JP2676757B2 - 湯水混合制御装置 - Google Patents
湯水混合制御装置Info
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- JP2676757B2 JP2676757B2 JP63027103A JP2710388A JP2676757B2 JP 2676757 B2 JP2676757 B2 JP 2676757B2 JP 63027103 A JP63027103 A JP 63027103A JP 2710388 A JP2710388 A JP 2710388A JP 2676757 B2 JP2676757 B2 JP 2676757B2
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- flow rate
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- mixing
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高温湯と水とを混合しシャワや洗面に利用す
る適温湯をつくったり、又浴槽への湯張りに用いる湯を
作る湯水混合装置に関するものである。
る適温湯をつくったり、又浴槽への湯張りに用いる湯を
作る湯水混合装置に関するものである。
従来の技術 従来の湯水混合制御装置は例えば特開昭61−116185号
公報に示される様に第６図の構成になっていた。
公報に示される様に第６図の構成になっていた。
第６図で水側配管１と湯側配管２の途中に水側弁３と
湯側弁４とが取り付けられ、水側駆動部５（例えばモー
ター等）多び湯側駆動部６でそれぞれ水側弁３と湯側弁
４の弁開度を調節する。水側配管１及び湯側配管２とは
合流し混合配管７となり、その混合配管７の途中に湯温
検出手段８及び流量検出手段９とが設けてある。混合配
管７の下流に切換弁10が取り付けられカラン11あるいは
シャワー12に流路を切りかえる。湯温検出手段８と流量
検出手段９からの信号は制御部13に入力され、制御部13
の演算により設定温度及び設定流量になるように水側弁
３や湯側弁４が調節される。
湯側弁４とが取り付けられ、水側駆動部５（例えばモー
ター等）多び湯側駆動部６でそれぞれ水側弁３と湯側弁
４の弁開度を調節する。水側配管１及び湯側配管２とは
合流し混合配管７となり、その混合配管７の途中に湯温
検出手段８及び流量検出手段９とが設けてある。混合配
管７の下流に切換弁10が取り付けられカラン11あるいは
シャワー12に流路を切りかえる。湯温検出手段８と流量
検出手段９からの信号は制御部13に入力され、制御部13
の演算により設定温度及び設定流量になるように水側弁
３や湯側弁４が調節される。
次に上記構成の動作を説明する。
まず給湯開始時切換弁10をカラン11側あるいはシャワ
ー11側に開く。出湯開始すると混合湯の温度及び流量を
湯温検出手段８及び流量検出手段９で検出し制御部13に
入力する。制御部13では設定流量と出湯量とを比較判別
し水側弁３及び湯側弁４の弁開度を調節する。ここで
（出湯量−設定流量）＜−（許容誤差）で表わされる場
合、制御部13より｜設定流量−出湯量｜の値に比例した
速度で湯側弁４の開度を調節する。その結果、出湯量が
増大する。これを流量検出手段９で検出し制御部13へフ
ィードバックし｜設定流量−出湯量｜の値が許容誤差内
に収まる様に開度調節を行う。
ー11側に開く。出湯開始すると混合湯の温度及び流量を
湯温検出手段８及び流量検出手段９で検出し制御部13に
入力する。制御部13では設定流量と出湯量とを比較判別
し水側弁３及び湯側弁４の弁開度を調節する。ここで
（出湯量−設定流量）＜−（許容誤差）で表わされる場
合、制御部13より｜設定流量−出湯量｜の値に比例した
速度で湯側弁４の開度を調節する。その結果、出湯量が
増大する。これを流量検出手段９で検出し制御部13へフ
ィードバックし｜設定流量−出湯量｜の値が許容誤差内
に収まる様に開度調節を行う。
発明が解決しようとする課題 しかしながらこのような湯水混合制御装置では設定流
量に速く調節しようとすると｜設定流量−出湯量｜に掛
けられる比例ゲインを大きくして湯側弁４及び水側弁３
の開成または閉成して行く速度を大きくせねばならな
い。しかしこの様にすると設定流量近傍でハンチング状
態になる。逆に比例ゲインを小さくして湯側弁４及び水
