JP6048739B2 - 風呂装置 - Google Patents
風呂装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6048739B2 JP6048739B2 JP2013002360A JP2013002360A JP6048739B2 JP 6048739 B2 JP6048739 B2 JP 6048739B2 JP 2013002360 A JP2013002360 A JP 2013002360A JP 2013002360 A JP2013002360 A JP 2013002360A JP 6048739 B2 JP6048739 B2 JP 6048739B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water level
- water
- bathtub
- hot water
- replenishment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Control For Baths (AREA)
Description
詳細に説明すると、過去最大の水位をピーク水位とする場合、ピーク水位の最大値は浴槽を満水としたときの水位となる。したがって、ピーク水位よりも所定量低い水位をあふれ防止水位として設定し、あふれ防止水位まで注湯されると注湯動作を停止する制御構成によると、貯湯された湯水の水位が満水時の水位よりも必ず低くなってしまう。ここで、使用者には、満水まで湯張りした状態で浴槽を使用したいといった要求を持つものもおり、このような構成では、必ずしも使用者の要求を満たすことができないという不満があった。
このため、浴槽の湯水が減少していき、浴槽の水位が変更後の設定水位に基づく新たな補水開始水位を下回った場合は、補水運転が実施されることとなる。したがって、従来の制御構成のように、補水した総水量が所定以上となったときに補水を中止するような動作とは異なり、補水を複数回実施しても、突然補水が停止してそれ以降の補水が実施されないということはない。そのため、使用者に不用な不安感を与えることはない。
したがって、従来の制御構成のように、満水よりも低水位となる所定水位まで補水すると補水を中止するような動作とは異なり、浴槽に満水となるまで補水することも可能となる。このため、より汎用性の高い風呂装置を提供することが可能となる。
さらに、本発明の風呂装置では、比較した基準水位又は不足湯量の差が所定値を下回る状況が複数回発生しない限り、設定水位が変更されることはなく、浴槽に満水となるまで補水運転が可能となる。このため、より汎用性の高い風呂装置を提供することが可能となる。
そして、制御装置7は、各センサ等により検知された情報、各センサ等が検知した情報に基づいて演算手段が算出した情報を記憶可能となっている。
風呂往き管34は、熱交換器側から浴槽16側に湯水を送りだす配管である。
風呂戻り管33と風呂往き管34とは、熱交換器を介して連続しており、浴槽16を含む循環流路(風呂循環経路)を形成している。
図示しない給湯栓等が操作されて出湯要求があると、図示しない給水源から供給された湯水が入水管20を流れ、二次熱交換器6及び一次熱交換器5を経て加熱され、出湯管21へ出湯される。さらに、出湯管21では、熱交換器を経て加熱された湯水と、バイパス管22を通過した湯水とが混合されることとなる。そして、この混合された湯水が一般給湯管23へと出湯され、一般給湯管23から給湯栓(図示せず)へと供給される。
図示しないリモコン等で落とし込み運転が要求されると、風呂落とし込み系統11の注湯電磁弁29が開いた状態となる。すると、図示しない給水源から供給された湯水が入水管20を流れ、熱交換器を経て加熱され、出湯管21へ出湯される。このとき、出湯管21では、熱交換器を経て加熱された湯水と、バイパス管22を通過した湯水とが混合されることとなる。そして、この混合された湯水が出湯管21から風呂落とし込み管25へと出湯され、風呂落とし込み管25から風呂戻り管33へと流入する。この風呂戻り管33へ流入した湯水は、風呂戻り管33と、風呂戻り管33と連なる風呂往き管34から浴槽16へ落とし込まれる。
ここで、本実施形態の落とし込み運転では、予め使用者が図示しないリモコン等で設定した水位(以下、単に設定水位と称す)となるまで、浴槽16に湯水を注湯する動作を実施している。なお、この設定水位の変更は多段切替式となっており、使用者は、それぞれ異なる水位が割り当てられた各段の中から1つを選択し、選択した段の水位を設定水位とするものである。
図示しないリモコン等で追い焚き運転が要求されると、渦巻きポンプ40が駆動され、浴槽16内の湯水が風呂戻り管33を介して二次熱交換器6及び一次熱交換器5に送られる。そして、二次熱交換器6及び一次熱交換器5を通過することで加熱された湯水は、風呂往き管34を介して浴槽16に戻される。
なお、所定量Qは、上記した設定水位を切替える際の基準となる各段、すなわち、設定水位が割り当てられた複数段のそれぞれのうち、連続する2つの段の水位の差よりも小さな値とすることができる。
なお、基準量Qαは十分に小さい値となっており、所定量Qよりも少ない値となっている。
