JP2830603B2 - 風呂システム - Google Patents

風呂システム

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JP2830603B2
JP2830603B2 JP4108346A JP10834692A JP2830603B2 JP 2830603 B2 JP2830603 B2 JP 2830603B2 JP 4108346 A JP4108346 A JP 4108346A JP 10834692 A JP10834692 A JP 10834692A JP 2830603 B2 JP2830603 B2 JP 2830603B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は浴槽の水位を水位セン
サーにより検出して、自動的に湯水を供給停止させるよ
うした風呂システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】まずヒートポンプで熱源を構成した従来
(特開平3−230049号公報)の風呂システムの概
略について説明する。まず風呂システムの配管系統を説
明すると、図6において、浴槽10には湯水20が貯溜
されており、浴槽10の側壁下部の所定高さ位置には吸
込配管11の一端部が接続してある。
【0003】吸込配管11には、後述する湯はりユニッ
ト(湯水供給手段)30、水位センサー14及びポンプ
16が接続されており、吸込配管11の他端部は風呂用
熱交換器13に接続されている。この吸込配管11の浴
槽10への接続部近傍には、戻り配管12の一端部が接
続されており、戻り配管12の他端部は風呂用熱交換器
13に接続し、これらの吸込配管11から戻り配管12
へ循環する経路で湯水循環配管系17が構成されてい
る。
【0004】そして風呂用熱交換器13には圧縮機等を
内蔵する室外機18が冷媒配管15で接続されており、
この室外機18から風呂用熱交換器13へ冷媒を循環さ
せる熱源としてのヒートポンプが構成されている。なお
このヒートポンプの代わりに、熱源としてガス等を利用
することもできる。
【0005】上記湯はりユニット30は、吸込配管11
に湯水(湯または水のこと、以下同じ)20を供給する
機能を有しており、この湯はりユニット30から供給さ
れた湯水20は、ポンプ16、風呂用熱交換器13を介
して戻り配管12を通過し、浴槽10へ流入するように
なされている。
【0006】吸込配管11の水位センサー14とポンプ
16との間には三方弁31が介設されており、三方弁3
1には連結配管32の下端部が接続してある。この三方
弁31は、その湯水供給時には配管11の三方弁31よ
り反浴槽側部分に湯水20を供給すると共に、配管11
の三方弁31よりも浴槽10側の部分を閉鎖する一方、
湯水供給停止時には配管11への湯水供給を停止すると
共に、配管11を連通するように切換可能に構成してあ
る。
【0007】上記水位センサー14は、配管11内の圧
力を検知して検出信号40を出力する機能を有してい
る。上記連結配管32の上端部にはホッパー33が接続
されており、ホッパー33には配管34の開口端部から
湯水20が供給されるようになされている。
【0008】この配管34の途中には給湯弁35が介設
されており、配管34の他端はミキシングバルブ36に
接続してある。このミキシングバルブ36には、配管3
7、38が接続されていて、一方の配管37には風呂用
熱交換器13または別の熱交換器を利用して加熱された
湯が供給されており、他方の配管38には水道配管から
水道水が供給されている。
【0009】次に運転制御系について、図7を参照して
説明する。まず上記湯水循環配管系17のポンプ16
は、保温リモコン(図示せず)からの指令信号に基づい
て循環配管系制御手段19でその運転、停止が切換制御
されており、上記室外機18の室外制御手段21と循環
配管系制御手段19とは両者間の信号伝送のための信号
ライン22で接続されている。
【0010】一方、湯はりユニット30で浴槽10の水
位を制御するための湯はり制御手段23には、湯はりリ
モコン24からの指令信号29及び水位センサー14の
検出信号40が入力されている。この湯はりリモコン2
4には、浴槽10に湯はりするための湯はりスイッチ2
6と、浴槽10の水位が低下したときに足し湯するため
の自動足し湯スイッチ27と、設定水位を調整するため
の水位設定ボタン28、28とが設けられている。
【0011】また湯はり制御手段23には、運転状態を
切換制御するときに所定の遅延時間を設定するための遅
