JP2513268B2 - 湯水混合装置 - Google Patents

湯水混合装置

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JP2513268B2
JP2513268B2 JP63070350A JP7035088A JP2513268B2 JP 2513268 B2 JP2513268 B2 JP 2513268B2 JP 63070350 A JP63070350 A JP 63070350A JP 7035088 A JP7035088 A JP 7035088A JP 2513268 B2 JP2513268 B2 JP 2513268B2
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hot water
water
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water temperature
control valve
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富雄 三宅
健児 河井
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Noritz Corp
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Noritz Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、湯と水とを混合して適温を得る湯水混合装
置に関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種の湯水混合装置には、例えば特開昭61−
278678号公報に記載のように、湯側、水側に独立して調
節弁を設け、それぞれに駆動装置を有して混合湯温と混
合流量との調節を自動的に行なうものがあった。
(発明が解決しようとする課題) この種の従来のものでは、混合湯温を検出して、設定
混合湯温になるように湯量と水量とを変化させている
が、出湯開始時、湯側配管の自然冷却により湯温が低い
ため混合湯温が設定混合湯温まで挙がるのに時間を要
し、その間、湯調節弁は開方向、水調節弁は閉方向に駆
動され、湯調節弁が全開、水調節弁が全閉に到ることも
ある。そこで湯温が立ち上がってきて設定混合湯温を越
えると今度は湯調節弁を閉方向、水調節弁を開方向に駆
動するが、それぞれ全開、全閉状態から動き始めるた
め、適切な開度に制御されるまでに混合湯温に大きなオ
ーバーシユートを生じてしまう問題点を有していた。
本発明は上記従来の問題点を解決し、湯温が低下した
自然冷却状態からの出湯開始時における混合湯温のオー
バーシユートを低減した湯水混合装置の提供を目的とし
ている。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明の湯水混合装置は
次のような構成としている。
湯量を調節する湯調節弁と、水量を調節する水調節弁
と、前記湯調節弁と水調節弁を駆動する湯調節弁駆動装
置と水調節弁駆動装置と、湯温検出器と、水温検出器
と、湯量検出器と、水量検出器と、混合湯温設定器と、
混合湯量設定器とを有し、設定混合湯温と設定混合湯量
と湯温と水温とに基づいて混合すべき湯量と水量とを演
算して前記湯調節弁駆動装置と水調節弁駆動装置とを制
御すると共に、湯温と水温との差があらかじめ定めた所
定値より小さいとき、演算した水量とあらかじめ定めた
所定量とを比較して、両者のどちらか大なる値の水量に
なるように水調節弁駆動装置を制御する制御器を設けて
いる。
(作用) 通常給湯中は、設定混合湯温(TS)、設定混合湯量
(QS)と検出した湯温(TH)、水温(TC)に基づいて湯
量(QH)、水量(QC)が次のように演算される。
上記演算値を目標にして湯調節弁駆動装置と水調節弁
駆動装置が制御される。すなわち、湯量検出器と水量検
出器の検出値が上記演算値と一致するようにフイードバ
ツクされるのである。但し、検出した湯温と水温との差
が所定値より小さいときには、演算した水量(QC)とあ
らかじめ定めた所定量(QCO)とを比較し、どちらか大
きい値の方の水量となるように水調節弁駆動装置を制御
する。すなわち、自然冷却状態からの出湯開始時には湯
温(TH)が低く、湯温(TH)が水温(TC)近くまで低下
している場合には、演算の結果、湯量(QH)は最大値、
水量(QC)は最小値を採用することになり、QH=QS、QC
=0となるが、あらかじめQC=QCOとして最初からある
程度の水量を出しておくことにより、その後湯温が立ち
上がってきたときの水量増加の制御遅れを解消し、混合
湯温のオーバーシユートを低減するのである。
(実施例) 本発明の実施例を図面を参照して説明する。第1図は
湯水混合装置の構成図であり、(1)は湯側流路、
(2)は水側流路、(3)混合湯流路である。湯側流路
(1)には湯量検出器(4)、湯温検出器(5)、湯調
節弁(6)が設けられる。(7)は湯調節弁(6)を駆
動する湯側モータ(湯調節弁駆動装置)である。水側流
路(2)には水量検出器(8)、水温検出器(9)、水
調節弁(10)が設けられる。(11)は水調節弁(10)を
駆動する水側モータ(水調節弁駆動装置)である。(1
2)は操作装置であり、混合湯温設定器(13)、混合湯
量設定器(14)、出湯スイツチ(15)を備える。(16)
は制御器、(17)、(18)は定圧ガバナである。混合湯
流路(3)には混合湯温検出器(19)、電磁弁(20)を
設けている。第2図は同湯水混合装置の制御ブロツク図
である。
混合湯温設定器(13)と混合湯量設定器(14)にて設
定混合湯温(TS)、設定混合湯量(QS)を設定し、出湯
スイツチ(15)をオン操作すると電磁弁(20)が開成さ
れて出湯開始され、湯温検出器(5)、水温検出器
(9)の検出する湯温(TH)、水温(TC)と前記設定混
合湯温(TS)、設定混合湯量(QS)とに基づいて湯量・
水量演算部(16A)にて混合すべき湯量(QH)と水量(Q
C)とが以下のように演算される。
この演算値を目的として湯量検出器(4)、水量検出
器(8)の各検出値と上記各演算値との偏差をなくすよ
うに付勢量設定部(16B)、(16C)で湯側モータ
(7)、水側モータ(11)の付勢量が決められるのであ
る。
ここで、出湯開始時点において自然冷却により湯温が
低下している場合には、湯温(TH)と水温(TC)との温
度偏差があらかじめ定めた所定値より小さいことを以っ
て判定部(16D)にて自然冷却状態からの出湯開始であ
ることを検知し、水量設定部(16E)からあらかじめ定
めた所定量(QCO)が出力され、前記(B)式で演算さ
れた演算値(QC)と比較されて大なる値の方が比較出力
部(16F)から出力された水側モータ(11)の付勢量が
決められるようにしている。したがって、湯温(TH)が
低くTH≒TCなるときには演算値はQC=0となるが、比較
出力部(16F)からはQC=QCOと出力され、最初からある
程度の水量を出しておくことにより、湯温(TM)が立ち
上がってきたときの混合湯温のオーバーシユートを低減
することができる。
尚、湯温(TH)が上昇するに従って(B)式の演算値
(QC)は増加し、演算値(QC)が所定量(QCO)を越え
るとその時点より比較出力部(16F)からは演算値
(QC)が出力される。また、所定量(QCO)は湯温
(TH)、水温(TC)、設定混合湯温(TS)、設定混合湯
量(QS)のいずれか1つまたは複数の関数値としてもよ
い。
また、混合湯温検出器(19)の検出値を設定混合湯温
(TS)と比較して両者の偏差をなくすように最終的にフ
イードバツク制御を加えるようにしてもよい。
更には、湯側流路(1)と水側流路(2)との両方に
定圧ガバナ(17)、(18)を設けることにより供給水圧
(湯圧)の変動に起因する混合湯温の変動を減少させる
ことができるのである。また、定圧ガバナに代えて定流
量ガバナを用いて過大流量を防止すようにしてもよい。
(発明の効果) 本発明の湯水混合装置は以下に示すようなすぐれた効
果を奏する。すなわち、湯温が自然冷却により低下して
いる状態から出湯を開始したときには、これを判別して
最初からある程度の水量を出し、制御遅れによる混合湯
温のオーバーシユートを低減させることができ、また、
湯温がそれほど低下していない状態から出湯を開始した
ときには、最初から演算値に基づいて水量を制御するの
で、冷却の状態に適合した制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は湯水混合装置の
全体構成図、第2図は同装置の制御ブロツク図である。 (4)……湯量検出器 (5)……湯温検出器 (6)……湯調節弁 (7)……湯側モータ(湯調節弁駆動装置) (8)……水量検出器 (9)……水温検出器 (10)……水調節弁 (11)……水側モータ(水調節弁駆動装置) (13)……混合湯温設定器 (14)……混合湯量設定器 (16)……制御器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湯量を調節する湯調節弁と、水量を調節す
    る水調節弁と、前記湯調節弁と水調節弁を駆動する湯調
    節弁駆動装置と水調節弁駆動装置と、湯温検出器と、水
    温検出器と、湯量検出器と、水量検出器と、混合湯温設
    定器と、混合湯量設定器とを有し、設定混合湯温と設定
    混合湯量と湯温と水温とに基づいて混合すべき湯量と水
    量とを演算して前記湯調節弁駆動装置と水調節弁駆動装
    置とを制御すると共に、湯温と水温との差があらかじめ
    定めた所定値より小さいとき、演算した水量とあらかじ
    め定めた所定量とを比較して、どちらか大なる値の水量
    となるように水調節弁駆動装置を制御する制御器を設け
    たことを特徴とする湯水混合装置。
JP63070350A 1988-03-23 1988-03-23 湯水混合装置 Expired - Lifetime JP2513268B2 (ja)

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