JPH0612496B2 - 湯水混合制御装置 - Google Patents
湯水混合制御装置Info
- Publication number
- JPH0612496B2 JPH0612496B2 JP60137203A JP13720385A JPH0612496B2 JP H0612496 B2 JPH0612496 B2 JP H0612496B2 JP 60137203 A JP60137203 A JP 60137203A JP 13720385 A JP13720385 A JP 13720385A JP H0612496 B2 JPH0612496 B2 JP H0612496B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- temperature
- water
- mixing valve
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高温水と低温水の混合比率を調整し最適な混合
湯温を得る湯水混合制御装置に関する。
湯温を得る湯水混合制御装置に関する。
従来の技術 第3図は従来の湯水混合制御装置のシステム図である。
1は水供給口で、2は湯供給口で、3は混合湯出口であ
る。4は混合弁で、4aは水側弁、4bは湯側弁であ
る。水側弁4aは弁軸5に固定され、第1の駆動手段6
(例えばモーター等)より直線回転運動変換部7を介し
付勢される。同様に湯側弁4bも弁軸8に固定され、第
2の駆動手段9より直線回転運動変換部10を介し駆動
される。
る。4は混合弁で、4aは水側弁、4bは湯側弁であ
る。水側弁4aは弁軸5に固定され、第1の駆動手段6
(例えばモーター等)より直線回転運動変換部7を介し
付勢される。同様に湯側弁4bも弁軸8に固定され、第
2の駆動手段9より直線回転運動変換部10を介し駆動
される。
11は混合湯温検出手段で、混合湯温を検出する。12
は制御装置で、湯温設定手段13の湯温設定値にコント
ロールするように第1の駆動手段6、及び第2の駆動手
段9を付勢する。
は制御装置で、湯温設定手段13の湯温設定値にコント
ロールするように第1の駆動手段6、及び第2の駆動手
段9を付勢する。
第4図は制御装置12の一実施例で、第5図は同装置の
動作図である。13は温度偏差検出手段で、設定温度TS
と出湯温度TOとの偏差を検出する。14は付勢量設定手
段で温度偏差に対応し第1の駆動手段6と第2の駆動手
段9の付勢量を決定する。
動作図である。13は温度偏差検出手段で、設定温度TS
と出湯温度TOとの偏差を検出する。14は付勢量設定手
段で温度偏差に対応し第1の駆動手段6と第2の駆動手
段9の付勢量を決定する。
次に動作を説明する。まず、水側弁4aのみが開き一定
量の水を出す。次に出湯温度TOと設定温度TSとの偏差
(e=TS−TO(deg)))を検出し偏差量に応じ第1の駆
動手段6と第2の駆動手段9の付勢量を決定する。第5
図に示す様に温度偏差eがe0より大きい場合、第1の駆
動手段6は−F0(pps)で、水側弁4aを閉じる方向へ、
又第2の駆動手段9はF0(pps)で、湯側弁4bを開く方
向へ駆動する。偏差がe0より小さくe1より大きい範囲に
入った時、速度を±F0(pps)から±F1(pps)へ下げ出湯温
度TOが設定温度TSの近傍に達すれば、第1及び第2の駆
動手段6,9を停止する。
量の水を出す。次に出湯温度TOと設定温度TSとの偏差
(e=TS−TO(deg)))を検出し偏差量に応じ第1の駆
動手段6と第2の駆動手段9の付勢量を決定する。第5
図に示す様に温度偏差eがe0より大きい場合、第1の駆
動手段6は−F0(pps)で、水側弁4aを閉じる方向へ、
又第2の駆動手段9はF0(pps)で、湯側弁4bを開く方
向へ駆動する。偏差がe0より小さくe1より大きい範囲に
入った時、速度を±F0(pps)から±F1(pps)へ下げ出湯温
度TOが設定温度TSの近傍に達すれば、第1及び第2の駆
動手段6,9を停止する。
発明が解決しようとする問題点 混合弁4へ湯をつくり供給するボイラーあるいは電温等
の熱源は屋外設置され配管部材を通し送られる。混合湯
を長時間使用しないと、配管部材の中の湯温は環境温度
近く迄低下する。次に混合湯温を使用する時、混合弁4
の湯供給口2には水温と変らない低温湯が供給されるた
め水側弁4aが閉止され、湯側弁4bが全開状態にな
る。配管中の低温湯が全て出ると高温湯が出る。その時
点より水側弁4aが開き始め、逆に湯側弁4bが閉方向
に作動し出湯温度が設定温度TSになる様に混合される。
その間、熱湯が混合湯出口3から出湯され、利用者が体
に浴びたり、又使用すると火傷を負い非常に危険であ
り、又生命にも重大な影響を及ぼす。
の熱源は屋外設置され配管部材を通し送られる。混合湯
を長時間使用しないと、配管部材の中の湯温は環境温度
近く迄低下する。次に混合湯温を使用する時、混合弁4
の湯供給口2には水温と変らない低温湯が供給されるた
め水側弁4aが閉止され、湯側弁4bが全開状態にな
る。配管中の低温湯が全て出ると高温湯が出る。その時
点より水側弁4aが開き始め、逆に湯側弁4bが閉方向
に作動し出湯温度が設定温度TSになる様に混合される。
その間、熱湯が混合湯出口3から出湯され、利用者が体
に浴びたり、又使用すると火傷を負い非常に危険であ
り、又生命にも重大な影響を及ぼす。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、予め設定温
度の位置を推定し混合弁を移動しておくことにより、熱
湯を使用することのない安全な湯水混合制御装置を提供
することを目的としている。
度の位置を推定し混合弁を移動しておくことにより、熱
湯を使用することのない安全な湯水混合制御装置を提供
することを目的としている。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の湯水混合制御装置
は、湯側弁と水側弁とからなる混合弁と、前記混合弁を
付勢する第1及び第2の駆動手段と、前記混合弁に供給
する湯水の温度を検出する第1及び第2の温度検出手段
と、前記混合弁の出湯温度を設定する湯温設定手段と、
湯温設定値と供給湯温値の高低を判定して供給湯温値が
湯温設定値より低い場合供給湯温の推定値を設定する比
較手段供給湯温及び水温と湯温設定値とから第1及び第
2の駆動手段の付勢量比率を演算し、供給湯温が設定湯
温値より小さい場合供給湯温を推定し予め設定温度近傍
の位置に前記混合弁を調節するように付勢量比率を演算
する比率演算手段とでなる。
は、湯側弁と水側弁とからなる混合弁と、前記混合弁を
付勢する第1及び第2の駆動手段と、前記混合弁に供給
する湯水の温度を検出する第1及び第2の温度検出手段
と、前記混合弁の出湯温度を設定する湯温設定手段と、
湯温設定値と供給湯温値の高低を判定して供給湯温値が
湯温設定値より低い場合供給湯温の推定値を設定する比
較手段供給湯温及び水温と湯温設定値とから第1及び第
2の駆動手段の付勢量比率を演算し、供給湯温が設定湯
温値より小さい場合供給湯温を推定し予め設定温度近傍
の位置に前記混合弁を調節するように付勢量比率を演算
する比率演算手段とでなる。
作用 混合弁に供給する湯水温を第1及び第2の温度検出手段
で検出し、出湯温設定値とから混合弁の付勢量を決定す
る。ところが混合弁に石油ボイラーや電温等の熱源から
供給する配管中の湯は死水と呼ばれる水温もしくは環境
温度に近い温度になっている。供給湯温を推定し付勢量
比率を設定し混合弁を駆動する。死水が放出され突然高
温湯が供給されても設定温度に近い湯が出湯されており
安全である。
で検出し、出湯温設定値とから混合弁の付勢量を決定す
る。ところが混合弁に石油ボイラーや電温等の熱源から
供給する配管中の湯は死水と呼ばれる水温もしくは環境
温度に近い温度になっている。供給湯温を推定し付勢量
比率を設定し混合弁を駆動する。死水が放出され突然高
温湯が供給されても設定温度に近い湯が出湯されており
安全である。
実施例 以下、本発明の実施例を図面を用い説明する。第1図は
本発明の湯水混合制御装置のシステム図であり、第3図
と同相当物には同一番号を付した。
本発明の湯水混合制御装置のシステム図であり、第3図
と同相当物には同一番号を付した。
15は供給水温を測定する第1の温度検出手段で、16
は供給湯温を測定する第2の温度検出手段である。第2
図は制御装置12の一実施例である。17は比較手段で
第2の温度検出手段と湯温設定手段の出力を比較する。
18は比率演算手段で湯温設定手段13と第1及び第2
の温度検出手段15,16とから混合弁4を駆動する第
1及び第2の駆動手段6,9の付勢量比率を演算する。
は供給湯温を測定する第2の温度検出手段である。第2
図は制御装置12の一実施例である。17は比較手段で
第2の温度検出手段と湯温設定手段の出力を比較する。
18は比率演算手段で湯温設定手段13と第1及び第2
の温度検出手段15,16とから混合弁4を駆動する第
1及び第2の駆動手段6,9の付勢量比率を演算する。
次に本発明の構成の動作を説明する。
設定温度TS(℃)、供給湯温TH(℃)、供給水温T
W(℃)とすると、駆動する第1及び第2の駆動手段
6,9の付勢量比率(例えば速度比率)u1は次式にな
る。
W(℃)とすると、駆動する第1及び第2の駆動手段
6,9の付勢量比率(例えば速度比率)u1は次式にな
る。
