JPH0674519A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0674519A
JPH0674519A JP4225630A JP22563092A JPH0674519A JP H0674519 A JPH0674519 A JP H0674519A JP 4225630 A JP4225630 A JP 4225630A JP 22563092 A JP22563092 A JP 22563092A JP H0674519 A JPH0674519 A JP H0674519A
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Kouji Uchida
耕慈 内田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実際の室温と設定温度To とを比較して、室
温が設定温度To になるように圧縮機をON/OFF制
御するようにした空気調和機において、設定温度To を
外気温度Ta に応じて可変として、空気調和機のより一
層の省エネルギー運転を図る。 【構成】 外気温度Ta を検出し、この外気温度Ta に
対し冷房時には所定温度低く暖房時には所定温度高い偏
差温度Td を算出して、この偏差温度Td を基準温度と
比較し、冷房時に偏差温度Td が冷房基準温度よりも高
いとき、及び暖房時に偏差温度Td が暖房基準温度より
も低いときには、設定温度To を偏差温度Td に設定
し、冷房時に偏差温度Td が冷房基準温度以下のとき、
及び暖房時に偏差温度Td が暖房基準温度以上のときに
は、設定温度To を基準温度に設定するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和機に関し、
特に、室温の設定温度を所定値に固定して省エネルギー
効果を得るようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の省エネルギー運転を図るための
空気調和機として、従来、例えば実開昭56―1199
38号公報に示されているように、温度センサにより室
温を測定し、この室温を可変抵抗器の操作により設定さ
れる設定温度と比較して、圧縮機をON/OFF制御す
るようにした空気調和機において、節約運転時の設定温
度を設定する固定抵抗器を可変抵抗器に並列に接続し、
この可変抵抗器と固定抵抗器とを切り換えるスイッチを
設け、このスイッチの切換えによりいずれの抵抗器でも
設定温度を選択的に設定するようにして、空気調和機の
適温運転のための通常モードと節約運転のための省エネ
ルギーモードとをスイッチの操作で容易に切り換え得る
ようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ものでは、省エネルギーモードでの設定温度が固定抵抗
器による基準温度に固定されているため、外気温度の変
化にも拘らず設定温度が一定となり、より一層の省エネ
ルギー効果を図る点では改良の余地がある。すなわち、
例えば冷房運転が要求される夏期を考えると、外気温度
が低い初期では、設定温度を冷房基準温度(例えば我国
の政府推奨値である28℃)とする方が快適感が得られ
る。しかし、月日が進んで外気温度が高くなってくる
と、それに応じて身体の方も暑さに慣れるので、真夏日
では上記基準温度よりもいくらか高い設定温度であって
も、十分な快適感が得られる。一方、暖房運転が行われ
る冬季でも同様であり、厳寒期では設定温度が暖房基準
温度(例えば18℃)より低くても十分な暖房効果が得
られる。このことは設定温度を基準温度から変更するこ
とが可能であることを意味している。
【0004】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、上記設定温度を外気温度に応じて基準
温度から変えるようにすることにより、空気調和機のよ
り一層の省エネルギー運転を図り得るようにすることに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成すべく、
請求項1の発明では、外気温度を検出して、この外気温
度に対し冷房時には所定温度低く暖房時には所定温度高
い偏差温度を算出し、さらにこの偏差温度を基準温度と
比較して設定温度を設定するようにした。
【0006】具体的には、この発明では、図1に示すよ
うに、実際の室温とその設定温度(To )とを比較し
て、室温が設定温度(To )になるように圧縮機をON
/OFF制御するようにした空気調和機が前提である。
【0007】そして、室外の外気温度(Ta )を検出す
る外気温度検出手段(TH1 )と、空気調和機の冷房運
転時には、上記外気温度検出手段(TH1 )で検出され
た外気温度(Ta )よりも所定値低い偏差温度(Td )
を算出する一方、暖房運転時には、外気温度(Ta )よ
りも所定値高い偏差温度(Td )を算出する偏差温度算
出手段(17)と、この偏差温度算出手段(17)で算
出された偏差温度(Td )を所定の冷房及び暖房基準温
度と比較し、冷房運転時に偏差温度(Td )が冷房基準
温度よりも高いときには上記設定温度(To )を偏差温
度(Td )にし、冷房基準温度以下のときには設定温度
(To )を該冷房基準温度にする一方、暖房運転時に偏
差温度(Td )が暖房基準温度よりも低いときには設定
温度(To )を偏差温度(Td )にし、暖房基準温度以
上のときには設定温度(To )を該暖房基準温度にする
ように変更する設定温度変更手段(18)とを設ける。
【0008】請求項2の発明では、空気調和機の運転モ
ードを通常モードと省エネルギーモードとの間で切り換
えるモード切換手段(SW2 )を設け、このモード切換
手段(SW2 )により空気調和機の運転モードが省エネ
ルギーモードに切り換えられたとき、上記設定温度変更
手段(18)が作動するように構成する。
【0009】
【作用】上記の構成により、請求項1の発明では、外気
温度検出手段(TH1 )で外気温度(Ta )が検出さ
れ、偏差温度算出手段(17)により上記外気温度(T
a)を基に偏差温度(Td )が算出される。そして、設
定温度変更手段(18)において、上記算出された偏差