延タイマー25と、浴槽10の水位を制御するための水
位制御手段59とが設けられている。上記湯はり制御手
段23は、指令信号29及び検出信号40に基づいて水
位制御手段59から出力される停止指令43及び作動指
令46によって上記三方弁31及び給湯弁35を開閉制
御する機能を有すると共に、ポンプ16の運転、停止を
制御するようになされている。
【0012】上記湯はり制御手段23は、さらに基準値
設定手段41と、水位判定手段44と、ポンプ運転手段
60と、基準値変更手段61とを有している。
【0013】まず基準値設定手段41は、水位センサー
14の検出信号40が入力され、変動する検出信号40
の特定時点であるV(図8、図9)を基準値として、
そのときに基準値信号42を出力する機能を有してい
る。水位判定手段44は、基準値信号42と検出信号4
0とが入力され、上記基準値に対する湯水20の圧力の
検出値の差を検出し、この差が予め設定されている図
8、図9のVに示すような基準差に達したときに水位
制御手段59に判定信号45を出力する。
【0014】そして水位制御手段59は、判定信号45
が入力されたときには湯水供給を停止させる停止指令4
3を、湯はりユニット30の給湯弁35、三方弁31及
びポンプ16にそれぞれ出力して給湯弁35を閉弁させ
ると共に、三方弁31を湯水供給停止状態に切換え、ポ
ンプ16の運転を停止させる機能を有している。
【0015】上記ポンプ運転手段60は、三方弁31が
湯水供給停止状態に切換操作されたときに、遅延タイマ
ー25に設定されている遅延タイムt10の間、ポンプ
16を継続して運転させる機能を有し、設定値変更手段
61はポンプ運転手段60によってポンプ16の運転状
態が継続された後に、上記水位センサー14のそのとき
の圧力検出値を湯はり完了時の設定水位に代えて新たな
設定水位として変更する機能を有している。また水位制
御手段59は、設定値変更手段61から設定変更指令が
入力されたときには、上記新たな設定水位に浴槽10の
水位を制御するようになされている。
【0016】次に上記基準値設定手段41及び水位設定
手段44を有する湯はり制御手段23の水位制御プロセ
スを、図10のフローチャートで説明する。まずステッ
プS1で図7の湯はりスイッチ26がオン操作され、こ
れに伴って次のステップS2で給湯弁35が開弁され、
これにより湯はりユニット30から湯水20の供給が開
始される。
【0017】この後ステップS3でtだけ待機して次
のステップS4に進み、ステップS4で三方弁31を湯
水供給状態に切換操作する。さらに次のステップS5で
の間だけ待機して、次のステップS6でポンプ16
の運転を開始する。そしてステップS7で初期水位V
を読み込み、ステップS8で初期水位Vから上昇する
水位Vを検出する。
【0018】そして次のステップS9で初期水位V
所定の上昇量ΔVを加えた値より上記検出水位Vが大き
くなった場合(YES)には、水位が上昇を開始したと
判断して(図8参照)、次のステップS10へ進み、N
Oの場合にはステップS8へ戻る。
【0019】上記ステップS10では、上記遅延タイマ
ー25によってtの間だけ待機した後に、次のステッ
プS11で水位センサー14のそのときの検出信号40
を基準レベルVとして基準値設定手段41で決定す
る。そしてステップS12へ進み、湯はりリモコン24
に設定されている基準差Vに基づいて、V+V
決定する。
【0020】上記ステップS12の後には、ステップS
13で浴槽10の水位VがステップS12で設定された
設定水位Vに達しているか否かを判定して、水位Vが
設定水位Vを超えたとき(YES)には、ステップS
14〜S18で遅延タイムt、tを設けてポンプ1
6、給湯弁35及び三方弁31を給湯停止処理して初期
状態に戻る。
【0021】このように上記基準値設定手段41と水位
判定手段44との機能によって、設定水位Vは検出信
号40の基準値に相当する水位の基準レベルVに対す
る相対的な水位Vで制御されることになり、水位セン
サー14の設置位置の影響を受けずに、水位センサー1
4による水位制御を精度よく行うことが可能となる。
【0022】次に上記ポンプ運転手段60と設定値変更
手段61との機能を、図11及び図12により説明す
る。図11のステップS19で湯はりスイッチ26がオ
ンされた後は、上記図10と同様の制御で水位が図12
のVまで湯はりされることになる。このとき三方弁3
1は湯水供給状態に切換えられているので、配管11の
三方弁31から浴槽10への接続部との間には、空気が
閉じ込められている可能性があることになる。
【0023】そして三方弁31が湯水供給停止状態に切
