JP2590503B2 - 湯水混合制御装置 - Google Patents
湯水混合制御装置Info
- Publication number
- JP2590503B2 JP2590503B2 JP62319423A JP31942387A JP2590503B2 JP 2590503 B2 JP2590503 B2 JP 2590503B2 JP 62319423 A JP62319423 A JP 62319423A JP 31942387 A JP31942387 A JP 31942387A JP 2590503 B2 JP2590503 B2 JP 2590503B2
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- Japan
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- flow rate
- hot water
- deviation
- amount
- mixing
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高温湯と水とを混合し、適温湯をつくる湯水
混合制御装置に関する。
混合制御装置に関する。
従来の技術 従来の湯水混合制御装置は例えば特開昭61−116185号
公報に示される様に第５図のような構成になっていた。
まず従来の構成を第５図を用い説明する。第５図で水側
配管１と湯側配管２の途中に水側弁３と湯側弁４が取り
付けられ、水側駆動部５（例えばモーター等）及び湯側
駆動部６とで弁開度を調節する。水側配管１と湯側配管
２とは合流し混合配管７となり、途中に感温センサ８と
流量センサ９とが設けてある。混合配管７の下流側に切
換弁10が取り付けられカラン11あるいはシャワ12に切り
かえられる。感温センサ８や流量センサ９が制御部13に
入力し設定温度、又設定流量になる様に水側弁３や湯側
弁４を調節する。
公報に示される様に第５図のような構成になっていた。
まず従来の構成を第５図を用い説明する。第５図で水側
配管１と湯側配管２の途中に水側弁３と湯側弁４が取り
付けられ、水側駆動部５（例えばモーター等）及び湯側
駆動部６とで弁開度を調節する。水側配管１と湯側配管
２とは合流し混合配管７となり、途中に感温センサ８と
流量センサ９とが設けてある。混合配管７の下流側に切
換弁10が取り付けられカラン11あるいはシャワ12に切り
かえられる。感温センサ８や流量センサ９が制御部13に
入力し設定温度、又設定流量になる様に水側弁３や湯側
弁４を調節する。
次に従来例の構成の動作を説明する。第６図はその動
作を示すフローチャートである。まず給湯開始時切換弁
10がカラン側10もしくはシャワ側11に開く。出湯し始め
ると混合配管７中の感温センサ８及び流量センサ９から
の湯温及び出湯量信号に基づき制御部13が設定温度と混
合湯温を、又設定流量と出湯量とを比較判定し水側弁３
及び湯側弁４の弁開度を調節する。ここで設定流量に対
する出湯量の比較判定結果が｜出湯量−設定流量｜＜−
許容誤差で表わされる場合、制御部13より｜設定流量−
出湯量｜の値に比較した速度で湯側弁４の開度が調節さ
れる。その結果出湯量が増大する。又流量センサ９で検
出し制御部分にフィードバックし、｜設定流量−出湯量
｜の絶対値が許容誤差内に収まるように開度調整が行な
われる。
作を示すフローチャートである。まず給湯開始時切換弁
10がカラン側10もしくはシャワ側11に開く。出湯し始め
ると混合配管７中の感温センサ８及び流量センサ９から
の湯温及び出湯量信号に基づき制御部13が設定温度と混
合湯温を、又設定流量と出湯量とを比較判定し水側弁３
及び湯側弁４の弁開度を調節する。ここで設定流量に対
する出湯量の比較判定結果が｜出湯量−設定流量｜＜−
許容誤差で表わされる場合、制御部13より｜設定流量−
出湯量｜の値に比較した速度で湯側弁４の開度が調節さ
れる。その結果出湯量が増大する。又流量センサ９で検
出し制御部分にフィードバックし、｜設定流量−出湯量
｜の絶対値が許容誤差内に収まるように開度調整が行な
われる。
発明が解決しようとする問題点 しかしこのような湯水混合制御装置では、設定流量に
速く調節しようとすると、｜設定流量−出湯量｜に比例
した速度を大きくせねばならない。しかしこのようにす
ると設定流量をゆきすぎてハンチング状態になりやす
い。又逆に設定流量近傍に調節しようとすると速度を下
げねばならない。そうすると流量調節に時間がかかり、
利用者には流量がかわっていないようにみえ、使い勝手
が悪い。
速く調節しようとすると、｜設定流量−出湯量｜に比例
した速度を大きくせねばならない。しかしこのようにす
ると設定流量をゆきすぎてハンチング状態になりやす
い。又逆に設定流量近傍に調節しようとすると速度を下