側弁３の開成または閉成する速度を小さくすると流量調
節に時間がかかり、利用者にとって使い勝手が悪い。
量に速く調節しようとすると｜設定流量−出湯量｜に掛
けられる比例ゲインを大きくして湯側弁４及び水側弁３
の開成または閉成して行く速度を大きくせねばならな
い。しかしこの様にすると設定流量近傍でハンチング状
態になる。逆に比例ゲインを小さくして湯側弁４及び水
側弁３の開成または閉成する速度を小さくすると流量調
節に時間がかかり、利用者にとって使い勝手が悪い。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、素速くか
つハンチングせずに出湯流量を設定流量に調節できる湯
水混合制御装置を提供するものである。
つハンチングせずに出湯流量を設定流量に調節できる湯
水混合制御装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発滅の湯水混合制御装置
は、湯水量の混合比率を調節する混合手段と、混合湯の
流量を調節する流量調節手段と、混合流量を検出する流
量検出手段と、混合流量を設定する流量設定手段と、こ
の流量設定手段と流量検出手段とから流量偏差を求める
流量偏差演算手段と、前記流量偏差の大きさに応じて流
量調節手段を付勢する時にデューティ比率を100％以下
でかえて流量調節手段に出力するPWM設定手段とからな
るものである。
は、湯水量の混合比率を調節する混合手段と、混合湯の
流量を調節する流量調節手段と、混合流量を検出する流
量検出手段と、混合流量を設定する流量設定手段と、こ
の流量設定手段と流量検出手段とから流量偏差を求める
流量偏差演算手段と、前記流量偏差の大きさに応じて流
量調節手段を付勢する時にデューティ比率を100％以下
でかえて流量調節手段に出力するPWM設定手段とからな
るものである。
作用 上記構成により、流量検出手段で求めた出湯量と設定
流量から流量偏差を求め、その流量偏差の値よりPWM設
定手段デューティ比率をかえて流量調節手段にパルス信
号を出力して流量を調節する。
流量から流量偏差を求め、その流量偏差の値よりPWM設
定手段デューティ比率をかえて流量調節手段にパルス信
号を出力して流量を調節する。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。第
１図において第６図に示す従来例と同一構成物には同一
符号を付しその説明を省略する。第１図で混合手段14は
湯量と水量の混合比率を調節する。ここで混合手段14は
湯量を調節する湯側弁及び水量を調節する水側弁が一軸
上に固定され、一つの駆動手段（例えばモーター等）で
付勢する方式、あるいは水側弁及び湯側弁を各々に対応
した２つの駆動手段で付勢する方式から成る。流量調節
手段15は、混合湯を出湯あるいは給湯停止、又流量調節
したり、流路をカラン11もしくはシャワー12側に切りか
える。流量設定手段16は制御部13に接続されており、カ
ラン11もしくはシャワー12から出湯する混合流量値を設
定する。
１図において第６図に示す従来例と同一構成物には同一
符号を付しその説明を省略する。第１図で混合手段14は
湯量と水量の混合比率を調節する。ここで混合手段14は
湯量を調節する湯側弁及び水量を調節する水側弁が一軸
上に固定され、一つの駆動手段（例えばモーター等）で
付勢する方式、あるいは水側弁及び湯側弁を各々に対応
した２つの駆動手段で付勢する方式から成る。流量調節
手段15は、混合湯を出湯あるいは給湯停止、又流量調節
したり、流路をカラン11もしくはシャワー12側に切りか
える。流量設定手段16は制御部13に接続されており、カ
ラン11もしくはシャワー12から出湯する混合流量値を設
定する。
第２図は制御部13の具体構成を示している。流量偏差
演算手段17は流量検出手段９と流量設定手段16との出力
信号から流量偏差を求める。PWM（パルス幅変調）設定
手段18は流量偏差演算手段からの流量偏差信号の大きさ
に応じて出力するパルスデューティ比率を100％〜０％
迄変えて流量調節手段15に出力する。
演算手段17は流量検出手段９と流量設定手段16との出力
信号から流量偏差を求める。PWM（パルス幅変調）設定
手段18は流量偏差演算手段からの流量偏差信号の大きさ
に応じて出力するパルスデューティ比率を100％〜０％
迄変えて流量調節手段15に出力する。
第３図はPWM設定手段18の構成を示している。デュー