つまり、本実施形態の熱源機1は、基準水位の差が十分小さい状況下で補水を開始した回数を記憶している。より詳細には、熱源機1は、基準水位の差が所定の値(例えば、10mm)よりも小さい所定の範囲(例えば、0mmから9mm)に属する状況下で補水を開始すると、その補水の開始数を微差での補水開始数Nとして記憶している。
具体的に説明すると、補水は、上記したように、浴槽水位Laが設定水位よりも所定量Qだけ低い水位である補水開始水位L1を下回ったときに開始される。つまり、現在の浴槽水位Laは、変更前の設定水位よりも所定量Qだけ低い水位である補水開始水位L1を下回った水位となっている。ここで、現在の浴槽水位Laに所定量Qを加えた水位よりも小さい水位のうちで最大の水位を新たな設定水位とすると、新たな補水開始水位L2は、新たな設定水位よりも所定量Qだけ低い水位となり、現在の浴槽水位Laを下回ることとなる。
すなわち、本実施形態では、設定水位を引き下げるように変更し(ステップ6)、現在の浴槽水位Laが新たな補水開始水位L2以上の水位となるようにしている。別言すると、補水開始の基準となる閾値を引き下げ、補水が開始されないようにしている。このことにより、現在の浴槽水位Laが維持されている間、新たな補水開始水位L2を基準とした補水は実施されないこととなる。
つまり、従来の制御構成のように、補水を複数回実施し、補水した水量が所定以上となったことを条件として補水を中止するような動作とは異なり、突然補水が停止し、それ以降の補水が実施されないということがない。そのため、使用者に不用な不安感を与えることはない。
したがって、従来の制御構成のように、満水よりも低水位となる所定水位まで補水すると補水を中止するような動作とは異なり、浴槽16に満水(又は満水に極めて近い位置)となるまで補水することも可能となる。このため、より汎用性の高い熱源機1を提供することが可能となる。
また、設定水位が変更された場合(ステップ5でYesの場合)は、新たな設定水位を用いて不足湯量を算出する。
そして、この追い焚き動作の停止をもって、浴槽16への補水が完了する。
そこで、本実施形態の補水運転では、補水が完了した後に水位が安定するまでの間、すなわち、所定時間が経過するまでの間は待機状態としている。このことにより、不必要な補水の実施を防止している。
つまり、浴槽16の水位を基準として、今回の補水運転開始時の状況下と前回の補水運転開始時の状況下とを比較した。しかしながら、本発明はこれに限るものではない。
例を挙げて具体的に説明すると、補水運転が開始されたとき(ステップ1でYes)、上記したステップ2に代わって、現在の浴槽水位Laと設定水位から、現在の浴槽水位Laを設定水位とするために不足している湯量である不足湯量を算出し、記憶してもよい。
そして、上記したステップ3に代わって、前回の補水運転開始時の不足湯量と今回の補水運転開始時の不足湯量の差を算出し、基準量Qβ(例えば、5リットル)を比較してもよい。具体的には、今回の不足湯量から前回の不足湯量を引いた値の絶対値と、基準量Qβとを比較することが好ましい。
そして、今回の補水運転開始時の不足湯量と前回の補水運転開始時の不足湯量の差が基準量Qβより小さい場合に限り、微差での補水開始数Nに規定値X1を追加(ステップ4)し、ステップ5以降の処理を実施してもよい。
16 浴槽
31 水位センサ(水位検知手段)
Claims (2)
- 浴槽内の水位を検知可能な水位検知手段を備え、
前記水位検知手段が検知した水位が予め設定された設定水位を下回り、前記設定水位に基づいて決定される補水開始水位を下回ったことを条件として、前記浴槽に湯水を供給する補水運転を実施する風呂装置であって、
補水運転開始時の浴槽内の水位を基準水位として取得し、取得した基準水位と、記憶しておいた前回の補水運転開始時の基準水位とを比較するものであり、
比較した基準水位の差が所定値を下回る状況が複数回発生したことを条件として、現在の前記浴槽内の水位が補水開始水位を下回らないように前記設定水位を変更することを特徴とする風呂装置。 - 浴槽内の水位を検知可能な水位検知手段を備え、
前記水位検知手段が検知した水位が予め設定された設定水位を下回り、前記設定水位に基づいて決定される補水開始水位を下回ったことを条件として、前記浴槽に湯水を供給する補水運転を実施する風呂装置であって、
補水運転開始時に、前記浴槽内の水位を前記設定水位とするために必要な不足湯量を算出し、算出した不足湯量と、記憶しておいた前回の補水運転開始時の不足湯量とを比較するものであり、
比較した不足湯量の差が所定値を下回る状況が複数回発生したことを条件として、現在の前記浴槽内の水位が補水開始水位を下回らないように前記設定水位を変更することを特徴とする風呂装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013002360A JP6048739B2 (ja) | 2013-01-10 | 2013-01-10 | 風呂装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013002360A JP6048739B2 (ja) | 2013-01-10 | 2013-01-10 | 風呂装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014134341A JP2014134341A (ja) | 2014-07-24 |
