次のような構成としている。すなわち、設
定量の湯水を浴槽に落とし込むに際し、浴槽内の
残水を強制循環式の風呂釜で加熱し、加熱前後の
湯温変化量と加熱した熱量とに基づいて残水量を
算出し、設定量と残水量との差に相当する量の湯
水を給湯器から補給するものにおいて、浴槽と風
呂釜とを連結する循環路に流量センサを設け、残
水を循環させて流量センサの検知流量を一定時間
積算し、所定の基準値と比較して残水の加熱を実
行するか所定量の湯水を補給するかを選択する手
段を設けている。
(作用) 浴槽内の残水を強制循環させ、循環路の流量セ
ンサで循環量を一定時間積算する。残水の水位が
浴槽の循環口の中途にあるような場合、流量が不
安定で瞬間的には、循環口より完全に上位の水位
の場合と同等の流量を示すが、一定時間の積算流
量では差異があらわれる。積算流量が所定の基準
値に達しなかつたときは所定量の湯水を補給し、
基準値に達した場合は残水を加熱して加熱前後の
湯温変化量と加熱した熱量とに基づいて残水量を
算出し、設定量と残水量との差に相当する量の湯
水を補給する。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例を示し、1は風呂給
湯装置、2は浴槽である。3は給湯器であり、そ
の熱交換器31の出口から給湯栓12に至る給湯
管11の途中から分岐して大気開放のホツパー1
4に臨む風呂給湯管13を設けている。風呂給湯
管13には流量センサ15、流量制御弁16、電
磁弁17が設けている。32は給湯器3の入水量
を検知する流量センサである。4は風呂釜であ
り、往管5と戻り管6とを介して熱交換器41と
浴槽2とを連結し循環回路を形成している。前記
ホツパー14は三方切換弁18を介して戻り管6
に接続し、戻り管6には流量センサ8、ポンプ
9、湯温検出器10が設けている。7はポンプ9
の下流から分岐して三方切換弁18の上流側の戻
り管6に接続するバイパス管であり、途中にバイ
パス電磁弁71を設けている。51は湯温検出
器、21は浴槽2の循環口、22はコントローラ
である。23はリモコンであり、風呂給湯スイツ
チ25、風呂給湯量設定部26等を備えている。
浴槽2への自動給湯の作用を第2図のフローチ
ヤートと共に説明すると、風呂給湯量設定部26
で浴槽2に溜める設定量を設定して風呂給湯スイ
ツチ25を入操作すると、まず三方切換弁18を
ホツパー14側にして給湯器3から一定量の湯水
を提供すると共にポンプ9を運転し、バイパス電
磁弁71を開いて往管5を戻り管6とに湯水を流
して両管内の空気を排出する(F1)。次に三方切
換弁18を切り換えると共にバイパス電磁弁71
を閉じて循環回路に浴槽2内の残水を循環させ
(F2)、コントローラ22に内蔵されるタイマー
のスタートと同時に流量センサ8で循環流量を積
算する(F3)。一定時間が経過すると積算流量と
所定の基準値とを比較して(F4)、積算流量が基
準値に達していなければ、三方切換弁18をホツ
パー14側に切り換えて給湯器3から所定量の湯
水を補給し(F5)、再び三方切換弁18を切り換
えて、残水の循環(F2)、循環流量の積算(F3)
を繰り返すのである。尚、給湯器3からの湯水の
補給量は流量センサ15で検知する。
積算流量が基準値に達した場合は、浴槽2内の
水位が循環口21より完全に上位にあるので、残
水を加熱して残水量を算出する。すなわち、加熱
時間t、風呂釜4の単位時間当りの発熱量I、熱
効率nとすれば残水を加熱した熱量はt×I×n
となり、加熱前後の湯温をそれぞれT1,T2す
れば、その時点の残水量Qは、 Q=t×I×n/T1−T2 となり、設定量と残水量との差に相当する量の湯
水を給湯器3から補給すれば浴槽2には設定量の
湯水が溜まるのである。補給終了時、電磁弁17
の閉止後数秒間はポンプ9の運転を続けてホツパ
ー14内の水を抜く。またその後、設定温度まで
の追焚き運転に自動的に移行するようにしてもよ
い。
尚、本実施例では、風呂釜4の熱交換器41の
入口と出口とにそれぞれ湯温検出器10,51を
設けており、循環流量は流量センサ8にて検出で
き、発熱量Iは既知の一定量であるから、残水の
加熱中に前記熱効率nを測定できるが、給湯器3
からの湯水の補給中に測定することもできる。す
なわち、補給中に風呂釜4で補給水を加熱し、湯
温検出器51で湯温T4を検出し、給湯器3の湯
温検出器33で検出される湯温をT3、流量セン
サ8の検知流量をLとすれば、 n=(T4−T3)×L/I と算出することができる。
ところで、給湯器3から浴槽2への湯水補給
中、給湯温度は例えば38℃などの一定温度に制御
するが、給湯栓12が開かれて他所で給湯が開始
された場合には、給湯温度を給湯栓12側の設定
温度に制御する。すなわち、給湯器3の流量セン
サ32と、風呂給湯管13の流量センサ15との
検知流量の差、あるいは流量センサ32と循環回
路の流量センサ8との検知流量の差がある一定量
を越えると給湯栓12の使用を判別するのであ
る。
そして、給湯栓12の使用により、風呂給湯管
13側の流量が減少するため、給湯栓12の使用
を判別するとポンプ9の回転数を低下させてホツ
パー14内の水位の制御が容易となるようにして
もよい。ホツパー14内の水位はフロートスイツ
チ等により検知しており、ホツパー14が空にな
つたことを検知し、更に流量センサ8の検知流量
がある一定量以下になればポンプ9の運転は停止
される。
また、ポンプ9の回転数を可変せず簡単にポン
プ9の吐出水量を調節することもできる。すなわ
ち、第3図に示すようにホツパー14の底部の流
出口141に空気吸込筒142を設ける。第4図
は空気吸込筒の斜視図であり、空気吸込筒141
の下部には切欠部142を設けている。ホツパー
14内の水位が空気吸込筒141の上端の水位B
以下になると空気吸込筒141から空気が吸込ま
れ、切欠部142から吸込まれる水に混入するた
めポンプ9の吐出水量が自然に減少し、空気吸込
筒141の内径を適当に選択すればホツパー14
内が空になることはほとんどなくなるのである。
(考案の効果) 本考案の風呂給湯装置は以下に示すようなすぐ
れた効果を奏するものである。すなわち、浴槽内
の残水が循環口の中途の水位にあるような場合に
は残水を加熱して残水量の算出が不正確になつて
しまうことがなく、常に正確に残水量を算出して
設定量の湯水を浴槽に落とし込むことができるの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す風呂給湯装置
の全体構成図、第2図は同例の制御フローチヤー
ト、第3図は本考案に係るホツパーの概略構成
図、第4図は同ホツパーの要部の斜視図である。 2……浴槽、3……給湯器、4……風呂釜、8
……流量センサ、9……ポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 設定量の湯水を浴槽に落とし込むに際し、浴槽
    内の残水を強制循環式の風呂釜で加熱し、加熱前
    後の湯温変化量と加熱した熱量とに基づいて残水
    量を算出し、設定量と残水量との差に相当する量
    の湯水を給湯器から補給するものにおいて、浴槽
    と風呂釜とを連結する循環路に流量センサを設
    け、残水を循環させて流量センサの検知流量を一
    定時間積算し、所定の基準値と比較して残水の加
    熱を実行するか所定量の湯水を補給するかを選択
    する手段を設けたことを特徴とする風呂給湯装
    置。
JP12435188U 1988-09-22 1988-09-22 Expired JPH0447559Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12435188U JPH0447559Y2 (ja) 1988-09-22 1988-09-22

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12435188U JPH0447559Y2 (ja) 1988-09-22 1988-09-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0244650U JPH0244650U (ja) 1990-03-27
JPH0447559Y2 true JPH0447559Y2 (ja) 1992-11-10

Family

ID=31374002

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JP12435188U Expired JPH0447559Y2 (ja) 1988-09-22 1988-09-22

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