ティ比率演算手段で18aは、流量偏差演算手段17で求め
た流量偏差値とデューティ比設定手段18bとから流量調
節手段15に出力するパルスデューティ比率を演算する。
そして付勢量設定手段18cが、デューティ比率演算手段1
8aで求まったデューティ比率のパルスを流量調節手段15
に出力する。
ティ比率演算手段で18aは、流量偏差演算手段17で求め
た流量偏差値とデューティ比設定手段18bとから流量調
節手段15に出力するパルスデューティ比率を演算する。
そして付勢量設定手段18cが、デューティ比率演算手段1
8aで求まったデューティ比率のパルスを流量調節手段15
に出力する。
次に上記構成による本実施例の動作を第４図のフロー
チャートを用いて説明する。利用者が流量設定手段16を
操作し流量設定値Qsを増加、もしくは減少させたとす
る。流量検出手段９で混合流量Qoを検出し流量偏差演算
手段17で流量偏差Ef（Ef＝Qs−Qo）を求める。（第４図
のP1,P2,P3に相当する。）そしてP4で流量偏差Efが許容
値以下であるかをチェックする。流量偏差Efが許容値以
下でない場合PWM設定手段18で流量偏差Efの大きさに応
じパルスのデューティ比率を設定し流量調節手段15に出
力する。ここで流量偏差Efが所定値以上ならばデューテ
ィ比率を100％とし、最大付勢量で流量調節手段15を駆
動する。出湯量Qoが設定流量Qsに近づいてきたならば、
パルスのデューティ比率を小さくする（第４図のP5,P6
に相当する。）また流量偏差Efが許容範囲内に入ってき
たらデューティ比率を０％として流量調節手段15を停止
する。第５図に流量偏差の大きさに対するデューティ比
率τ/Tの変化の様子を示す。（Ａ）は流量偏差が大きい
場合すなわちデューティ比率が100％の場合で、流量偏
差が次第に小さくなるにつれ（Ｂ），（Ｃ）のように変
化する。
チャートを用いて説明する。利用者が流量設定手段16を
操作し流量設定値Qsを増加、もしくは減少させたとす
る。流量検出手段９で混合流量Qoを検出し流量偏差演算
手段17で流量偏差Ef（Ef＝Qs−Qo）を求める。（第４図
のP1,P2,P3に相当する。）そしてP4で流量偏差Efが許容
値以下であるかをチェックする。流量偏差Efが許容値以
下でない場合PWM設定手段18で流量偏差Efの大きさに応
じパルスのデューティ比率を設定し流量調節手段15に出
力する。ここで流量偏差Efが所定値以上ならばデューテ
ィ比率を100％とし、最大付勢量で流量調節手段15を駆
動する。出湯量Qoが設定流量Qsに近づいてきたならば、
パルスのデューティ比率を小さくする（第４図のP5,P6
に相当する。）また流量偏差Efが許容範囲内に入ってき
たらデューティ比率を０％として流量調節手段15を停止
する。第５図に流量偏差の大きさに対するデューティ比
率τ/Tの変化の様子を示す。（Ａ）は流量偏差が大きい
場合すなわちデューティ比率が100％の場合で、流量偏
差が次第に小さくなるにつれ（Ｂ），（Ｃ）のように変
化する。
このようにデューティ比率を変えて流量調節手段を駆
動することにより、利用者が流量設定を変更してもすば
やく、かつハンチングを抑えて流量調節手段15を充分な
トルクで付勢することができ安定に流量調節を行える。
動することにより、利用者が流量設定を変更してもすば
やく、かつハンチングを抑えて流量調節手段15を充分な
トルクで付勢することができ安定に流量調節を行える。
発明の効果 以上のように本発明の湯水混合制御装置は、利用者が
流量設定の変更を行うと流量偏差を求め、流量偏差が大
きい時PWM設定手段より出力されるパルスのデューティ
比率を大きくし、又流量偏差が小さい時はパルスのデュ
ーティ比率を小さくし付勢量を小さくするので、設定流
量に素速く、かつハンチングすることなく、調節される
ので利用者にとって使い勝手が向上する。
流量設定の変更を行うと流量偏差を求め、流量偏差が大
きい時PWM設定手段より出力されるパルスのデューティ
比率を大きくし、又流量偏差が小さい時はパルスのデュ
ーティ比率を小さくし付勢量を小さくするので、設定流
量に素速く、かつハンチングすることなく、調節される
ので利用者にとって使い勝手が向上する。
第１図は本発明の一実施例の湯水混合制御装置のシステ
ム図、第２図は同装置の制御ブロック図、第３図は同装
置のPWM設定手段の構成を示す構成図、第４図は同装置
の動作を示すフローチャート図、第５図は同装置のPWM
