JP3714461B2 - 給湯器用湯水混合ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば太陽熱温水器等の自然エネルギーを利用した温水供給装置や、各種廃熱を利用した温水供給装置を給湯器に接続する為の給湯器用湯水混合ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
太陽熱温水器は、天候等により目的温度の温水が取り出せない為に、給湯器を補助熱源として接続してエネルギー資源の有効利用を図れるようにした給湯システムがあり、この給湯システムとして特開平10−196983号公報に記載された図4の如き構造を有するものが知られている。
【0003】
太陽熱温水器(5)から引き出された上流側温水回路(56)は、給湯器用湯水混合ユニット(1)の温水回路(14)に接続されている。又、上水道に繋がる給水回路(10)は給湯器用湯水混合ユニット(1)の冷水回路(15)に接続されていると共に、該冷水回路(15)と上記温水回路(14)の合流点には湯水混合器(20)が配設されている。そして、該湯水混合器(20)の下流側に形成された混合水回路(29)には混合水温センサ(33)が配設されている。
上記混合水回路(29)は給湯器(7)の水入口(77)に配管接続されていると共に、前記給湯器(7)から出湯蛇口(85)や浴槽(81)に給湯されるようになっている。
【0004】
このものでは、給湯器(7)用のリモコン(71)で給湯温度を設定すると、該設定された温度(以下、「給湯設定温度」という。)が給湯器用湯水混合ユニット(1)の制御装置(11)に送信される。すると、該制御装置(11)は湯水混合器(20)をコントロールすることにより、太陽熱温水器(5)からの温水と給水回路(10)からの冷水の混合割合を調整し、これにより、混合水温センサ(33)が検知する混合水の温度を給湯設定温度に一致させる。すると、給湯器用湯水混合ユニット(1)から流出する給湯設定温度の温水が燃焼停止状態に維持された給湯器(7)を介して出湯蛇口(85)等に給湯される。
【0005】
又、上記のものでは、混合水温センサ(33)が故障した場合は制御装置(11)が湯水混合器(20)に対して水側を全開とする動作信号を出力し、これにより、給湯器用湯水混合ユニット(1)から熱湯が流出するのを防止すると共に、リモコン(71)に前記故障が発生したことを表示させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のものでは、湯水混合器(20)の下流側の混合水回路(29)には単一の混合水温センサ(33)しか設けられていない。従って、このものでは、前述のように混合水温センサ(33)の故障検知が可能であっても、該混合水温センサ(33)の断線又は短絡等の如く極端に大きいか又は小さい出力が生じるような故障しか検知することができない。このことから、上記従来のものでは、混合水温センサ(33)の性能が徐々に低下する場合の如く極端な出力変動が生じないような中間故障を検知することができない、という問題があった。
【0007】
本発明はかかる点に鑑みて成されたもので、
『上流端が給水回路に接続される給水配管接続口となった冷水回路と、
上流端が温水供給装置からの温水が流れる上流側温水回路に接続される温水配管接続口となった温水回路と、
前記冷水回路と前記温水回路が合流する合流点からその下流側の給湯器接続口に繋がり且つ混合水温センサが設けられた混合水回路と、
前記合流点に於ける前記冷水と温水との混合割合を調整する為の湯水混合器と、
前記給湯器接続口から吐出させる温水の基準温度を設定する基準温度設定器と、
前記混合水温センサの検知温度が前記基準温度に等しくなるように前記湯水混合器を制御する混合器制御手段と、
前記混合水温センサの異常を検知して異常検知信号を出力する異常検知装置とを具備する給湯器用湯水混合ユニット』に於いて、混合水温センサ(33)の性能が徐々に低下する場合のような中間故障を検知可能にすることをその課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
