JPH0443658Y2 - - Google Patents

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JPH0443658Y2
JPH0443658Y2 JP19063887U JP19063887U JPH0443658Y2 JP H0443658 Y2 JPH0443658 Y2 JP H0443658Y2 JP 19063887 U JP19063887 U JP 19063887U JP 19063887 U JP19063887 U JP 19063887U JP H0443658 Y2 JPH0443658 Y2 JP H0443658Y2
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hot water
mixing
valve
amount
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JP19063887U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は湯と水の混合比率を制御して設定温度
の給湯を行う湯水混合給湯装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来湯と水の混合比率を制御する混合弁と、混
合弁を駆動する駆動装置と、混合湯温を設定する
温度設定器と、混合湯温を検出する温度検出器
と、温度設定器と温度検出器との信号偏差により
上記駆動装置への付勢量を設定する付勢量設定手
段と、温度設定器の設定温度に基づき混合弁開度
を予測設定する不測設定手段を設けた湯水混合給
湯装置は特開昭59−72527号公報に示され、かか
る湯水混合給湯装置では給湯開始時に混合弁は予
測設定手段により予め設定された開度位置とな
り、混合弁が所定の位置に臨んだ後は信号偏差に
基づき混合弁の開度位置が補正されるものであ
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上記従来例において、給湯開始時
は冷水が供給される為、補正制御が行われると混
合弁は湯側開度が大なる方向に制御される為混合
弁への温度到達時のオーバシユートが著しく大き
なものとなり、又補正制御を給湯開始後所定時間
禁止すれば設定温度への収束時間が長くなる問題
有し、更に従来のものでは必然的にシヤワー等に
給湯開始時冷水が供給される問題をも有する。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような従来例の問題を解決せんと
するものであり、その為に本考案では湯と水の混
合比率を制御する混合弁、混合弁を駆動する駆動
装置、混合湯温を設定する温度設定器、混合湯温
を検出する温度検出器、温度設定器と温度検出器
との信号偏差に基づき駆動装置の付勢量を設定す
る付勢量設定手段、設定温度に対応して予め定め
た混合弁の所定開度の付勢量を出力する予測設定
手段、混合弁の下流側で分岐し排水弁を介設した
排水路、上記温度検出器の検出温度に応じて排水
弁を開閉する排水制御手段、前記付勢量設定手段
の付勢量を限定する付勢量限定手段とからなる構
成としている。
(作用) 給湯開始時、混合弁は予測設定手段により所定
の開度位置に駆動され、温度検出器の検出温度即
ち混合湯温が設定温度に対して所定温度以下であ
れば混合水は排水路から排水され、又信号偏差に
応じて設定される付勢量が制限されて混合弁の補
正制御が行われる。そして混合湯温が所定温度以
上に上昇して設定温度近くになれば排水が停止
し、かつ偏差に基づく付勢量も制限を受けず、通
常の補正制御が行われる。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例を示す要部縦断面
図、第2図は同じく制御回路図である。
第1図において、1は湯水混合装置を示し、湯
水混合装置1は湯側弁口2と、水側弁口3の開口
度を相反して増減制御する混合弁4と、混合流路
5に設けられて混合湯温が高温時に湯側弁口2を
閉じ、低温時に湯側弁口2を開く方向に作用する
感温体6と、混合弁4並びに感温体6をシヤフト
7を介して駆動するサーボモータ等の駆動装置8
と、混合弁4の開度を検出するポテンシヨメータ
等の開度検出路9とからなる。10は湯水混合装
置1の下流側に設けたパイロツト弁式の水電磁
弁、11は水量検出器、12は閉子型の流量制御
弁であり、水量検出器11による検出水量と設定
推量との偏差に基づきサーボモータ等の駆動手段
13によりその開度が制御される。又前記した湯
側弁口2は出湯温度が一定の高温度に制御される
瞬間湯沸器14の出湯路15に逆止弁16を介し
て接続され、水側弁口3は逆止弁17を介して給
水路18に接続されている。19は混合湯温を検
出する温度検出器、20は流量制御弁12の下流
側で分岐した排水路であり、排水路20には排水
電磁弁21を介設してある。
次に第2図において、温度設定器22により混
合湯温を設定するとその設定温度TSに基づき予
め定めた混合弁開度と混合湯温との関係から予測
設定手段23より所定開度の付勢量が駆動装置8
