JP2518474B2 - 風呂保温方法 - Google Patents
風呂保温方法Info
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- JP2518474B2 JP2518474B2 JP3152431A JP15243191A JP2518474B2 JP 2518474 B2 JP2518474 B2 JP 2518474B2 JP 3152431 A JP3152431 A JP 3152431A JP 15243191 A JP15243191 A JP 15243191A JP 2518474 B2 JP2518474 B2 JP 2518474B2
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- Japan
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- time
- interval time
- interval
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は風呂保温方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一旦沸かされた浴槽水の保温は、
例えば一定時間毎に浴槽水を循環させて浴槽温度を測
定し、浴槽温度が保温下限温度未満であれば加熱を開始
する方法や、予め定めた一定のインターバルで循環加
熱を行う方法が採られていた。
例えば一定時間毎に浴槽水を循環させて浴槽温度を測
定し、浴槽温度が保温下限温度未満であれば加熱を開始
する方法や、予め定めた一定のインターバルで循環加
熱を行う方法が採られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来の
の保温方法では、正確を期するためには頻繁に浴槽温度
を循環測定しなければならない欠点がある。また上記
の保温方法では、例えば30分のインターバルとした場
合、夏、冬、晴、曇、地域、浴槽設置場所、浴槽材質等
により、浴槽温度の低下速度が大きく異なることから、
大幅な温度低下を起こしてしまう等の欠点があった。
の保温方法では、正確を期するためには頻繁に浴槽温度
を循環測定しなければならない欠点がある。また上記
の保温方法では、例えば30分のインターバルとした場
合、夏、冬、晴、曇、地域、浴槽設置場所、浴槽材質等
により、浴槽温度の低下速度が大きく異なることから、
大幅な温度低下を起こしてしまう等の欠点があった。
【0004】そこで、本発明は上記従来技術の欠点を解
消し、浴槽が現におかれている環境、状況に応じて最適
な保温ができる風呂保温方法の提供を目的とする。
消し、浴槽が現におかれている環境、状況に応じて最適
な保温ができる風呂保温方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の風呂保温方法は、一旦風呂設定温度T SET
まで沸かされた浴槽水を、加熱待機のためのインターバ
ル時間M経過毎に再び熱交換器へ循環して加熱し、風呂
設定温度T SET に戻すようにした風呂保温方法であっ
て、コントローラによる前記インターバル時間Mの演算
は、先ず今回のインターバル時間Mが経過した時に該今
回のインターバル時間M経過時の浴槽水温度Tを風呂温
度センサから入力し、これによって風呂設定温度T SET
から今回のインターバル時間M経過時の浴槽水温度Tま
での全温度低下ΔT X を演算し、次にこの全温度低下Δ
T X と前記今回のインターバル時間Mとから今回のイン
ターバル時間M中における単位時間当たりの温度低下Δ
tを演算し、さらに前記風呂設定温度T SET 値と保温下
限温度T MIN との温度差ΔTを前記今回のインターバル
時間M中における単位時間当たりの温度低下Δtで割り
算することで、次回のインターバル時間Mを演算するこ
とを特徴としている。
め、本発明の風呂保温方法は、一旦風呂設定温度T SET
まで沸かされた浴槽水を、加熱待機のためのインターバ
ル時間M経過毎に再び熱交換器へ循環して加熱し、風呂
設定温度T SET に戻すようにした風呂保温方法であっ
て、コントローラによる前記インターバル時間Mの演算
は、先ず今回のインターバル時間Mが経過した時に該今
回のインターバル時間M経過時の浴槽水温度Tを風呂温
度センサから入力し、これによって風呂設定温度T SET
から今回のインターバル時間M経過時の浴槽水温度Tま
での全温度低下ΔT X を演算し、次にこの全温度低下Δ
T X と前記今回のインターバル時間Mとから今回のイン
ターバル時間M中における単位時間当たりの温度低下Δ
tを演算し、さらに前記風呂設定温度T SET 値と保温下
限温度T MIN との温度差ΔTを前記今回のインターバル
時間M中における単位時間当たりの温度低下Δtで割り
算することで、次回のインターバル時間Mを演算するこ
とを特徴としている。
【0006】
【作用】次回に行われる加熱待機のインターバル時間M
の演算は、今回経過したインターバル時間M中に現に生
じた全温度低下ΔT X と今回経過したインターバル時間
Mとに基づいてコントローラで演算される。 即ち、保温
運転中において、コントローラは今回のインターバル時
間Mが経過すると、その時点での風呂温度センサによる
検出浴槽水温度Tを入力し、今回のインターバル時間M
中に実際に低下した全温度低下ΔT X を、風呂設定温度
T SET −Tで得る。そして得られた全温度低下ΔT X を
今回のインターバル時間Mで割ることによって、単位時
間当たりの温度低下Δtを得る。このΔtは今回のイン
ターバル時間M中に実際に起こった単位時間当たりの温
度低下である。よってこのΔtを持って、風呂設定温度
T SET から保温下限温度T MIN を引いたものを割り算す
ることで、次回のインターバル時間Mが演算され、決定
される。この次回のインターバル時間Mは、今回のイン
ターバル時間Mの経過後、浴槽水が風呂設定温度T SET
まで再加熱され、これによって加熱が停止された時から
スタートする。 本発明の風呂保温方法によれば、次回の
インターバル時間Mを、今回のインターバル時間M中に
実際に生じた全温度低下ΔT X を基にして決めるように
しているので、浴槽が現におかれている状況下における
実績に最も即したかたちで次回のインターバル時間Mを
決めることができ、浴槽温度を風呂設定温度T SET と保
温下限温度T MIN との間に確実に保温することができ
る。勿論、保温運転中に頻繁に浴槽温度を循環判定した
りする必要も解消され、また季節、地域、設置場所、浴
槽材質等による条件変化、環境変化があっても、それに
確実に追従して、浴槽水を確実に所定の範囲内に保温す
ることができる。
の演算は、今回経過したインターバル時間M中に現に生
じた全温度低下ΔT X と今回経過したインターバル時間
Mとに基づいてコントローラで演算される。 即ち、保温
運転中において、コントローラは今回のインターバル時
間Mが経過すると、その時点での風呂温度センサによる
検出浴槽水温度Tを入力し、今回のインターバル時間M
中に実際に低下した全温度低下ΔT X を、風呂設定温度
T SET −Tで得る。そして得られた全温度低下ΔT X を
今回のインターバル時間Mで割ることによって、単位時
間当たりの温度低下Δtを得る。このΔtは今回のイン
ターバル時間M中に実際に起こった単位時間当たりの温
度低下である。よってこのΔtを持って、風呂設定温度
T SET から保温下限温度T MIN を引いたものを割り算す
ることで、次回のインターバル時間Mが演算され、決定
される。この次回のインターバル時間Mは、今回のイン
ターバル時間Mの経過後、浴槽水が風呂設定温度T SET
まで再加熱され、これによって加熱が停止された時から
スタートする。 本発明の風呂保温方法によれば、次回の
インターバル時間Mを、今回のインターバル時間M中に
実際に生じた全温度低下ΔT X を基にして決めるように
しているので、浴槽が現におかれている状況下における
実績に最も即したかたちで次回のインターバル時間Mを
決めることができ、浴槽温度を風呂設定温度T SET と保
温下限温度T MIN との間に確実に保温することができ
る。勿論、保温運転中に頻繁に浴槽温度を循環判定した
りする必要も解消され、また季節、地域、設置場所、浴
槽材質等による条件変化、環境変化があっても、それに
確実に追従して、浴槽水を確実に所定の範囲内に保温す
ることができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明方法を実施した装置の全体構成
図、図2はコントローラによる保温運転の制御フローチ
ャート、図3はコントローラによるインターバル時間の
更新動作を示すフローチャート、図4は浴槽温度の温度
変化を示す図である。
図、図2はコントローラによる保温運転の制御フローチ
ャート、図3はコントローラによるインターバル時間の
更新動作を示すフローチャート、図4は浴槽温度の温度
変化を示す図である。
【0008】浴槽10の浴槽水は循環金具11から風呂
戻り管31を通って、循環ポンプ21により、風呂用熱
交換器23に循環され、風呂往き管32を通って循環金
具11から浴槽10内に戻る。風呂戻り管31と風呂往
き管32とで循環路が構成される。前記循環ポンプ21
の下流側、風呂用熱交換器23に至る風呂戻り管31に
は水量スイッチ26と風呂温度センサ27が設けられ、
水量スイッチ26を通る水量が一定以上のときのみ風呂
用ガスバーナ22が点火され、また循環される浴槽水の
温度が風呂温度センサ27で測定される。
戻り管31を通って、循環ポンプ21により、風呂用熱
交換器23に循環され、風呂往き管32を通って循環金
具11から浴槽10内に戻る。風呂戻り管31と風呂往
き管32とで循環路が構成される。前記循環ポンプ21
の下流側、風呂用熱交換器23に至る風呂戻り管31に
は水量スイッチ26と風呂温度センサ27が設けられ、
水量スイッチ26を通る水量が一定以上のときのみ風呂
用ガスバーナ22が点火され、また循環される浴槽水の
温度が風呂温度センサ27で測定される。
【0009】43は給湯用熱交換器で、2個の給湯用ガ
スバーナ44、45を備えている。50は共通の送風フ
ァンで、51はガス供給管である。給湯は入水管41か
らの水が給湯用熱交換器43で加熱され、出湯管42を
通って出湯されることにより行われる。
スバーナ44、45を備えている。50は共通の送風フ
ァンで、51はガス供給管である。給湯は入水管41か
らの水が給湯用熱交換器43で加熱され、出湯管42を
通って出湯されることにより行われる。
【0010】70はコントローラで、マイクロコンピュ
ータを内蔵し、前記風呂温度センサ27をはじめとする
装置各部のセンサからの情報を入力し、また図示しない
リモートコントローラからの指令を受けて、装置各部に
所定の動作指令を出す。
ータを内蔵し、前記風呂温度センサ27をはじめとする
装置各部のセンサからの情報を入力し、また図示しない
リモートコントローラからの指令を受けて、装置各部に
所定の動作指令を出す。
【0011】風呂運転は、自動又は手動にて所定水量が
浴槽に落とし込まれた後、引き続き自動的にまたは別操
作にて追焚き運転が開始され、浴槽水が風呂用熱交換器
23に循環されて、風呂温度センサ27が風呂設定温度
TSET を検出するまで追焚きが行われる。そして追焚き
が終了した後、引き続き自動的にまたは別操作にて保温
運転を行うことができる。
浴槽に落とし込まれた後、引き続き自動的にまたは別操
作にて追焚き運転が開始され、浴槽水が風呂用熱交換器
23に循環されて、風呂温度センサ27が風呂設定温度
TSET を検出するまで追焚きが行われる。そして追焚き
が終了した後、引き続き自動的にまたは別操作にて保温
運転を行うことができる。
【0012】図2に沿って保温運転動作を説明する。保
温運転が開始されると、コントローラ70内に設定され
たインターバル時間Mが経過する毎(ステップ101)
に、コントローラ70が先ず循環ポンプ21をオンし
(ステップ102)、水量スイッチ26がオンした後風
呂用ガスバーナ22を点火する(ステップ105)。そ
してその際、インターバル時間Mの更新(ステップ10
3)のための風呂温度センサ27による浴槽温度検出に
必要な時間を確保する(ステップ104)。点火後、風
呂温度センサ27の検出する温度が風呂設定温度TSET
以上になれば(ステップ106)、風呂用ガスバーナ2
2をオフし(ステップ107)、循環ポンプ21をオフ
する(ステップ108)。以上のようにインターバル時
間Mを有する間歇加熱運転により保温を行う。
温運転が開始されると、コントローラ70内に設定され
たインターバル時間Mが経過する毎(ステップ101)
に、コントローラ70が先ず循環ポンプ21をオンし
(ステップ102)、水量スイッチ26がオンした後風
呂用ガスバーナ22を点火する(ステップ105)。そ
してその際、インターバル時間Mの更新(ステップ10
3)のための風呂温度センサ27による浴槽温度検出に
必要な時間を確保する(ステップ104)。点火後、風
呂温度センサ27の検出する温度が風呂設定温度TSET
以上になれば(ステップ106)、風呂用ガスバーナ2
2をオフし(ステップ107)、循環ポンプ21をオフ
する(ステップ108)。以上のようにインターバル時
間Mを有する間歇加熱運転により保温を行う。
【0013】次にコントローラ70による間歇加熱のイ
ンターバル時間Mの更新設定のための演算について、図
3、図4を参照して説明する。図4において、時間0に
おいて風呂の沸かし上げが完了し、保温運転が開始され
たとする。初期インターバル時間M0 として例えば30
分が設定されている(初期値として適当な時間が予め定
められる。)とすると、30分が経過すると循環ポンプ
21がオンされ、少し遅れてバーナ22がオンされて加
熱が開始されるが、この30分経過時における浴槽温度
は保温下限温度TMIN 近くにあるとは限らない。しかし
前記30分の経過により、循環ポンプ21がオンされて
浴槽水の循環が開始されると(図2のステップ10
2)、一定時間の短時間(例えば数十秒)の経過をまっ
て(ステップ201)、コントローラ70が風呂温度セ
ンサ27によって測定された浴槽水温度Tを入力し(ス
テップ202)、これに基づき間歇加熱の次回のインタ
ーバル時間Mを演算する(ステップ203)。コントロ
ーラ70による次回のインターバル時間Mの演算は、先
ず今回のインターバル時間M及び一定の短時間の経過し
た(スッテプ201でイエス)時に(前記一定の短時間
は時間が短いので演算上無視することができる)、その
経過時の浴槽水温度Tを風呂温度センサ27から入力し
(ステップ202)、これによって、今回のインターバ
ル時間M(第1回目の更新においてはM=M 0 =30分
とされている。)中に実際に生じた全温度低下ΔT
X を、風呂設定温度T SET −今回のインターバル時間M
経過時の浴槽水温度T、で演算する。次にこの全温度低
下ΔT X を前記今回のインターバル時間Mで割り算する
ことによって、今回のインターバル時間M中における単
位時間当たりの温度低下Δtを演算する。さらにこの単
位時間当たりの温度低下Δtで前記風呂設定温度T SET
値と保温下限温度T MIN との温度差ΔTを割り算する。
得られた商を次回のインターバル時間Mとする(ステッ
プ203)。
ンターバル時間Mの更新設定のための演算について、図
3、図4を参照して説明する。図4において、時間0に
おいて風呂の沸かし上げが完了し、保温運転が開始され
たとする。初期インターバル時間M0 として例えば30
分が設定されている(初期値として適当な時間が予め定
められる。)とすると、30分が経過すると循環ポンプ
21がオンされ、少し遅れてバーナ22がオンされて加
熱が開始されるが、この30分経過時における浴槽温度
は保温下限温度TMIN 近くにあるとは限らない。しかし
前記30分の経過により、循環ポンプ21がオンされて
浴槽水の循環が開始されると(図2のステップ10
2)、一定時間の短時間(例えば数十秒)の経過をまっ
て(ステップ201)、コントローラ70が風呂温度セ
ンサ27によって測定された浴槽水温度Tを入力し(ス
テップ202)、これに基づき間歇加熱の次回のインタ
ーバル時間Mを演算する(ステップ203)。コントロ
ーラ70による次回のインターバル時間Mの演算は、先
ず今回のインターバル時間M及び一定の短時間の経過し
た(スッテプ201でイエス)時に(前記一定の短時間
は時間が短いので演算上無視することができる)、その
経過時の浴槽水温度Tを風呂温度センサ27から入力し
(ステップ202)、これによって、今回のインターバ
ル時間M(第1回目の更新においてはM=M 0 =30分
とされている。)中に実際に生じた全温度低下ΔT
X を、風呂設定温度T SET −今回のインターバル時間M
経過時の浴槽水温度T、で演算する。次にこの全温度低
下ΔT X を前記今回のインターバル時間Mで割り算する
ことによって、今回のインターバル時間M中における単
位時間当たりの温度低下Δtを演算する。さらにこの単
位時間当たりの温度低下Δtで前記風呂設定温度T SET
値と保温下限温度T MIN との温度差ΔTを割り算する。
得られた商を次回のインターバル時間Mとする(ステッ
プ203)。
【0014】前記インターバル時間Mがでると、この時
間Mが非常に大き過ぎたり、また小さ過ぎたりして好ま
しくない場合を除くため、最大値(例えば60分)と最
小値(例えば15分)による歯止めをかけ、前記商Mが
60分を越えるときはインターバル時間Mを60分に、
前記商が15分未満のときは15分とする(ステップ2
04)。そしてインターバル時間Mが決まると、この値
を前回の値に代えてコントローラ70の記憶部に更新し
て記憶させる(ステップ205)。
間Mが非常に大き過ぎたり、また小さ過ぎたりして好ま
しくない場合を除くため、最大値(例えば60分)と最
小値(例えば15分)による歯止めをかけ、前記商Mが
60分を越えるときはインターバル時間Mを60分に、
前記商が15分未満のときは15分とする(ステップ2
04)。そしてインターバル時間Mが決まると、この値
を前回の値に代えてコントローラ70の記憶部に更新し
て記憶させる(ステップ205)。
【0015】なお、上記実施例では、インターバル時間
Mに上限と下限を設けているが、この値は60分と15
分に限定されるものではない。さらにインターバル時間
Mは分単位とする他、5分単位、その他を単位としても
よい。
Mに上限と下限を設けているが、この値は60分と15
分に限定されるものではない。さらにインターバル時間
Mは分単位とする他、5分単位、その他を単位としても
よい。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上の構成、作用よりなり、請
求項1に記載の風呂保温方法によれば、次回のインター
バル時間Mを、今回のインターバル時間M中に実際に生
じた全温度低下ΔT X を基にして決めるようにしている
ので、浴槽が現におかれている状況下における実績に最
も即したかたちで次回のインターバル時間Mを決めるこ
とができ、浴槽温度を風呂設定温度T SET と保温下限温
度T MIN との間に確実に保温することができる。勿論、
保温運転中に頻繁に浴槽温度を循環判定したりする必要
も解消され、また季節、地域、設置場所、浴槽材質等に
よる条件変化、環境変化があっても、それに確実に追従
して、浴槽水を確実に風呂設定温度と保温下限温度との
範囲内に保温することができる。
求項1に記載の風呂保温方法によれば、次回のインター
バル時間Mを、今回のインターバル時間M中に実際に生
じた全温度低下ΔT X を基にして決めるようにしている
ので、浴槽が現におかれている状況下における実績に最
も即したかたちで次回のインターバル時間Mを決めるこ
とができ、浴槽温度を風呂設定温度T SET と保温下限温
度T MIN との間に確実に保温することができる。勿論、
保温運転中に頻繁に浴槽温度を循環判定したりする必要
も解消され、また季節、地域、設置場所、浴槽材質等に
よる条件変化、環境変化があっても、それに確実に追従
して、浴槽水を確実に風呂設定温度と保温下限温度との
範囲内に保温することができる。
【図1】本発明方法を実施した装置の全体構成図であ
る。
る。
【図2】コントローラによる保温運転の制御フローチャ
ートである。
ートである。
【図3】コントローラによるインターバル時間の更新動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
【図4】浴槽温度の温度変化を示す図である。
10 浴槽 21 循環ポンプ 23 風呂用熱交換器 27 風呂温度センサ 31 風呂戻り管 70 コントローラ TSET 風呂設定温度 TMIN 保温下限温度 Δt 浴槽水の単位時間当たりの温度低下
Claims (1)
- 【請求項1】 一旦風呂設定温度T SET まで沸かされた
浴槽水を、加熱待機のためのインターバル時間M経過毎
に再び熱交換器へ循環して加熱し、風呂設定温度T SET
に戻すようにした風呂保温方法であって、コントローラ
による前記インターバル時間Mの演算は、先ず今回のイ
ンターバル時間Mが経過した時に該今回のインターバル
時間M経過時の浴槽水温度Tを風呂温度センサから入力
し、これによって風呂設定温度T SET から今回のインタ
ーバル時間M経過時の浴槽水温度Tまでの全温度低下Δ
T X を演算し、次にこの全温度低下ΔT X と前記今回の
インターバル時間Mとから今回のインターバル時間M中
における単位時間当たりの温度低下Δtを演算し、さら
に前記風呂設定温度T SET 値と保温下限温度T MIN との
温度差ΔTを前記今回のインターバル時間M中における
単位時間当たりの温度低下Δtで割り算することで、次
回のインターバル時間Mを演算することを特徴とする風
呂保温方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3152431A JP2518474B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 風呂保温方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3152431A JP2518474B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 風呂保温方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04350453A JPH04350453A (ja) | 1992-12-04 |
JP2518474B2 true JP2518474B2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=15540382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3152431A Expired - Lifetime JP2518474B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 風呂保温方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2518474B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11141974A (ja) * | 1997-11-14 | 1999-05-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 風呂給湯器 |
JP4713795B2 (ja) * | 2001-09-28 | 2011-06-29 | 株式会社ノーリツ | 熱回収システム |
JP5076208B2 (ja) * | 2007-03-09 | 2012-11-21 | 株式会社ノーリツ | 風呂装置 |
JP6113043B2 (ja) * | 2013-10-03 | 2017-04-12 | 大阪瓦斯株式会社 | 風呂設備の浴槽断熱レベル推定システム及び風呂設備 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07827Y2 (ja) * | 1987-12-28 | 1995-01-11 | 日立化成工業株式会社 | 追い焚き装置 |
-
1991
- 1991-05-27 JP JP3152431A patent/JP2518474B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04350453A (ja) | 1992-12-04 |
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