設定手段より出力される出力波形図、第６図は従来の湯
水混合制御装置のシステム図である。 ９……流量検出手段、14……混合手段、15……流量調節
手段、16……湯量設定手段、17……流量偏差演算手段、
18……PWM設定手段。
ム図、第２図は同装置の制御ブロック図、第３図は同装
置のPWM設定手段の構成を示す構成図、第４図は同装置
の動作を示すフローチャート図、第５図は同装置のPWM
設定手段より出力される出力波形図、第６図は従来の湯
水混合制御装置のシステム図である。 ９……流量検出手段、14……混合手段、15……流量調節
手段、16……湯量設定手段、17……流量偏差演算手段、
18……PWM設定手段。
Claims (1)
- 【請求項１】高温湯と水との混合比率を調節する混合手
段と、前記混合手段で作った混合湯の流量を調節する流
量調節手段と、混合湯の流量を検出する流量検出手段
と、混合湯の流量を設定する流量設定手段と、前記流量
検出手段と前記流量設定手段とから流量偏差を求める流
量偏差演算手段と、前記流量偏差演算手段で求めた流量
偏差の大きさに応じて前記流量調節手段に付勢するパル
スのデューティ比率を100％以下でかえて実流量を変動
させることなく前記流量調節手段に出力するPWM（パル
ス幅変調）設定手段とからなる湯水混合制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63027103A JP2676757B2 (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 | 湯水混合制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63027103A JP2676757B2 (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 | 湯水混合制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01203770A JPH01203770A (ja) | 1989-08-16 |
| JP2676757B2 true JP2676757B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=12211748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63027103A Expired - Lifetime JP2676757B2 (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 | 湯水混合制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2676757B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06272782A (ja) * | 1993-03-16 | 1994-09-27 | Taiheiyo Kogyo Kk | 電動膨張弁 |
| CN105972287A (zh) * | 2016-05-20 | 2016-09-28 | 浙江大学 | 红外感应式水龙头 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5635223A (en) * | 1979-08-29 | 1981-04-07 | Komatsu Ltd | Method and apparatus for control of pwm flow rate |
| JPS61164273A (ja) * | 1985-01-17 | 1986-07-24 | Sanyo Electric Co Ltd | 光起電力装置 |
| JPH0650450B2 (ja) * | 1986-07-10 | 1994-06-29 | 株式会社ノーリツ | 湯水混合装置 |
-
1988
- 1988-02-08 JP JP63027103A patent/JP2676757B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01203770A (ja) | 1989-08-16 |
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