JPH05133584A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JPH05133584A
JPH05133584A JP3295428A JP29542891A JPH05133584A JP H05133584 A JPH05133584 A JP H05133584A JP 3295428 A JP3295428 A JP 3295428A JP 29542891 A JP29542891 A JP 29542891A JP H05133584 A JPH05133584 A JP H05133584A
Authority
JP
Japan
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temperature
season
air conditioner
set temperature
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP3295428A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Yokouchi
朗 横内
Ikuo Akamine
育雄 赤嶺
Makoto Shimizu
真 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3295428A priority Critical patent/JPH05133584A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者の操作手段等の設定のわずらわしさか
ら開放することができる空気調和機の制御装置の提供。 【構成】 操作判断手段により使用者の意思表示が入力
されたと判断されたときに、室内温度と室外温度と空気
調和機の設定温度と使用者の意思表示と空気調和機の運
転開始からの経過時間および季節から操作内容を学習す
る手段19と、前記各手段から得られた結果を参照して
操作内容を推測する手段20と、前記操作内容を推測す
る手段から出力された信号をもとに空気調和機を制御す
る制御信号を生成する制御信号生成手段21とを備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内の温度、風量およ
び風向等の制御を行うことにより、室内の人間の快適性
を高めるための空気調和機の制御装置に関するものであ
り、例えばマイクロコンピュータ搭載の空気調和機にお
いて、快適な空調運転を自動的に行わせるようにした空
気調和機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機で室内温度のコントロ
ールを行う場合、暖房の例では室内温度の立ち上がり特
性向上のために空気調和機の設定温度を一定時間高めに
シフトさせる制御や、室外気温の低下時に同様に設定温
度を一定時間高めにシフトさせる制御方法が用いられて
いた。例えば、「暖房時に室内温度を早く立ち上げるた
めに、リモコンまたは操作パネル等により設定した使用
者の設定温度よりも室内温度が高くなるまでは、室内目
標設定温度を使用者の設定温度よりも2度高く設定す
る」などというように空気調和機の設定温度を制御して
いた。また、室内環境および人間の状態によって計算し
た予測投票数(PMV)や、人間の生理状態や感覚の予
測を行った標準新有効温度(SET)を空気調和機の制
御を行う評価指数として扱う制御方法が用いられてき
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の制御装置では、空気調和機の設置された部屋の
空調負荷の大小、例えば、「負荷が過小なときは室内温
度が目標よりも高くなりすぎたり、負荷が過大なときは
室内温度が目標温度に到達するまでの時間が長くかか
る」という部屋の環境に十分に対処できていないという
ことや、予測投票数(PMV)や標準新有効温度(SE
T)を空気調和機の制御を行う評価指数として扱うため
に、例えば、「暖房時において、空気調和機の運転が開
始されてからある時間までは設定温度を高めに設定し一
気に部屋を暖め、その後、室内が暖まってくると経済運
転のために少し低めに設定温度を変更する。」という、
個人の使用方法の好みを反映することができていないと
いう結果、使用者が操作手段等の設定をいちいち行わな
ければならないという課題を有していた。
【0004】本発明は、このような従来の課題を解決し
ようとするものであり、部屋の環境や個人の好みにあっ
た空調モードを自動的に選択し自動的に設定温度を変化
させかつ容易に行うことができ、使用者の操作手段等の