げねばならない。そうすると流量調節に時間がかかり、
利用者には流量がかわっていないようにみえ、使い勝手
が悪い。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので素速くかつ
設定流量に調節でき、使い勝手の向上した湯水混合制御
装置を提供するものである。
設定流量に調節でき、使い勝手の向上した湯水混合制御
装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題を解決するために、湯水の混合比率
を調節する混合手段と、混合湯の流量を調節する流量調
節手段と、混合湯の流量を調節する流量設定手段と、出
湯量を検出する流量検出手段と、前記流量設定手段と前
記流量検出手段とから流量偏差を求める流量偏差演算手
段と、この流量偏差演算手段で求めた流量偏差が所定値
以上では最大付勢量に設定し、流量偏差が所定値以下で
あって設定流量近傍になる迄の範囲では流量偏差に対し
ハンチングしない最大の付勢量を段階的に減少させると
共に流量偏差に対する前記付勢量の減少割合を非線形的
に変化させ設定流量近傍では前記流量調節手段を停止さ
せる付勢量設定手段とからなるものである。
を調節する混合手段と、混合湯の流量を調節する流量調
節手段と、混合湯の流量を調節する流量設定手段と、出
湯量を検出する流量検出手段と、前記流量設定手段と前
記流量検出手段とから流量偏差を求める流量偏差演算手
段と、この流量偏差演算手段で求めた流量偏差が所定値
以上では最大付勢量に設定し、流量偏差が所定値以下で
あって設定流量近傍になる迄の範囲では流量偏差に対し
ハンチングしない最大の付勢量を段階的に減少させると
共に流量偏差に対する前記付勢量の減少割合を非線形的
に変化させ設定流量近傍では前記流量調節手段を停止さ
せる付勢量設定手段とからなるものである。
作用 混合手段でつくった湯をカランもしくはシャワ等から
出湯する。出湯開始時あるいは停止時、流量調節手段を
高速で駆動し速く給湯開始、又停止する。次に給湯中に
流量調節する場合、まず流量設定手段と流量検出手段と
から流量偏差を求める。流量偏差が大きい場合流量調節
弁を大きい付勢量で駆動し、流量偏差が次第に小さくな
るに従い付勢量を多段的に小さくしていくことにより素
速く設定流量に調節し、整定させる。
出湯する。出湯開始時あるいは停止時、流量調節手段を
高速で駆動し速く給湯開始、又停止する。次に給湯中に
流量調節する場合、まず流量設定手段と流量検出手段と
から流量偏差を求める。流量偏差が大きい場合流量調節
弁を大きい付勢量で駆動し、流量偏差が次第に小さくな
るに従い付勢量を多段的に小さくしていくことにより素
速く設定流量に調節し、整定させる。
このようにして利用者が設定した流量に速く整定させ
ることにより利用者に流量が変わっていないのではとい
う不安感をもたせることなく、又流量を絞りすぎること
もなく安定的に流量調節ができる。
ることにより利用者に流量が変わっていないのではとい
う不安感をもたせることなく、又流量を絞りすぎること
もなく安定的に流量調節ができる。
実施例 本発明の一実施例を図面を用いて説明する。第１図と
第５図で同相当物には同一番号を付した。第１図で14は
混合手段で湯水の混合比率を調整する。ここで混合手段
14は水量、湯量を調節する水側弁、湯側弁を１つの駆動
手段（例えばモーター等）、もしくは２つの駆動手段で
駆動する場合を含む。15は操作手段で給湯開始あるいは
停止指令を、又流量を増加もしくは減少させたりという
流量調節指示を制御部13に出力する。第２図は制御部の
一実施例である。16は流量設定手段で流量検出手段９と
共に流量偏差演算手段17に入力する。流量偏差演算手段
17で求めた流量偏差を付勢量設定手段18に出力する。付
勢量設定手段18は混合手段14の付勢量を流量偏差の大き
さに応じ設定する。
第５図で同相当物には同一番号を付した。第１図で14は
混合手段で湯水の混合比率を調整する。ここで混合手段
14は水量、湯量を調節する水側弁、湯側弁を１つの駆動
手段（例えばモーター等）、もしくは２つの駆動手段で
駆動する場合を含む。15は操作手段で給湯開始あるいは
停止指令を、又流量を増加もしくは減少させたりという
流量調節指示を制御部13に出力する。第２図は制御部の
一実施例である。16は流量設定手段で流量検出手段９と
共に流量偏差演算手段17に入力する。流量偏差演算手段
17で求めた流量偏差を付勢量設定手段18に出力する。付
勢量設定手段18は混合手段14の付勢量を流量偏差の大き
さに応じ設定する。
次に本発明の構成の動作を説明する。第３図のフロー
チャートは動作を示す。操作手段15より制御部13に対し
給湯開始指示が出力される。流量調節弁10は開き、混合
手段14では操作手段15で設定された温度の湯をつくり、
流量調節弁10を介しカラン11もしくはシャワ12等から給
