JP3267150B2 - 給湯器付風呂釜 - Google Patents
給湯器付風呂釜Info
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- JP3267150B2 JP3267150B2 JP09010996A JP9010996A JP3267150B2 JP 3267150 B2 JP3267150 B2 JP 3267150B2 JP 09010996 A JP09010996 A JP 09010996A JP 9010996 A JP9010996 A JP 9010996A JP 3267150 B2 JP3267150 B2 JP 3267150B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浴槽への自動湯張り
や自動補水、浴槽水の追い焚きができる給湯器付風呂釜
に関する。
や自動補水、浴槽水の追い焚きができる給湯器付風呂釜
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴槽と風呂釜との間で浴槽の湯水
を循環させることにより効率のよい追い焚きが可能で、
また給湯器からの水や温水を浴槽へ自動的に落とし込み
をすることで、浴槽水位を設定水位に維持することがで
きる給湯器付風呂釜が提供されている。すなわち給湯器
付風呂釜は、水圧により浴槽水位を検出する水位センサ
を備え、設定温度の湯水を設定水位まで湯張りし、現在
の浴槽水位が設定水位より一定以上低下した場合に自動
的に補水を開始するものである。また、追い焚き時に現
在水位が空焚きを防ぐための空焚き防止水位以下に低下
したときは、追い焚きを停止するようになっている。
を循環させることにより効率のよい追い焚きが可能で、
また給湯器からの水や温水を浴槽へ自動的に落とし込み
をすることで、浴槽水位を設定水位に維持することがで
きる給湯器付風呂釜が提供されている。すなわち給湯器
付風呂釜は、水圧により浴槽水位を検出する水位センサ
を備え、設定温度の湯水を設定水位まで湯張りし、現在
の浴槽水位が設定水位より一定以上低下した場合に自動
的に補水を開始するものである。また、追い焚き時に現
在水位が空焚きを防ぐための空焚き防止水位以下に低下
したときは、追い焚きを停止するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、追い焚きが
指令されると浴槽の湯水を風呂釜に循環させるポンプが
オンし、風呂釜と浴槽との間に循環流が生じる。ここ
で、ポンプが故障していないか確実に判定するため、風
呂釜の循環流路でポンプがオンすることによって水圧が
低下する部分には、水圧を検出する水位センサの検出部
が設けられている。したがって水位センサによる見かけ
の水位は低下することになる。このとき設定水位が低水
位になっていると、実際の浴槽の水位が追い焚き可能で
あっても、補水開始水位直前まで浴槽水が低下している
ときに循環ポンプがオンすると水位センサによる見かけ
の水位が空焚き防止水位以下となり、追い焚きが停止し
てしまうという問題がある。すなわち、風呂釜に設けた
水位センサによって現在の浴槽の水位が設定水位より一
定以上低下したことを検出したときには自動的に補水す
るようにした給湯器付き風呂釜において、水位が最低設
定水位H E に設定されており、自動補水を行なうときの
水位差がΔH 1 になっている場合を考えると、図3にお
いて最低設定水位HEに対して浴槽水位がΔH1だけ低
下しているとき、追い焚きに伴って循環ポンプがオンす
ると、実際の水位がHE−ΔH1であるのに対し見かけ
の水位はさらにΔHP低下し、浴槽水位は見かけ上、H
E−ΔH1−ΔHPとなる。この水位が例えば図3のよ
うに上部循環口41の中央に設定された空焚き防止水位
H K を超えていれば問題はない。ところが、補水開始時
の水位差が、より大きな値ΔH 2 (>ΔH 1 )に設定さ
れていた場合には、最低設定水位HEに対して浴槽水位
がΔH 2 だけ低下し、空焚き防止水位H K の直前まで低
下しているときに循環ポンプがオンすると、実際の水位
はHE−ΔH2 (=H Y >H K )で追い焚き可能である
のに見かけの水位はHE−ΔH2−ΔHPとなり、空焚
き防止水位HK以下になって追い焚きが停止してしまう
という問題がある。ここで、最低設定水位を上げること
によって上記の問題を解決することもできるが、水位の
設定範囲が小さくなるという弊害が生じる。
指令されると浴槽の湯水を風呂釜に循環させるポンプが
オンし、風呂釜と浴槽との間に循環流が生じる。ここ
で、ポンプが故障していないか確実に判定するため、風
呂釜の循環流路でポンプがオンすることによって水圧が
低下する部分には、水圧を検出する水位センサの検出部
が設けられている。したがって水位センサによる見かけ
の水位は低下することになる。このとき設定水位が低水
位になっていると、実際の浴槽の水位が追い焚き可能で
あっても、補水開始水位直前まで浴槽水が低下している
ときに循環ポンプがオンすると水位センサによる見かけ
の水位が空焚き防止水位以下となり、追い焚きが停止し
てしまうという問題がある。すなわち、風呂釜に設けた
水位センサによって現在の浴槽の水位が設定水位より一
定以上低下したことを検出したときには自動的に補水す
るようにした給湯器付き風呂釜において、水位が最低設
定水位H E に設定されており、自動補水を行なうときの
水位差がΔH 1 になっている場合を考えると、図3にお
いて最低設定水位HEに対して浴槽水位がΔH1だけ低
下しているとき、追い焚きに伴って循環ポンプがオンす
ると、実際の水位がHE−ΔH1であるのに対し見かけ
の水位はさらにΔHP低下し、浴槽水位は見かけ上、H
E−ΔH1−ΔHPとなる。この水位が例えば図3のよ
うに上部循環口41の中央に設定された空焚き防止水位
H K を超えていれば問題はない。ところが、補水開始時
の水位差が、より大きな値ΔH 2 (>ΔH 1 )に設定さ
れていた場合には、最低設定水位HEに対して浴槽水位
がΔH 2 だけ低下し、空焚き防止水位H K の直前まで低
下しているときに循環ポンプがオンすると、実際の水位
はHE−ΔH2 (=H Y >H K )で追い焚き可能である
のに見かけの水位はHE−ΔH2−ΔHPとなり、空焚
き防止水位HK以下になって追い焚きが停止してしまう
という問題がある。ここで、最低設定水位を上げること
によって上記の問題を解決することもできるが、水位の
設定範囲が小さくなるという弊害が生じる。
【0004】本発明は上記の課題を解決し、設定水位が
低水位側の場合には設定水位と補水開始水位との差を小
さくし、追い焚き時にポンプがオンすることにより見か
けの水位が低下しても、空焚き防止水位以下にならず、
追い焚きが停止することがない給湯器付風呂釜を提供す
ることを目的とする。
低水位側の場合には設定水位と補水開始水位との差を小
さくし、追い焚き時にポンプがオンすることにより見か
けの水位が低下しても、空焚き防止水位以下にならず、
追い焚きが停止することがない給湯器付風呂釜を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の給湯器付風呂釜は設定温度の湯を
任意に調整可能な設定水位まで浴槽に湯張りし、風呂釜
に設けた水位センサによって現在の浴槽の水位が設定水
位より一定以上低下したことを検出したときは、自動的
に補水するようにした給湯器付風呂釜において、水位が
低水位側に設定されている場合は設定水位と補水開始水
位との差を小さくしたことを特徴としている。
め、請求項1の発明の給湯器付風呂釜は設定温度の湯を
任意に調整可能な設定水位まで浴槽に湯張りし、風呂釜
に設けた水位センサによって現在の浴槽の水位が設定水
位より一定以上低下したことを検出したときは、自動的
に補水するようにした給湯器付風呂釜において、水位が
低水位側に設定されている場合は設定水位と補水開始水
位との差を小さくしたことを特徴としている。
【0006】上記本発明の特徴によれば、風呂釜に設け
た水位センサによって現在の浴槽水位が設定水位に対し
て一定以上低下したことを検出したときに行う自動補水
について、設定水位が低水位側の場合は補水開始水位を
高めにすることで早めに補水するようになるので、現在
水位が空焚き防止水位に近づきにくくなり、追い焚きが
指令され、ポンプがオンすることにより水位センサ検出
部の圧力低下が生じても、見かけ水位が空焚き防止水位
以下になることがなく、したがって追い焚きが停止して
しまうこともない。
た水位センサによって現在の浴槽水位が設定水位に対し
て一定以上低下したことを検出したときに行う自動補水
について、設定水位が低水位側の場合は補水開始水位を
高めにすることで早めに補水するようになるので、現在
水位が空焚き防止水位に近づきにくくなり、追い焚きが
指令され、ポンプがオンすることにより水位センサ検出
部の圧力低下が生じても、見かけ水位が空焚き防止水位
以下になることがなく、したがって追い焚きが停止して
しまうこともない。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態を示す
給湯器付風呂釜の構成図、図2は本発明の保温運転中の
自動補水の制御例を示すフローチャートであり、複数段
階の水位設定が可能な例を示してある。また図4は任意
に連続的に水位設定が可能な場合の浴槽内の水位につい
ての説明図である。
給湯器付風呂釜の構成図、図2は本発明の保温運転中の
自動補水の制御例を示すフローチャートであり、複数段
階の水位設定が可能な例を示してある。また図4は任意
に連続的に水位設定が可能な場合の浴槽内の水位につい
ての説明図である。
【0008】まず図1において、1は給湯器、2は落と
し込み回路、3は風呂釜、4は浴槽である。給湯器1
は、入水路10からの水を給湯用バ−ナ11を用いて給
湯熱交換器12で加熱し、出湯路13を通過して出湯す
るものである。ここで、14は給湯熱交換器12を通る
入水量を検出する給湯水量センサ、15は入水温度を検
出する入水サ−ミスタ、16は給湯熱交換器12での加
熱後の湯温を検出する給湯缶体サ−ミスタ、17は給湯
熱交換器12で加熱された湯と、バイパス路18からの
水とを混合した後の出湯温度を検出する出湯サ−ミス
タ、19は出湯量を調整する水量サ−ボである。
し込み回路、3は風呂釜、4は浴槽である。給湯器1
は、入水路10からの水を給湯用バ−ナ11を用いて給
湯熱交換器12で加熱し、出湯路13を通過して出湯す
るものである。ここで、14は給湯熱交換器12を通る
入水量を検出する給湯水量センサ、15は入水温度を検
出する入水サ−ミスタ、16は給湯熱交換器12での加
熱後の湯温を検出する給湯缶体サ−ミスタ、17は給湯
熱交換器12で加熱された湯と、バイパス路18からの
水とを混合した後の出湯温度を検出する出湯サ−ミス
タ、19は出湯量を調整する水量サ−ボである。
【0009】また、落とし込み回路2は、給湯器1から
の湯水を風呂釜3や浴槽4に補水または落とし込みをす
るときの通路であり、落とし込み回路2には、上水回路
である給湯器1と雑水回路である風呂釜3とを縁切りす
るバキュ−ムブレ−カ21、落とし込みを開始または終
了させる注湯電磁弁22、落とし込み水量を検出する注
湯水量センサ23、風呂釜3からの逆流を防止する逆止
弁24が備えられ、主落とし込み路25と副落とし込み
路26から浴槽へ湯水が落とし込まれる。そして、風呂
釜3は浴槽4の湯水を風呂用バ−ナ31を用いて風呂熱
交換器32で加熱、追い焚きするものであり、浴槽水位
を検出する水位センサ33を具備している。さらに、風
呂釜3は浴槽4の湯水を強制的にかく拌するとともに浴
槽と風呂釜との間を循環させるポンプ35、浴槽4の湯
水の温度や副落とし込み路26からの落とし込み温度を
検出する風呂サ−ミスタ36も備えている。なお、39
は各センサや図示しないリモコンからの情報にもとづき
各バ−ナの燃焼などを制御する制御部、41は浴槽4の
上部循環口、42は浴槽4の下部循環口である。
の湯水を風呂釜3や浴槽4に補水または落とし込みをす
るときの通路であり、落とし込み回路2には、上水回路
である給湯器1と雑水回路である風呂釜3とを縁切りす
るバキュ−ムブレ−カ21、落とし込みを開始または終
了させる注湯電磁弁22、落とし込み水量を検出する注
湯水量センサ23、風呂釜3からの逆流を防止する逆止
弁24が備えられ、主落とし込み路25と副落とし込み
路26から浴槽へ湯水が落とし込まれる。そして、風呂
釜3は浴槽4の湯水を風呂用バ−ナ31を用いて風呂熱
交換器32で加熱、追い焚きするものであり、浴槽水位
を検出する水位センサ33を具備している。さらに、風
呂釜3は浴槽4の湯水を強制的にかく拌するとともに浴
槽と風呂釜との間を循環させるポンプ35、浴槽4の湯
水の温度や副落とし込み路26からの落とし込み温度を
検出する風呂サ−ミスタ36も備えている。なお、39
は各センサや図示しないリモコンからの情報にもとづき
各バ−ナの燃焼などを制御する制御部、41は浴槽4の
上部循環口、42は浴槽4の下部循環口である。
【0010】今、風呂追い焚きが指令され、ポンプ35
がオンすると、循環流が発生し浴槽4の湯水は下部循環
口42から風呂熱交換器32に循環して加熱され、上部
循環口41から再び浴槽4に戻る。このとき浴槽4の水
位が、空焚き防止水位H K 以下なら追い焚きは停止す
る。空焚き防止水位H K は例えば上部循環口41の中心
等、水位センサ33より上に設定する。また風呂の自動
運転が指令されると給湯器1からの湯水が落とし込み回
路2の主落とし込み路25と副落とし込み路26を通っ
て浴槽4へ供給される。
がオンすると、循環流が発生し浴槽4の湯水は下部循環
口42から風呂熱交換器32に循環して加熱され、上部
循環口41から再び浴槽4に戻る。このとき浴槽4の水
位が、空焚き防止水位H K 以下なら追い焚きは停止す
る。空焚き防止水位H K は例えば上部循環口41の中心
等、水位センサ33より上に設定する。また風呂の自動
運転が指令されると給湯器1からの湯水が落とし込み回
路2の主落とし込み路25と副落とし込み路26を通っ
て浴槽4へ供給される。
【0011】次に図2のフロ−チャ−トに従って保温運
転中の自動補水運転の制御例を説明する。給湯器1から
出湯路13、落とし込み回路2、主落とし込み路25、
副落とし込み路26を通って浴槽4へ任意の設定水位ま
で湯水を落とし込み、湯張り終了後は保温運転を開始す
る(S1)。保温運転開始後、まず設定水位が最低段の