設定のわずらわしさから開放することができる空気調和
機の制御装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、空気調和機が装備する室内温度を検出す
る室内温度検出手段と、室外温度を検出する室外温度検
出手段と、空気調和機の設定温度を検出する設定温度検
出手段と、使用者の室内環境における体感を寒いまたは
暑いの少なくとも2つの分類で意思表示できる操作手段
と、空気調和機の運転開始からの経過時間を検出する運
転時間検出手段と、室外温度から季節を判断する季節判
断手段と、前記各手段からの出力値を記憶する記憶手段
と、前記記憶手段からの出力値である使用者の意思表示
の入力の有無を判断する操作判断手段と、前記操作判断
手段により使用者の意思表示が入力されたと判断された
とき、前記各手段からの出力値である室内温度と室外温
度と空気調和機の設定温度と使用者の意思表示と空気調
和機の運転開始からの経過時間および季節から操作内容
を学習する手段と、前記各手段から得られた結果を参照
して操作内容を推測する手段と、前記操作内容を推測す
る手段から出力された信号をもとに空気調和機を制御す
る制御信号を生成する制御信号生成手段とを備え、室内
温度を検出する室内温度検出手段による室内温度信号と
室外温度を検出する室外温度検出手段による室外温度信
号によって運転開始時に、冷房運転、除湿運転または暖
房運転を選択するモード判定手段と、運転開始時の設定
温度を決定する初期設定温度決定手段を有するものであ
る。
【0006】また、本発明は、モード判定が所定時間運
転検出手段によって一定時間毎に繰り返されるものであ
る。
【0007】また、本発明は、モード判定手段による判
定値が運転開始時と運転経過後において操作手段等によ
る設定温度が変わったときは、設定温度変更手段とモー
ド判定値変更手段により、その設定温度に応じたモード
判定手段を有するものである。
【0008】また、本発明は、冷房運転(または除湿運
転)から暖房運転にモードが変わったとき、四方弁切換
検出手段を設け、四方弁切換検出信号により設定温度を
一定温度スライドする設定温度スライド手段を設けたも
のである。
【0009】また、本発明は、季節判断手段が光センサ
により推測されたある時刻の室外温度により季節を判断
するものである。
【0010】また、本発明は、季節判断手段がカレンダ
ー機能により季節を判断するものである。
【0011】
【作用】本発明は、上記構成により、室内および室外温
度検出手段からの出力値である室内温度および室外温度
と、設定温度検出手段からの出力値である設定温度と、
操作手段からの出力値である使用者の体感と、運転時間
検出手段からの出力値である空気調和機の運転経過時間
と季節判断手段からの出力値である季節から使用者の操
作内容を学習するとともに、各手段から得られた結果を
もとに操作内容を推測することにより、部屋の環境や個
人の好みおよび季節や時間にあった空調モードを自動的
に選択しかつ自動的に設定温度を変化させかつ容易に行
うことができる。
【0012】また、本発明は、一定時間毎にモード判定
を繰り返すため、常に最適の運転モードで、設定温度を
変化させるため、長時間、又は、季節のかわり目でも的
確にモードを変化させる。
【0013】また、本発明は、運転経過後において操作
手段等により設定温度が変化したときは、その設定温度
に応じたモード判定手段によりモード判定を行なうこと
ができる。
【0014】また、本発明は、モード判定手段により、
冷房運転(または除湿運転)から暖房運転にモードが変
わったとき設定温度スライド手段によって設定温度を一
定温度スライドする作用を有する。
【0015】また、本発明は、季節判断手段が光センサ
により推測されたある時刻の室外温度により季節を判断
することにより、より正確に部屋の環境や個人の好みお
よび季節や時間にあった空調運転を自動的にかつ容易に
行うことができる。
【0016】また、本発明は、季節判断手段がカレンダ
ー機能により季節を判断することにより、さらに正確に
部屋の環境や個人の好みおよび季節や時間にあった空調
運転を自動的にかつ容易に行うことができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施例における空気調
和機の制御装置の概略ブロック図である。図1におい
て、11は室内温度検出手段、111は室内温度信号、
12は室外温度検出手段、121および122は室外温
度信号、室内温度信号112及び室外温度信号123に
よってモード判定手段10により、冷房運転、除湿運転
または、暖房運転が判定され、01の初期設定温度決定
手段により、運転開始時の設定温度が決定される。13
は、決定された設定温度を検出する設定温度検出手段、
131は設定温度信号、14はリモコンまたは操作パネ
ル等の使用者の意思表示を入力する操作手段141は操
作手段14において使用者が入力した体感等の信号値、
142は操作手段14において使用者が入力したときに
発生する入力発生信号、15は空気調和機22の運転が
開始されてから入力発生信号142を受信するまでの時
間を検出する運転時間検出手段、151は運転経過時間
信号、16は室外温度信号122より季節を判断する季
節判断手段、161は季節判断手段16によって出力さ
れた季節信号、17は室内温度信号111と室外温度信
号121と設定温度信号131と使用者の体感等の信号
141と運転経過時間信号151と季節信号161を記
憶する記憶手段、171は記憶手段によって出力された
記憶信号、18は記憶信号171から使用者の意思表示
の入力の有無を判断する操作判断手段、181は使用者
の入力があるときの記憶信号171、182は使用者の
入力がないときの記憶信号171、19は操作内容学習
手段、191は操作内容学習手段によって得られた参照
情報値、20は操作内容推測手段、201は操作内容推
測値、21は操作内容推測値201により空気調和機2
2を制御するための制御信号を生成する制御信号生成手
段、211は制御信号、22は空気調和機である。
【0018】以上のような構成において、以下その動作
について説明する。室内温度検出手段11、例えば吸い
込み温度センサ、および室外温度検出手段12、例えば
外気温センサ等は、空気調和機22内に設けられてい
る。室内温度検出手段11から室内温度信号111、お
よび室外温度検出手段12から室外温度信号121が出
力されると、モード判定手段10により、冷房運転、除
湿運転または暖房運転が判定される。また、初期設定温
度決定手段01により、運転開始時の設定温度が決定さ
れる。また、室内及び室外温度等が記憶手段17へ出力
される。設定温度検出手段13からは、そのときの設定
温度信号131が記憶手段へ、また、操作手段14から
は、使用者が入力した暑い、寒い等の体感の信号値14
1を記憶手段へ、使用者の意思表示が入力されたときに
発生する入力発生信号142を運転時間検出手段15へ
出力する。運転時間検出手段15では、空気調和機22
の運転開始から入力発生信号142が受信されるまでの
経過時間を運転時間経過信号151として記憶手段17
へ出力する。季節判断手段16では、例えば、「室外温
度信号122が、t1度未満の時は真冬、t1度以上t
2度未満の時は冬前後、t2度以上t3度未満の時は夏
前後、t3度以上の時は真夏」というように室外温度信
号122により季節を判断し、真冬、冬前後、夏前後、
真夏等の季節信号161を記憶手段に出力する。記憶手
段17は、各手段11、12、13、14、15、16
から出力された信号111、121、131、141、
151、161をN秒毎および操作手段14により使用
者の体感である暑い、寒い等の意思表示が入力されたと
きに記憶し、記憶信号171として操作判断手段18へ
出力する。操作判断手段18では、操作手段14による
使用者の意思表示の入力の有無を判断し、入力があると
きは記憶信号171を181として操作内容学習手段1
9へ、また、入力がないときは記憶信号171を182
として操作内容推測手段20へ出力する。
【0019】操作内容学習手段19は、操作判断手段1
8からの出力信号181を教師信号として、例えば、
「季節が何で、空気調和機の運転が開始されてから何分
後のとき、室内温度と室外温度と設定温度が何度であれ
ば、使用者の体感は、どうであったか。」ということを
学習する。学習終了後、教師信号を参照情報値191を
操作内容推測手段20へ出力する。
【0020】一方、操作判断手段18から出力された信
号182を受信した操作内容推測手段20は、操作内容
学習手段19からの出力である参照情報値191を用い
て、例えば、「季節が何で、空気調和機の運転が開始さ
れてから何分後のとき、室内温度と室外温度と設定温度
が何度であるので、使用者の体感はどうであるから、設
定温度を何度上げる。」ということを推測し、操作内容
推測値201として制御信号生成手段21に出力する。
制御信号生成手段21では、操作内容推測値201に基
づき、例えば、「設定温度を1度上げる。」とか、「何
もしない」といった制御信号211を生成し、空気調和
機22を制御する。
【0021】次に、図2を用いて操作内容学習手段19
の詳細について説明する。図2において、23は入力信
号受信部であり、24は参照情報生成部である。25は