湯される。次に流量設定手段16より好みの流量に設定す
る。混合配管７の途中に設けた流量検出手段９により出
湯量を検出し流量偏差Esを求める。次に付勢量設定手段
18で流量偏差Esの大きさに応じ流量調節弁10の付勢量の
大きさを設定し、かつ流量偏差Esの符号により例えば正
の場合流量調節弁を開く方向に又負の場合閉じる方向に
回転方向を設定する。そして流量偏差が小さくなるにつ
れ付勢量の大きさを多段的に小さくしていく設定流量近
傍でハンチングをおこさないようにする。かつ流量偏差
が大きい場合は付勢量を大きくしてあるのですばやく流
量を絞ったり、又増やしたり素速く設定流量へ調節でき
る。又見た目に速く感じられる。
チャートは動作を示す。操作手段15より制御部13に対し
給湯開始指示が出力される。流量調節弁10は開き、混合
手段14では操作手段15で設定された温度の湯をつくり、
流量調節弁10を介しカラン11もしくはシャワ12等から給
湯される。次に流量設定手段16より好みの流量に設定す
る。混合配管７の途中に設けた流量検出手段９により出
湯量を検出し流量偏差Esを求める。次に付勢量設定手段
18で流量偏差Esの大きさに応じ流量調節弁10の付勢量の
大きさを設定し、かつ流量偏差Esの符号により例えば正
の場合流量調節弁を開く方向に又負の場合閉じる方向に
回転方向を設定する。そして流量偏差が小さくなるにつ
れ付勢量の大きさを多段的に小さくしていく設定流量近
傍でハンチングをおこさないようにする。かつ流量偏差
が大きい場合は付勢量を大きくしてあるのですばやく流
量を絞ったり、又増やしたり素速く設定流量へ調節でき
る。又見た目に速く感じられる。
発明の効果 以上のように本発明の湯水混合制御装置によれば、湯
水の混合比率と調節する混合手段と、混合湯の給湯ある
いは停止もしくは流量調節を行なう流量調節手段と、混
合湯の流量を設定する流量設定手段と、流量検出手段
と、前記流量設定手段と前記流量検出手段とから流量偏
差を求める流量偏差演算手段と、求めた流量偏差から前
記流量調節弁の付勢量を多段的に設定する付勢量設定手
段とからなり、利用者が任意にかつ好みに応じ混合湯の
流量を設定すると流量検出手段で求めた流量と設定値と
から流量偏差を求め、この流量偏差値が大きい場合付勢
量を大きくし、素速く設定流量近傍に流量調節弁を調節
し、設定流量に近づくにつれ付勢量を多段的に小さくし
ていきハンチングさせることなく設定流量に調節するこ
とにより、流量調節が遅かったりあるいは逆に流量を絞
りすぎたり、又増やしすぎたりすることなく利用者に不
安感、特にシャワ使用時に生じる不快感をもたせること
なく使い勝手がきわめて向上する効果を得ている。
水の混合比率と調節する混合手段と、混合湯の給湯ある
いは停止もしくは流量調節を行なう流量調節手段と、混
合湯の流量を設定する流量設定手段と、流量検出手段
と、前記流量設定手段と前記流量検出手段とから流量偏
差を求める流量偏差演算手段と、求めた流量偏差から前
記流量調節弁の付勢量を多段的に設定する付勢量設定手
段とからなり、利用者が任意にかつ好みに応じ混合湯の
流量を設定すると流量検出手段で求めた流量と設定値と
から流量偏差を求め、この流量偏差値が大きい場合付勢
量を大きくし、素速く設定流量近傍に流量調節弁を調節
し、設定流量に近づくにつれ付勢量を多段的に小さくし
ていきハンチングさせることなく設定流量に調節するこ
とにより、流量調節が遅かったりあるいは逆に流量を絞
りすぎたり、又増やしすぎたりすることなく利用者に不
安感、特にシャワ使用時に生じる不快感をもたせること
なく使い勝手がきわめて向上する効果を得ている。
第１図は本発明の一実施例の湯水混合制御装置のシステ
ム図、第２図は同装置の制御ブロック図、第３図は同装
置の動作を示すフローチャート図、第４図は同装置の特
性図、第５図は従来の湯水混合制御装置のシステム図、
第６図は同装置の動作を示すフローチャート図である。 ９……流量検出手段、10……流量調節手段、14……混合
手段、16……流量設定手段、17……流量偏差演算手段、
18……付勢量設定手段。
ム図、第２図は同装置の制御ブロック図、第３図は同装
置の動作を示すフローチャート図、第４図は同装置の特
性図、第５図は従来の湯水混合制御装置のシステム図、
第６図は同装置の動作を示すフローチャート図である。 ９……流量検出手段、10……流量調節手段、14……混合
手段、16……流量設定手段、17……流量偏差演算手段、
18……付勢量設定手段。
Claims (1)
- 【請求項１】高温湯と水との混合比率を調節する混合手
段と、前記混合手段でつくられた混合湯の流量調節、も
しくは給湯の停止を行なう流量調節手段と、混合湯の流
量を設定する流量設定手段と、前記混合手段からの出湯
量を検出する流量検出手段と、前記流量設定手段と前記
流量検出手段とから流量偏差を求める流量偏差演算手段
と、前記流量偏差演算手段で求めた流量偏差が所定値以
上では最大付勢量に設定し流量偏差が所定値以下であっ
て設定流量近傍になる迄の範囲では流量偏差に対しハン
チングしない最大の付勢量を段階的に減少させると共
に、流量偏差に対する前記付勢量の減少割合を非線形的
に変化させ、設定流量近傍では前記流量調節手段を停止
させる付勢量設定手段とからなる湯水混合制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62319423A JP2590503B2 (ja) | 1987-12-17 | 1987-12-17 | 湯水混合制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62319423A JP2590503B2 (ja) | 1987-12-17 | 1987-12-17 | 湯水混合制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01159541A JPH01159541A (ja) | 1989-06-22 |
| JP2590503B2 true JP2590503B2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=18110026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62319423A Expired - Lifetime JP2590503B2 (ja) | 1987-12-17 | 1987-12-17 | 湯水混合制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2590503B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01159538A (ja) * | 1987-12-17 | 1989-06-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 湯水混合制御装置 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5413891A (en) * | 1977-07-01 | 1979-02-01 | Hitachi Ltd | Flow quantity control system |
| JPS59103116A (ja) * | 1982-12-06 | 1984-06-14 | Fuji Electric Co Ltd | 流量制御方式 |
| JPS61153422A (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 湯水混合装置 |
| JPS62282313A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 湯水混合制御装置 |
| JPS62296210A (ja) * | 1986-06-16 | 1987-12-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 流量制御装置 |
-
1987
- 1987-12-17 JP JP62319423A patent/JP2590503B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5413891A (en) * | 1977-07-01 | 1979-02-01 | Hitachi Ltd | Flow quantity control system |
| JPS59103116A (ja) * | 1982-12-06 | 1984-06-14 | Fuji Electric Co Ltd | 流量制御方式 |
| JPS61153422A (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 湯水混合装置 |
| JPS62282313A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 湯水混合制御装置 |
| JPS62296210A (ja) * | 1986-06-16 | 1987-12-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 流量制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01159541A (ja) | 1989-06-22 |
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