[1項]
上記課題を解決する為の本発明の技術的手段は、
『前記混合水回路に、前記混合水温センサとは別な異常監視センサを設け、
前記異常検知装置は、前記基準温度より高く設定された閾値温度を前記異常監視センサが検知したときに前記異常検知信号を出力し、
前記異常検知信号が出力された後の前記混合器制御手段は、前記異常監視センサの検知温度が前記基準温度に等しくなるように前記湯水混合器を制御する』ことである。
【0009】
上記技術的手段は次のように作用する。
給湯動作が開始すると、既述従来のものと同様に、混合器制御手段は、混合水温センサの検知温度が基準温度(給湯器接続口から給湯器側へ吐出させるべき温水の温度)に等しくなるように湯水混合器を制御する。
【0010】
一方、給湯器用湯水混合ユニットの作動中に混合水温センサが性能低下等の中間故障を起こし、これにより、上記混合水の温度が基準温度設定器で設定された基準温度より高い閾値温度に達すると、混合水回路に設けられた異常監視センサが上記閾値温度を検知し、これにより、異常検知装置から異常検知信号が出力される。
又、異常検知装置から異常検知信号が出力された後であっても、異常監視センサの検知温度に基づいて湯水混合器が制御され、これにより、以後は基準温度の混合水を給湯器に供給する制御が暫定的に実行される。
【0011】
[2項]
前記1項に於いて、
『前記基準温度設定器は、給湯器が具備する給湯温度設定器で設定された給湯設定温度を通信ケーブルを介して読み込んでこれを前記基準温度とする』ものでは、給湯器が具備する給湯温度設定器で設定された給湯設定温度が基準温度として採用される。そして、基準温度より高温に設定された閾値温度の温水が異常監視センサで検知されると、この検知動作に応答して異常検知装置から異常検知信号が出力される。
【0012】
[3項]
前記1項に於いて、
『前記基準温度設定器は、給湯器が具備する給湯温度設定器で設定される給湯設定温度と独立した基準温度を設定する』ものでは、例えば、給湯設定温度が固定されている給湯温固定式の給湯器に適用する場合には、前記給湯設定温度に前記基準温度を一致させて使用する。
【0013】
すると、混合水温センサが正常な場合は、前記固定の給湯設定温度と等しい上記基準温度の温水が給湯器接続口から給湯器側に供給される。一方、前記基準温度より高温の閾値温度の温水が上記給湯器側に供給され始めたことを異常監視センサが検知すると、異常検知装置から異常信号が出力される。
【0016】
[4項 ]
前記混合水温センサの異常を検知する為には、
『前記混合水回路には、前記混合水温センサの隣接部に異常監視センサが配設されており、
前記異常検知装置は、前記混合水温センサと前記異常監視センサの両検知温度のうちの一方の検知温度が前記基準温度に達してから許容遅延時間内に他方の検知温度が前記基準温度に達しない場合に前記異常検知信号を出力し、
前記異常検知信号が出力された後の前記混合器制御手段は、前記一方の検知温度を出力する混合水温センサ又は異常監視センサの検知温度が前記基準温度に等しくなるように前記湯水混合器を制御する』ものとすることができる。
【0017】
このものでは、混合水温センサの検知温度と異常監視センサの検知温度の両検知温度のうち一方の検知温度が基準温度に達してから許容遅延時間内に他方の検知温度が基準温度に達する場合は、これら混合水温センサと異常監視センサは正常状態にあると判断される。これに対し、一方の検知温度が基準温度に達してから許容遅延時間内に他方の検知温度が基準温度に達しない場合は、混合水温センサ又は異常監視センサの少なくとも一方が異常状態にあることが分かる。そこで、かかる場合は異常監視装置から異常信号が出力される。
又、異常検知装置から異常検知信号が出力された後であっても、先に基準温度を検知した異常検知センサ又は混合水温センサは正常であると判断し、該正常と判断されたセンサの検知温度に基づいて湯水混合器を制御する。これにより、以後は基準温度の混合水を給湯器に供給する制御が暫定的に実行される。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、上記構成であるから次の特有の効果を有する。
異常監視センサの出力で混合水温センサの異常を判断するから、該混合水温センサの性能が徐々に低下するような中間故障を検出することができる。
又、異常検知信号が出力された後でも、冷水と温水供給装置からの温水の混合水を暫定的に給湯器に供給することができるから、その後も温水供給装置の温水を活用することができる。又、異常検知信号の出力後であっても、異常監視センサ又は混合水温センサの出力を利用することにより給湯器用湯水混合ユニットを安全に動作させることができる。
【0024】
2項のものでは、給湯器が具備する給湯温度設定器で設定した給湯設定温度に基づいて決定された閾値温度と異常監視センサの検知温度を比較する。従って、上記給湯設定温度より極端に高温の熱湯が湯水混合器から吐出される前に早期に異常検知が行える。
【0025】
3項のものでは、基準温度を適宜設定することにより、給湯温固定式の給湯器に適用することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
次に、上記した本発明の実施の形態を図面に従って詳述する。
《第1実施形態》
図1は、第1実施形態に係る給湯器用湯水混合ユニット(1)を用いた給湯システムの概念図であり、太陽熱温水器(5)は給湯器用湯水混合ユニット(1)を介して給湯器(7)に配管接続されている。以下、各部の詳細を説明する。
*各部の構造の説明
[太陽熱温水器(5)について]
太陽熱温水器(5)は、太陽熱を吸収する集熱器(50)と貯湯タンク(51)内とを循環するように形成された蓄熱配管(52)を具備しており、該蓄熱配管(52)には膨張タンク(53)と循環ポンプ(54)が配設されている。
【0028】
又、貯湯タンク(51)の底部には水道配管からの冷水を供給するソーラ用給水管(55)と水抜栓(57)を具備する水抜回路(58)が接続されていると共に、貯湯タンク(51)の頂部からは上流側温水回路(56)が引き出されている。
【0029】
[給湯器(7)について]
給湯器(7)は、図示しないガスバーナで加熱される熱交換器が内蔵された給湯器本体(70)と、該給湯器本体(70)に電気接続されたリモコン(71)を備えていると共に、該リモコン(71)には、運転スイッチ(72)と、浴槽(81)に湯張りする際に操作する湯張りスイッチ(73)と給湯温度設定器(75)と、更に、給湯器の運転状態等を表示する表示部(74)が設けられている。
【0030】
又、給湯器本体(70)と浴槽(81)との間は、湯張り及び追焚きに使用される往き管(82)と戻り管(83)で接続されていると共に、更に、給湯器本体(70)から引き出された給湯回路(84)には出湯蛇口(85)が設けられている。
【0031】
[給湯器用湯水混合ユニット(1)について]
本発明の対象たる給湯器用湯水混合ユニット(1)には、上記太陽熱温水器(5)からの温水が流れる上流側温水回路(56)が接続される温水配管接続口(16)と、既述ソーラ用給水管(55)から分岐した給水回路(10)が接続される給水配管接続口(17)と、更に、給湯器本体(70)の水入口(77)に接続される給湯器接続口(18)が設けられている。
【0032】
上記温水配管接続口(16)の下流側に形成された温水回路(14)には、バキュームブレーカ(120)と、既述安全弁たる常閉電磁弁(31)と、逆止弁(13)と、更に、湯温センサ(19)が、この順序で上流側から配設されている。又、温水回路(14)の上流端近傍には、通水内の塵芥を除去する機能と回路の排水機能を兼備した水抜栓(21)が設けられている。
【0033】
一方、冷水回路(15)には、逆止弁(22)と給水温センサ(23)と更に湯水混合器(20)がこの順序で配設されていると共に、該湯水混合器(20)は、温水回路(14)と冷水回路(15)の合流点に配設された温水調節弁(25)とその上流側に於ける冷水回路(15)内に配設された冷水調節弁(24)とから構成されている。そして、上記冷水調節弁(24)と温水調節弁(25)は、これらに対応するパルスモータ(240)(250)の回転によって先端の弁体(241)(251)を弁口(26)(27)に接離させ、これによって、弁口(26)(27)の開度を変化させて流量調節するように構成されている。
【0034】
又、上記混合水回路(29)には混合水の流量を計測する水量センサ(32)と混合水温センサ(33)と異常監視センサ(34)と更に水抜き栓(35)が設けられており、該水抜き栓(35)は上記混合水回路(29)等の水圧が過剰上昇したときに開弁して圧力を開放する逃がし弁機能を兼備している。又、冷水回路(15)の上流端近傍には、通水の除塵機能と排水機能を兼備した水抜栓(30)が設けられている。
【0035】
そして、既述湯温センサ(19),給水温センサ(23),湯水混合器(20),常閉電磁弁(31),水量センサ(32) ,混合水温センサ(33)及び異常監視センサ(34) 等の電気部品は制御装置(11)に電気接続されており、該制御装置(11)によって、湯水混合器(20)の動作が制御されるようになっている。
【0036】
*給湯動作の実際
[前提動作]
先ず、本発明の実施の形態に係る給湯器用湯水混合ユニットの動作を説明する前に、その前提となる動作を図2のフローチャートに従って説明する。
【0037】
先ず、給湯器(7)のリモコン(71)に設けられた運転スイッチ(72)が操作されたか否かを示す信号が給湯器本体(70)から通信ケーブル(79)を介して給湯器用湯水混合ユニット(1)の制御装置(11)に送信されるのをステップ(ST1)で監視する。
【0038】
次に、水量センサ(32)が検知する混合水の流量Qが基底流量(本実施の形態では、2リットル/分)を超えたか否かがステップ(ST2)で判断される。そして、出湯蛇口(85)の開放操作や湯張りスイッチ(73)の投入によって前記基底流量を超える流量Qの混合水が流れている場合はステップ(ST3)で常閉電磁弁(31)を開弁させる。
【0039】
次に、給湯器(7)のリモコン(71)の給湯温度設定器(75)で設定された給湯設定温度が通信ケーブル(79)を介して制御装置(11)のマイクロコンピュータ内に読み込まれ、該読み込まれた給湯設定温度(既述1項に記載の基準温度に対応する。)に基づいてステップ(ST4)〜ステップ(ST6)が実行される。これにより、湯水混合器(20)で混合された混合水の温度が給湯設定温度になるように、湯水混合器(20)の冷水調節弁(24)や温水調節弁(25)の開度が調節される。具体的には、湯水混合器(20)から流出する混合水の温度を混合水温センサ(33)で監視し、該混合水温センサ(33)の検知温度が上記給湯設定温度を超える場合はステップ(ST6)で温水回路(14)からの温水の混合割合が減少するように冷水調節弁(24)や温水調節弁(25)の開度が調節される。又、混合水温センサ(33)の検知温度が上記給湯設定温度未満の場合はステップ(ST5)で温水回路(14)からの温水の混合割合が増加するように冷水調節弁(24)や温水調節弁(25)の開度が調節される。
【0040】
尚、上記ステップ(ST4)〜ステップ(ST6)の制御を実行するマイクロコンピュータの機能部が既述1項に記載の混合器制御手段に対応する。又、上記基準温度たる給湯設定温度を記憶するマイクロコンピュータの機能部が既述基準温度設定器に対応する。
【0041】
次に、ステップ(ST7)で異常監視センサ(34)の検知温度が、上記給湯設定温度より10deg高く設定された閾値温度以下か否かが判断され、閾値温度以下の場合はステップ(ST4)に制御動作が戻される。
【0042】
一方、ステップ(ST7)を実行したときに異常監視センサ(34)の検知温度が上記閾値温度を超えている場合は前記混合水温センサ(33)が異常状態に陥っている可能性があるので、この場合は、混合水温センサ(33)の故障とみなす。そして、ステップ(ST8)で常閉電磁弁(31)を閉弁させて上流側温水回路(56)から供給される温水を遮断すると共に、ステップ(ST9)で湯水混合器(20)の冷水調節弁(24)の開度を最大にする。これにより、冷水回路(15)を流れる冷水が温水と混合されることなくそのまま給湯器(7)に供給され、該給湯器(7)の本来的な機能によって上記冷水が給湯温度設定器(75)で設定された給湯設定温度まで追焚きされて出湯蛇口(85)や浴槽(81)に供給される。
【0043】
又、ステップ(ST10)でリモコン(71)の表示部(74)に異常表示を行い、これにより、給湯器使用者に上記混合水温センサ(33)が故障していることを報知する。このように、上記給湯システムでは、上記異常表示を行うことが出来ると共に、給湯器(7)に熱湯が供給される危険を回避することができる。尚、このものでは異常監視センサ(34)の検知温度が閾値温度を超えたか否かを判断するステップ(ST7)を実行するマイクロコンピュータの機能部が既述異常検知装置に対応する。
【0045】
尚、上記前提動作では、ステップ(ST7)で異常監視センサ(34)の検知温度が給湯設定温度より10deg高い閾値温度を超えた場合に混合水温センサ(33)の故障と判断するようにした。即ち、閾値温度を、給湯設定温度より10deg高い値に設定した。しかし、閾値温度は必ずしも上記値に設定する必要はない。例えば、上記リモコン(71)の給湯温度設定器(75)で設定される給湯設定温度と独立した基準温度を基準温度設定器としてのマイクロコンピュータ内のメモリーに記憶させると共に、基準温度より高温(例えば、60℃)の温度を閾値温度として採用してもよい。このように構成すると、給湯設定温度が固定されている給湯温固定式の給湯器に適用するのに適した給湯器用湯水混合ユニットとなる。この構成のものでは、例えば、前記固定の給湯設定温度に前記基準温度を一致させておくと共に、給湯器用湯水混合ユニットに報知ランプ等の異常表示器を具備させて使用する。このようにすると、混合水温センサ(33)が正常な場合は、前記固定の給湯設定温度と等しい上記基準温度の温水が湯水混合器(20)から流出するように該湯水混合器(20)が制御される一方、前記閾値温度の温水が湯水混合器(20)から流出し始めたことが異常監視センサ(34)で検知されると、異常表示器たる報知ランプを発光させる。又、報知ランプを発光させたときは、常閉電磁弁(31)を閉じて冷水のみを給湯器(7)に供給するか、又は、異常監視センサ(34)の検知温度に基づいて湯水混合器(20)を制御するようにする。
【0046】
尚、上記前提動作では、ステップ(ST7)を実行したときに異常監視センサ(34)の検知温度が上記閾値温度を超えている場合は、ステップ(ST8)で常閉電磁弁(31)を閉状態に維持した。これに対し、図1の想像線で示すように、冷水回路(15)中であって前記湯水混合器(20)より上流側に位置する部分と前記混合水回路(29)とを繋ぐバイパス回路(100)を設けると共に、上記常閉電磁弁(31)に代えて前記バイパス回路(100)を開閉するバイパス弁(101)を設け、該バイパス弁(101)を通常は閉状態に維持しておくと共に上記ステップ(ST8)を実行したときに開状態に維持するようにしても良い。そして、バイパス弁(101)が開弁したときは、冷水調節弁(24)や温水調節弁(25)の開度の如何に関わらず多量の冷水が冷水回路(15)から混合水回路(29)に流入して安全温度(火傷等の心配のない温度)の水が給湯器(7)側に供給されるようにする。
【0047】
《第1実施形態に係る給湯器用湯水混合ユニットの動作の説明》
次に、本発明の第1実施形態に係る給湯器用湯水混合ユニットの動作を説明する。
上記前提動作では、ステップ (ST7) で混合水温センサ (33) の故障が検知された場合は、ステップ (ST8) で太陽熱温水器 (5) からの温水を遮断して給水回路 (10) からの冷水のみが給湯器 (7) に供給されるようにした。これに対し、第1実施形態に係る給湯器用湯水混合ユニットは、前記故障が検知された後は、異常監視センサ (34) の検知温度に基づいて湯水混合器 (20) による湯水混合動作を継続させる。
即ち、第1実施形態に係る給湯器用湯水混合ユニットでは、ステップ (ST7) で混合水温センサ (33) の故障が検知されたときには、更に混合水温センサ (33) と異常監視センサ (34) の検知温度の温度差を判断し、該温度差が一定以上の場合は、リモコン (71) の表示部 (74) に異常表示を行いながら、上記異常監視センサ (34) の検知温度に基づいて湯水混合器 (20) を制御するようにする。即ち、異常監視センサ (34) の検知温度がリモコン (71) の給湯温度設定器 (75) で設定された給湯設定温度に等しくなるように湯水混合器 (20) を制御すると共に、上記表示部 (74) にエラーを表示させるのである。このようにすれば、混合水温センサ (33) が故障した場合であっても、太陽熱温水器 (5) の温水を給湯器 (7) に供給しながら暫定的に給湯動作を継続させ得る利点がある。
《第2実施形態》
次に本発明の第2実施形態を説明する。
本実施の形態に係る給湯器用湯水混合ユニットを組み込んだ給湯システムは図1と同様な水配管及び電気配線を有している。
*給湯動作の実際
[前提動作]
先ず、第2実施形態に係る給湯器用湯水混合ユニットの動作を説明する前に、その前提となる動作を図3のフローチャートに従って説明する。
【0048】
既述図2のステップ(ST1)〜(ST3)と同様の制御を、ステップ(ST30)〜(ST32)で実行する。即ち、ステップ(ST30)で運転スイッチ(72)の投入が確認されると、ステップ(ST31)で流量センサ(32) の検知流量Qが基底流量を超えたか否かを判断し、更に、基底流量を超えている場合は、ステップ(ST32)で常閉電磁弁(31)を開弁させる。
【0049】
次に、ステップ(ST33)で混合水温センサ(33)の検知温度がリモコン(71)の給湯温度設定器(75)で設定された給湯設定温度より高いと判断された場合は、前記検知温度を給湯設定温度まで下げる制御が行われる。具体的には、ステップ(ST34)で太陽熱温水器(5)から供給される温水の混合割合を一定割合だけ減少させるように湯水混合器(20)を制御する。次に、異常監視センサ(34)の検知温度が上記給湯設定温度以下の場合は、ステップ(ST35)からステップ(ST36)に進んで第1異常判定フラグF1の内容を「OK」にする一方、異常監視センサ(34)の検知温度が給湯設定温度より高い場合はステップ(ST37)で第1異常判定フラグF1の内容を「NG」にする。
【0050】
その後、ステップ(ST38)で既述許容遅延時間たる1秒の時間待ちを実行し、ステップ(ST39)で混合水温センサ(33)の検知温度が上記給湯設定温度以下の場合は、ステップ(ST40)に進んで第2異常判定フラグF2の内容を「OK」にする一方、混合水温センサ(33)の検知温度が給湯設定温度より高い場合はステップ(ST41)で第2異常判定フラグF2の内容を「NG」にする。
【0051】
そして、ステップ(ST42)で上記第1異常判定フラグF1と第2異常判定フラグF2の内容が一致していないことが確認できた場合、即ち、異常監視センサ(34)が給湯設定温度を検知してから許容遅延時間たる上記1秒以内に混合水温センサ(33)が給湯設定温度を検知しないことが確認できた場合等に於いては、前記混合水温センサ(33)が故障している可能性があることから、ステップ(ST43)で常閉電磁弁(31)を閉弁させると共に、湯水混合器(20)の冷水調節弁(24)を最大開度に設定し、更にリモコン(71)の表示部(74)に異常表示を行わせる。
【0052】
一方、既述したステップ(ST33)で混合水温センサ(33)の検知温度がリモコン(71)の給湯温度設定器(75)で設定された給湯設定温度以下であると判断された場合は、更にステップ(ST50)で混合水温センサ(33)の検知温度と給湯設定温度を比較する。そして、混合水温センサ(33)の検知温度が給湯設定温度より低い場合は、ステップ(ST51)で混合水中の温水の混合割合を一定割合だけ増加させ、その後、ステップ(ST52)〜ステップ(ST58)及びステップ(ST42)を実行し、これにより、異常監視センサ(34)が給湯設定温度を検知してから1秒以内に混合水温センサ(33)が給湯設定温度を検知するか否か等を判断する。そして、上記1秒以内に混合水温センサ(33)が給湯設定温度を検知しない場合に於いては、ステップ(ST43)で冷水のみが給湯器(7)に供給されるようにすると共に、ステップ(ST44)でリモコン(71)の表示部(74)に異常表示を行う。
【0053】
更に、既述したステップ(ST50)で混合水温センサ(33)の検知温度が給湯設定温度より低くない(混合水温センサ(33)の検知温度が給湯設定温度に等しい)と判断され、更に、ステップ(ST59)で1秒の時間待ちをした後にステップ(ST60)で異常監視センサ(34)の検知温度が給湯設定温度に一致していないと判断されると、混合水温センサ(33)が異常監視センサ(34)より先に給湯設定温度を検知したのであるから、かかる場合も、異常が発生したと判断して既述(ST43)(ST44)を実行する。
【0055】
尚、上記前提動作では、ステップ(ST42)で上記第1異常判定フラグF1と第2異常判定フラグF2の内容が一致していないことが確認できた場合に於いては、前記混合水温センサ(33)が故障している可能性があることから、ステップ(ST43)で常閉電磁弁(31)を閉弁させた。これに対し、図1の想像線で示すように、冷水回路(15)中であって前記湯水混合器(20)より上流側に位置する部分と前記混合水回路(29)とを繋ぐバイパス回路(100)を設けると共に、上記常閉電磁弁(31)に代えて前記バイパス回路(100)を開閉するバイパス弁(101)を設け、該バイパス弁(101)を通常は閉状態に維持しておくと共に上記ステップ(ST43)を実行したときに開状態に維持するようにしても良い。そして、バイパス弁(101)が開弁したときは、冷水調節弁(24)や温水調節弁(25)の開度の如何に関わらず多量の冷水が冷水回路(15)から混合水回路(29)に流入して安全温度(火傷等の心配のない温度)の水が給湯器(7)側に供給されるようにする。
《第2実施形態に係る給湯器用湯水混合ユニットの動作の説明》
次に、本発明の第2実施形態に係る給湯器用湯水混合ユニットの動作を説明する。
上記前提動作では、ステップ (ST42) で異常が発生したと判断した場合は、ステップ (ST43) で給水回路 (10) からの冷水のみが給湯器 (7) に供給されるようにした。これに対し、第2実施形態に係る給湯器用湯水混合ユニットは、前記異常と判断した場合は、異常監視センサ (34) 等の検知温度に基づいて湯水混合器 (20) による湯水混合動作を継続させる。
即ち、第2実施形態に係る給湯器用湯水混合ユニットでは、上記異常が発生したと判断したときには、更に混合水温センサ (33) と異常監視センサ (34) の検知温度の温度差を判断し、該温度差が一定以上の場合は、先に給湯設定温度を検知した異常監視センサ (34) 又は混合水温センサ (33) の検知温度に基づいて湯水混合器 (20) を制御すると共に、リモコン (71) 等の表示部に異常表示をする。即ち、異常監視センサ (34) 又は混合水温センサ (33) の検知温度が給湯温度設定器 (75) で設定された給湯設定温度(既述4項の基準温度に対応する)に等しくなるように湯水混合器 (20) を制御すると共に、上記表示部に異常表示をさせるのである。このようにすれば、混合水温センサ (33) 等が故障した場合であっても、太陽熱温水器 (5) の温水を給湯器 (7) に供給しながら、暫定的に給湯動作を安全に継続させ得る利点がある。
尚、温水供給装置としては、自然エネルギーを利用する既述太陽熱温水器(5)以外に、各種廃熱を利用した温水供給装置を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明する給湯システムの概念図
【図2】本発明の第1実施形態に係る給湯器用湯水混合ユニット(1)の動作説明図
【図3】本発明の第2実施形態に係る給湯器用湯水混合ユニット(1)の動作説明図
【図4】従来例の説明図
【符号の説明】
(1)・・・給湯器用湯水混合ユニット
(5)・・・太陽熱温水器
(7)・・・給湯器
(14)・・・温水回路
(15)・・・冷水回路
(19)・・・湯温センサ
(20)・・・湯水混合器
(29)・・・混合水回路

Claims (4)

  1. 上流端が給水回路に接続される給水配管接続口となった冷水回路と、
    上流端が温水供給装置からの温水が流れる上流側温水回路に接続される温水配管接続口となった温水回路と、
    前記冷水回路と前記温水回路が合流する合流点からその下流側の給湯器接続口に繋がり且つ混合水温センサが設けられた混合水回路と、
    前記合流点に於ける前記冷水と温水との混合割合を調整する為の湯水混合器と、
    前記給湯器接続口から吐出させる温水の基準温度を設定する基準温度設定器と、
    前記混合水温センサの検知温度が前記基準温度に等しくなるように前記湯水混合器を制御する混合器制御手段と、
    前記混合水温センサの異常を検知して異常検知信号を出力する異常検知装置とを具備する給湯器用湯水混合ユニットに於いて、
    前記混合水回路に、前記混合水温センサとは別な異常監視センサを設け、
    前記異常検知装置は、前記基準温度より高く設定された閾値温度を前記異常監視センサが検知したときに前記異常検知信号を出力し、
    前記異常検知信号が出力された後の前記混合器制御手段は、前記異常監視センサの検知温度が前記基準温度に等しくなるように前記湯水混合器を制御する、給湯器用湯水混合ユニット。
  2. 請求項1に記載の給湯器用湯水混合ユニットに於いて、
    前記基準温度設定器は、給湯器が具備する給湯温度設定器で設定された給湯設定温度を通信ケーブルを介して読み込んでこれを前記基準温度とする、給湯器用湯水混合ユニット。
  3. 請求項1に記載の給湯器用湯水混合ユニットに於いて、
    前記基準温度設定器は、給湯器が具備する給湯温度設定器で設定される給湯設定温度と独立した基準温度を設定する、給湯器用湯水混合ユニット。
  4. 上流端が給水回路に接続される給水配管接続口となった冷水回路と、
    上流端が温水供給装置からの温水が流れる上流側温水回路に接続される温水配管接続口となった温水回路と、
    前記冷水回路と前記温水回路が合流する合流点からその下流側の給湯器接続口に繋がり且つ混合水温センサが設けられた混合水回路と、
    前記合流点に於ける前記冷水と温水との混合割合を調整する為の湯水混合器と、
    前記給湯器接続口から吐出させる温水の基準温度を設定する基準温度設定器と、
    前記混合水温センサの検知温度が前記基準温度に等しくなるように前記湯水混合器を制御する混合器制御手段と、
    前記混合水温センサの異常を検知して異常検知信号を出力する異常検知装置とを具備する給湯器用湯水混合ユニットに於いて、
    前記混合水回路には、前記混合水温センサの隣接部に異常監視センサが配設されており、
    前記異常検知装置は、前記混合水温センサと前記異常監視センサの両検知温度のうちの一方の検知温度が前記基準温度に達してから許容遅延時間内に他方の検知温度が前記基準温度に達しない場合に前記異常検知信号を出力し、
    前記異常検知信号が出力された後の前記混合器制御手段は、前記一方の検知温度を出力する混合水温センサ又は異常監視センサの検知温度が前記基準温度に等しくなるように前記湯水混合器を制御する、給湯器用湯水混合ユニット。
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