JP2995857B2 - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

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JP2995857B2
JP2995857B2 JP2309849A JP30984990A JP2995857B2 JP 2995857 B2 JP2995857 B2 JP 2995857B2 JP 2309849 A JP2309849 A JP 2309849A JP 30984990 A JP30984990 A JP 30984990A JP 2995857 B2 JP2995857 B2 JP 2995857B2
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浩一 植木
博邦 村上
白井  滋
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は給湯手段に供給する水の温度と環境温度と季
節とにより湯温設定値を補正するようにした給湯装置に
関する。
従来の技術 近年、給湯装置はシャワーなどに使用する場合に環境
温度、季節などによって気温を調節することなく適湯の
湯を供給できることが求められている。
従来、この種の給湯装置は特開昭61−116185号公報に
示す構成であった。以下、この構成について第4図を参
照しながら説明する。
図に示すように、蛇口1とシャワー2は操作部3に連
絡しており、操作部3に設けた出湯開始手段4は混合湯
や水などの出湯開始指示を行うものであり、停止手段5
は出湯停止を行うものである。出湯温度表示手段6は出
湯温度を表示し、湯温設定手段7は出湯温度の増減設定
を行う。流量設定手段8は出湯流量の設定値の増減を行
う。吐出口切換手段9は蛇口1あるいはシャワー2の切
換を行う。
上記構成の動作について説明する。利用者がたとえば
シャワー2を利用するとき、出湯開始手段4を操作しつ
ぎに吐出口切換手段9を操作してシャワー2を選択し、
シャワー2側に流路を切換るとともに出湯を開始する。
ここで季節が夏季で利用者が出湯温度が高く、暑いと判
断したならば、湯温設定手段7を操作し設定温度を下げ
る。逆に冬季で寒いと判断したならば、湯温設定値を上
げる。また、夏季でも雨降りの日など、やや肌寒いと判
断したならば湯温設定値を少し高めにセットする。
発明が解決しようとする課題 このような従来の給湯装置では、電源を供給すると、
まず記憶されている標準の湯温設定値に基づいて出湯開
始する。湯温設定値は夏季でも冬季でも同じ値であるた
め、ある季節には適した設定であってもその季節が過ぎ
ると、暑かったり、逆に寒かったりする。したがって、
使用するたびに毎回設定温度を調節せねばならず、非常
に面倒で、使い勝手が悪かった。
本発明は上記課題を解決するもので、利用者が常に季
節に関わりなく快適と感じる温度の湯を供給できる給湯
装置を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、適温の湯をつく
る給湯手段と、前記給湯手段に供給する水の温度を検出
する入水温検出手段と、シャワーなどを利用する環境の
温度を検出する環境温度検出手段と、前記入水温と前記
環境温度と季節との関係を制御規則として記憶する制御
規則記憶手段と、前記制御規則と入水温と環境温度とか
ら推論して季節と天気を推定する制御推論手段と、前記
制御推論手段の出力値で湯温設定値を補正し自動的に入
水温と環境温度から季節と天気を推定し環境温度より季
節とシャワー等の利用する日の天気に応じて最適な湯温
を調整し設定する湯温設定手段とを備えている。
作用 本発明は上記した課題解決手段により、利用者がたと
えばシャワーなどを利用する場合、まず入水温度とシャ
ワーを利用しようとしている浴室などの環境温度を検出
し、検出した温度と制御規則とから季節を推定する。つ
ぎに、推定した季節に応じて湯温設定値を補正し、補正
した湯温設定値に基づいて湯温調節を行ない出湯する。
したがって、利用者は常に季節に関係なく最適な温度の
湯を浴びることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図および第2図を用い
て説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号
を付して説明を省略する。
図に示すように、給湯手段10は給湯機11と混合手段12
とからなり、水側配管13を接続して水道水を供給してい
る。混合手段12は湯側配管14を介して給湯機11より送ら
れる高温湯と水道水とを混合しシャワーなどに適した湯
を作る。また、給湯手段10は給湯機11のみで構成しても
よい。電磁弁15,16,17は蛇口1、シャワー2あるいはオ
ーバーヘッドシャワー18などに出湯口を切り換えるとと
もに湯の出湯開始、停止を行う。入水温検出手段19は混
合手段12などに供給される温度を検出する。湯温検出手
段20は混合手段12で湯温調節された温度を検出する。環
境温度検出手段21はシャワー2などを利用する部屋の温
度を検出する。制御部22は入水温検出手段19、湯温検出
手段20、環境温度検出手段21などからの検出信号を入力
し、設定温度を決定し、設定温度になるように給湯手段
10を制御する。操作手段23は出湯開始、停止の指示およ
び湯温設定値の調節操作などを行ない、制御部22に出力
する。制御部22は以上の指示信号を入力すると、電磁弁
15,16,17に開信号、または閉信号を出力する。
制御部22は制御規則記憶手段24、制御推論手段25、湯
温設定手段26、付勢量設定手段27などで構成しており、
制御規則記憶手段24は混合手段12などに供給される水温
およびシャワー2などを使用する環境温度と季節との関
係を制御規則として記憶しており、前件部記憶手段24a
と後件部記憶手段24bとからなる。制御推論手段25は入
水温検出手段19と環境温度検出手段21と制御規則記憶手
段24とが接続され、入水温検出手段19の出力信号と環境
温度検出手段21の出力信号と制御規則記憶手段24の前件
部記憶手段24aの出力信号とが入力される適合度演算手
段25aと、後件部記憶手段24bと適合度演算手段25aとが
入力される重み付け演算手段25bと、重み付け演算手段2
5bの出力信号より季節を推定する重心演算手段26cとか
らなる。
湯温設定手段26は制御推論手段25から出力された季節
の推定値と予め設定されているデフォルトの湯温設定値
とから湯温設定値を補正し決定する。付勢量設定手段27
は設定された湯温設定値と湯温検出手段20で検出された
湯温信号とから温度偏差を求め、設定値に出湯温度がな
るように調節すべき付勢量を決定し、給湯手段10に出力
する。
上記構成において第3図を参照しながら動作を説明す
る。
利用者がたとえばシャワー2を使用するために操作手
段23から出湯開始指示を出す(ステップ30)。制御部22
では入水温検出手段19より供給される水温を検出する
(ステップ31)。さらに環境温度検出手段21よりシャワ
ー2を利用する場所の環境温度を検出する(ステップ3
2)。そして制御推論手段25の適合度演算手段25aで検出
した入水温度と環境温度とさらに制御規則記憶手段24の
前件部記憶手段24aとから適合度を求める(ステップ3
3)。求めた適合度と後件部記憶手段24bとから重み付け
処理を行ない(ステップ34)、つぎに重心演算手段25c
で重心、すなわち季節の度合を求める。
たとえば制御規則として『入水温が非常に高く、かつ
環境温度が非常に高いならば季節は夏である』という制
御規則を考える。まず検出した入水温や環境温度を前件
部のメンバーシップ関数に代入し適合度を求め、求めた
適合度を後件部のメンバーシップ関数に対し重み付けす
る。以上の処理を全制御規則に対して行なう。重み付け
されたメンバーシップ関数を合成し重心を求める。求め
た重心値は季節の度合を示す。つぎに湯温設定手段26で
求めた季節の度合に応じて湯温の補正量を求め、最終の
湯温設定値を求める(ステップ35)。このとき、夏季で
あっても雨降りなど気温の低い日はやや高めの湯温に設
定できる。
つぎに、湯温検出手段20により出湯温度を検出し(ス
テップ36)、求めた湯温設定値と湯温検出手段20より検
出した出湯温度とから付勢量設定手段27で温度偏差を求
め、この温度偏差をなくすように給湯手段10の付勢量を
決定する(ステップ37)。決定された付勢量で給湯手段
10(たとえば混合手段12、あるいは給湯機11に出力し
(ステップ38)、給湯手段10はこの付勢量で温度調節を
する。ステップ30で出湯開始指示を出さないときはステ
ップ39へ進み、出湯を停止する。
このようにして利用者がいちいち設定温度を指定しな
くとも自動的に入水温と環境温度と制御規則とから季節
を推定し、利用者にとって最適な湯温設定値を設定でき
る。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、適
温の湯をつくる給湯手段と、供給する水の温度を検出す
る入水温検出手段と、使用する場所の温度を検出する環
境温度検出手段と、入水温と環境温度と季節との関係を
制御規則として記憶する制御規則記憶手段と、検出した
入水温と環境温度と制御規則とから季節と天気を推論す
る制御推論手段と、前記制御推論手段の出力値で湯温設
定値を補正する湯温設定手段とを備え、前記給湯手段は
前記湯温設定手段の設定値を基に湯温調節するようにし
たから、利用者がシャワーなどを利用する場合いちいち
湯温設定値を調節しなくとも、入水温と環境温度と制御
規則とから季節を推定し、シャワー等を使用する日の天
気に応じて、即ち夏場でも雨天で気温が低い場合等、や
や高めの湯温値となるように湯温設定値の補正量を決定
し、求めた設定値を基に給湯手段で湯温調節するので、
非常に使い勝手が向上し、操作の利便性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の給湯装置のブロック回路
図、第2図は同給湯装置の全体構成図、第3図は同給湯
装置の動作フローチャート、第4図は従来の給湯装置の
斜視図である。 2……シャワー、10……給湯手段、19……入水温検出手
段、21……環境温度検出手段、24……制御規則記憶手
段、25……制御推論手段、26……湯温設定手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−235117(JP,A) 特開 平2−161245(JP,A) 実開 昭62−85859(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24D 17/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャワーなどに使用する適温の湯をつくる
    給湯手段と、前記給湯手段に供給する水の温度を検出す
    る入水温検出手段と、前記シャワーなどを利用する環境
    の温度を検出する環境温度検出手段と、前記入水温と前
    記環境温度と季節との関係を制御規則として記憶する制
    御規則記憶手段と、前記制御規則と検出した入水温と環
    境温度とから推論して季節と天気を推定する制御推論手
    段と、前記制御推論手段の出力値で湯温設定値を補正し
    自動的に入水温と環境温度から季節と天気を推定し環境
    温度より季節とシャワー等の利用する日の天気に応じて
    最適な湯温を調整し設定する湯温設定手段とを備えた給
    湯装置。
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