JP3115868B2 - 自動風呂装置 - Google Patents

自動風呂装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、故障検出及びその
表示を行う自動風呂装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動風呂装置は、リモコン等で湯温や水
位を設定した後、全自動スイッチを押すことにより、設
定温度に調整した湯を設定水位まで浴槽に自動給湯する
とともに、注湯した湯が設定温度よりも低い場合には自
動的に追焚を行い、設定湯温になった時点で追焚を停止
し、風呂が沸き上がったことをブザー等で報知するもの
である。
【0003】また、この自動風呂装置では、浴槽内の残
り湯を追焚して入浴する場合、全自動スイッチを押すこ
とにより、浴槽内の残り湯に自動補給し、設定温度にな
るまで沸き上げるものである。
【0004】そして、この自動風呂装置では、給湯機構
や追焚機構が複雑であり、故障発生時に備えて、各種の
センサにより各部品をチェックをし、故障発生時、故障
内容や故障部位を数字コードで表示し、故障修理の容易
化を図ってきた。
【0005】故障を表す数字コードの内容は、例えば1
桁目の数字が故障内容(例:「異常なし」、「センサ異
常」、「機能部品異常」、「電装関係異常」など)を表
し、2桁目の数字が故障部位(例:「サーミスタ」、
「水量センサ」、「水位センサ」、「切換弁」、「ファ
ンモータ」、「ポンプ」など)を表し、3桁目の数字が
故障機種名(例:「風呂装置」、「給湯装置」、「暖房
機」、「冷房機」など)を表し、サービスマンは数字コ
ードにより故障内容、故障部位、故障機種名などを特定
し、修理を行ってきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動風呂装
置では、機能の向上により構造はさらに複雑化し、従来
の故障検知やその表示から故障発生箇所を迅速かつ正確
に特定することが困難になってきている。
【0007】即ち、自動風呂装置は、給湯機構や追焚機
構に多数の切換弁が使用され、これらの弁には三方弁や
四方弁などの複合弁が用いられている。三方弁や四方弁
はモータの回転で開閉、開度調整が行われ、その弁の位
置はリミットスイッチで決定されるものであり、リミッ
トスイッチには制御手段との間に結線され、駆動制御用
リレーなどが組み込まれている。
【0008】このため、単純に弁の故障及びその表示を
しても、これだけでは弁のどの箇所が故障しているかを
特定することができない。例えば、三方弁や四方弁など
の複合弁では、故障箇所が具体的に特定されない場合、
故障修理を行うことが難しい。また、浴槽に給湯してい
る最中に台所で湯を使用したような場合では、浴槽に給
湯される湯の流量が極端に減少するため、注湯量センサ
が湯の流入状態を正しく検出することができないので、
故障判断に誤認を生じるなどの問題が生じた。
【0009】そこで、本発明は、複雑化した給湯機構及
び追焚機構を備えた自動風呂装置において、故障部位及
び故障内容を特定、表示することにより、修理作業の容
易化を実現した自動風呂装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の自動風呂装置
は、給湯運転時又は追焚運転時の弁手段(水落し込み弁
10、湯落し込み弁14、戻り切換弁17、往き切換弁
21、排水切換弁24)の切換動作毎に浴槽(3)への
湯の流入状態を監視し、その流入状態に基づき、故障部
位とその故障発生箇所とを推定し、その故障部位と故障
発生箇所とを所定の故障表示コードにより表示してい
る。
【0011】即ち、本発明の自動風呂装置は、給湯路に
設けられて給水を加熱する第1の熱交換器(給湯用熱交
換器4)と、浴槽(3)内の湯水を加熱する第2の熱交
換器(追焚用熱交換器5)と、この第2の熱交換器と浴
槽との間に連結された往き管及び戻り管によって構成さ
れ、前記浴槽の湯水を前記第2の熱交換器に循環させる
循環路(追焚用循環路2)と、この循環路と前記給湯路
との間に連結された管路に設けられて前記給湯路から前
記循環路への注湯の有無を検出する注湯検出手段(注湯
量センサ23)と、給湯時、前記給湯路を前記循環路に
連結して前記給湯路から湯を前記浴槽に流し込み、追焚
時、前記給湯路と前記循環路とを分離し、前記浴槽内の
湯水を前記第2の熱交換器に循環させる弁手段(水落し
込み弁10、湯落し込み弁14、戻り切換弁17、往き
切換弁21、排水切換弁24)と、運転開始時の前記弁
手段の状態と前記注湯検出手段の検出出力、給湯時の前
記弁手段の切換えと前記注湯検出手段の検出出力、追焚
時の前記弁手段の切換えと前記注湯検出手段の検出出力
から故障の有無及びその内容を判定し、その判定結果を
故障表示コードに変換し、この故障表示コードの表示出
を発生する制御手段(制御部25)と、この制御手段
からの前記表示出力を受けて前記故障表示コードを表示
する表示手段(第1の表示器31、第2の表示器32)
とを備えたことを特徴とする。
【0012】自動風呂装置では、給湯の後、追焚動作に
移行する。即ち、浴槽へ設定温度からなる湯の給湯が開
始され、湯が設定水位に達した時点で給湯が停止される
とともに、この時点の湯温が設定温度よりも低い場合に
は追焚が行われ、設定温度からなる湯が沸かされる。こ
の一連の処理動作の中において、弁などの各構成部品が
所定の動作のために切り換えられる度に、その時の浴槽
への湯の流入状態を検出し、この検出した湯の流入状態
からその動作時点における故障部位とその故障発生箇所
とを推定し、これを所定の故障表示コードに変換して表
示するようにしたものである。即ち、運転開始時の弁手
段の状態と注湯検出手段の検出出力、給湯時の弁手段の
切換えと注湯検出手段の検出出力、追焚時の弁手段の切
換えと注湯検出手段の検出出力から故障の有無及びその
内容を判定する。したがって、この故障表示コードを読
み取るだけで、故障内容、故障部位、故障機種名、さら
には故障部位における具体的な故障発生箇所までも正確
に知ることができ、迅速に修理を行うことができる。
【0013】また、本発明の自動風呂装置において、
記故障表示コードの表示は、通常の制御表示とは異なる
態様で行うことを特徴とする。即ち、通常表示とは異な
る態様で故障表示を行うことにより、故障の確認が容易
になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した実施
形態を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の自動風呂装置の一実施形
態を示している。給湯装置1は、第1の熱交換器として
給湯用熱交換器4、第2の熱交換器として追焚用熱交換
器5とともにホッパー6を備えている。給湯装置1に水
を供給するための給水管7は、入水温センサ8、入水量
センサ9を介して給湯用熱交換器4の水導入口側に接続
されているとともに、水落し込み弁10を介してホッパ
ー6に接続されている。
【0016】また、給湯用熱交換器4の出湯口側は出湯
温センサ11を介して湯水混合弁12の湯導入口側に接
続され、湯水混合弁12の水導入口側には給湯用熱交換
器4の水導入口側から分岐された分岐管13が接続され
ている。さらに、湯水混合弁12の混合湯出口側は混合
湯温度センサ35、弁手段としての湯落し込み弁14を
介してホッパー6に接続されているとともに、外部配管
15を介して蛇口などの外部注湯栓に接続されている。
【0017】一方、追焚用熱交換器5の湯導入口側は、
ポンプ流水スイッチ36、循環ポンプ16、弁手段とし
て戻り切換弁(四方弁)17、圧力センサ18、追焚用
温度センサ19を介して追焚用循環路2の戻り管20に
接続されている。また、追焚用熱交換器5の出湯口側
は、弁手段としての往き切換弁(三方弁)21を介して
追焚用循環路2の往き管22に接続されている。
【0018】また、往き切換弁21の他の弁口には、注
湯検出手段として注湯量センサ23を介してホッパー6
が接続されているとともに、弁手段としての排水切換弁
(三方弁)24を介して戻り切換弁17が接続されてい
る。さらに、排水切換弁24の他の弁口はホッパー6に
接続されている。
【0019】制御手段としての制御部25は、給湯装置
全体の動作を制御するとともに後述する本発明の故障診
断表示動作を制御するマイクロプロセッサ(CPU)な
どから構成されている。また、リモコン26は、制御部
25との間で種々の信号の授受を行うワイヤードあるい
はワイヤレス方式の遠隔操作装置であって、各種の操作
ボタン、ブザー、表示器などを備えている。
【0020】次に、図2はリモコン26の外観構成を示
す。27は全自動運転を行うための全自動スイッチ、2
8は湯がぬるくなった時や残り湯の追焚などに用いられ
る追焚スイッチ、29は台所などに設置された他のリモ
コンのブザーを鳴らすための呼び出しボタン、30は電
源スイッチ、31は現在時刻やタイマー設定時刻などを
表示する表示手段として第1の表示器、32は設定水位
や設定湯温などを表示する表示手段として第2の表示
器、33はブザーである。なお、パネル34の裏側に
は、水位設定ボタンや湯温設定ボタンなど使用頻度の少
ないスイッチやボタン類が収納されている。
【0021】そして、通常時は、図3に例示するよう
に、表示器31に現在時刻あるいはタイマー設定時刻な
どが表示され、表示器32には設定水位あるいは設定湯
温などが表示されているが、故障検出時には、図4に例
示するように、表示器31にその故障についての「故障
内容、故障部位、故障機種名」などを示す3桁の数字が
点滅表示され、また、表示器32には具体的な「故障発
生箇所」を示す2桁の数字が点滅表示され、これら2つ
の表示器31、32全体で5桁の数字からなる故障表示
コードを表示するように構成されている。
【0022】次に、故障診断表示動作を、図5、図6及
び図7のフローチャートを参照して説明する。
【0023】最初に、リモコン26の電源スイッチ30
を押して電源を投入した後、パネル34裏面に収納され
た水位設定ボタンと湯温設定ボタン(図示なし)を操作
し、浴槽3に注湯する湯の水位とその湯温とを設定す
る。一例として、水位40cm、湯温42℃に設定したも
のとすると、リモコン26の表示器32には、例えば図
3に例示するように、設定水位「40」cmが表示され
る。
【0024】次いで、リモコン26の全自動スイッチ2
7を押すと動作が開始される。この動作開始の初期状態
においては、往き切換弁21は往き管22と追焚用熱交
換器5とを連通する状態に設定され(ステップS1)、
戻り切換弁17は全方向開放状態に設定され(ステップ
S2)、排水切換弁24は全閉状態に設定され(ステッ
プS3)、また、湯落し込み弁14も閉状態に設定され
る。
【0025】制御部25は、この初期状態において、注
湯量センサ23に湯が流れているか(以下「ON」とい
う)、流れていないか(以下「OFF」という)をチェ
ックする(ステップS5)。この初期状態においては、
給湯機構及び追焚機構の各弁は前述したように閉状態に
あるため、注湯量センサ23には湯が流れないはずであ
る。もし、この状態で注湯量センサ23がONであれ
ば、注湯量センサ23はON状態故障を引き起こしてい
ると判断され、また、OFF状態であれば注湯量センサ
23は正常であると判断される。
【0026】したがって、注湯量センサ23がONとな
っている場合には、故障部位は注湯量センサ23であ
り、さらに、この時の故障発生箇所は注湯量センサ23
のON故障であると判断し、ステップS6に移行して注
湯量センサ23のON故障に対応する所定の5桁の故障
表示コード、例えば「542−01」を、表示器31、
32に点滅表示する。具体的には、この5桁の故障表示
コード「542−01」は、図4に例示するように、上
3桁の「542」が表示器31に、下2桁の「01」が
表示器32にそれぞれ点滅表示される。
【0027】一方、ステップS5において注湯量センサ
23がOFFである場合には、注湯量センサ23には異
常がないと判断されるので、次のステップS7に進み、
湯落し込み弁14を開く。
【0028】湯落し込み弁14を通過した湯はホッパー
6に至るが、この時に注湯量センサ23がOFFである
か否かを判断し(ステップS8)、もしONであるなら
ば、その時の故障部位は往き切換弁21又は排水切換弁
24の故障であり、さらに、この時の故障発生箇所とし
ては、往き切換弁21の追焚経路側断線又は排水切換弁
24の全閉側断線のいずれかであると判断し、この故障
に対応する故障表示コード「542−02」を表示器3
1、32に点滅表示する(ステップS9)。
【0029】次いで、往き切換弁21を往き管22と注
湯量センサ23をつなぐ注湯経路側に切り換え(ステッ
プS10)、入水温センサ8と入水量センサ9の検知出
力に基づいてバーナの熱量を演算し、給湯用熱交換器4
から所定温度の高温湯を出湯する。そして、混合湯温度
センサ35で湯温を監視しながら湯水混合弁12におい
て水を混合することにより設定湯温42℃の湯を作り、
ホッパー6に供給する。さらに、このホッパー6内に供
給された湯を注湯量センサ23、往き管22を介して浴
槽3に給湯し、注湯量センサ23がONであるか否かに
よって(ステップS11)、往き管22が詰まっている
かどうかをチェックする。
【0030】注湯量センサ23がOFFになっている場
合には、注湯量センサ23自身が故障であるか、湯落し
込み弁14が開いていないか、又は、往き切換弁21の
注湯側断線のいずれかであると考えられるので、その時
の故障部位は注湯量センサ23、湯落し込み弁14、往
き切換弁21のいずれかであり、さらに、その時の故障
発生箇所としては、注湯量センサ23のOFF故障、湯
落し込み弁14の閉故障、往き切換弁21の注湯側断線
であると判断し、この故障に対応する所定の故障表示コ
ード「542−03」を表示器31、32に点滅表示す
る(ステップS12)。
【0031】次いで、往き切換弁21を追焚用熱交換器
5側に、また、戻り切換弁17を循環ポンプ16側に切
り換え(ステップS13)、注湯量センサ23がOFF
であるか否かを判別する(ステップS14)。注湯量セ
ンサ23がOFFの場合、故障部位は往き切換弁21、
排水切換弁24のいずれかであり、さらに、この時の故
障発生箇所としては、往き切換弁21の追焚側断線又は
排水切換弁24の全閉側断線と判断されるので、この故
障に対応する所定の故障表示コード「542−04」を
表示器31、32に点滅表示する(ステップS15)。
【0032】ステップS16以降の各動作時においても
前記と同様の判断処理を順次行い、所定の弁が切り換え
られる度に注湯量センサ23又はポンプ流水スイッチ3
6の動作状態を検出し、その動作状態によってその時の
故障部位とその故障発生箇所を推定し、それぞれの故障
に対応する所定の故障表示コードを表示器31、32に
点滅表示する。
【0033】このステップS16以降の主な動作として
は、追焚用の循環ポンプ16内の空気を排出するポンプ
内空気排出動作(ステップS19〜S27)、戻り管2
0から戻り切換弁17に至る循環経路中の空気抜きを行
って圧力センサ18に浴槽3内の水位検出を有効に行わ
せるための戻り管内空気排出動作(ステップS30〜S
36)、設定水位に達するまで浴槽3に湯を給湯する浴
槽給湯動作(ステップS42)などが順次実行される。
そして、最終的に浴槽3内に設定温度42℃からなる湯
が設定水位40cmだけ注湯された時点で動作が完了す
る。
【0034】上述したように、本発明の場合は、給湯・
追焚の一連の処理動作の各段階毎に、それぞれの構成部
品の故障とその故障発生箇所が推定される。例えば、排
水切換弁24の全閉側断線についてみればステップS1
5、S21、S29の3箇所で故障チェックされ、排水
切換弁24の停止側断線についてみればステップS9の
1箇所で故障チェックされ、また、往き切換弁21の追
焚側断線についてみればステップS9、S15の2箇所
で故障チェックされるというように、全ての構成部品の
全箇所が、給湯あるいは追焚動作の処理開始から完了ま
での間に必ず1回はチェックされるので、故障箇所の検
出漏れを起こすことがなくなる。
【0035】そして、故障の連絡を受けたサービスマン
は、表示器31、32に表示された故障表示コードを読
み取って修理マニュアルに記載されている当該故障表示
コード欄を参照するだけで、その時の故障内容、故障部
位、機種名及び故障部位における故障発生箇所を簡単に
知ることができ、迅速に修理を行うことができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
故障部位だけでなく、その故障部位における具体的な故
障発生箇所までをも推定して表示することができるの
で、故障修理を迅速かつ正確に行うことができ、故障修
理の迅速化に寄与することができる。
【0037】また、全ての構成部品の全箇所が給湯ある
いは追焚動作の処理開始から完了までの間に故障チェッ
クが行われることとなり、故障箇所の検出漏れを起こす
ことがなく、確実な故障監視を行うことができる。
【0038】また、浴槽への給湯中に台所などで湯を使
用したために浴槽への注湯量が極端に減ってしまい、故
障の判定が正確にできないような場合においても、殆ど
の構成部品が一連の処理動作の開始から完了までの間に
同じ箇所の故障チェックを何回か実行されるので、台所
の湯を止めた後にチェックできなかった箇所を再び故障
チェックすることが可能となり、従来のものに比べてさ
らに確実な故障チェックを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動風呂装置の実施形態を示すブロッ
ク図である。
【図2】リモコンを示す外観正面図である。
【図3】リモコンの通常使用時の表示例を示す図であ
る。
【図4】リモコンの故障発生時の表示例を示す図であ
る。
【図5】本発明の自動風呂装置の故障診断表示制御の一
例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の自動風呂装置の故障診断表示制御の一
例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の自動風呂装置の故障診断表示制御の一
例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 給湯装置 2 追焚用循環路 3 浴槽 4 給湯用熱交換器(第1の熱交換器) 5 追焚用熱交換器(第2の熱交換器) 10 水落し込み弁(弁手段) 14 湯落し込み弁(弁手段) 17 戻り切換弁(弁手段) 20 戻り管 21 往き切換弁(弁手段) 22 往き管 23 注湯量センサ(注湯検出手段) 24 排水切換弁(弁手段) 25 制御部(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 1/00 602 F24H 1/00 606

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給湯路に設けられて給水を加熱する第1
    の熱交換器と、 浴槽内の湯水を加熱する第2の熱交換器と、 この第2の熱交換器と浴槽との間に連結された往き管及
    び戻り管によって構成され、前記浴槽の湯水を前記第2
    の熱交換器に循環させる循環路と、この循環路と前記給湯路との間に連結された管路に設け
    られて前記給湯路から前記循環路への注湯の有無を 検出
    する注湯検出手段と、 給湯時、前記給湯路を前記循環路に連結して前記給湯路
    から湯を前記浴槽に流し込み、追焚時、前記給湯路と前
    記循環路とを分離し、前記浴槽内の湯水を前記第2の熱
    交換器に循環させる弁手段と、運転開始時の前記弁手段の状態と前記注湯検出手段の検
    出出力、給湯時の前記弁手段の切換えと前記注湯検出手
    段の検出出力、追焚時の前記弁手段の切換えと前記注湯
    検出手段の検出出力から故障の有無及びその内容を判定
    し、その判定結果を故障表示コードに変換し、この故障
    表示コードの表示出力 を発生する制御手段と、 この制御手段からの前記表示出力を受けて前記故障表示
    コードを表示する表示手段と、 を備えたことを特徴とする自動風呂装置。
  2. 【請求項2】 前記故障表示コードの表示は、通常の制
    御表示とは異なる態様で行うことを特徴とする請求項1
    記載の自動風呂装置。
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