JPH0379950A - 自動風呂装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は湯又は水を浴槽の設定水位まで落し込む自動風
呂装置に関するものである。

（従来の技術） 従来、ポンプにより浴ｐａ湯を強１ｉＩＷｉ環させる風
呂回路と該風呂回路に接続される落し込み回路とを有し
、落し込み回路から落し込まれる湯又は水を風呂面路を
利用して浴槽に併給する自動風呂装置においては、浴槽
への落し込み量の検出は、実願昭５９−１６９９３７号
に示されるような水位検出器を浴槽に設けることにより
行なっていた。

（発明が解決しようとする問題点） 上記従来例では風呂装置が浴槽から遠隔位置にある場合
、水位検出器のコードの施工を行う必要があり、それゆ
えコードの断線や漏電の心配が生じる。また、この従来
の水位検出器は、ある一定値以上の水圧が加わるとダイ
ヤフラムが変位してスイッチが入るものであるから、ス
イッチのオン点とオフ点の作動圧力の差はダイヤプラム
の特性に左右され、差が小さいとオンオフのチャタリン
グが生じやすい。そのため、浴槽水位が設定水位近くの
とき、その水面が波打つと水位検出器がチャタリングし
、浴槽への補水動作の開始、停止が頻繁に繰り返される
という問題点を有していた。

本発明は一ヒ記従来のｌｌＹ題点を解決し、浴槽水位を
検出するために浴槽から装置本体までコードを施工する
必要がなく、浴槽への自動補水に際して水面の波打ち等
に起因する誤動作を防止するこεができる自動風呂装置
の提供を目的としている。

（問題点を解決するための手段） 上記の目的を達成するために本発明の自動風呂装置は次
のような構成りしている。すなわち、ポンプにより浴場
を強調循環させる風呂回路と遠風呂回路に接続される落
し込み給湯回路とを有する風呂装置において、浴槽から
遠隔位置の装置本体内にＩｆｉＩ記風呂回路に連通して
半導体圧力センサを設け、半導体圧力センサの出力が設
定水位に相当する出力から所定値以上低下した状態が所
定時間続いた時に前記落し込み給湯回路から浴槽への補
水動作を開始するようにしている。

（作用） 器具本体内の半導体圧力センサは、風呂回路の配管を介
して浴槽水位に基づく水圧を検出し、浴槽の湯が使用さ
れて水位が低下したとき、これを検出して自動的に補水
動作を開始させることができる。すなわち、半導体圧力
センサの出力が設定水位に相当する出力から所定値以上
低下した状態が所定時間続いた時に補水動作を開始し、
水面が波打つこたによって出力が低下した止うな場合に
は、その状態が所定時間続かないので補水動作を開始せ
ず、誤検知による補水動作の開始、Ｓｔの繰り返しは防
止される。

（実施例） 本発明の実施例を図面と共に説明する。第１図は本発明
の実施例を示す全体梼戒図である。

（１）は自動風呂装置本体であり、給湯用熱交換器（２
）と風呂用熱交換Ｗ　（３）とが内蔵されている。（４
）は前記装置本体（１）より遠隔位置に設置された浴槽
であり、往管（５）、戻り管（６）からなる往復配管に
より前記風呂用熱交換器（３〉と連通している。戻り管
（６）の途中にはポンプ（７）を介設してあり、戻り管
（６〉、ポンプ（７〉、風呂用熱交換！（３）往管（５
）からなる強１ｇ循環式の風呂回路（Ａ）を形成してい
る。（９）は拡散型の半導体圧力センサ（以下、圧力セ
ンサと称す）であり、本実施例においてはポンプ（７）
の上流側にも接続するバイパス′１ａ（１０うによって
戻り管（６）と連通している。（８）は後述する空気排
出動作時に開成させる電磁弁であり、（２５）は前記圧
力センサ（９）とポンプ（７）との間の流路を遮断する
弁である。（２４）はバスアダプタ、（１１）は水流ス
イッチ、（１２）は湯温センサである。　　（１３）は
前記給湯用熱交換器（２）に接続した入水管、（１４）
は出湯管であり、（１５）は該出湯管（１４）の途中か
ら分岐し、大気開放のホッパ−（１６）に臨む風呂用給
湯管である。

（１７）はｖｉ風呂用給湯管（１５）に介設した自動給
湯用電磁弁、（１８）は出湯温センサ、（１９）は前記
入水管（１３）に設けた水量センサ、（２０）は入水温
センサである。　　（２１）は前記ホッパー（１６）内
の上限及び下限水位を検出するフロートスイッチであり
、ホッパー（１６）は途中に電磁弁（２２）を有する接
続管（２３〉を介して＠記憶り管（６）のポンプ（７）
の上流側に接続している。