参照情報部であり、参照情報生成部で生成された参照情
報を記憶し操作内容推測手段に出力する。以上のような
構成において、以下その動作について説明する。230
は使用者が意思表示を入力したときの入力信号で、季
節、運転経過時間、室内温度、室外温度、設定温度およ
び暑い、寒い等の体感であり、入力信号受信部23へ入
力される。入力信号受信部23では、入力信号230
を、入力ベクトル231として参照情報生成部24へ出
力する。参照情報生成部24では、入力ベクトル231
を教師信号として、季節別に、「暑い」「寒い」の各カ
テゴリ(事象)と運転経過時間、室内温度、室外温度、
設定温度からなる参照情報241を生成し、参照情報部
25へ出力する。参照情報部25では、参照情報241
を参照情報値241がもつ季節毎に複数のブロックに分
類し記憶する。季節別に記憶された参照情報241は参
照情報値251として、図1における操作内容推測手段
20へ出力される。
【0022】次に、図3を用いて操作内容推測手段20
の詳細について説明する。図3において、31は入力信
号受信部であり、32は参照情報部である。33は距離
算出部であり、34は操作内容推測部である。以上のよ
うな構成において、以下その動作について説明する。3
10は入力信号で、季節、運転経過時間、室内温度、室
外温度、設定温度および暑い、寒い等の体感であり、入
力信号受信部310へ入力される。入力信号受信部31
では、入力信号310を入力ベクトル311として距離
算出部33へ出力する。距離算出部33では、入力ベク
トル311と参照情報部32の各参照情報との距離を季
節別に分類された各カテゴリ毎に算出する。例えば、入
力ベクトル311と参照情報との距離(dAj)は、次
式(1)により求められる。入力ベクトル311と参照
情報部32の各参照情報との距離(dAj)は距離信号
331として操作内容推測部34に出力される。操作内
容推測部34において、距離(dAj)が季節別の各カ
テゴリ毎に次式(2)の条件を判断し、条件を満たした
とき、例えば、現在の入力ベクトル311において距離
算出部33で求められた季節別の参照情報との距離信号
331が操作内容推測部34にて判断された結果、「寒
い」カテゴリに対して次式(2)の条件を満たしたとき
「設定温度を2度上げる」とか、「暑い」カテゴリに対
して次式(2)の条件を満たしたとき「設定温度を1度
下げる」という操作内容推測値341が出力される。ま
た、次式(2)の条件を満たさなかった場合は、「何も
しない」という操作内容推測値341が出力される。
【0023】 dAj=Σ(xi−Raji)2 ・・・(1) dAj :j番目の参照情報との距離 xi :i番目の入力ベクトル Raji :j番目の参照情報のi番目の入力ベクトル dDj≧dAj dDj :予め決められたj番目の参照情報との距離 以上のように上記第一の実施例によれば、使用者の操作
内容を学習し、推測することにより、例えば「季節が何
で、空気調和機の運転が開始されてから何分後のとき、
室内温度と室外温度と設定温度が何度であるので、使用
者の体感はどうであるから、設定温度を何度上げる。」
というように、部屋の環境や個人の好みおよび季節や時
間にあった空調運転を自動的にかつ容易に行うことがで
き、使用者の操作手段等の設定のわずらわしさから開放
することができる。
【0024】次に本発明の第2の実施例を説明する。図
4においてモード判定が運転開始時だけでなく、運転開
始後においても所定時間運転検出手段51によって所定
時間運転信号511が発せられたとき、再びモード判定
手段10によって、モード判定が行われる。このことに
より、常に内外気温変化に応じて、的確な運転モードを
実行する。
【0025】次に本発明の第3の実施例を説明する。図
5において、運転経過後において操作手段14等によっ
て設定温度が変更されたことを検出する設定温度変更検
出手段61からの設定温度変更信号611によりモード
判定値を変更するモード判定変更手段71を設け、モー
ド判定変更信号711を受けて、モード判定を行う。
【0026】第4の実施例について説明する。図6にお
いて、モード判定手段10により、冷房運転(または除
湿運転)から暖房運転にモードが変わったときは、四方
弁切換検出手段81を設け、四方弁切換検出信号811
により、設定温度をスライドさせる。設定温度スライド
手段91を設けて、制御を行う。すなわち、冷房時に湿
った室内熱交換器が暖房運転に切換ることにより、再蒸
発を行い、不快になるのを防ぐため、設定温度を低くす
るようにスライドさせて、圧縮機の運転を遅らせる。
【0027】次に、図7を用いて本発明の第5の実施例
による季節判断手段の詳細について説明する。41は光