換操作されると、配管11内の空気は配管11外へ抜け
出し、このような空気の移動が発生すると、その前後で
水位センサー14の検出値が変動することになる。そこ
でステップS20で水位Vが図12の設定水位Vに達
した後には、ステップS21で給湯弁35と三方弁31
とを給湯停止処理して次のステップS22へ進む。
【0024】このステップS22では空気が配管11の
外に抜けてしまうまでの間、遅延タイマー25で設定さ
れている遅延タイムt10(例えば、90秒)の間は、
次のステップS23へ進まずに待機してポンプ運転手段
60によるポンプ16の運転状態を継続する。
【0025】この間、上記配管系17内の湯水20は、
ポンプ16で強制的に循環させられるので、この間に配
管11内の空気が外部へパージされることになる。そし
て次のステップS23でポンプ16の運転を停止させた
後に、ステップS24で上記設定値変更手段61によっ
て、設定水位Vを上記空気をバージした状態で、ΔV
分だけ上昇した新たな設定水位V’に変更する。
【0026】このため配管11の一部に閉じ込められて
いる空気が三方弁31の切換操作によって配管11外へ
抜けてしまい、上記切換操作の前後で水位センサー14
に作用する水頭圧が変動するような場合でも、三方弁3
1が切換操作された後に、配管11内の空気を強制的に
抜いてしまうことによって、上記した水頭圧の変動で水
位センサー14の検出値が変動してしまい、これにより
その後の水位制御が精度よく行えなくなってしまうとい
う不具合が解消でき、水位センサー14で湯はり完了後
の水位制御を精度よく行える。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる従来例
においては、浴槽10への湯はりの設定水位は、一般に
5cm単位になっているが、これには以下に示すような
問題点がある。すなわち設定水位のための不用なボタン
表示が多いということである。つまり4〜5段階の設定
水位があっても、ユーザーが日頃使用しているのは1つ
だけである。
【0028】またユーザーの希望する設定水位に合わせ
るには、5cm単位では幅が大きすぎて、任意の希望す
る水位に設定できないという問題があった。
【0029】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、設定水位を任意
にでき、しかも水位の設定操作を容易にすることが可能
な風呂システムを提供することにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の風呂シ
ステムは、浴槽10と、浴槽10へ湯水20を供給する
湯水供給手段30と、浴槽10に接続される配管11
と、この配管11内の湯水の圧力を検出する水位センサ
ー14と、この水位センサー14から入力される信号と
予め設定した浴槽10の設定水位に対応したデータとを
比較して水位センサー14からの信号の方が大きい場合
には上記湯水供給手段30を制御して湯水の供給を停止
させる湯はり制御手段23とを備えた風呂システムにお
いて、水位設定ボタン2の操作により浴槽10内に湯は
りされたそのときの水位を設定水位とする一方、湯はり
中にオーバーフローしたときはそのレベルよりある値低
くしたところを設定水位とする制御手段1を設けたこと
を特徴としている。
【0031】
【0032】
【作用】図1に示すように、水位設定ボタン2を操作す
ることにより、浴槽10内に湯はりされているそのとき
の水位を水位センサー14が検知し、水位センサー14
からの信号が制御手段1に入力される。そしてそのとき
の水位を設定水位として制御手段1により湯はり制御手
段23を制御することで、水位を任意のレベルで容易に
設定することができる。したがって水位を設定するため
の操作パネルのスイッチの数や表示ランプの数を減少さ
せることができ、運転操作がしやすくなる。
【0033】 また上記風呂システムにおいては、湯は
り中に湯水がオーバーフローしたとき、そのレベルより
もある値だけ低くしたところを設定水位とすることで、
煩雑な水位設定を行わずにすむという利点もある。
【0034】
【実施例】次にこの発明の風呂システムの具体的な実施
例について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお風
呂システムの全体の構成は従来と同様なので同じ部分の
説明は省略し、要旨の部分について詳述する。すなわち
本発明は、図1に示すように、水位設定ボタン2を設
け、この水位設定ボタン2のオン操作をすることによ
り、浴槽10に湯はりされたそのときの水位を設定水位
としたものである。このときの水位設定の変更は水位確
定手段を含む制御手段1にて制御される。
【0035】次に水位設定の動作について図2〜図3を
参照して説明する。まずステップS31で水位センサー
14が安定した後、ステップS32で湯はりスイッチ2
6をオンして、三方弁31をオン駆動する(ステップS
33)。なお図示していないが、ポンプ16もオンされ
る。
【0036】そしてステップS34において水位の上昇
を検知し、ステップS35で浴槽10内の残湯の有無を
判断する。残湯がある場合には、前回の湯はりの基準レ
ベルを書き換えず、残湯がない場合にはステップS36
で基準レベルVを書き換える。
【0037】次に浴槽10内の水位の設定を行わない場
合には、ステップS37に示す水位設定ボタン2がオフ
であるので、図3に示すステップS42にいき、水位V
の検知を行う。そしてステップS43で三方弁31のオ
ン、オフを判断し、三方弁31がオンであれば湯はり中
であり、ステップS44で現在の水位Vと基準レベルV
と予め設定してある基準差Vとの和を比較して、検
知水位Vの方が大きい場合にはステップS45にいく。
ステップS45では三方弁31をオフして湯はりを停止
する。
【0038】またステップS43で三方弁31がオフと
なっている場合、ステップS46でそのときの水位Vと
設定水位V(基準レベルV+基準差V−ハンチン
グ防止の所定のレベルVdif)とを比較し、検知水位
Vの方が低ければ、設定水位Vに達しないとしてステ
ップS47で三方弁31をオンして湯はりを行う。
【0039】そしてステップS46で設定水位Vより
検知水位Vの方が高い場合には、湯はり完了と判断し
て、ステップS45に示すように三方弁31をオフして
湯はりをオフする。
【0040】次に本発明の要旨である水位の設定を行う
場合について説明する。まず水位を変更する前の水位に
おける湯はり終了後(図4)、手動またはスイッチで湯
を加えて(または減らして)、浴槽10内の水位を強制
的に上昇(または下降)させる。そしてステップS37
に示すように、水位設定ボタン2をオンして、三方弁3
1をオフ(ステップS38)してエアパージを行う(ス
テップS39)。
【0041】次にステップS40に示すように、水位V
の検知を行い、検知した水位Vから基準レベルVを引
いて新たに基準差Vを更新する。これが水位を変更し
た新たな設定水位V(V=V+V)となる。そ
してこの設定水位V、つまり基準差Vを基に水位制
御が行われることになる。またステップS41以降は上
述のステップS42へ移行する。
【0042】なお図4において、基準レベルVは大気
圧を示し、0mmHOであり、また基準差Vは22
0mmHOである。この値(220mmHO)は、
最も浅い浴槽が42cmであり、水位を上面より5cm
低くし、水位センサー14を設けた配管11の浴槽10
への接続位置が下面から15cmとした場合に、次式か
ら算出される。 220mmHO=(42−5−15)cm
【0043】(実施例2)次に実施例2を説明する。本
実施例では、湯はりをしてオーバーフローしたとき、そ
のレベルよりある値だけ低くしたところを設定水位とす
るようにしたものである。次に水位の設定変更を図5の
フローチャートにより説明する。
【0044】まずステップS51で湯はりスイッチ26
をオンして、ステップS52に示す三方弁31をオンし
て湯はりを行う。そしてステップS53に示すように水
位Vの検知を行い、ステップS54で水位の上昇を検知
する。そしてステップS55で浴槽10内の残湯を判断
する。
【0045】ステップS55で浴槽10内に残湯がある
と判断した場合はステップS59へいき、また残湯がな
いと判断した場合は、ステップS56で三方弁31をオ
フし、ステップS57でポンプ16を駆動して湯水を循
環させてエアパージを行い、次いでステップS58で三
方弁31をオンして湯はりを行う。
【0046】ステップS59において浴槽10の湯はり
の水位が確定している場合には、ステップS60で水位
Vを検知し、ステップS61で設定水位Vと検知水位
Vとを比較する。検知水位Vの方が設定水位Vより低
いとステップS60に戻り、検出水位Vの方が高い場合
にはステップS65へいき、三方弁31をオフして湯は
りを完了する。
【0047】またステップS59で水位を確定していな
い場合には、ステップS62で水位Vを検知し、次のス
テップS63で湯水が浴槽10からオーバーフローした
か否かの判定を行う。オーバーフローしなければステッ
プS62に戻り、オーバーフローすればステップS64
で設定水位を確定する。このときの設定水位の確定は、
オーバーフローしたときの水位Vからαを引いた値を設
定水位Vとする。
【0048】上記αは、例えばα=7cmHOであ
り、このαの値は設定者の任意の値をとることができ
る。例えば入浴していた水位が浴槽10の上面と略同一
であり、浴槽10から出たときの下降する水位を上記α
とすれば、湯はり完了して浴槽10に入れば、そのまま
充分に湯につかることができる。これは一人あるいは親
と子供の二人が入浴する場合には、一人あるいは二人が
入浴したときにちょうど湯面が浴槽10の上面と略同一
面になるようにしておけば、非常に使い勝手がよいもの
である。
【0049】 そして設定水位Vを確定すれば、ステ
ップS65で三方弁31をオフして湯はりを完了するこ
とになる。なおこの水位の確定の制御は、図1に示す水
位確定手段を含む制御手段1により行われる。
【0050】
【発明の効果】以上のように請求項1の風呂システム
は、浴槽と、浴槽への湯水を供給する湯水供給手段と、
浴槽に接続される配管と、この配管内の湯水の圧力を検
出する水位センサーと、この水位センサーから入力され
る信号と予め設定した浴槽の設定水位に対応したデータ
とを比較して水位センサーからの信号の方が大きい場合
には上記湯水供給手段を制御して湯水の供給を停止させ
る湯はり制御手段とを備えた風呂システムにおいて、水
位設定ボタンの操作により浴槽内に湯はりされたそのと
きの水位を設定水位とする制御手段を設けたものである
から、水位設定ボタンを操作することにより、浴槽内に
湯はりされているそのときの水位を水位センサーが検知
し、水位センサーからの信号が制御手段に入力され、そ
してそのときの水位を設定水位として湯はり制御手段を
制御することで、水位を任意のレベルで容易に設定する
ことができ、したがって水位を設定するための操作パネ
ルのスイッチの数や表示ランプの数を減少させることが
でき、運転操作がしやすくなる。
【0051】 また上記風呂システムにおいては、湯は
り中に湯水がオーバーフローしたとき、そのレベルより
もある値だけ低くしたところを設定水位とする制御手段
を設けているため、湯はり中に湯水がオーバーフローし
たとき、そのレベルよりある値を低くしたところで設定
水位とすることで、煩雑な水位設定を行わずにすむとい
う利点もある
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の機能ブロック図である。
【図2】同上の水位設定ボタンにて水位を設定する場合
のフローチャート図である。
【図3】同上の水位設定ボタンにて水位を設定する場合
のフローチャート図である。
【図4】同上の水位を設定する場合の時間と水位との変
化を示す図である。
【図5】同上の実施例2の水位を設定する場合のフロー
チャート図である。
【図6】従来例の配管系統図である。
【図7】同上の制御系の機能ブロック図である。
【図8】同上の時間に対する浴槽の水位の変化を示す図
である。
【図9】同上の時間に対する浴槽の水位の変化を示す図
である。
【図10】同上の相対的な差圧による水位制御のフロー
チャート図である。
【図11】同上の配管内の空気をパージする場合のフロ
ーチャート図である。
【図12】同上の配管内の空気をパージする場合の時間
に対する浴槽の水位の変化を示す図である。
【符号の説明】
1 設定水位可変手段 2 水位設定ボタン 10 浴槽 11 配管 14 水位センサー 20 湯水 23 湯はり制御手段 30 湯水供給手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽(10)と、浴槽(10)へ湯水
    (20)を供給する湯水供給手段(30)と、浴槽(1
    0)に接続される配管(11)と、この配管(11)内
    の湯水の圧力を検出する水位センサー(14)と、この
    水位センサー(14)から入力される信号と予め設定し
    た浴槽(10)の設定水位に対応したデータとを比較し
    て水位センサー(14)からの信号の方が大きい場合に
    は上記湯水供給手段(30)を制御して湯水の供給を停
    止させる湯はり制御手段(23)とを備えた風呂システ
    ムにおいて、水位設定ボタン(2)の操作により浴槽
    (10)内に湯はりされたそのときの水位を設定水位と
    する一方、湯はり中にオーバーフローしたときはそのレ
    ベルよりある値低くしたところを設定水位とする制御手
    段(1)を設けたことを特徴とする風呂システム。
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