JP3248137B2 - 湯水混合装置 - Google Patents

湯水混合装置

Info

Publication number
JP3248137B2
JP3248137B2 JP24442192A JP24442192A JP3248137B2 JP 3248137 B2 JP3248137 B2 JP 3248137B2 JP 24442192 A JP24442192 A JP 24442192A JP 24442192 A JP24442192 A JP 24442192A JP 3248137 B2 JP3248137 B2 JP 3248137B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
hot water
tapping
flow rate
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24442192A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0694304A (ja
Inventor
雅義 高光
行夫 長岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP24442192A priority Critical patent/JP3248137B2/ja
Publication of JPH0694304A publication Critical patent/JPH0694304A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3248137B2 publication Critical patent/JP3248137B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Details Of Fluid Heaters (AREA)
  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湯と水の混合比率を調
節して湯温制御し、最適な混合湯温を得る湯水混合装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、湯水混合装置は図4に示したよう
な構成が一般的であった。
【0003】図に示したように、水流路1から導かれた
水と湯流路2から導かれた湯は混合弁3によって混合さ
れ、混合された混合湯は温度検出器13、混合湯量調節
弁4(以下、流調弁という)を介し吐水口8より出湯す
る。制御器9は温度検出器13からの検出信号と出湯設
定器10(以下、設定器という)で設定された設定出湯
温度とを比較し、設定出湯温度と等しくなるように混合
弁3を制御するとともに、流調弁4を制御して設定流量
に調節するようになっている。
【0004】また、上記した湯水混合装置に、混合湯量
を検出する流量検出装置と、混合湯量を所定流量範囲内
で時間的に変化させる信号を流量制御弁駆動装置に送出
する信号発生部を有すると共にこの信号発生部の信号と
流量検出器の信号に基づいて流量制御弁を制御する流量
制御器とを付加した給湯装置が特開昭60−17596
2号公報に示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た前者の従来例の構成の湯水混合装置では、設定出湯温
度が変更されない限り出湯温度は変化しないため、シャ
ワーの場合は出湯流量によって、たとえば出湯流量が少
ないときには実際に体が感じる体感温度は低くなり、逆
に出湯流量が多いときには体感温度は高くなるというこ
とから、設定出湯温度に湯温制御されていないという体
感錯覚があり、改めて設定出湯温度を変更しなければな
らないという問題があった。他方バスタブへの出湯の場
合は、たとえば出湯流量が多い場合に比べて出湯流量が
少ない場合には、途中の配管放熱や湯張り時間中の放熱
によって設定出湯温度より低くなるので設定出湯温度の
変更操作が必要となり、二度手間などの煩わしさが増し
て使い勝手が悪くなるという問題があった。
【0006】また、後者の従来例の構成のものは、流量
検出器と流量制御弁を利用し、混合流量レベルや湯圧、
水圧変動による影響をうけずに、混合湯の流量を所定流
量の範囲内で時間的に変化させることを目的としたもの
で、シャワー出湯時の体感温度を出湯流量に関係なく常
に一定に保つことへの配慮はされていないものであっ
た。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、シャ
ワー出湯時の体感温度を出湯流量に関係なく常に一定に
保てるようにして心地良いシャワー感を味わえるように
するとともに、バスタブ出湯時の湯張り温度も出湯流量
に関係なく一定に保つことができ使い勝手の良い湯水混
合装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、湯流路および水流路と、前記湯流路および
前記水流路の流量を調節して混合湯の温度を調節する混
合弁と、前記混合弁を駆動する混合弁駆動装置と、前記
混合湯の温度を検出する温度検出器と、前記混合湯の流
量を調節する混合湯流量調節弁と、前記混合湯流量調節
弁を駆動する混合湯流量調節弁駆動装置と、出湯温度お
よび出湯量を設定する出湯設定器と、前記出湯設定器に
入力された設定出湯量にしたがって前記混合湯流量調節
弁駆動装置を駆動制御し、また、前記出湯設定器に入力
された設定出湯温度を前記設定出湯量に応じて補正し、
前記補正された温度を制御温度として前記温度検出器の
検出信号と比較して前記混合弁駆動装置を駆動制御する
制御器とを備えた構成としたものである。
【0009】
【作用】上記構成において、出湯設定器に入力された設
定出湯温度を設定出湯量に応じて補正し、補正された温
度を制御温度として温度検出器からの信号と比較して制
御器が混合弁駆動装置を駆動制御するようにしたことに
より、設定出湯量が基準流量に対して小であるときには
出湯温度を高く補正し、大であるときには低く補正して
混合弁駆動装置を駆動制御して出湯する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図3
を参照しながら説明する。
【0011】図1において、1は水流路、2は湯流路で
ある。3はその下流側に配設された混合弁で、混合弁駆
動装置14により駆動され、水流路1から導かれた水と
湯流路2から導かれた湯の流量を調節して混合し、混合
湯の温度を調節するものである。4は混合弁3の下流側
に配設された流調弁で、流調弁駆動装置15により駆動
され、出湯流量を調節するものである。5は流調弁4の
下流側に配設され、流路を切換える切換え弁で、切換え
弁駆動装置16により駆動されてバスタブ吐水口6また
はシャワー吐水口7に流路を切換えるものである。13
は混合湯の湯温を検出する温度検出器である。18は制
御器で、出湯温度および出湯量を設定する出湯設定器1
9と温度検出器13からの信号により設定出湯温度の補
正や各弁駆動装置14,15,16を駆動させるもので
ある。
【0012】上記構成において、その動作を図2により
説明する。ステップ1で出湯設定器19によりシャワー
出湯を選択すると、ステップ2で切換え弁駆動装置16
が作動して切換え弁5がシャワー流路側に開かれてバス
タブ流路側が閉じられる。次に、ステップ3で出湯設定
器19に入力された設定出湯量と設定出湯温度に基づ
き、ステップ4で制御器18は、基準流量より設定出湯
量の方が多いときには、設定出湯温度を基準流量と設定
出湯流量との偏差量に対応する所定温度aだけ低めに、
また、ステップ5で基準出湯流量より設定出湯量の方が
少ないときには設定出湯温度を基準流量と設定出湯流量
との偏差量に対応する所定温度aだけ高めに温度補正
し、その補正温度を制御温度に変更した後、設定出湯流
量に応じて流調弁駆動装置15を駆動して流調弁4が開
かれて設定出湯流量に調整される。これにより水流路1
より水が、湯流路2より湯が混合弁3に導かれ、温度検
出器13が混合湯の温度を検出して制御器18に信号を
出力する。ステップ6で制御器18は温度検出器13の
検出温度と補正された制御温度とを比較し、温度検出器
13の検出温度が補正された制御温度より低ければステ
ップ7で水流路を閉に、湯流路を開に、また、逆に温度
検出器13の検出温度が補正された制御温度より高けれ
ばステップ8で水流路を開に、湯流路を閉にするように
混合弁駆動装置14を駆動して混合弁3を開閉させる。
そして、混合湯温を補正された制御温度に調節してシャ
ワー吐水口7より出湯する。
【0013】また、ステップ9で出湯設定器19により
バスタブ出湯を選択すると、ステップ10で切換え弁駆
動装置16が作動して切換え弁5がバスタブ流路側に開
かれてシャワー流路側が閉じられる。次に、ステップ1
1で出湯設定器19に入力された設定出湯量と設定水湯
温度に基づき制御器18は、出湯設定器19で設定され
る設定最大流量を基準流量として、この基準流量と設定
出湯流量との偏差量に対応する所定温度aだけ高めに温
度補正し、その補正温度を制御温度に変更した後、設定
出湯流量に応じて流調弁駆動装置15を駆動して流調弁
4が開かれて設定出湯流量に調整される。これにより水
流路1より水が、湯流路2より湯が混合弁3内に導か
れ、温度検出器13が混合湯の温度を検出して制御器1
8に信号を出力する。以下、シャワー出湯と同様に制御
器18は温度検出器13の検出温度と補正された制御温
度とを比較して混合弁3を開閉させ、混合湯温を補正さ
れた制御温度に調節してバスタブ吐水口6より出湯す
る。
【0014】この出湯の動作特性を図3に示す。図3
(a)はシャワー出湯時の動作特性で、設定出湯流量が
基準流量に合致した状態で出湯温度が所要の温度に設定
されている場合の出湯の体感温度をTとする。
【0015】ここで、設定出湯流量を多く設定してシャ
ワーの出湯流量を多くすると、出湯量が増加するため出
湯温度は不変であるにもかかわらず体感温度Tは高く感
じられる。このような不具合を解消するために本実施例
では、設定出湯流量が多く設定されると設定出湯温度を
所定温度aだけ低くなるように温度補正している。これ
により温度補正後の出湯温度は所定温度aだけ低くなっ
て体感温度をT1=T2とすることができる。また、設
定出湯流量が少なく設定された場合には出湯温度を所定
温度aだけ高くなるように温度補正して体感温度をT3
=Tとすることができる。
【0016】図3(b)はバスタブ出湯時の動作特性
で、設定出湯流量が出湯設定器19で設定される最大出
湯量を基準流量とし、基準流量に合致した状態で出湯温
度が所要の温度に設定されている場合の湯張り温度をt
とする。
【0017】ここで、設定出湯流量が基準流量より少な
く設定されると、配管放熱や湯張り中の放熱で出湯温度
を不変にしているにもかかわらず湯張り温度は低くな
る。
【0018】このような不具合を解消するために本実施
例では、設定出湯流量が基準流量より少なく設定される
と設定出湯温度を所定温度aだけ高くなるように温度補
正している。これにより温度補正後の出湯温度は所定温
度aだけ高くなり、配管や湯張り中の放熱を補って湯張
り温度をt1=t2=t3とすることができる。
【0019】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明によれば、出湯設定器に入力された設定出湯
温度を設定出湯量に応じて補正し、補正された温度を制
御温度として温度検出器からの信号と比較して制御器が
混合弁駆動装置を駆動制御するようにしたことにより、
設定出湯量が基準流量に対して小であるときには出湯温
度を高く補正し、大であるときには低く補正して混合駆
動弁駆動装置を駆動制御して出湯される。
【0020】これにより、出湯流量の多少に関係なくシ
ャワー出湯時の体感温度を一定にして快適なシャワー浴
をすることができる。また、バスタブ湯張り時の湯張り
終了時の温度を所要の温度にすることができる。
【0021】さらに、体感温度や湯張り温度が出湯量に
関係なく一定になるので、設定出湯温度を頻繁に変更す
る必要がなくなり、操作が簡単となって使い勝手をよく
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の湯水混合装置の側断面図
【図2】同動作のフローチャート
【図3】同動作特性図
【図4】従来例の湯水混合装置の側断面図
【符号の説明】
1 水流路 2 湯流路 3 混合弁 4 混合湯流量調節弁 13 温度検出器 14 混合弁駆動装置 15 混合湯流量調節弁駆動装置 18 制御器 19 出湯設定器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−155147(JP,A) 特開 平2−275249(JP,A) 特開 昭63−6336(JP,A) 特開 平4−208321(JP,A) 特開 平1−277523(JP,A) 特開 平3−152342(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 23/00 - 23/32 F24H 1/00 F24D 17/00 - 19/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯流路および水流路と、前記湯流路およ
    び前記水流路の流量を調節して混合湯の温度を調節する
    混合弁と、前記混合弁を駆動する混合弁駆動装置と、前
    記混合湯の温度を検出する温度検出器と、前記混合湯の
    流量を調節する混合湯流量調節弁と、前記混合湯流量調
    節弁を駆動する混合湯流量調節弁駆動装置と、出湯温度
    および出湯量を設定する出湯設定器と、前記出湯設定器
    に入力された設定出湯量にしたがって前記混合湯流量調
    節弁駆動装置を駆動制御し、また、前記出湯設定器に入
    力された設定出湯温度を設定出湯量に応じて補正し、前
    記補正された温度を制御温度として前記温度検出器の検
    出信号と比較して前記混合弁駆動装置を駆動制御する制
    御器とを備えた湯水混合装置。
  2. 【請求項2】 制御器は、基準流量に対して設定出湯量
    が多いときには設定出湯温度を低めに補正し、設定出湯
    量が少ないときには設定出湯温度を高めに補正し、前記
    補正された出湯温度を制御温度として前記制御温度と温
    度検出器の検出信号とを比較して混合弁駆動装置を駆動
    制御する請求項1記載の湯水混合装置。
  3. 【請求項3】 制御器は、基準流量を出湯設定器で設定
    される設定最大流量として設定出湯流量が少なくなるに
    したがって設定出湯温度を高めに補正し、前記補正され
    た出湯温度を制御温度として前記制御温度と温度検出器
    の検出信号とを比較し、混合弁駆動装置を駆動制御する
    請求項1記載の湯水混合装置。
JP24442192A 1992-09-14 1992-09-14 湯水混合装置 Expired - Fee Related JP3248137B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24442192A JP3248137B2 (ja) 1992-09-14 1992-09-14 湯水混合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24442192A JP3248137B2 (ja) 1992-09-14 1992-09-14 湯水混合装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0694304A JPH0694304A (ja) 1994-04-05
JP3248137B2 true JP3248137B2 (ja) 2002-01-21