センサであり、42は時刻推測部、43は季節判断部で
ある。以上のような構成において、以下その動作につい
て説明する。光センサ41は空気調和機の室外機に装備
されており、光センサ41で求められた室外の明るさ4
11は時刻推測部42に出力される。時刻推測部42で
は、室外の明るさ411より、例えば、「室外の明るさ
が、x1未満ならば夜、x1以上x2未満ならば朝また
は夕方、x2以上ならば昼」と判断し、朝または夕方、
昼、夜等の時刻信号421が季節判断部43に出力され
る。また、図1における室外温度検出手段12からの出
力値である室外温度信号121も季節判断部43に出力
される。季節判断部43では室外の明るさ411および
室外温度信号121から季節を判断する。例えば「昼の
室外温度35度は真夏である」と判断し、季節信号43
1を出力する。
【0028】以上のように上記第5の実施例によれば、
光センサをもちいて正確に季節を判断し、使用者の操作
内容を季節別に学習、および、推測することにより、例
えば「季節が何で、空気調和機の運転が開始されてから
何分後のとき、室内温度と室外温度と設定温度が何度で
あるので、使用者の体感はどうであるから、設定温度を
何度上げる。」というように、正確に部屋の環境や個人
の好みおよび季節や時間にあった空調運転を自動的にか
つ容易に行うことができ、使用者の操作手段等の設定の
わずらわしさから開放することができる。
【0029】次に、本発明の第6の実施例による季節判
断手段の詳細について説明する。図1における季節判断
手段16が、月、日等についての信号を出力するカレン
ダー機能を備えている場合には、これらのカレンダー情
報を季節信号161として記憶手段17に出力する。
【0030】以上のように上記第6の実施例によれば、
カレンダー機能を備える季節判断手段において、さらに
正確に季節を判断し、使用者の操作内容を季節別に学
習、および、推測することにより、例えば「季節が何
で、空気調和機の運転が開始されてから何分後のとき、
室内温度と室外温度と設定温度が何度であるので、使用
者の体感はどうであるから、設定温度を何度上げる。」
というように、さらに正確に部屋の環境や個人の好みお
よび季節や時間にあった空調運転を自動的にかつ容易に
行うことができ、使用者の操作手段等の設定のわずらわ
しさから開放することができる。
【0031】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように本発明の
請求項1による、室内および室外温度検出手段からの出
力値である室内温度および室外温度によりモードを判定
し、初期設定温度を決定し、設定温度検出手段からの出
力値である設定温度と、操作手段からの出力値である使
用者の体感と、運転時間検出手段からの出力値である空
気調和機の運転経過時間と季節判断手段からの出力値で
ある季節から使用者の操作内容を学習するとともに、各
手段から得られた結果をもとに操作内容を推測すること
により、部屋の環境や個人の好みおよび季節や時間にあ
った空調モードを自動的に選択し、自動的に設定温度を
変化させかつ容易に行うことができ、使用者の操作手段
等の設定のわずらわしさから開放することができる。
【0032】また、本発明は、モード判定が運転開始時
だけでなく運転開始後においても一定時間毎に行い、室
内、室外気温の変化に対応した的確な運転モードで常に
快適に保つことができる。
【0033】また、本発明は、リモコン操作や、学習に
より設定温度が変化した場合には、一定のモード判定値
ではなく、設定温度変更に応じたモード判定を行う。す
なわち、暖房モードで、設定温度を上げて行ったとき、
冷房又は除湿モードに切換わる室内温度値も上がり、暖
房運転をつづけることが出来る。このように人の好みに
応じた寒がり、暑がりに対応できた、モード判定によ
り、常に快適な空調を実現するものである。
【0034】また、本発明は、一旦、冷房から暖房モー
ドへ切換わり、そのまま圧縮機が運転を行なうと、室内
熱交換器に付着した水が再蒸発し、不快になるが、冷房
から暖房モードへの切換えを行なわれたときは、それを
検出し、設定温度をスライドさせることにより、中間
に、送風モードを設け、室内熱交換器の再蒸発を防ぐこ
とにより、常に快適な空調を実現するものである。
【0035】また、本発明は、季節判断手段が光センサ
により推測されたある時刻の室外温度により季節を判断
することにより、より正確に部屋の環境や個人の好みお
よび季節や時間にあった空調運転を自動的にかつ容易に
行うことができ、使用者の操作手段等の設定のわずらわ
しさから開放することができる。
【0036】また、本発明は、季節判断手段がカレンダ