u=(TS−TW)/(TH−TS) 従って第1及び第2の温度検出手段15、16とから供
給湯温TH及び供給水温TWを測定し上式のTH、TWにいれ
る。更に湯温設定手段13の出力より利用者が設定した
設定温度TSを上式のTSにいれる。このようにして比率演
算手段18は上式の付勢量比率を求め付勢量設定手段1
4に出力し混合弁4を駆動する。
給湯温TH及び供給水温TWを測定し上式のTH、TWにいれ
る。更に湯温設定手段13の出力より利用者が設定した
設定温度TSを上式のTSにいれる。このようにして比率演
算手段18は上式の付勢量比率を求め付勢量設定手段1
4に出力し混合弁4を駆動する。
ここで、混合弁4に供給する湯温が死水状態であると上
式の出力値はかなり小さい値である(TH<TSとなり負の
値を示す)。即ち供給湯温THと設定温度TSを比較手段1
7で比較し、供給湯温THが設定温度TSより低いと判定し
たならば(死水状態)、付勢量比率を決定するために供
給湯温THは第2の温度検出手段16で測定した値ではな
く任意の推定値(例えばTH=85℃)を入れて求める。
求めた比率で第1及び第2の駆動手段6,9を付勢す
る。死水が混合弁から出湯されると高温湯が混合弁4に
供給されるが弁開度はあらかじめ供給湯温を推定し設定
温度近傍になるように設定されている。利用者にとって
設定通りの湯が供給でき、又死水が出湯し終えたか否か
判定するために瞬時湯をふれたとしても混合湯であるた
め最悪の事態は避けられる。
式の出力値はかなり小さい値である(TH<TSとなり負の
値を示す)。即ち供給湯温THと設定温度TSを比較手段1
7で比較し、供給湯温THが設定温度TSより低いと判定し
たならば(死水状態)、付勢量比率を決定するために供
給湯温THは第2の温度検出手段16で測定した値ではな
く任意の推定値(例えばTH=85℃)を入れて求める。
求めた比率で第1及び第2の駆動手段6,9を付勢す
る。死水が混合弁から出湯されると高温湯が混合弁4に
供給されるが弁開度はあらかじめ供給湯温を推定し設定
温度近傍になるように設定されている。利用者にとって
設定通りの湯が供給でき、又死水が出湯し終えたか否か
判定するために瞬時湯をふれたとしても混合湯であるた
め最悪の事態は避けられる。
発明の効果 以上のように本発明の湯水混合制御装置によれば供給湯
水温を常に検出し、死水と呼ばれる低温水が供給された
場合、即ち供給湯温と湯温設定値との高低を判定して供
給湯温値が湯温設定値より低い場合、供給湯温の推定値
を設定し、予め設定温度近傍の位置に混合弁を調節し、
更に死水出湯後設定温度以上の供給湯温値の湯が供給さ
れてきた場合、供給湯温を計測し設定温度の湯温に調節
するので、湯温に大きなオーバーシュートを生じること
なく、使い勝手が飛躍的に向上するという効果がある。
水温を常に検出し、死水と呼ばれる低温水が供給された
場合、即ち供給湯温と湯温設定値との高低を判定して供
給湯温値が湯温設定値より低い場合、供給湯温の推定値
を設定し、予め設定温度近傍の位置に混合弁を調節し、
更に死水出湯後設定温度以上の供給湯温値の湯が供給さ
れてきた場合、供給湯温を計測し設定温度の湯温に調節
するので、湯温に大きなオーバーシュートを生じること
なく、使い勝手が飛躍的に向上するという効果がある。
第1図は本発明の一実施例の湯水混合制御装置のシステ
ム図、第2図は同湯水混合制御装置の制御ブロック図、
第3図は従来の湯水混合制御装置のシステム図、第4図
は同装置の制御ブロック図、第5図は従来の同装置の特
性図である。 4……混合弁、6,9……第1及び第2の駆動手段、1
3……湯温設定手段、15,16……第1及び第2の温
度検出手段、17……比較手段、18……比率演算手
段。
ム図、第2図は同湯水混合制御装置の制御ブロック図、
第3図は従来の湯水混合制御装置のシステム図、第4図
は同装置の制御ブロック図、第5図は従来の同装置の特
性図である。 4……混合弁、6,9……第1及び第2の駆動手段、1
3……湯温設定手段、15,16……第1及び第2の温
度検出手段、17……比較手段、18……比率演算手
段。
Claims (1)
- 【請求項1】湯量を調節する湯側弁と水量を調節する水
側弁とでなる混合弁と、前記混合弁を付勢する第1及び
第2の駆動手段と、前記混合弁に供給する水及び湯の温
度を検出する第1及び第2の温度検出手段と、前記混合
弁の出湯温度を設定する湯温設定手段と、前記湯温設定
手段と前記第2の温度検出手段との出力温度を比較し供
給湯温が設定温度より低い時推定値を設定する比較手段
と、前記第1及び第2の温度検出手段と前記温度設定手
段とから前記第1及び第2の駆動手段の付勢量比率を演
算すると共に第2の温度検出手段の出力が前記湯温設定
手段の出力が前記湯温設定手段の出力より小さい場合供