Family

ID=17118411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24442192A Expired - Fee Related JP3248137B2 (ja) 1992-09-14 1992-09-14 湯水混合装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3248137B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112336200B (zh) * 2020-10-23 2022-08-05 佛山市顺德区美的饮水机制造有限公司 用于饮水设备的方法、处理器、装置及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0694304A (ja) 1994-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3248137B2 (ja) 湯水混合装置
JP2911989B2 (ja) 給湯器の出湯温度制御装置
JP3111328B2 (ja) 湯水混合装置
JPH01241607A (ja) 湯水混合装置
JP6860840B2 (ja) 給湯システム
JP2707580B2 (ja) 湯温調節装置
JP2590503B2 (ja) 湯水混合制御装置
JP2995987B2 (ja) 湯水混合装置
JP2990861B2 (ja) 給湯機
JP3152011B2 (ja) 自動給湯風呂装置
JP3703620B2 (ja) 給湯装置
JP2563510B2 (ja) 湯水混合装置
JP2513353B2 (ja) 湯水混合装置
JPH02113311A (ja) 湯水混合制御装置
JPH04155148A (ja) 給湯機
JP3067421B2 (ja) 給湯制御装置
JPS63271062A (ja) ガス給湯器の温度制御装置
JP2513092B2 (ja) バイパスミキシング制御方式
JP2556788B2 (ja) 給湯装置
JPH04238510A (ja) 湯水混合水栓装置
JP2636572B2 (ja) 湯水混合出湯方式における再出湯制御方法
JP2995857B2 (ja) 給湯装置
JP2973855B2 (ja) 湯水混合装置
JPH04297262A (ja) ミストサウナ装置
JP2962164B2 (ja) 湯水混合装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071109

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081109

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091109

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees