JPH08233368A - 給湯機付ふろがま - Google Patents

給湯機付ふろがま

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Publication number
JPH08233368A
JPH08233368A JP7040867A JP4086795A JPH08233368A JP H08233368 A JPH08233368 A JP H08233368A JP 7040867 A JP7040867 A JP 7040867A JP 4086795 A JP4086795 A JP 4086795A JP H08233368 A JPH08233368 A JP H08233368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
hot water
bathtub
circulation
water level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7040867A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutaka Hamako
康高 浜子
Ichiro Nasu
一郎 奈須
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7040867A priority Critical patent/JPH08233368A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴槽に自動湯張りする機能をもった給湯機付
ふろがまに関するもので、いかなる戻り管の形状でも安
定した設定水位で湯張りを停止する給湯機付ふろがまを
提供する。 【構成】 浴槽17に設けた循環口16を2本の管路1
4、15で連通して循環路とし、前記管路に水位センサ
ー12を設け、かつ熱交換器3の出湯管を給湯弁18を
介して接続し、前記水位センサー12と出湯管の間に開
閉弁11を設け、前記給湯弁18を開き、かつ開閉弁1
1を閉じて浴槽17に湯張りを行い、循環口16が水没
した時点の圧力を水位センサー12で検出して基準値と
して記憶保持し、この基準値から所定水位に達した時点
で前記給湯弁18を閉じるとともに、前記基準値を一度
記憶保持したら以後は更新しない制御装置を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浴槽に自動湯張りする機
能をもった給湯機付ふろがまに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の給湯機付ふろがまは図1
に示すような構成のものがあった。図に示すように、1
は給水口、2は流量センサー、3は給湯用熱交換器、4
は給湯サーミスタ、5は給湯口である。これらで給湯回
路を構成しており、水道圧による給水をバーナ6により
加熱して給湯に供する。7は給湯開始時のみ一時的に開
弁するバイパス弁である。8はふろ用熱交換器、9は通
水検出器、10は循環ポンプ、11は開閉弁、12は水
位センサー、13はふろサーミスタ、14は戻り管、1
5は往き管、16は循環口であり、これらで循環回路を
構成している。そして循環ポンプ10によって浴槽17
内水を循環させれば通水検出器9が検出してバーナ6を
燃焼させ、循環水をふろ用熱交換器8で加熱する。18
は給湯弁、19はホッパー、20は逆止弁であり、これ
らで給湯回路と循環回路を連結する湯張り回路を構成し
ている。21は制御器、22は遠隔操作器であり、機器
の動作を制御している。23は運転スイッチ、24は湯
張りスイッチ、25は運転ランプ、26は湯張りラン
プ、27は水位設定スイッチ、28は循環スイッチ、2
9は試運転スイッチである。そして運転スイッチ23と
湯張りスイッチ24を入りにすると、運転ランプ25と
湯張りランプ26が点灯して湯張り運転をする。
【0003】この動作を図3を参照としながら説明す
る。開閉弁11が開弁し循環ポンプ10が運転し浴槽1
7内の残水検知を行う。このとき通水検出器9が検出し
なければ浴槽17に残水無しと判定して、開閉弁11を
閉弁し循環ポンプ10を停止する。そして湯張り回路の
給湯弁18が開弁し、給湯回路で加熱された温水が湯張
り回路を介して循環回路に流入し往き管15、循環口1
6を通って浴槽17に入る。浴槽17の水位が上昇して
循環口16が水没すると、水圧が戻り管14を介して水
位センサー12に伝わる圧力は変化する。この圧力の変
化を水位センサー12が変曲点として検出したらさらに
一定量湯張りし、循環口16を完全に水没させた後、循
環ポンプ10を運転するとともに開閉弁11を開弁、給
湯弁18を閉弁し、循環回路内の空気を追い出して水で
満たす。その後循環ポンプ10を停止、開閉弁11を閉
弁して水位センサー12で圧力を測定し、その時の水位
を基準値として保持する。このときすでに基準値を保持
していたら更新する。そして給湯弁18を再び開弁して
湯張りし、検知圧が基準値プラス設定水位の値になれば
湯張りを停止し、所定の温度まで循環加熱する。
【0004】一方、開閉弁11が開弁し循環ポンプ10
が運転したとき通水検知器9が検出して浴槽17に残水
有りと判定したときは、基準値をすでに保持していれば
その値を基準として湯張りをする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、戻り管14は設置時に配管施工するためそ
の形状は千差万別であり、循環口16が水没し、水圧が
戻り管14を介して伝わる圧力の変化を水位センサー1
2が検出するとき、戻り管14内の状態によって圧力伝
達が正確に行われず実際の浴槽内水位とに差が生じる場
合が発生する。例えばトラップ形状の場合は戻り管内に
水が残り伝わる圧力が減衰されて所定水位より高い状態
で水位センサー12が変曲点を検出することになり、結
果湯張り水位は設定値より高くなってしまう。さらに、
戻り管14内に水が残る状態は不安定なため繰り返し再
現性に乏しく、この減衰作用が変化し、湯張り水位は日
々変化する。このように圧力伝達がきわめて不安定とな
るため、浴槽17からお湯があふれてしまい、使用上不
都合を生じるという欠点があった。
【0006】本発明は上記欠点を解決するもので、いか
なる戻り管の形状でも安定して設定水位で湯張りを停止
する給湯機付ふろがまを提供することを第一の目的とし
ている。
【0007】第二の目的は、設置された浴槽、循環口、
給湯機付ふろがまの位置関係に応じた水位設定を記憶保
持し、実用性に富んだ給湯機付ふろがまを提供すること
にある。
【0008】第三の目的は、水位設定を記憶保持する動
作を自動化し、操作性を容易とした給湯機付ふろがまを
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は第一の目的を達
成するために、浴槽に設けた循環口を2本の管路で連通
して循環路とし、前記管路に水位センサーを設け、かつ
熱交換器の出湯管を給湯弁を介して接続し、前記水位セ
ンサーと出湯管の間に開閉弁を設け、前記給湯弁を開
き、かつ前記開閉弁を閉じて前記浴槽に湯張りを行い、
前記循環口が水没した時点の圧力を前記水位センサーで
検出して基準値として記憶保持し、この基準値から所定
水位に達した時点で前記給湯弁を閉じるとともに、前記
基準値を一度記憶保持したら以後は更新しない制御装置
を設けた構成としている。
【0010】第二の目的を達成するために、前記循環口
が水没するまで注水し、前記循環ポンプを駆動して前記
循環路に水を満たした後、前記水位センサー圧力を検出
し、この圧力値を基準値として記憶保持する試運転モー
ド動作をする制御装置を設けた構成としている。
【0011】第三の目的を達成するために、給湯弁を開
いて前記浴槽に湯張りする動作と前記循環ポンプを駆動
する動作を交互に行い、前記循環口が水没して前記通水
検出器が通水を検出したら前記循環ポンプを継続駆動し
て前記循環路に水を満たした後、前記水位センサーで圧
力を検出し、この圧力値を基準値として記憶保持する一
連の動作を自動的に行う試運転モード動作をする制御装
置を設けた構成としている。
【0012】
【作用】本発明は上記構成によって、いかなる戻り管の
形状でも安定して設定水位で湯張りを停止する事ができ
る。また設置された浴槽、循環口、給湯機付ふろがまの
位置関係に応じた水位設定を記憶保持するので、浴槽か
らの湯のあふれなどを無くす事ができる。さらに、水位
設定を記憶保持する動作を自動的に行うので、操作性を
容易にする。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1および
図2を参照しながら説明する。
【0014】なお、本実施例の基本構成は、前述の従来
例に示したものと同一であるのでその説明は省略する。
【0015】本実施例の特徴的構成は従来例で説明した
湯張り水位の基準値の動作にある。すなわち、湯張りス
イッチ24を入りにすると、湯張り回路の給湯弁18が
開弁し、湯張りを開始して従来例と同様の動作で、水位
センサー12により圧力を測定し変曲点と基準値を記憶
保持するが、この水位を基準値を一度記憶保持したら以
後は同様の動作をしてもその値を更新しない。好ましく
は不揮発性メモリーに記憶保持し、停電しても消失しな
いようにすることである。こうすることで変曲点の水位
が日々変化しても湯張り水位の変化を防止する。また記
憶保持した水位が万一正確な値と異なっていた場合は、
その差分変化した水位設定値を設定することにより対応
する。
【0016】次に、試運転モードによる基準値設定の方
法について説明する。循環口16が完全水没するレベル
に浴槽17に注水した後、循環スイッチ28を入れ循環
ポンプ10を運転して循環路の空気を追い出し水を満た
す。そして試運転スイッチ29により試運転モードを起
動すると、開閉弁11を閉弁、循環ポンプ10を停止
し、水位センサーで圧力を検出して基準値として記憶保
持する。こうすることで浴槽17、循環口16、給湯機
付ふろがまの位置関係に応じた水位設定を可能とする。
【0017】次に、試運転モードをより容易に起動する
方法について説明する。試運転スイッチ29により試運
転モードを起動すると、給湯弁18が開弁し湯張りを開
始する。一定量湯張りすると給湯弁18を閉弁し湯張り
を停止、循環ポンプ10を起動して一定時間循環動作を
する。このとき通水検出器9により通水状態を確認し、
非通水であれば、再び湯張り動作を開始する。こうして
湯張り動作、循環動作を交互に繰り返す。循環口16が
水没して通水検出器9が通水を検出したら、さらに一定
時間循環動作を継続して循環路の空気を追い出し水を満
たす。その後開閉弁11を閉弁、循環ポンプ10を停止
し、水位センサーで圧力を検出して基準値として記憶保
持する。以上の動作を自動的に行う。
【0018】
【発明の効果】以上のように実施例から明らかなように
第一の効果は、循環口が水没した時点の圧力を前記水位
センサーで検出して基準値として記憶保持し、一度記憶
保持したら以後は更新しない制御装置を設けた構成とす
ることにより戻り管内の状態によって減衰され、圧力伝