ー機能により季節を判断することにより、さらに正確に
部屋の環境や個人の好みおよび季節や時間にあった空調
運転を自動的にかつ容易に行うことができ、使用者の操
作手段等の設定のわずらわしさから開放することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における空気調和機の構
成を示す概略ブロック図
【図2】同装置における操作内容学習手段の概略ブロッ
ク図
【図3】同装置における操作内容推測手段の概略ブロッ
ク図
【図4】本発明の第2の実施例におけるモード判定の概
略ブロック図
【図5】本発明の第3の実施例におけるモード判定の概
略ブロック図
【図6】本発明の第4の実施例におけるモード判定の概
略ブロック図
【図7】本発明の第5の実施例における季節判断手段の
構成を示す概略ブロック図
【符号の説明】
01 初期設定温度決定手段 10 モード判定手段 11 室内温度検出手段 12 室外温度検出手段 13 設定温度検出手段 14 操作手段 15 運転時間検出手段 16 季節判断手段 17 記憶手段 18 操作判断手段 19 操作内容学習手段 20 操作内容推測手段 21 制御信号生成手段 22 空気調和機 23 入力信号受信部 24 参照情報生成部 25 参照情報部 31 入力信号受信部 32 参照情報部 33 距離算出部 34 操作内容推測部 41 光センサ 42 時刻推測部 43 季節判断部 51 所定時間運転検出手段 61 設定温度変更検出手段 71 モード判定値変更手段 81 四方弁切換検出手段 91 設定温度スライド手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気調和機が装備する室内温度を検出する
    室内温度検出手段と、室外温度を検出する室外温度検出
    手段と、空気調和機の設定温度を検出する設定温度検出
    手段と、使用者の室内環境における体感を寒いおよび暑
    いの少なくとも2つの分類で意思表示できる操作手段
    と、空気調和機の運転開始からの経過時間を検出する運
    転時間検出手段と、室外温度から季節を判断する季節判
    断手段と、前記各手段からの出力値を記憶する記憶手段
    と、前記記憶手段からの出力値である使用者の意思表示
    の入力の有無を判断する操作判断手段と、前記操作判断
    手段により使用者の意思表示が入力されたと判断された
    とき、前記各手段からの出力値である室内温度と室外温
    度と空気調和機の設定温度と使用者の意思表示と空気調
    和機の運転開始からの経過時間および季節から操作内容
    を学習する手段と、前記各手段から得られた結果を参照
    して操作内容を推測する手段と、前記操作内容を推測す
    る手段から出力された信号をもとに空気調和機を制御す
    る制御信号を生成する制御信号生成手段とを備え、室内
    温度を検出する室内温度検出手段による室内温度信号と
    室外温度を検出する室外温度検出手段による室外温度信
    号によって運転開始時に、冷房運転、除湿運転または、
    暖房運転を選択するモード判定手段と、運転開始時の設
    定温度を決定する初期設定温度決定手段を有することを
    特徴とした空気調和機の制御装置。
  2. 【請求項2】モード判定が運転開始以降においても所定
    時間運転検出手段によって一定時間毎にモード判定を繰
    り返すことを特徴とした請求項1記載の空気調和機の制
    御装置。
  3. 【請求項3】モード判定手段による判定値が運転開始時
    と運転経過後において操作手段等により設定温度が変わ
    ったときは、設定温度変更手段とモード判定値変更手段
    によりその設定温度に応じたモード判定手段を有する請
    求項2記載の空気調和機の制御装置。
  4. 【請求項4】モード判定手段により、冷房運転(または
    除湿運転)から暖房運転にモードが変わったとき、四方
    弁切換検出手段を設け、四方弁切換検出信号により設定
    温度を一定温度スライドする設定温度スライド手段を設
    けたことを特徴とする請求項3記載の空気調和機の制御
    装置。
  5. 【請求項5】季節判断手段が光センサにより推測された
    ある時刻の室外温度により季節を判断することを含む請
    求項4記載の空気調和機の制御装置。
  6. 【請求項6】季節判断手段がカレンダー機能により季節
    を判断することを含む請求項4記載の空気調和機の制御
    装置。
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