水位になっているか否かを判定し(S2)、最低段の水
位に設定されているときは(S2でイエス)、現在の浴
槽水位が設定水位に対して1cm以上低下すれば(S4
でイエス)、直ちに設定水位まで補水を行い(S5)、
補水終了後に設定温度まで追い焚きする(S7)。
転中の自動補水運転の制御例を説明する。給湯器1から
出湯路13、落とし込み回路2、主落とし込み路25、
副落とし込み路26を通って浴槽4へ任意の設定水位ま
で湯水を落とし込み、湯張り終了後は保温運転を開始す
る(S1)。保温運転開始後、まず設定水位が最低段の
水位になっているか否かを判定し(S2)、最低段の水
位に設定されているときは(S2でイエス)、現在の浴
槽水位が設定水位に対して1cm以上低下すれば(S4
でイエス)、直ちに設定水位まで補水を行い(S5)、
補水終了後に設定温度まで追い焚きする(S7)。
【0012】一方、現在水位が設定水位に対して1cm
以上低下していないときは(S4でノ−)、保温運転開
始と同時にセットされる保温タイマ−が、一定の時間経
過によってアップ(S6でイエス)すると、追い焚きを
行う(S7)。いずれにしてもステップS7の追い焚き
が終了すると保温運転の1サイクルが終了し、保温運転
終了の指令がされない限り(S8でノ−)、再び保温運
転を開始する。
以上低下していないときは(S4でノ−)、保温運転開
始と同時にセットされる保温タイマ−が、一定の時間経
過によってアップ(S6でイエス)すると、追い焚きを
行う(S7)。いずれにしてもステップS7の追い焚き
が終了すると保温運転の1サイクルが終了し、保温運転
終了の指令がされない限り(S8でノ−)、再び保温運
転を開始する。
【0013】設定水位が最低段の水位になっていない場
合は(S2でノ−)、現在水位が設定水位より2.5c
m以上低下すれば(S3でイエス)直ちに設定水位まで
補水を行い(S5)、補水終了後に設定温度まで追い焚
きする(S7)。現在水位が2.5cm以上低下してい
ない場合(S3でノ−)でも保温タイマ−がアップ(S
6でイエス)すれば、追い焚きを行う(S7)。追い焚
き開始に伴いポンプ35がオンすることで、水位センサ
33が検出する見かけの水位は低下するが、設定水位が
最低段の水位になっているときは、前述のように補水開
始水位を高めにして現在水位が設定水位より1cm以上
低下すれば補水を行うようにするので見かけの水位が空
焚き防止水位以下になることはなく、追い焚きが停止す
ることもない。
合は(S2でノ−)、現在水位が設定水位より2.5c
m以上低下すれば(S3でイエス)直ちに設定水位まで
補水を行い(S5)、補水終了後に設定温度まで追い焚
きする(S7)。現在水位が2.5cm以上低下してい
ない場合(S3でノ−)でも保温タイマ−がアップ(S
6でイエス)すれば、追い焚きを行う(S7)。追い焚
き開始に伴いポンプ35がオンすることで、水位センサ
33が検出する見かけの水位は低下するが、設定水位が
最低段の水位になっているときは、前述のように補水開
始水位を高めにして現在水位が設定水位より1cm以上
低下すれば補水を行うようにするので見かけの水位が空
焚き防止水位以下になることはなく、追い焚きが停止す
ることもない。
【0014】設定水位を段階的に調整可能な場合は上記
したように最低段の設定水位についてのみ、あるいは必
要があればその1つ上の設定水位についても、その設定
水位に対応する補水開始水位を高めにすればよい。また
設定水位を任意に連続的に調整可能な場合は、図4に示
すように最低設定水位HE に対応する補水開始水位HY
の直前まで浴槽水位が低下しているところで循環ポンプ
がオンしたときの見かけ水位HE −ΔH2 −ΔHP と空
焚き防止水位HK との差をΔHとすると、設定水位がH
E 以上かつHE +ΔH以下のときには、補水開始水位H
Y を一律にΔHだけ上げるか、あるいは設定水位に応じ
て必要なだけ上げるようにしてもよい。また本発明は補
水機能さえ働いていればよく、保温タイマ−等によら
ず、追い焚きを手動で行うようになっている場合でも適
用することができる。
したように最低段の設定水位についてのみ、あるいは必
要があればその1つ上の設定水位についても、その設定
水位に対応する補水開始水位を高めにすればよい。また
設定水位を任意に連続的に調整可能な場合は、図4に示
すように最低設定水位HE に対応する補水開始水位HY
の直前まで浴槽水位が低下しているところで循環ポンプ
がオンしたときの見かけ水位HE −ΔH2 −ΔHP と空
焚き防止水位HK との差をΔHとすると、設定水位がH
E 以上かつHE +ΔH以下のときには、補水開始水位H
Y を一律にΔHだけ上げるか、あるいは設定水位に応じ
て必要なだけ上げるようにしてもよい。また本発明は補
水機能さえ働いていればよく、保温タイマ−等によら