達が正確に行われず実際の浴槽内水位とに差が生じる場
合が発生して変曲点を誤検出する状態が時々発生しても
それを無視して記憶保持した基準値により湯張りをする
ので、安定して設定水位で湯張りを停止する給湯機付ふ
ろがまが得られる。
【0019】第二の効果は、圧力値を基準値として記憶
保持する試運転モード動作をする制御装置を設けた構成
とすることにより設置された浴槽、循環口、給湯機付ふ
ろがまの位置関係に応じた水位設定を記憶保持し、実用
性に富んだ給湯機付ふろがまが得られる。
【0020】第三の効果は、浴槽に湯張りする動作と前
記循環ポンプを駆動する動作を交互に行い、循環口が水
没して通水検出器が通水を検出したら循環ポンプを継続
駆動して循環路に水を満たした後、水位センサーで圧力
を検出し、この圧力値を基準値として記憶保持する一連
の動作を自動的に行う試運転モード動作をする制御装置
を設けた構成とすることにより水位設定を記憶保持する
作業の操作性を容易とした給湯機付ふろがまが得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来及び本発明の一実施例における給湯機付ふ
ろがまのシステム図
【図2】本発明の一実施例における給湯機付ふろがまの
試運転動作図
【符号の説明】
3 熱交換器 9 通水検出器 10 循環ポンプ 11 開閉弁 12 水位センサー 16 循環口 17 浴槽 18 給湯弁 21 制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽に設けた循環口を2本の管路で連通し
    て循環路とし、前記管路に水位センサーを設け、かつ熱
    交換器の出湯管を給湯弁を介して接続し、前記水位セン
    サーと出湯管の間に開閉弁を設け、前記給湯弁を開き、
    かつ前記開閉弁を閉じて前記浴槽に湯張りを行い、前記
    循環口が水没した時点の圧力を前記水位センサーで検出
    して基準値として記憶保持し、この基準値から所定水位
    に達した時点で前記給湯弁を閉じるとともに、前記基準
    値を一度記憶保持したら以後は更新しない制御装置を設
    けた給湯機付ふろがま。
  2. 【請求項2】浴槽に設けた循環口を2本の管路で連通し
    て循環路とし、前記管路に水位センサーを設け、かつ熱
    交換器の出湯管を給湯弁を介して接続し、前記水位セン
    サーと出湯管の間に循環ポンプを設け、前記循環口が水
    没するまで注水し、前記循環ポンプを駆動して前記循環
    路に水を満たした後、前記水位センサー圧力を検出し、
    この圧力値を基準値として記憶保持する試運転モード動
    作をする制御装置を設け、湯張り動作は前記給湯弁を開
    いて前記浴槽に注湯し、この基準値から所定水位に達し
    た時点で前記給湯弁を閉じる給湯機付ふろがま。
  3. 【請求項3】浴槽に設けた循環口を2本の管路で連通し
    て循環路とし、前記管路に水位センサーを設け、かつ熱
    交換器の出湯管を給湯弁を介して接続し、前記水位セン
    サーと出湯管の間に循環ポンプと、開閉弁と、通水検出
    器を設け、前記給湯弁を開いて前記浴槽に湯張りする動
    作と前記循環ポンプを駆動する動作を交互に行い、前記
    循環口が水没して前記通水検出器が通水を検出したら前
    記循環ポンプを継続駆動して前記循環路に水を満たした
    後、前記水位センサーで圧力を検出し、この圧力値を基
    準値として記憶保持する一連の動作を自動的に行う試運
    転モード動作をする制御装置を設け、湯張り動作は前記
    給湯弁を開いて前記浴槽に注湯し、この基準値から所定
    水位に達した時点で前記給湯弁を閉じる給湯機付ふろが
    ま。
JP7040867A 1995-02-28 1995-02-28 給湯機付ふろがま Pending JPH08233368A (ja)

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JP7040867A JPH08233368A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 給湯機付ふろがま

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Publication Number Publication Date
JPH08233368A true JPH08233368A (ja) 1996-09-13

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ID=12592483

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JP (1) JPH08233368A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102079210B1 (ko) * 2018-09-14 2020-02-19 린나이코리아 주식회사 보일러의 펌프와 온수 열교환기 일체형 모듈

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102079210B1 (ko) * 2018-09-14 2020-02-19 린나이코리아 주식회사 보일러의 펌프와 온수 열교환기 일체형 모듈

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040511