JP3551528B2 - 風呂保温装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は浴槽水の温度を風呂設定温度に保温するための風呂保温装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の風呂保温装置による風呂保温運転の制御例を示すフローチャートを図3に示す。この図3に沿って従来における風呂保温装置を説明する。
即ち、図示しない風呂保温運転のスイッチがオンされ或いは風呂自動運転による風呂沸かし上げに引き続いて保温運転が開始されると、一定時間(図3のフローでは30分)が経過する毎に、循環ポンプがオンされ(S21)、これによって追い焚き循環回路に設けられた水流スイッチがオンする(S22でイエス)と、熱交換缶体の送風器がオン(S23)し、熱交換器のバーナがオン(S24)する。これによって浴槽水の加熱が開始される。浴槽温度センサによって浴槽温度が監視され、浴槽温度が風呂設定温度以上になると(S25でイエス)、バーナがオフされ(S26)、循環ポンプが予め決められた一定時間のポスト循環後にオフする(S27)。そしてこれによって水流スイッチがオフする(S28でイエス)と、送風器が予められた一定時間のポストパージ後にオフする(S29)。これにより一連の動作が終了し、一定時間(30分)経過後(S30でイエス)、再びステップS21に戻る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが上記従来の風呂保温装置においては、保温運転中、風呂温度が風呂設定温度以上になると、実際の浴槽温度が風呂設定温度を越えて高くなっている場合でも、バーナをオフした後予め定めた一定時間で自動的にポスト循環、ポストパージが終了されてしまうので、保温運転時間が長時間になるにつれて、風呂温度が風呂設定温度を越えて徐々に上昇して行くという欠点があった。勿論、逆に前記ポスト循環やポストパージを長く設定しすぎると浴槽温度が風呂設定温度よりも低くなってしまったりする問題がある。
【0004】
そこで本発明は、上記従来の装置における欠点を解消し、保温運転の時間が長くなっても、風呂温度が風呂設定温度を越えて高温になってしまうことなく、風呂設定温度付近に安定して維持することができる風呂保温装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の風呂保温装置は、一定時間が経過する毎に循環ポンプをオンして浴槽水を熱交換缶体へ循環させると共に熱交換缶体の送風器とバーナとをオンして循環水の加熱を開始し、その後浴槽温度センサが風呂設定温度以上を検出するとバーナの燃焼を停止するようにした風呂保温装置であって、前記浴槽温度センサの検出する温度が風呂設定温度を越えている場合には前記バーナの燃焼を停止した後も前記浴槽温度センサの検出する風呂温度が風呂設定温度に低下するまで引き続き前記循環ポンプと送風器とをオン状態に保持する制御部を設けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】
上記本発明の第1の特徴によれば、保温運転開始後、バーナのオンによって浴槽からの循環水が加熱されることで、風呂が加温される。そして浴槽温度センサが風呂設定温度以上を検出すると、バーナの燃焼は停止される。が、循環ポンプによる循環と送風器による送風はすぐには停止されることなく継続される。即ち、制御部は、浴槽温度センサが風呂設定温度以上を検出すると、バーナをオフするが、前記浴槽温度センサが風呂設定温度を越える温度を検出している間は引き続き循環ポンプと送風器をオンの状態に保持し、浴槽温度センサの検出する温度が風呂設定温度まで低下したときに循環ポンプと送風器をオフする。
保温運転によってバーナがオンされることで、その時点における風呂温度の如何に関わらず、浴槽水は一旦加熱される。また風呂設定温度まで上昇した時点でバーナがオフされても、余熱によって更に風呂温度が上昇することもある。これらの原因によって風呂温度が風呂設定温度を越える状態が長時間の保温運転により蓄積されると、風呂温度が風呂設定温度をかなり越えることになったりして、もはや従来の一定時間のポスト循環やポストパージでは風呂温度を風呂設定温度付近まで下げることができなくなる事態が生じたりする。本発明では、バーナをオフした後浴槽温度センサの検出する温度が風呂設定温度まで低下するまでは循環ポンプと送風器の運転を継続し、浴槽温度センサの検出温度が風呂設定温度にまで低下した時点で前記循環ポンプと送風器の運転を停止するようにしているので、その都度浴槽温度を風呂設定温度付近に確実に調節、保持することができる。
【0007】
【実施例】
以下に本発明を実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の風呂保温装置を備えた給湯設備の全体構成図で、図2は制御部による風呂保温運転の制御例を示すフローチャートである。
【0008】
図1において、給湯設備は1缶2回路式の熱交換缶体10を設備し、該熱交換缶体10には浴槽20からの追い焚き循環回路30と、上水道からの水を加熱して供給する給湯回路40とが導入されている。
前記1缶2回路式の熱交換缶体10には、バーナ11と、該バーナ11に空気を供給する送風器12、点火器13、石油等の燃料を供給する燃料供給手段14が設けられ、また缶体10内のバーナ11の上方には1つの熱交換部15が設けられている。該熱交換部15には前記追い焚き循環回路30及び給湯回路40が導かれている。
前記浴槽20にはその下側部に循環金具21が設けられ、該循環金具21から追い焚き循環回路30が缶体10に延設されている。
【0009】
前記追い焚き循環回路30は、浴槽20から熱交換缶体10への往路31と缶体10から浴槽20への復路32とからなり、往路31には循環ポンプ33、水流スイッチ34、浴槽温度センサ35、浴槽水位センサ36が設けられている。浴槽水位センサ36は浴槽水位に応じて加わる水圧をとらえて水位を検出する。
前記給湯回路40は、入水路41と、出湯路42と、出湯路42から分岐される一般給湯路43と風呂自動給湯路44と、前記入水路41から出湯路42へバイパスするバイパス路45とからなる。バイパス路45にはバイパス流量を調節する流量調節弁45a が設けられている。
前記入水路41には前記バイパス路45の分岐点よりも下流位置に水量センサ41aと、入水温度センサ41b と、水流スイッチ41c とが設けられている。
前記出湯路42には出湯温度センサ42a と、前記バイパス路45の接続点より下流位置に給湯温度センサ42b と、過流出防止器42c とが設けられている。
前記風呂自動給湯路44には落とし込み弁44a と、落とし込み量検出センサ44bと、落とし込みホッパ44c とが設けられている。
制御部50はマイコンを内蔵し、装置各部のセンサ類からの情報を受け、またリモコン60からの指令に基づいて、制御プログラムに従って所定の演算、判定を行い、装置各部に所定の動作指令を行う。
【0010】
次に上記浴槽水位検出装置を備えた給湯設備において、制御部50による風呂保温運転の制御機構を図2のフローチャートに沿って説明する。
今、リモコン60等により図示しない風呂保温運転のスイッチがオンされ或いは風呂自動運転による風呂沸かし上げに引き続いて保温運転が開始されると、一定時間(図2のフローでは30分)が経過する毎に、制御部50によって循環ポンプ33がオンされ(S1)、これによって追い焚き循環回路30に設けられた水流スイッチ34がオンする(S2でイエス)と、制御部50によって熱交換缶体10の送風器12がオン(S3)され、また熱交換缶体10のバーナ11がオン(S4)される。これにより浴槽水の加熱が開始される。浴槽温度センサ35によって浴槽温度が監視され、浴槽温度が風呂設定温度以上になると(S5でイエス)、制御部50によってバーナ11がオフ(S6)される。ここまでの制御機構は上述した従来装置の制御機構と同じである。
【0011】
前記浴槽温度センサ35が検出する浴槽温度が風呂設定温度以上になると、制御部50は、バーナ11についてはオフする(S6)が、循環ポンプ33による循環と送風器12による送風についてはただちには停止せず、浴槽温度センサ35が風呂設定温度を越える温度を検出している間は引き続き循環ポンプ33と送風器12をオンの状態に保持し、バーナ11のオフ後の経過によって浴槽温度センサ35の検出温度が風呂設定温度まで低下したときに循環ポンプ33と送風器12をオフする。即ち、制御部50は、浴槽温度センサ35が風呂設定温度以上を検出することでバーナ11をオフした(S6)後、浴槽温度センサ35が風呂設定温度を検出した(S7でイエス)時点で、循環ポンプ33をオフし(S8)、これによって水流スイッチ34がオフする(S9でイエス)のを確認した後、送風器12をオフする(S10)。これにより一連の動作が終了し、一定時間(30分)経過後(S11でイエス)、再びステップS1に戻る。
【0012】
尚、前記のステップ7において、浴槽温度センサ35が風呂設定温度を検出するか否かの判定における「風呂設定温度」は、実際に設定された浴槽設定温度そのものではなく、浴槽設定温度及びそれよりも少し高い温度(例えば1〜2度)までを含む温度帯としての多少の温度幅のある風呂設定温度を示すものとする。
また、バーナ11オフ(S5)後の循環ポンプ33、及び送風器12の運転継続については、循環ポンプ33のポスト循環時間、送風器12のポストパージ時間を、室温検出センサによって検出される温度や、季節に応じて、それぞれ予め定めた異なるポスト循環時間、ポストパージ時間を採用してもよい。例えば夏場は5分のポスト循環時間、ポストパージ時間とし、冬場は1分のポスト循環時間、ポストパージ時間として、条件を変更するようにしてもよい。
【0013】
【発明の効果】
本発明は以上の構成よりなり、請求項1に記載の風呂保温装置によれば、一定時間が経過する毎に循環ポンプをオンして浴槽水を熱交換缶体へ循環させると共に熱交換缶体の送風器とバーナとをオンして循環水の加熱を開始し、その後浴槽温度センサが風呂設定温度以上を検出するとバーナの燃焼を停止するようにした風呂保温装置であって、前記浴槽温度センサの検出する温度が風呂設定温度を越えている場合には前記バーナの燃焼を停止した後も前記浴槽温度センサの検出する風呂温度が風呂設定温度に低下するまで引き続き前記循環ポンプと送風器とをオン状態に保持する制御部を設けたので、保温運転の時間が長くなっても風呂温度が風呂設定温度を越えて高温になってしまうことなく、また循環ポンプや送風器のポスト運転時間が長すぎて風呂温度が風呂設定温度未満に下がってしまうことなく、その都度、風呂温度を風呂設定温度付近に安定して調節、保持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の風呂保温装置を備えた給湯設備の全体構成図である。
【図2】制御部による風呂保温運転の制御例を示すフローチャートである。
【図3】従来の風呂保温装置による風呂保温運転の制御例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 熱交換缶体
11 バーナ
12 送風器
20 浴槽
30 追い焚き循環回路
33 循環ポンプ
34 水流スイッチ
35 浴槽温度センサ
50 制御部

Claims (1)

  1. 一定時間が経過する毎に循環ポンプをオンして浴槽水を熱交換缶体へ循環させると共に熱交換缶体の送風器とバーナとをオンして循環水の加熱を開始し、その後浴槽温度センサが風呂設定温度以上を検出するとバーナの燃焼を停止するようにした風呂保温装置であって、前記浴槽温度センサの検出する温度が風呂設定温度を越えている場合には前記バーナの燃焼を停止した後も前記浴槽温度センサの検出する風呂温度が風呂設定温度に低下するまで引き続き前記循環ポンプと送風器とをオン状態に保持する制御部を設けたことを特徴とする風呂保温装置。
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