ず、追い焚きを手動で行うようになっている場合でも適
用することができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したような構成にしたことで、
本発明の給湯器付風呂釜は次のような効果を奏する。す
なわち請求項1記載の給湯器付風呂釜によれば、設定水
位が低水位側の場合には設定水位と補水開始水位との差
を小さくしたので、早めに補水が行われ、追い焚き時に
ポンプがオンして浴槽と風呂釜との間で循環流が生じ、
見かけの水位が低下しても空焚き防止水位以下にはなら
ないので、追い焚きが停止することなく正常に行われる
という効果を奏する。さらに最低設定水位を上げずに補
水開始水位だけを上げるので、水位の設定範囲が小さく
なることもないという効果がある。
本発明の給湯器付風呂釜は次のような効果を奏する。す
なわち請求項1記載の給湯器付風呂釜によれば、設定水
位が低水位側の場合には設定水位と補水開始水位との差
を小さくしたので、早めに補水が行われ、追い焚き時に
ポンプがオンして浴槽と風呂釜との間で循環流が生じ、
見かけの水位が低下しても空焚き防止水位以下にはなら
ないので、追い焚きが停止することなく正常に行われる
という効果を奏する。さらに最低設定水位を上げずに補
水開始水位だけを上げるので、水位の設定範囲が小さく
なることもないという効果がある。
【図1】本発明の実施形態における給湯器付風呂釜の構
成図である。
成図である。
【図2】本発明の具体的実施形態におけるフロ−チャ−
トである。
トである。
【図3】浴槽内の水位について示した説明図である。
【図4】任意に連続的に水位設定が可能な場合の浴槽内
の水位についての説明図である。
の水位についての説明図である。
1 給湯器 3 風呂釜 4 浴槽 33 水位センサ 35 循環ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻 栄一 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地株式会 社ノ−リツ内 (56)参考文献 特開 平2−93242(JP,A) 実開 平2−120659(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 1/00 602
Claims (1)
- 【請求項1】 設定温度の湯を任意に調整可能な設定水
位まで浴槽に湯張りし、現在の浴槽の水位が設定水位よ
り一定以上低下したときは自動的に補水するようにした
給湯器付風呂釜において、水位が低水位側に設定されて
いる場合は設定水位と補水開始水位との差を小さくした
ことを特徴とする給湯器付風呂釜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09010996A JP3267150B2 (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 給湯器付風呂釜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09010996A JP3267150B2 (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 給湯器付風呂釜 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09250809A JPH09250809A (ja) | 1997-09-22 |
JP3267150B2 true JP3267150B2 (ja) | 2002-03-18 |
Family
ID=13989362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09010996A Expired - Fee Related JP3267150B2 (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 給湯器付風呂釜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3267150B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6048739B2 (ja) * | 2013-01-10 | 2016-12-21 | 株式会社ノーリツ | 風呂装置 |
-
1996
- 1996-03-18 JP JP09010996A patent/JP3267150B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09250809A (ja) | 1997-09-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |