JP2006145048A - 貯湯式温水器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 貯湯タンク内の水張り作業を自動的に行なうことにより、施工者の作業の負担や拘束時間等を軽減すると共に、施工者のスキルによる施工ミス等を軽減すること。
【解決手段】 水充填開始スイッチ31を押圧すると、制御装置S1は第2混合弁18を貯湯タンク8上部から流れる経路を極力開くように制御し、開閉弁24、25を開くように制御する。これにより、ほとんど貯湯タンク8上部からの水が第2混合弁18、水々熱交換器11の二次流路11Bを介して浴槽14に供給されると共に、同じく第2混合弁18、停止している循環ポンプ13を介して浴槽14に供給される。従って、水道圧減圧弁19によって設定された水道圧によって貯湯タンク8内のエアが押し出されて、浴槽14内に放出されると共に給水管21からの水道水が貯湯タンク8に充填されると、今度は水が浴槽14に放出される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、加熱源により加熱された温水を貯湯する貯湯タンクに接続された配管を介して温水を給湯するようにした貯湯式温水器に関する。
特許文献1にて開示されているヒートポンプ式給湯装置や電気温水器のような貯湯式温水器においては、最初の施工時など、貯湯タンク内に水が全くない状態の時は、施工者が貯湯タンク内にあらかじめ水を充填させる必要がある。このときの方法として、従来は貯湯タンク上部に付けられている圧力逃がし弁を手動で開放し、貯湯タンク下部に接続されている市水管(水道管)を介して水道圧によって貯湯タンク内に水道水を供給しながら貯湯タンク内のエア(空気)を前記圧力逃し弁より放出することで貯湯タンク内に水張りを行っていた。
特開2004−20021号公報
このとき、貯湯タンク内に水が充填されたことを確認する方法は、貯湯タンク上部の圧力逃がし弁から水が出てくるのを確認することで行ない、水張り完了後は貯湯タンク上部の圧力逃がし弁を手動で閉めなければならなかった。従って、施工者はいつ貯湯タンクの上部から水が出てくるのがわからないので、貯湯タンク内の水張り完了するまでその場に拘束され、さらにその後、圧力逃がし弁を閉める作業が必要であった。
そこで本発明は、貯湯タンク内の水張り作業を自動的に行なうことにより、施工者の作業の負担や拘束時間等を軽減すると共に、施工者のスキルによる施工ミス等を軽減することを目的とする。
このため第1の発明は、加熱源により加熱された温水を貯湯する貯湯タンクに接続された配管を介して温水を給湯するようにした貯湯式温水器において、前記貯湯タンク内に水張りを行なうに際して操作される操作手段と、前記貯湯タンクに接続された前記配管内にこの貯湯タンクからの水を流すための開閉弁と、この開閉弁が開くことにより前記配管内に水が流れたことを検出する検出センサと、前記操作手段が操作された際に前記開閉弁を開くように制御すると共に開いてから一定時間内に前記配管内に一定量の水が流れたことを前記検出センサが検出した場合には前記開閉弁を閉じるように制御する制御装置を設けたことを特徴とする。
第2の発明は、加熱源により加熱された温水を貯湯する貯湯タンクに接続された配管を介して温水を給湯するようにした貯湯式温水器において、前記貯湯タンク内に水張りを行なうに際して操作される操作手段と、前記貯湯タンクに接続された前記配管内にこの貯湯タンクからの水を流すための開閉弁と、この開閉弁が開くことにより前記配管内に水が流れたことを検出する検出センサと、水張りが終了した旨を表示する表示部と、前記操作手段が操作された際に前記開閉弁を開くように制御し開いてから一定時間内に前記配管内に一定量の水が流れたことを前記検出センサが検出した場合には前記開閉弁を閉じるように制御すると共に前記表示部に水張りが終了した旨を表示するように制御する制御装置を設けたことを特徴とする。
第3の発明は、加熱源により加熱された温水を貯湯する貯湯タンクに接続された配管を介して温水を給湯するようにした貯湯式温水器において、前記貯湯タンク内に水張りを行なうに際して操作される操作手段と、前記貯湯タンクに接続された前記配管内にこの貯湯タンクからの水を流すための開閉弁と、この開閉弁が開くことにより前記配管内に水が流れたことを検出する検出センサと、水張りが異常である旨を表示する表示部と、前記操作手段が操作された際に前記開閉弁を開くように制御して開いてから一定時間内に前記配管内に一定量の水が流れたことを前記検出センサが検出しない場合には前記開閉弁を閉じるように制御すると共に前記表示部に水張りが異常である旨を表示するように制御する制御装置を設けたことを特徴とする。
第4の発明は、第1乃至第3の発明において、前記配管に水を流すための前記開閉弁は、浴槽の湯張りをする配管や、給湯用配管に設けられた開閉弁であることを特徴とする。
第5の発明は、第1乃至第3の発明において、前記配管に水が流れたことを検出する前記検出センサは、浴槽の湯張りをする配管や、給湯用配管に備え付けられた流量センサであることを特徴とする。
第6の発明は、第1乃至第3の発明において、前記操作手段は水張り開始スイッチであることを特徴とする。
第7の発明は、第1乃至第3の発明において、前記操作手段は電源投入スイッチであることを特徴とする。
第8の発明は、第1乃至第3の発明において、前記貯湯タンク内の水張り中にこの貯湯タンクに接続されている配管のエア抜きをその配管上に接続されているポンプを動作させるように前記制御装置が制御することを特徴とする。
第9の発明は、第1乃至第3の発明において、前記操作手段が操作されて水張りが開始された際に、前記貯湯タンクへの市水による水の供給の有無を判断するための判断手段を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、貯湯タンク内の水張り作業を自動的に行なうことにより、施工者の作業の負担や拘束時間等を軽減すると共に、施工者のスキルによる施工ミス等を軽減することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は貯湯式温水器としてのヒートポンプ式給湯装置の全体システムを示す系統図である。図1において、Aはヒートポンプユニット、Bはタンクユニット、Cは貯湯用の温水循環路、Rは前記ヒートポンプユニットAに内蔵された冷媒回路である。この冷媒回路Rにおいて、HFCやCO等の冷媒を用いることができるが、本実施形態ではCOを用いる。
前記冷媒回路Rは、CO冷媒を吸入圧縮し高温高圧にする能力調整が可能な2段圧縮式の圧縮機1と、冷媒と水とを熱交換させる貯湯用の水冷媒熱交換器2の冷媒流路2Aと、外気と冷媒との熱交換を行う空気熱交換器3と、アキュムレータ4とが順次環状に配管接続されている。5は送風機で、空気熱交換器3に空気を送風して熱交換を行なう。
前記温水循環路Cは、水冷媒熱交換器2の水流路2Bと貯湯タンク8とが循環ポンプ9を介して環状に接続されている。10は水冷媒熱交換器2の水流路2Bから流出した温水温度を検知するサーミスタである。
前記貯湯タンク8の上部と中間部の間には、水々熱交換器11の一次流路11Aと追焚用の循環ポンプ12とが接続されている。また、水々熱交換器11の二次流路11Bには循環ポンプ13を介して浴槽14が接続されている。15は貯湯タンク8内の高温水と水道圧減圧弁19及び逆止弁20を介する給水管21からの低温の水道水とを混合して36℃〜48℃の温水とする第1混合弁で、給湯管16を介して蛇口17を開くことにより台所等への給湯を可能とする。23Bは流量センサで、第1混合弁15と蛇口17との間の給湯管16に設けられる。
18は第2混合弁で、同じく水道圧減圧弁19及び逆止弁20を介する給水管21からの水道水と前記貯湯タンク8からの高温水とを混合して約42℃程度の温水とする。そして、前記第2混合弁18で作られた温水は開閉弁である開閉弁24、25が開くことにより水々熱交換器11の二次流路11Bや、停止している前記循環ポンプ13を介して浴槽14のお湯張り動作がなされることとなる。このときの温水の流れる流量を流量センサ23Aが検出し、所望量のお湯張り動作が行われるように制御装置S1で制御される。即ち、流量センサ23Aから所定量が流れたことを検出した検出信号を受けた制御装置S1は、前記開閉弁24、25を閉じるように制御する。
なお、前記貯湯タンク8の容量は例えば370リットルであり、この貯湯タンク8には湯温検出センサT1、T2、T3、T4、T5、T6及びT7が貯湯タンク8の下部から上部まで間隔を存して設けられ、前記各検出センサの検出湯温によって貯湯タンク8内の残湯量をプリント基板P1に搭載されたマイクロコンピュータなどから成る制御装置S1が判断する。このとき、検出センサT1の配置箇所は残湯量が350リットル、T2が同じく300リットル、T3が250リットル、T4が200リットル、T5が150リットル、T6が100リットル、T7が50リットルの位置である。また、26は前記循環ポンプ9の出口近くの湯温を検出する湯温検出センサである。
そして、消費者は電力会社と時間帯別電灯契約を結んで、料金の安い深夜時間帯では所定の時刻に貯湯量から沸き上げ量、そして全量沸き上げに必要な時間を算出し、沸き上げ終了時刻より前記必要な時間を考慮して逆算した時刻から貯湯運転を開始し、全量沸き上げ終了(湯温検出センサ26の検出温度が55℃以上)次第停止するように制御装置S1により制御されると共に、それ以外の時間帯では残湯量が100リットルを割ったら貯湯運転を開始し、150リットル以上になったらこの貯湯運転を停止するように制御装置S1が制御する。
27は貯湯タンク8上部に接続されたオーバーフロー管で、水が高温になると体積が膨張して水回路内の水圧が上昇するのでこの堆積膨張分をオーバーフロー水として装置外(タンクユニットB外)に排出する過圧力逃がし弁28が設けられている。
なお、給水管21の途中に配設された水道圧減圧弁19は、水道水の給水圧が170kPa(約1.7kgf/cm)に設定されて、過圧力逃がし弁28は190kPa(約1.9kgf/cm)で開くように設定されており、給水圧が十分にある場合には、通常は貯湯タンク8の内圧は170kPa、圧力が上昇しても常に190kPa以下に保たれる。
なお、過圧力逃がし弁28を手動で開けることにより、貯湯タンク8への初期の水張り(過圧力逃がし弁28より空気の排出)や、貯湯タンク8からの水抜き(過圧力逃がし弁28より空気の吸入)が可能である。
そして、ヒートポンプユニットAにはマイクロコンピュータ等から成る制御装置S2が搭載されたプリント基板P2が設けられ、タンクユニットBにはマイクロコンピュータ等から成る制御装置S1が搭載されたプリント基板P1が設けられている。また、前記プリント基板P1には初期水張り中表示、正常終了表示及び異常表示のための表示装置30や貯湯タンク8内に水を充填する水張りを開始するための操作手段である水充填開始スイッチ31が搭載され、これらは前記制御装置S1に接続されている。更に、この制御装置S1は電源投入スイッチ33、電源線32を介して商用電源に接続可能である。
また、プリント基板P1とP2(制御装置S1とS2)とは、電源線35及び制御信号線36を介して接続されている。この制御装置S1、S2は、お風呂場に設けられた風呂リモートコントローラ(以下、「風呂リモコン」という)37、例えば台所に設けられたメインリモートコントローラ(以下、「メインリモコン」という)38などからの運転信号や、湯温検出センサ26の温度信号とに応じて、圧縮機1の運転と周波数制御、循環ポンプ9、12、13の運転制御などを行うものであり、以下その動作を説明するが、特に制御装置S1が貯湯タンク8内の水張りに係る制御を行なうものである。
〈水張り動作〉
先ず、図3の制御フローチャートに基づいて、貯湯タンク8の水張りについて説明する。初めに、第2混合弁18は、開閉弁24、25を介して流れる温水の流量が貯湯タンク8上部から流れる温水の流量と極力同じになるように設定されてある。即ち、本来、この第2混合弁18は、貯湯タンク8内の約80℃のお湯と水道圧減圧弁19及び逆止弁20を介する給水管21からの水道水とを混合して作られる温水の温度が、風呂リモコン37やメインリモコン38で設定された湯温になるように設けられたものであるが、貯湯タンク8内に水張りする際には、貯湯タンク8上部から流れる経路を極力開くようにすると共に給水管21を介する水道水の経路をなるべく閉止するようにこの第2混合弁18はその開度が設定されてある。
従って、水充填開始スイッチ31を押圧操作すると、制御装置S1は表示部30に初期水張りを開始した旨の初期水張り中表示を表示するように制御し、また第2混合弁18を貯湯タンク8上部から流れる経路を極力開くようにすると共に給水管21を介する水道水の経路をなるべく閉止するように設定された開度となるように制御し、更に開閉弁24、25を開くように制御する。
これにより、ほとんど貯湯タンク8上部からの水が第2混合弁18、水々熱交換器11の二次流路11Bを介して浴槽14に供給されると共に、同じく第2混合弁18、停止している循環ポンプ13を介して浴槽14に供給される。従って、貯湯タンク8から第2混合弁18、水々熱交換器11の二次流路11B又は循環ポンプ13を経て、浴槽14までが通管されたことになる。
これは、従来の過圧力逃がし弁28のコックを開いて、貯湯タンク8内を含めたシステムの圧力を大気開放したのとほぼ同じ状態となり、水道圧減圧弁19によって設定された水道圧によって貯湯タンク8内のエア(空気)が押し出されて、上記の通管経路を通じて浴槽14内に放出されることとなる。そして、水道圧減圧弁19及び逆止弁20を介する給水管21からの低温の水道水が貯湯タンク8に充填されると、今度は水が上記経路を通じて浴槽14に放出される。
このとき、水充填開始スイッチ31の押圧操作後、タイマ29が一定時間、例えば1時間を計時する前に、流量センサ23Aにて水がある一定水量流れていることが検出されると、制御装置S1は貯湯タンク8上部まで水が充填されたとして開閉弁24及び25を閉止するように制御すると共に初期水張りが正常終了した旨を表示部30に表示するよう制御する。これにより、従来施工者が過圧力逃がし弁28のコックを開いて行なっていた一連の貯湯タンク8内の水張り作業を、施工者の手を煩わせずに自動的に遂行することができる。
そして、前記水充填開始スイッチ31の押圧操作により計時を開始したタイマ29が前記一定時間を計時しても、流量センサ23Aにて一定水量流れていることが検出されない場合には、制御装置S1は前記開閉弁24及び25を閉止するように制御すると共に初期水張りが異常である旨を表示部30に表示するよう制御する。この場合は、水道水の給水管21を介する水張り供給路中における、例えばタンクユニットBの前(上流)に配設されているコックを開くのを忘れているなどの原因が考えられる。
なお、この貯湯タンク8内の自動初期水張り制御は、前記水充填開始スイッチ31を押圧操作することにより行うようにしたが、これに限らず、風呂リモコン37やメインリモコン38などに設けられる操作スイッチでもよい。更には、開始スイッチなどを押圧操作するのではなく、電源投入直後に自動的に行ってもよい即ち、制御装置S1が電源の投入を検出した場合に、貯湯タンク8内の自動初期水張り制御を行なうもので、例えば電源投入スイッチ33が閉成されたことを検出すると、そのように制御する。
また、水張りにおける初期水張り中表示、正常終了表示及び異常表示のための表示装置30をタンクユニットBに設けられたプリント基板P1に搭載したが、これに限らず、風呂リモコン37やメインリモコン38などに設けてもよい。
なお、水張りの異常を検出する他の方法として、図4の制御フローチャートに示すような初期流水チェック方法がある。即ち、市水がもともと止まっているときなど、いくら時間を経過しても貯湯タンク8には給水管21を介して水道水が供給されないので、前述したような初期水張りが始まるのと同時にまず、市水からの水の供給があるかどうかのチェックができれば、初期水張りの異常を検出する時間を待たなくとも異常検出ができ、また異常要因の特定もできる。例えば、水充填開始スイッチ31の押圧操作による初期水張り開始と同時に、第2混合弁18を水道圧減圧弁19及び逆止弁20を介する給水管21からの低温の水道水が多く流れるように設定し、開閉弁24、25を開くように制御装置S1が制御する。
このとき、市水からの水の供給があれば、水道水は減圧弁19→逆止弁20→第2混合弁18→開閉弁24、25→水々熱交換器11の二次流路11B→浴槽14に供給され、流量センサ23Aによって水の流量を検知する。即ち、水充填開始スイッチ31の押圧操作後、タイマ29Aが一定時間を計時する前に、流量センサ23Aにて水がある一定水量流れていることが検出されると、制御装置S1は貯湯タンク8上部まで水が充填されたとして開閉弁24及び25を閉止するように制御すると共に初期流水チェックが正常である旨を表示部30に表示するよう制御する。
また、前記水充填開始スイッチ31の押圧操作により計時を開始したタイマ29Aが前記一定時間を計時しても、流量センサ23Aにて一定水量流れていることが検出されない場合には、制御装置S1は前記開閉弁24及び25を閉止するように制御すると共に初期流水チェックが異常である旨を表示部30に表示するよう制御する。
なお、加熱源がヒートポンプユニットAであり、貯湯タンク8が内蔵されているタンクユニットBと別になっているものは、タンクユニットBとヒートポンプユニットAとを接続するための配管が必要であり、この配管内のエアを放出するために、前述したような貯湯タンク8内の自動初期水張り制御中に循環ポンプ9を間欠又は連続運転することにより前記温水循環路Cを水封する制御を行ってもよい。また、タンクユニットB内の水々熱交換器11の一次流路11Aと追焚用の循環ポンプ12とを介在させた前記貯湯タンク8の上部と中間部の間の接続回路を水封するのも同様に、前記循環ポンプ9を前記自動初期水張り制御中に間欠又は連続運転して行ってもよい。これにより、タンクユニットBとヒートポンプユニットAとを接続するための配管内のエアを放出することができる。
〈貯湯運転〉
次に、貯湯運転について、説明する。料金の安い深夜時間帯では所定の時刻に貯湯量から沸き上げ量、そして全量沸き上げに必要な時間を算出し、沸き上げ終了時刻より前記必要な時間を考慮して逆算した時刻から貯湯運転が開始される。また、それ以外の時間帯では残湯量が100リットルを割ったら、即ち検出センサT6が湯温55℃未満を検出した場合には、貯湯運転が開始される。
即ち、前記検出センサからの検出出力に基づいて、貯湯タンク8に貯湯が行なわれ、制御装置S1は循環ポンプ9を運転させ、温水循環路Cでは、貯湯タンク8→循環ポンプ9→水冷媒熱交換器2の水流路2B→貯湯タンク8の順に給湯用の温水が流れ、貯湯タンク8に貯湯される。
ヒートポンプユニットAでは制御装置S1により圧縮機1が運転し、冷媒回路Rでは、圧縮機1→水冷媒熱交換器2の冷媒流路2A→空気熱交換器3→アキュムレータ4→圧縮機1の順に冷媒が流れる。
〈給湯動作、お湯張り動作及び追焚動作〉
貯湯タンク8に貯湯された高温水は水道圧減圧弁19及び逆止弁20を介する給水管21からの低温の水道水と第1混合弁15に混合されて、36℃〜48℃の温水とされて給湯管16を介して蛇口17を開くことにより台所等へ給湯される。この給湯が行われた際に給水管21から貯湯タンク8下部に給水が行われる。
また、貯湯タンク8からの高温水と水道圧減圧弁19及び逆止弁20を介する給水管21からの水道水とが第2混合弁18にて混合され、約42℃程度とされた温水は、開閉弁24、25が開くことにより、停止している循環ポンプ13を介して又は循環ポンプ13を介さずに水々熱交換器11の二次流路11Bを介して浴槽14のお湯張り動作がなされることとなる。即ち、このときの温水の流れる流量を流量センサ23Aが検出し、この流量センサ23Aから所定量が流れたことを検出した検出信号を受けた制御装置S1は、前記開閉弁24、25を閉じるように制御する。
また、制御装置S1は循環ポンプ12、13を運転することにより、貯湯タンク8の高温水と浴槽14の温水を水々熱交換器11で熱交換し、浴槽14の温水の追焚きを行うこともできる。
そして、前記深夜時間帯では全量沸き上げが終了した場合(湯温検出センサ26が55℃以上を検出した場合)、またそれ以外の時間帯では残湯量が150リットル以上となったら、即ち検出センサT5が55℃以上を検出した場合には、貯湯運転が停止されるように制御装置S1及びS2が制御する。
なお、以上の貯湯タンク8内の自動初期水張り制御は、本来は浴槽14にお湯張りをする配管経路に備え付けられた第2混合弁18、流量センサ23A、開閉弁24、25を利用したものである。次に、浴槽14にお湯張りをする機能を有していない給湯専用機のような場合、図5に示すように給湯配管系路上、即ち第1混合弁15と蛇口17との間において、給湯管16から分岐した配管40を設け、この配管40途中に貯湯タンク8内の初期水張り制御専用の開閉弁41を設けて、開閉弁24、25と同等の動作をさせ、流量センサ23Aの代わりに流量センサ23Bを設けても良い。
これにより、水充填開始スイッチ31を押圧操作すると、制御装置S1は第1混合弁15を貯湯タンク8上部から流れる経路を極力開くようにすると共に給水管21を介する水道水の経路をなるべく閉止するように設定された開度となるように制御し、更に開閉弁41を開くように制御する。従って、ほとんど貯湯タンク8上部からの水が第2混合弁18、開閉弁41を介してタンクユニットB外へ排出され通管されたことになる。