給湯温を推定し予め設定温度近傍の位置に前記混合弁を
調節するように付勢量を演算する比率演算手段とからな
る湯水混合制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60137203A JPH0612496B2 (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 | 湯水混合制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60137203A JPH0612496B2 (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 | 湯水混合制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61294521A JPS61294521A (ja) | 1986-12-25 |
JPH0612496B2 true JPH0612496B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=15193199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60137203A Expired - Lifetime JPH0612496B2 (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 | 湯水混合制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612496B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2513268B2 (ja) * | 1988-03-23 | 1996-07-03 | 株式会社ノーリツ | 湯水混合装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53135845U (ja) * | 1977-04-01 | 1978-10-27 | ||
JPS5860136A (ja) * | 1981-10-01 | 1983-04-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 定温出湯装置 |
-
1985
- 1985-06-24 JP JP60137203A patent/JPH0612496B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61294521A (ja) | 1986-12-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0612496B2 (ja) | 湯水混合制御装置 | |
JPS60245947A (ja) | 給湯制御装置 | |
JP2552586B2 (ja) | 給湯機における入水温検知方法及び給湯制御方法 | |
JPH0443658Y2 (ja) | ||
JPH01127820A (ja) | 湯水混合制御装置 | |
JPS6220465B2 (ja) | ||
JPH0452571Y2 (ja) | ||
JP3033415B2 (ja) | 給湯制御装置 | |
JP2589681B2 (ja) | 湯水混合制御装置 | |
JP2577402B2 (ja) | 湯水混合制御装置 | |
JP2976600B2 (ja) | バイパスミキシング式給湯装置 | |
JPH0814774B2 (ja) | 湯水混合制御装置 | |
JPH01123923A (ja) | 湯水混合装置 | |
JPH0354368Y2 (ja) | ||
JP2707593B2 (ja) | 湯水混合制御装置 | |
JP2725588B2 (ja) | 給湯器 | |
JPH02220112A (ja) | 湯水混合装置 | |
JPH0616290Y2 (ja) | 給湯器の送風ファン制御装置 | |
JPH025988B2 (ja) | ||
JPH01159546A (ja) | 湯水混合制御装置 | |
JP2636572B2 (ja) | 湯水混合出湯方式における再出湯制御方法 | |
JPH079296B2 (ja) | 燃焼器の異状検出方法 | |
JPH0752368B2 (ja) | 湯水混合装置 | |
JPH0356862Y2 (ja) | ||
JPH0718562B2 (ja) | 給湯器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |