JPH08233357A - 風呂保温装置 - Google Patents

風呂保温装置

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JPH08233357A
JPH08233357A JP7066795A JP6679595A JPH08233357A JP H08233357 A JPH08233357 A JP H08233357A JP 7066795 A JP7066795 A JP 7066795A JP 6679595 A JP6679595 A JP 6679595A JP H08233357 A JPH08233357 A JP H08233357A
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Masaya Yoshimura
雅也 吉村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保温運転の時間が長くなっても、風呂温度が
風呂設定温度を越えて高温になってしまうことなく、風
呂設定温度付近に安定して維持することができる風呂保
温装置の提供を目的とする。 【構成】 一定時間が経過する毎に循環ポンプ33をオン
して浴槽水を熱交換缶体10へ循環させると共に熱交換缶
体10の送風器12とバーナ11とをオンして循環水の加熱を
開始し、その後浴槽温度センサ35が風呂設定温度以上を
検出するとバーナ11の燃焼を停止するようにした風呂保
温装置であって、浴槽温度センサ35の検出する温度が風
呂設定温度を越えている場合にはバーナ11の燃焼を停止
した後も浴槽温度センサ35の検出する風呂温度が風呂設
定温度に低下するまで引き続き循環ポンプ33と送風器12
とをオン状態に保持する制御部50を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浴槽水の温度を風呂設定
温度に保温するための風呂保温装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の風呂保温装置による風呂保温運転
の制御例を示すフローチャートを図3に示す。この図3
に沿って従来における風呂保温装置を説明する。即ち、
図示しない風呂保温運転のスイッチがオンされ或いは風
呂自動運転による風呂沸かし上げに引き続いて保温運転
が開始されると、一定時間(図3のフローでは30分)が
経過する毎に、循環ポンプがオンされ(S21)、これに
よって追い焚き循環回路に設けられた水流スイッチがオ
ンする(S22でイエス)と、熱交換缶体の送風器がオン
(S23)し、熱交換器のバーナがオン(S24)する。こ
れによって浴槽水の加熱が開始される。浴槽温度センサ
によって浴槽温度が監視され、浴槽温度が風呂設定温度
以上になると(S25でイエス)、バーナがオフされ(S
26)、循環ポンプが予め決められた一定時間のポスト循
環後にオフする(S27)。そしてこれによって水流スイ
ッチがオフする(S28でイエス)と、送風器が予められ
た一定時間のポストパージ後にオフする(S29)。これ
により一連の動作が終了し、一定時間(30分)経過後
(S30でイエス)、再びステップS21に戻る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来の風
呂保温装置においては、保温運転中、風呂温度が風呂設
定温度以上になると、実際の浴槽温度が風呂設定温度を
越えて高くなっている場合でも、バーナをオフした後予
め定めた一定時間で自動的にポスト循環、ポストパージ
が終了されてしまうので、保温運転時間が長時間になる
につれて、風呂温度が風呂設定温度を越えて徐々に上昇
して行くという欠点があった。勿論、逆に前記ポスト循
環やポストパージを長く設定しすぎると浴槽温度が風呂
設定温度よりも低くなってしまったりする問題がある。
【0004】そこで本発明は、上記従来の装置における
欠点を解消し、保温運転の時間が長くなっても、風呂温
度が風呂設定温度を越えて高温になってしまうことな
く、風呂設定温度付近に安定して維持することができる
風呂保温装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の風呂保温装置は、一定時間が経過する毎に
循環ポンプをオンして浴槽水を熱交換缶体へ循環させる
と共に熱交換缶体の送風器とバーナとをオンして循環水
の加熱を開始し、その後浴槽温度センサが風呂設定温度
以上を検出するとバーナの燃焼を停止するようにした風
呂保温装置であって、前記浴槽温度センサの検出する温
度が風呂設定温度を越えている場合には前記バーナの燃
焼を停止した後も前記浴槽温度センサの検出する風呂温
度が風呂設定温度に低下するまで引き続き前記循環ポン
プと送風器とをオン状態に保持する制御部を設けたこと
を特徴としている。
【0006】
【作用】上記本発明の第1の特徴によれば、保温運転開
始後、バーナのオンによって浴槽からの循環水が加熱さ
れることで、風呂が加温される。そして浴槽温度センサ
が風呂設定温度以上を検出すると、バーナの燃焼は停止
される。が、循環ポンプによる循環と送風器による送風
はすぐには停止されることなく継続される。即ち、制御
部は、浴槽温度センサが風呂設定温度以上を検出する
と、バーナをオフするが、前記浴槽温度センサが風呂設
定温度を越える温度を検出している間は引き続き循環ポ
ンプと送風器をオンの状態に保持し、浴槽温度センサの
検出する温度が風呂設定温度まで低下したときに循環ポ
ンプと送風器をオフする。保温運転によってバーナがオ
ンされることで、その時点における風呂温度の如何に関
わらず、浴槽水は一旦加熱される。また風呂設定温度ま
で上昇した時点でバーナがオフされても、余熱によって
更に風呂温度が上昇することもある。これらの原因によ
って風呂温度が風呂設定温度を越える状態が長時間の保
温運転により蓄積されると、風呂温度が風呂設定温度を
かなり越えることになったりして、もはや従来の一定時
間のポスト循環やポストパージでは風呂温度を風呂設定
温度付近まで下げることができなくなる事態が生じたり
する。本発明では、バーナをオフした後浴槽温度センサ
の検出する温度が風呂設定温度まで低下するまでは循環
ポンプと送風器の運転を継続し、浴槽温度センサの検出
温度が風呂設定温度にまで低下した時点で前記循環ポン
プと送風器の運転を停止するようにしているので、その
都度浴槽温度を風呂設定温度付近に確実に調節、保持す
ることができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の風呂保温装置を備えた給湯設備の全体構
成図で、図2は制御部による風呂保温運転の制御例を示
すフローチャートである。
【0008】図1において、給湯設備は1缶2回路式の
熱交換缶体10を設備し、該熱交換缶体10には浴槽20から
の追い焚き循環回路30と、上水道からの水を加熱して供
給する給湯回路40とが導入されている。前記1缶2回路
式の熱交換缶体10には、バーナ11と、該バーナ11に空気
を供給する送風器12、点火器13、石油等の燃料を供給す
る燃料供給手段14が設けられ、また缶体10内のバーナ11
の上方には1つの熱交換部15が設けられている。該熱交
換部15には前記追い焚き循環回路30及び給湯回路40が導
かれている。前記浴槽20にはその下側部に循環金具21が
設けられ、該循環金具21から追い焚き循環回路30が缶体
10に延設されている。
【0009】前記追い焚き循環回路30は、浴槽20から熱
交換缶体10への往路31と缶体10から浴槽20への復路32と
からなり、往路31には循環ポンプ33、水流スイッチ34、
浴槽温度センサ35、浴槽水位センサ36が設けられてい
る。浴槽水位センサ36は浴槽水位に応じて加わる水圧を
とらえて水位を検出する。前記給湯回路40は、入水路41
と、出湯路42と、出湯路42から分岐される一般給湯路43
と風呂自動給湯路44と、前記入水路41から出湯路42へバ
イパスするバイパス路45とからなる。バイパス路45には
バイパス流量を調節する流量調節弁45a が設けられてい
る。前記入水路41には前記バイパス路45の分岐点よりも
下流位置に水量センサ41aと、入水温度センサ41b と、
水流スイッチ41c とが設けられている。前記出湯路42に
は出湯温度センサ42a と、前記バイパス路45の接続点よ
り下流位置に給湯温度センサ42b と、過流出防止器42c
とが設けられている。前記風呂自動給湯路44には落とし
込み弁44a と、落とし込み量検出センサ44bと、落とし
込みホッパ44c とが設けられている。制御部50はマイコ
ンを内蔵し、装置各部のセンサ類からの情報を受け、ま
たリモコン60からの指令に基づいて、制御プログラムに
従って所定の演算、判定を行い、装置各部に所定の動作
指令を行う。
【0010】次に上記浴槽水位検出装置を備えた給湯設
備において、制御部50による風呂保温運転の制御機構を
図2のフローチャートに沿って説明する。今、リモコン
60等により図示しない風呂保温運転のスイッチがオンさ
れ或いは風呂自動運転による風呂沸かし上げに引き続い
て保温運転が開始されると、一定時間(図2のフローで
は30分)が経過する毎に、制御部50によって循環ポンプ
33がオンされ(S1)、これによって追い焚き循環回路
30に設けられた水流スイッチ34がオンする(S2でイエ
ス)と、制御部50によって熱交換缶体10の送風器12がオ
ン(S3)され、また熱交換缶体10のバーナ11がオン
(S4)される。これにより浴槽水の加熱が開始され
る。浴槽温度センサ35によって浴槽温度が監視され、浴
槽温度が風呂設定温度以上になると(S5でイエス)、
制御部50によってバーナ11がオフ(S6)される。ここ
までの制御機構は上述した従来装置の制御機構と同じで
ある。
【0011】前記浴槽温度センサ35が検出する浴槽温度
が風呂設定温度以上になると、制御部50は、バーナ11に
ついてはオフする(S6)が、循環ポンプ33による循環
と送風器12による送風についてはただちには停止せず、
浴槽温度センサ35が風呂設定温度を越える温度を検出し
ている間は引き続き循環ポンプ33と送風器12をオンの状
態に保持し、バーナ11のオフ後の経過によって浴槽温度
センサ35の検出温度が風呂設定温度まで低下したときに
循環ポンプ33と送風器12をオフする。即ち、制御部50
は、浴槽温度センサ35が風呂設定温度以上を検出するこ
とでバーナ11をオフした(S6)後、浴槽温度センサ35
が風呂設定温度を検出した(S7でイエス)時点で、循
環ポンプ33をオフし(S8)、これによって水流スイッ
チ34がオフする(S9でイエス)のを確認した後、送風
器12をオフする(S10)。これにより一連の動作が終了
し、一定時間(30分)経過後(S11でイエス)、再びス
テップS1に戻る。
【0012】尚、前記のステップ7において、浴槽温度
センサ35が風呂設定温度を検出するか否かの判定におけ
る「風呂設定温度」は、実際に設定された浴槽設定温度
そのものではなく、浴槽設定温度及びそれよりも少し高
い温度(例えば1〜2度)までを含む温度帯としての多
少の温度幅のある風呂設定温度を示すものとする。ま
た、バーナ11オフ(S5)後の循環ポンプ33、及び送風
器12の運転継続については、循環ポンプ33のポスト循環
時間、送風器12のポストパージ時間を、室温検出センサ
によって検出される温度や、季節に応じて、それぞれ予
め定めた異なるポスト循環時間、ポストパージ時間を採
用してもよい。例えば夏場は5分のポスト循環時間、ポ
ストパージ時間とし、冬場は1分のポスト循環時間、ポ
ストパージ時間として、条件を変更するようにしてもよ
い。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上の構成よりなり、請求項1
に記載の風呂保温装置によれば、一定時間が経過する毎
に循環ポンプをオンして浴槽水を熱交換缶体へ循環させ
ると共に熱交換缶体の送風器とバーナとをオンして循環
水の加熱を開始し、その後浴槽温度センサが風呂設定温
度以上を検出するとバーナの燃焼を停止するようにした
風呂保温装置であって、前記浴槽温度センサの検出する
温度が風呂設定温度を越えている場合には前記バーナの
燃焼を停止した後も前記浴槽温度センサの検出する風呂
温度が風呂設定温度に低下するまで引き続き前記循環ポ
ンプと送風器とをオン状態に保持する制御部を設けたの
で、保温運転の時間が長くなっても風呂温度が風呂設定
温度を越えて高温になってしまうことなく、また循環ポ
ンプや送風器のポスト運転時間が長すぎて風呂温度が風
呂設定温度未満に下がってしまうことなく、その都度、
風呂温度を風呂設定温度付近に安定して調節、保持させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の風呂保温装置を備えた給湯設備の全体
構成図である。
【図2】制御部による風呂保温運転の制御例を示すフロ
ーチャートである。
【図3】従来の風呂保温装置による風呂保温運転の制御
例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 熱交換缶体 11 バーナ 12 送風器 20 浴槽 30 追い焚き循環回路 33 循環ポンプ 34 水流スイッチ 35 浴槽温度センサ 50 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定時間が経過する毎に循環ポンプをオ
    ンして浴槽水を熱交換缶体へ循環させると共に熱交換缶
    体の送風器とバーナとをオンして循環水の加熱を開始
    し、その後浴槽温度センサが風呂設定温度以上を検出す
    るとバーナの燃焼を停止するようにした風呂保温装置で
    あって、前記浴槽温度センサの検出する温度が風呂設定
    温度を越えている場合には前記バーナの燃焼を停止した
    後も前記浴槽温度センサの検出する風呂温度が風呂設定
    温度に低下するまで引き続き前記循環ポンプと送風器と
    をオン状態に保持する制御部を設けたことを特徴とする
    風呂保温装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011149621A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Paloma Co Ltd 給湯器
JP2019095160A (ja) * 2017-11-27 2019-06-20 株式会社パロマ 給湯器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011149621A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Paloma Co Ltd 給湯器
JP2019095160A (ja) * 2017-11-27 2019-06-20 株式会社パロマ 給湯器

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