に出力される。排水制御手段24は温度設定器2
2と温度検出器19とから温度信号を得て、例え
ば設定温度TSが40℃以上であれば検出温度TM
が36℃以下で、設定温度TSが36℃〜40℃の範囲
では検出温度TMがTS−4℃以下の条件で排水
電磁弁21を開弁せしめるものである。又温度設
定器22と温度検出器19のに信号偏差は偏差検
出手段25により演算され、付勢量設定手段26
によつてその偏差に応じた付勢量が演算されて駆
動装置8に出力される。尚上記付勢量設定手段2
6による演算は偏差の絶対値が第1の設定値(例
えば4℃)以下で行われ、偏差の絶対値が第1の
設定値を超えた場合には付勢量限定手段27によ
り付勢量の演算が行われ、かかる演算はPI制御
の定数を小さく、例えば比例要素の演算において
(TS−TM)Kp/A(但しKは比例定数、A>1
の定数)の如く行うのである。尚、上記した偏差
の絶対値が第2の設定値(例えば8℃)以上であ
れば付勢量の出力を停止するようにしてもよく、
更に偏差の大小に関係なく通常のPI演算、例え
ば比例要素であれば(TS−TM)Kpを行つて、
その付勢量の最大と最小を設定しておき、付勢量
を最大以下、最小以上に制限するようにしてもよ
い。
以上の構成において、図示しない給湯スイツチ
の操作で水電磁弁10が開かれて給湯が開始さ
れ、給湯開始時に混合弁4は予測設定手段23に
より所定の開度位置に駆動されると共に付勢量設
定手段26による補正制御が行われることにな
る。
ところが給湯開始時には配管内の冷水が供給さ
れる為排水制御手段24によつて排水電磁弁21
が開弁されて、冷水は排水路20を通して排水さ
れると共に、混合湯温が上昇して偏差が第2の設
定値以内になれば付勢量限定手段27により付勢
量が演算され、駆動手段8に出力されて混合弁4
の補正制御が開始され、混合湯温が更に上昇して
偏差が第1の設定値以内になれば付勢量設定手段
26により通常の付勢量演算が行われて、混合弁
4は設定温度となる開度位置に保持されるのであ
る。又排水用電磁弁21は上記した混合湯温の上
昇過程で混合湯温が設定温度に近似した温度にな
れば閉じられて、以後シヤワー等への給湯が行わ
れるのである。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、給湯開始時に冷
水がシヤワー等から吐出することがなく、しかも
混合湯温が上昇する過程で混合弁をその駆動装置
の付勢量を限定しつつ制御するので、混合湯温ご
設定温度に安定するに要する時間が短く、しかも
混合湯温のオーバシユートも小さいものであつて
快適な使用が行える湯水混合給湯装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部縦断面
図、第2図は同例における制御ブロツク図であ
る。 4……混合弁、8……駆動手段、19……温度
検出器、20……排水路、21……排水電磁弁、
22……温度設定器、24……排水制御手段、2
6……付勢量設定手段、27……付勢量限定手
段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 湯と水の混合比率を制御する混合弁、混合弁を
    駆動する駆動装置、混合湯温を設定する温度設定
    器、混合湯温を検出する温度検出器、温度設定器
    と温度検出器との信号偏差に基づき駆動装置の付
    勢量を設定する付勢量設定手段、設定温度に対応
    して予め定めた混合弁の所定開度の付勢量を出力
    する予測設定手段、混合弁の下流側で分岐し排水
    弁を介設した排水路、上記温度検出器の検出温度
    に応じて排水弁を開閉する排水制御手段、前記付
    勢量設定手段の付勢量を限定する付勢量限定手段
    とからなることを特徴とする湯水混合給湯装置。
JP19063887U 1987-12-14 1987-12-14 Expired JPH0443658Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19063887U JPH0443658Y2 (ja) 1987-12-14 1987-12-14

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JP19063887U JPH0443658Y2 (ja) 1987-12-14 1987-12-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0194685U JPH0194685U (ja) 1989-06-22
JPH0443658Y2 true JPH0443658Y2 (ja) 1992-10-15

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ID=31481591

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JPH0194685U (ja) 1989-06-22

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