JP6048739B2 true JP6048739B2 (ja) | 2016-12-21 |
Family
ID=51412757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013002360A Active JP6048739B2 (ja) | 2013-01-10 | 2013-01-10 | 風呂装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6048739B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0379950A (ja) * | 1990-06-08 | 1991-04-04 | Noritz Corp | 自動風呂装置 |
JP2552599B2 (ja) * | 1991-12-06 | 1996-11-13 | リンナイ株式会社 | 風呂装置 |
JP2830603B2 (ja) * | 1992-03-16 | 1998-12-02 | ダイキン工業株式会社 | 風呂システム |
JP3151983B2 (ja) * | 1992-12-25 | 2001-04-03 | 株式会社ノーリツ | 風呂給湯器 |
JP3267150B2 (ja) * | 1996-03-18 | 2002-03-18 | 株式会社ノーリツ | 給湯器付風呂釜 |
JP4272787B2 (ja) * | 2000-02-02 | 2009-06-03 | パロマ工業株式会社 | 自動風呂装置 |
JP2003042534A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-13 | Corona Corp | 風呂給湯装置 |
JP4102780B2 (ja) * | 2004-06-24 | 2008-06-18 | 株式会社コロナ | 貯湯式給湯装置 |
-
2013
- 2013-01-10 JP JP2013002360A patent/JP6048739B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014134341A (ja) | 2014-07-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN104898738B (zh) | 一种电子坐便器的恒温加热控制方法 | |
JP4876762B2 (ja) | ヒートポンプ式給湯装置 | |
JP2010091196A (ja) | 給湯装置 | |
JP6177149B2 (ja) | 貯湯システム | |
JP4752347B2 (ja) | 貯湯式給湯装置 | |
JP6048739B2 (ja) | 風呂装置 | |
JP2018096658A (ja) | 給湯装置 | |
JP2006343033A (ja) | 貯湯式給湯装置 | |
JP5267112B2 (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP2007085651A (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP4742968B2 (ja) | 貯湯式給湯装置 | |
JP2016008763A (ja) | 風呂装置 | |
JP2006343032A (ja) | 貯湯式給湯装置 | |
JP5979042B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP2006138527A (ja) | 熱源システム | |
JP5106567B2 (ja) | 貯湯式給湯システム | |
JP2011169548A (ja) | 風呂装置 | |
JP6383287B2 (ja) | 風呂給湯システム | |
JP2016136073A (ja) | ヒートポンプ給湯装置 | |
JP2005134028A (ja) | 貯湯式温水器 | |
JP5598711B2 (ja) | 熱源機 | |
JP4529801B2 (ja) | 貯湯式給湯装置 | |
JP2010133582A (ja) | 湯張り機能付き給湯機 | |
JP4529803B2 (ja) | 貯湯式給湯装置 | |
JP2011064430A (ja) | ドレン排水装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151225 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161012 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161027 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161109 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6048739 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |