JP3271422B2 - 給湯器の凍結防止装置 - Google Patents

給湯器の凍結防止装置

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JP3271422B2
JP3271422B2 JP05301094A JP5301094A JP3271422B2 JP 3271422 B2 JP3271422 B2 JP 3271422B2 JP 05301094 A JP05301094 A JP 05301094A JP 5301094 A JP5301094 A JP 5301094A JP 3271422 B2 JP3271422 B2 JP 3271422B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は給湯器の凍結防止装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】給湯器においては、冬季等において発生
する凍結を防止するために、大気温センサを設けて、該
センサが一定温度未満を検出した場合には凍結防止用ヒ
ータをオンするようにした凍結防止装置を設備したもの
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記で説明
した従来における給湯器の凍結防止装置においては、大
気温を検出する大気温センサが故障している場合には、
せいぜいその故障をリモコン等に表示する程度で、凍結
防止のための動作については、例え大気温が低下しても
凍結防止のための動作を行わないものであった。そして
このため、給湯器が凍結してしまうという欠点があっ
た。
【0004】そこで、本発明は上記従来装置の欠点を解
消し、大気温を検出するセンサが故障している場合に
も、凍結を防止することができる給湯器の凍結防止装置
の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の給湯器の凍結防止装置は、ケース内に瞬間
式熱交換器とバーナを備えると共に凍結防止用ヒータと
大気温センサを配置し、また入水管や出湯管を接続し
て、自動凍結防止スイッチがオンされると前記大気温セ
ンサが一定温度未満を検出することを条件に前記凍結防
止用ヒータによる加熱運転を開始するようにした給湯器
の凍結防止装置であって、前記自動凍結防止スイッチの
オンにより先ず前記大気温センサからの信号レベルによ
り該大気温センサが正常であるか否かを判定し、正常の
場合には前記大気温センサが一定温度未満を検出したと
きに前記凍結防止用ヒータによる一定の加熱運転の開始
を指令する共に正常でない場合には温度条件とは無関係
に凍結防止用ヒータによる一定の加熱運転の開始を指令
するようにしたコントローラを設けたことを特徴として
いる。
【0006】
【作用】上記本発明の特徴によれば、自動凍結防止スイ
ッチがオンされると、その信号を受けたコントローラ
は、先ず大気温センサから入力される信号が、正常範囲
のレベルにあるか否かを判定する。そして信号が正常範
囲でない場合には凍結防止用ヒータによる予めプログラ
ムされた一定の加熱運転の開始を指令する。またコント
ローラは前記大気温センサからの信号が正常範囲のレベ
ルにある場合には、大気温センサが一定温度未満を検出
することを条件に前記凍結防止用ヒータによる一定の加
熱運転の開始を指令する。以上のように構成されたコン
トローラを設けることで、大気温を検出するセンサが故
障している場合にも、給湯器内の水路等が凍結してしま
うといった事態を回避することができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す給湯器の概略構
成図、図2は大気温センサとしてのサーミスタとコント
ローラとの接続関係を示す図、図3はコントローラによ
る凍結防止運転の制御フローチャートである。
【0008】図1において、1は給湯器のケースで、該
ケース1内に熱交換コイルからなる瞬間式熱交換器2と
該熱交換器2を加熱するバーナ3が備えられている。前
記熱交換器2には入水管4と出湯管5が接続され、前記
ケース1内の入水管4には羽車を有する入水量センサ6
と入水温度センサ7が設けられ、またケース1内の出湯
管5には出湯温度センサ8が設けられている。さらに凍
結防止用第1ヒータ9が前記瞬間式熱交換器2の近傍に
配置され、凍結防止用第2ヒータ10が前記ケース1内の
入水管4の入水量センサ6の近傍に配置されている。そ
してまた大気温を検出する大気温センサ11がケース1内
に設けられている。
【0009】12はコントローラで、リモコン13や前記入
水量センサ6、入水温度センサ7、出湯温度センサ8、
大気温センサ11、その他の装置各部のセンサ類からの情
報を得て、所定のプログラムによって前記バーナ3や凍
結防止用第1、第2ヒータ9、10、その他の部材に所定
の動作指令を出力する。前記リモコン13には図示しない
自動凍結防止スイッチが設けられている。
【0010】前記大気温センサ11は例えばサーミスタを
用いており、図2に示すような回路構成でコントローラ
12の内蔵マイコン12a に接続している。サーミスタから
なる大気温センサ11が大気温の変化によってその抵抗を
変化させることで、マイコン12a 内に入る分圧が変化せ
られ、その入力分圧に対応した大気温が検出される。こ
の場合、コントローラ12にはその内蔵マイコン12a に予
め前記大気温センサ11が正常である場合の入力分圧の範
囲を記憶させておくことで、大気温センサ11がこの正常
範囲内の分圧を示す場合には、該大気温センサ11を正常
と判定することができ、また大気温センサ11が断線やシ
ョート等により前記正常範囲以外の分圧を示す場合に
は、正常でないと判定することができる。以上のような
大気温センサ11による判定の仕方を取り入れたコントロ
ーラ12による凍結防止運転の制御例を、図3のフローチ
ャートに沿って説明する。
【0011】今、例えば冬季における寒い日に、使用者
によってリモコン13の図示しない自動凍結防止スイッチ
がオンされると(S1)、その信号を受けたコントロー
ラ12は、先ず大気温センサ11から入力される信号が、正
常範囲のレベルにあるか否かを判定する。そして信号が
正常範囲でない(S2でノー)場合には、コントローラ
12はステップS3〜S8で示す予めプログラムされた一
定の加熱運転の開始を指令する。またコントローラ12は
前記大気温センサ11からの信号が正常範囲のレベルにあ
る場合には、ステップS9〜S16で示すように、大気温
センサ11が一定温度未満を検出することを条件に予めプ
ログラムされた一定の加熱運転の開始を指令する。
【0012】即ち前記ステップS2でノーの場合には、
コントローラ12は先ず凍結防止用の第1、第2のヒータ
9、10をオンして(S3)加熱を開始する。そして加熱
中においてバーナ3が燃焼している場合には前記熱交換
器2の近傍にある凍結防止用第1ヒータ9をオフする
(S5、S6)。そして40分経過を持って第1、第2の
ヒータ9、10をオフし(S4、S7)、10分間の休止を
行った(S8)後ステップS1に戻る。一方、前記ステ
ップS2でイエスの場合には、コントローラ12は大気温
センサ11が3℃未満を検出するのを条件として(S
9)、該3℃未満を検出すると(S9でイエス)、さら
に大気温センサ11が−2℃以上であるか否かをみて(S
10)、ノーであれば前述したステップS3〜S8のフロ
ーによる加熱運転を行う。またイエスであれば、先ず凍
結防止用の第1、第2のヒータ9、10をオンして加熱を
開始する(S11)。そして加熱中においてバーナ3が燃
焼している場合には前記熱交換器2の近傍にある凍結防
止用第1ヒータ9をオフする(S13、S14)。そして20
分経過を持って第1、第2のヒータ9、10をオフし(S
12、S15)、30分間の休止を行った(S16)後ステップ
S1に戻る。
【0013】尚、上記の説明では自動による凍結防止運
転を説明したが、本装置に手動による凍結防止運転スイ
ッチを設けてもよい。この場合には凍結防止運転スイッ
チをオン操作することで、即、前記ステップS3〜S8
で示す如き加熱運転を開始する。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上の構成、作用よりなり、請
求項1に記載の給湯器の凍結防止装置によれば、自動凍
結防止スイッチのオンにより先ず大気温センサからの信
号レベルにより該大気温センサが正常であるか否かを判
定し、正常の場合には大気温センサが一定温度未満を検
出したときに前記凍結防止用ヒータによる一定の加熱運
転の開始を指令する共に正常でない場合には温度条件と
は無関係に凍結防止用ヒータによる一定の加熱運転の開
始を指令するようにしたコントローラを設けたので、大
気温センサが故障である場合はそれを確実に検出し、故
障がない場合には勿論のこと、故障がない場合において
も給湯器内の水路等が凍結してしまうといった事態を確
実に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す給湯器の概略構成図であ
る。
【図2】大気温センサとしてのサーミスタとコントロー
ラとの接続関係を示す図である。
【図3】コントローラによる凍結防止運転の制御フロー
チャートである。
【符号の説明】
1 ケース 2 瞬間式熱交換器 3 バーナ 4 入水管 5 出湯管 9 凍結防止用第1ヒータ 10 凍結防止用第2ヒータ 11 大気温センサ 12 コントローラ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に瞬間式熱交換器とバーナを備
    えると共に凍結防止用ヒータと大気温センサを配置し、
    また入水管や出湯管を接続して、自動凍結防止スイッチ
    がオンされると前記大気温センサが一定温度未満を検出
    することを条件に前記凍結防止用ヒータによる加熱運転
    を開始するようにした給湯器の凍結防止装置であって、
    前記自動凍結防止スイッチのオンにより先ず前記大気温
    センサからの信号レベルにより該大気温センサが正常で
    あるか否かを判定し、正常の場合には前記大気温センサ
    が一定温度未満を検出したときに前記凍結防止用ヒータ
    による一定の加熱運転の開始を指令する共に正常でない
    場合には温度条件とは無関係に凍結防止用ヒータによる
    一定の加熱運転の開始を指令するようにしたコントロー
    ラを設けたことを特徴とする給湯器の凍結防止装置。
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