すなわち、上記入水管（１３）　、給湯用熱交換ツ 器（２）、風呂用給湯管＜１５）　、ホーバー（１６）
、接続管（２３）等により落し込み給湯回路（Ｂ）を構
成し、前記風呂回路（Ａ＞に接続している。

上記の構成からなる実施例において、その施工完了時に
試運転を行ない浴Ｗ　（４）に給湯して該浴槽〈４〉内
の水位が入浴可能な最低水位（ＬＭ［Ｎ）になったとこ
ろで−旦給湯を停正し、そのときの圧力センサ（９）の
出力値（ＰＭＩＮ）を図示しないコントローラの記憶回
路に記憶さ仕る。同様にして浴Ｍ（４）が満水位（ＬＭ
ＡＸ）のときの圧力センサ（９）の出力ｆｓｔ　（Ｐｌ
’１ＡＸ）を記憶させる。

このようにして最低水位（ＬＭＩＮ）と満水位（ＬＭＡ
Ｘ）とが設定されるのであり、両者間の所望の水位まで
浴槽（４）への自動給湯が行えるのである。

以下この自動給湯時の作用を説明する。圧力センサ（９
）から浴Ｍ（４）までのＩ！路、すなわちバイパス路（
１０）から戻り管（６）を経て浴槽（４）に至る配管中
の空気を排出する必要がある。そのために、ｆｆ１ｌ弁
（２２）及び弁（２５）を閉成した状態で自動給湯用１
ｉ磁介（１７）を開きホッパー（１６）に給湯用熱交換
器（２）で加熱された湯を供給する。ホッパー（１６）
内が上限水位に達するとフロートスイッチ（２１）はこ
れを検出して０勧給湯用電磁弁（１７）を閉威すると共
に電磁弁（２２）及び電磁弁（８）を開成し、ポンプ（
７）を運転させる。するとホッパー　（１６）内の鳩は
主に接続管（２３）からポンプ（７）を介して通水抵抗
の小さいバイパス′ｇ！ｋ（１０）に流れる。なぜなら
風呂用熱交換器（３）は加熱胴の外周にパイプを撞回し
且つ加熱胴内部にフィンパイプ状の吸熱部を形成したも
のであるから多数の屈曲部を有しており通水抵抗が極め
て大きく、したがってポンプ（７）から吐出された湯が
風呂用熱交１１１器（３）に至って後は通水抵抗の小さ
いバイパス′ａ（１０）側に流れるのである。場はバイ
パスａ　Ｎｏ）から水流スイッチ（１１）を逆流して戻
り管（６）を通り浴槽（４）に向かう。ホッパー（１６
）内が下限水位になるとフロートスイッチ（２１）がこ
れを検出してポンプ（７）を停止させると共に電磁弁（
２２）及びｆｌｉ磁弁（８）を閉威し、自動給湯用電磁
弁（１７）を開成させる。こうして再びホッパー（１６
）の上限水位まで給湯し、これをバイパス路（１０）を
介して戻り管（６）に送る。以上のような動作を複数同
縁り返してバイパス路（１０）及び戻り管（６）内に湯
を満たしバスアダプタ（２４〉から空気を排出するので
ある。何回緩り返すかは配管の長さ等により施工現場に
よって異なるので前述の試運転の際に決定しコントロー
ラに記憶させておく。尚、風呂用給湯管（１５）あるい
は接続管（２３）等に水量センサを設けて空気を排出す
るのに必要なｆｉｌｔを計量しても良いが、本実施例の
如くこの種の風８装ホッパー（１６）を利用することに
より高価な水量センサを用いる無駄を排除できるのであ
る。

所定回数の空気排出動作を行い圧力センサ（９）からバ
スアダプタ（２４）までの経路に湯が満たされると電磁
弁（８）を閉じて圧力センサ（９）の出力をサンプリン
グする。この空気排出動作は自動給湯時の最初に必ず行
われるので、もし浴槽（４）内に残り場が存在し、この
時点で既に設定水位（図示しないリモコン等の設定手段
により設定される）に達していれば自動給湯は停止され
るが、そうでない場合には自動給湯用電磁弁（１７）及
び電磁弁（２２）を関威しポンプ（７）を運転して風呂
用熱交換！Ｓ　（３）を通り往管（５）から浴［（４＞
に至る経路で給湯する。この経路で給湯している間は圧
力センサ（９）の出力をサンプリングしているが、浴Ｍ
　（４）　内の水位はバスアダプタレベル（］、ＨＡ）
を越えたことを確認するまでの間は一定時間毎に電磁弁
（８）を開いてバイパス路（１０）を介して戻り管（６
）例に給湯する。すなわち往管（５）側と戻り管（６〉
側とから交互に場を送出するのである。ただし電磁弁（
８）を開いて戻り管〈６）側から給湯する間は圧力セン
サ（９）に給湯圧力が伝わるので該圧力センサ（９）の
出力をサンプリングしないようにしてあり、そのため戻
り管（６）Ｉｌｌから給湯するｒＦ間は可及的短時間と
している。往管（５）側から給湯している間は弁（２５
）及びｆ４磁弁（８）が閉成しているので圧力センサ（
９）にはポンプ（７）の吸引圧力も吐出圧力も加わらず
浴槽（４）の水位による圧力が加わるだけであり、その
出力を連続的にサンプリングできる。圧力センサ（９）
の出力は、前記最低水位（Ｌ旧Ｎ）から満水位（ＬＭＡ
Ｘ）までの間で任意に設定された設定水位に対応する出
力値（ＰＳＥＴ）　　と比較され該出力値（ＰＳＥＴ）
以４ヒの出力が検出されると自動給湯用電磁弁（１７）
及び電磁弁（２２）を閉威し、ボンプ（７）を停止させ
る。

このようにして遠隔位置の浴槽（４）に所望の水位まで
自動給湯することができ、自動給湯開始前の浴４４！（
４）内の残り湯の有無に関係なく、また当初配管内に空
気が侵入していたとしても極めて正確に所望水位で停止
させることができる。

尚、浴槽（４）内の湯を追焚きするには弁〔２５）を開
成すると共にポンプ（７）を運転させる。戻り管（６〉
から吸い込んだ浴場は水流スイッチ〈１１）からの信号
により加熱される風呂用熱交換器（３）で昇温されて往
管（５）から浴槽（４）に至り、湯温センサ（１２）が
あらかじめ設定した温度を検出するとこの循環加熱を自
動的に停止するのである。向、この追焚巾は弁（２５）
が開成しているので圧力センサ（９）はポンプ（７）の
吸引圧力の影響を受けるから水位の検出は行わない。

また、本発明では入浴時に浴場を使用することによる浴
Ｎ（４〉の水位の低下を検出し、設定水位まで自動的に
補水することが可能である。

すなわち、圧力センサ（９）の出力が設定水位に相当す
る出力値（ＰＳＥＴ）より所定値以上低下すると〔１動
給湯用電磁弁（１７）及び電磁弁（２２）を開成しポン
プ（７）を運転して風呂用熱交換器（３）、往管（５）
を介し浴Ｎ（４）に給湯するのである。

この際、浴槽（４）内の水位が設定水位以上あったとし
ても水面が波打つと圧力センサ（９）の出力は前記出力
＠（ＰＳＥＴ）の上下で振動し、上記補水動作の開始、
停止が頻繁に繰り返されてチャタリング状態に陥る。そ
のため圧力センサ（９）の出力が設定水位（ＰＳＥＴ）
より所定値以上低下した状態が所定時間線いた時に上記
補水動作を開始するように所定の確認時間（１）を設け
ている。

（発明の効果） 本発明の自動風呂装置は以下に示すようなすぐれた効果
を奏するものである。すなわち、風呂回路に連通して半
導体圧力センサを装置本体内に設けたので、浴槽と装置
本体との間に水位検出の信号用のコードを施工する必要
が無く、施工が簡略化されると共にコードの断線や漏電
の危険が減少し、また、浴槽水位が低下したときの自動
補水において、浴槽水面の波打ち等による誤検知で補水
動作の開始、停止が頻繁に繰り返される不都合を防止す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す全体構成図である。 （１）・・・装置本体 （４）・・・浴槽 （５）・・・往管 （６）・・・戻り管 （７）・・・ポンプ （９）・・・半導体圧力センサ （２５〉・・・弁 （Ａ）　　・・・風呂回路 （Ｂ）　　・・・落し込み給湯回路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ポンプにより浴場を強調循環させる風呂回路と該風呂回
   路に接続される落し込み給湯回路とを有する風呂装置に
   おいて、浴槽から遠隔位置の装置本体内に前記風呂回路
   に連通して圧力に応じて出力が連続的に変化する半導体
   圧力センサを設け、半導体圧力センサの出力が設定水位
   に相当する出力から所定値以上低下した状態が所定時間
   続いた時に前記落し込み給湯回路から浴槽への補水動作
   を開始するようにしたことを特徴とする自動風呂装置。