これは、従来の過圧力逃がし弁28のコックを開いて、貯湯タンク8内の圧力を大気開放したのとほぼ同じ状態となり、水道圧減圧弁19によって設定された水道圧によって貯湯タンク8内のエア(空気)が押し出されて、上記の通管経路を通じてタンクユニットB外へ放出されることとなる。そして、水道圧減圧弁19及び逆止弁20を介する給水管21からの低温の水道水が貯湯タンク8に充填されると、今度は水が上記通管経路を通じてタンクユニットB外へ放出される。
このとき、水充填開始スイッチ31の押圧操作後、タイマ29が一定時間、例えば1時間を計時する前に、流量センサ23Bにて水がある一定水量流れていることが検出されると、制御装置S1は貯湯タンク8上部まで水が充填されたとして開閉弁41を閉止するように制御すると共に初期水張りが正常終了した旨を表示部30に表示するよう制御する。
次に、浴槽14にお湯張りをする機能があるものでも、浴槽14までの配管経路を利用するのではなく、図5に示すように、流量センサ23Aと開閉弁24との間に配管50を接続し、この配管50途中に貯湯タンク8内の初期水張り制御専用の開閉弁51を設けて、前記開閉弁24、25と同等の動作をさせる。
これにより、水充填開始スイッチ31を押圧操作すると、制御装置S1は第2混合弁18を貯湯タンク8上部から流れる経路を極力開くようにすると共に給水管21を介する水道水の経路をなるべく閉止するように設定された開度となるように制御し、更に開閉弁51を開くように制御する。従って、ほとんど貯湯タンク8上部からの水が第2混合弁18、開閉弁51を介してタンクユニットB外へ排出され通管されたことになる。
これは、従来の過圧力逃がし弁28のコックを開いて、貯湯タンク8内の圧力を大気開放したのとほぼ同じ状態となり、水道圧減圧弁19によって設定された水道圧によって貯湯タンク8内のエア(空気)が押し出されて、上記の通管経路を通じてタンクユニットB外へ放出されることとなる。そして、水道圧減圧弁19及び逆止弁20を介する給水管21からの低温の水道水が貯湯タンク8に充填されると、今度は水が上記通管経路を通じてタンクユニットB外へ放出される。
このとき、水充填開始スイッチ31の押圧操作後、タイマ29が一定時間、例えば1時間を計時する前に、流量センサ23Aにて水がある一定水量流れていることが検出されると、制御装置S1は貯湯タンク8上部まで水が充填されたとして開閉弁51を閉止するように制御すると共に初期水張りが正常終了した旨を表示部30に表示するよう制御する。
更に、図5に示すように、貯湯タンク8上部と過圧圧力逃し弁28との間において、オーバーフロー管27から分岐した配管60を設け、この配管60途中に貯湯タンク8内の初期水張り制御専用の開閉弁61を設けて、前記開閉弁24、25と同等の動作をさせ、流量センサ23Aや23Bの代わりに流量センサ23Cを設けても良い。
これにより、水充填開始スイッチ31を押圧操作すると、制御装置S1は開閉弁61を開くように制御する。従って、貯湯タンク8上部からの水が開閉弁61を介してタンクユニットB外へ排出され通管されたことになる。
これは、従来の過圧力逃がし弁28のコックを開いて、貯湯タンク8内の圧力を大気開放したのとほぼ同じ状態となり、水道圧減圧弁19によって設定された水道圧によって貯湯タンク8内のエア(空気)が押し出されて、上記の通管経路を通じてタンクユニットB外へ放出されることとなる。そして、水道圧減圧弁19及び逆止弁20を介する給水管21からの低温の水道水が貯湯タンク8に充填されると、今度は水が上記通管経路を通じてタンクユニットB外へ放出される。
このとき、水充填開始スイッチ31の押圧操作後、タイマ29が一定時間、例えば1時間を計時する前に、流量センサ23Cにて水がある一定水量流れていることが検出されると、制御装置S1は貯湯タンク8上部まで水が充填されたとして開閉弁61を閉止するように制御すると共に初期水張りが正常終了した旨を表示部30に表示するよう制御する。
なお、以上の複数の実施形態の説明の中で、水が流れたことを検出する手段として、流量センサを例に挙げているが、水が流れたことを検知するものであれば流水検出スイッチを用いてもよく、また例えば温度検出用のサーミスタを用いて水が流れているときと流れていないときの温度差により検知してもよい。また、サーミスタにより水を検知する方法と流量センサや流水検出スイッチなどの値の変化の組み合わせにより、さら確実な流水検知を行ってもよい。
以上本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
ヒートポンプ式給湯装置の全体系統図である。 制御ブロック図である。 制御フローチャートを示す図である。 他の実施形態に係る制御フローチャートを示す図である。 他の実施形態を示すヒートポンプ式給湯装置の全体系統図である。
符号の説明
8 貯湯タンク
14 浴槽
18 第2混合弁
21 給水管
23A、B、C 流量センサ
24、25 開閉弁
29 タイマ
31 水充填開始スイッチ
A ヒートポンプユニット
B タンクユニット
C 温水循環路
R 冷媒回路
S1 制御装置

Claims (9)

  1. 加熱源により加熱された温水を貯湯する貯湯タンクに接続された配管を介して温水を給湯するようにした貯湯式温水器において、前記貯湯タンク内に水張りを行なうに際して操作される操作手段と、前記貯湯タンクに接続された前記配管内にこの貯湯タンクからの水を流すための開閉弁と、この開閉弁が開くことにより前記配管内に水が流れたことを検出する検出センサと、前記操作手段が操作された際に前記開閉弁を開くように制御すると共に開いてから一定時間内に前記配管内に一定量の水が流れたことを前記検出センサが検出した場合には前記開閉弁を閉じるように制御する制御装置を設けたことを特徴とする貯湯式温水器。
  2. 加熱源により加熱された温水を貯湯する貯湯タンクに接続された配管を介して温水を給湯するようにした貯湯式温水器において、前記貯湯タンク内に水張りを行なうに際して操作される操作手段と、前記貯湯タンクに接続された前記配管内にこの貯湯タンクからの水を流すための開閉弁と、この開閉弁が開くことにより前記配管内に水が流れたことを検出する検出センサと、水張りが終了した旨を表示する表示部と、前記操作手段が操作された際に前記開閉弁を開くように制御し開いてから一定時間内に前記配管内に一定量の水が流れたことを前記検出センサが検出した場合には前記開閉弁を閉じるように制御すると共に前記表示部に水張りが終了した旨を表示するように制御する制御装置を設けたことを特徴とする貯湯式温水器。
  3. 加熱源により加熱された温水を貯湯する貯湯タンクに接続された配管を介して温水を給湯するようにした貯湯式温水器において、前記貯湯タンク内に水張りを行なうに際して操作される操作手段と、前記貯湯タンクに接続された前記配管内にこの貯湯タンクからの水を流すための開閉弁と、この開閉弁が開くことにより前記配管内に水が流れたことを検出する検出センサと、水張りが異常である旨を表示する表示部と、前記操作手段が操作された際に前記開閉弁を開くように制御して開いてから一定時間内に前記配管内に一定量の水が流れたことを前記検出センサが検出しない場合には前記開閉弁を閉じるように制御すると共に前記表示部に水張りが異常である旨を表示するように制御する制御装置を設けたことを特徴とする貯湯式温水器。
  4. 前記配管に水を流すための前記開閉弁は、浴槽の湯張りをする配管や、給湯用配管に設けられた開閉弁であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の貯湯式温水器。
  5. 前記配管に水が流れたことを検出する前記検出センサは、浴槽の湯張りをする配管や、給湯用配管に備え付けられた流量センサであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の貯湯式温水器。
  6. 前記操作手段は水張り開始スイッチであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の貯湯式温水器。
  7. 前記操作手段は電源投入スイッチであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の貯湯式温水器。
  8. 前記貯湯タンク内の水張り中にこの貯湯タンクに接続されている配管のエア抜きをその配管上に接続されているポンプを動作させるように前記制御装置が制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の貯湯式温水器。
  9. 前記操作手段が操作されて水張りが開始された際に、前記貯湯タンクへの市水による水の供給の有無を判断するための判断手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の貯湯式温水器。
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