温度(Td )がれ冷房及び暖房基準温度と比較され、冷
房運転時には、偏差温度(Td )が冷房基準温度よりも
高いときに偏差温度(Td )が設定温度(To )とさ
れ、冷房基準温度以下のときに該冷房基準温度が設定温
度(To )とされる。一方、暖房運転時には、偏差温度
(Td )が暖房基準温度よりも低いときに偏差温度(T
d )が設定温度(To )とされ、暖房基準温度以上のと
きに該暖房基準温度が設定温度(To )とされる。すな
わち、冷房運転時にあっては、設定温度(To )は冷房
基準温度以下に下がらず、偏差温度(Td )が冷房基準
温度よりも高い温度にある限り外気温度(Ta )よりも
所定値低い偏差温度(Td )となる一方、暖房運転時に
おいては、設定温度(To)は暖房基準温度以上に上が
らず、偏差温度(Td )が暖房基準温度よりも低い温度
にある限り外気温度(Ta )よりも所定値高い偏差温度
(Td )となる。このように設定温度(To )を外気温
度(Ta )に応じて変更することで、設定温度(To )
を冷房又は暖房基準温度に固定する場合に比べ、省エネ
ルギー効果を高めることができる。
【0010】請求項2の発明では、モード切換手段(S
W2 )により空気調和機の運転モードが省エネルギーモ
ードに切り換えられたとき、設定温度変更手段(18)
が作動するので、上記の設定温度(To )では快適感が
不足すると感じられるときには、通常モードを選択すれ
ばよく、使用者の好みを満たすことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図2以下の図面に基
づいて説明する。図4は本発明の実施例に係る空気調和
機の全体構成を示し、(1)は室外に設置される室外機
で、図示しないが圧縮機を内蔵している。(5)は室内
に配置される室内機であって、室外機(1)及び室内機
(5)は、冷媒授受用の液冷媒配管及びガス冷媒配管
(いずれも図示せず)の他に信号授受用の通信線(1
4)を介して接続されている。また、室内にはリモート
コントロール装置(10)が配置され、このリモートコ
ントロール装置(10)は上記室内機(5)に通信線
(15)を介して信号を授受可能に接続されている。
【0012】図3に示すように、上記室外機(1)には
室外側CPU(2)と、この室外側CPU(2)に接続
される通信回路(3)とが設けられ、この通信回路
(3)が室内機(5)と通信線(14)にて接続されて
いる。また、室外機(1)には、室外の外気温度(Ta
)を検出するサーミスタからなる外気温センサ(TH1
)(外気温度検出手段)が配置され、この外気温セン
サ(TH1 )の出力信号は上記室外側CPU(2)のA
/Dポート(2a)に入力されており、外気温度(Ta
)を電圧に変換して室外側CPU(2)に取り込むよ
うにしている。
【0013】室内機(5)には室内側CPU(6)と、
この室内側CPU(6)に接続される第1及び第2通信
回路(7),(8)とが設けられ、上記第1通信回路
(7)が室外機(1)と通信線(14)にて、また第2
通信回路(8)がリモートコントロール装置(10)と
通信線(15)にてそれぞれ接続されている。室内機
(5)には、室内の温度を検出するサーミスタからなる
室温センサ(TH2 )が配置され、この室温センサ(T
H2 )の出力信号は室内側CPU(6)のA/Dポート
(6a)に入力されており、室温を電圧に変換して室内
側CPU(6)に取り込むようにしている。
【0014】さらに、リモートコントロール装置(1
0)にはリモコン側CPU(11)と、このリモコン側
CPU(11)に接続される通信回路(12)とが設け
られ、この通信回路(12)が室内機(5)と通信線
(15)にて接続されている。また、リモートコントロ
ール装置(10)には、室温を設定するための温度設定
スイッチ(SW1 )と、空気調和機の運転モードを切り
換えるための運転モード切換スイッチ(SW2 )とが設
けられている。この運転モード切換スイッチ(SW2 )
はモード切換手段を構成するもので、切換操作されたと
きに運転モードを省エネルギーモードと通常モードとの
間で択一的に切り換える。尚、この運転モード切換スイ
ッチ(SW2 )は、リモートコントロール装置(10)
のケース内部やケース外部でも操作し難い箇所に配置す
るか、或いは操作困難な大きさとして、運転モードの省
エネルギーモードから通常モードへの切換えが容易に行
えないようにすることが望ましい。
【0015】そして、以上の構成の空気調和機において
は、室温センサ(TH2 )で検出した実際の室温と温度
設定スイッチ(SW1 )により設定される設定温度(T
o )とを比較して、室温が設定温度(To )になるよう
に圧縮機をON/OFF制御するようになっている。
【0016】上記設定温度(To )を決定するための信
号処理動作は図2に示すフローに沿って行われる。すな
わち、まず、ステップS1 で上記運転モード切換スイッ
チ(SW2 )の切換操作により空気調和機の運転モード
が省エネルギーモードにあるかどうかを判定する。この
判定が通常モードのNOのときには、ステップS2 にお
いて、上記リモートコントロール装置(10)の温度設
定スイッチ(SW1 )による設定温度(To )の設定を
行った後、ステップS13に進む。
【0017】上記ステップS1 で省エネルギーモードの
YESと判定されたときには、ステップS3 に進み、外
気温センサ(TH1 )により検出される外気温度(Ta
)を入力した後、ステップS4 で空気調和機が冷房運
転されているかどうかを判定する。ここで冷房運転中の
YESと判定されると、ステップS5 に進んで上記外気
温度(Ta )よりも5℃低い偏差温度(Td )(=Ta
−5)を計算し、ステップS6 で上記偏差温度(Td )
が冷房基準温度である28℃よりも高いか否かを判定す
る。この判定がTd >28のYESのときには、ステッ
プS7 において上記設定温度(To )を上記偏差温度
(Td )とした後、またTd ≦28のNOのときには、
ステップS8 で設定温度(To )を上記冷房基準温度
(28℃)とした後、それぞれ上記ステップS13に進
む。
【0018】一方、空気調和機が暖房運転されていて、
上記ステップS4 での判定がNOであると、ステップS
9 に進んで上記外気温度(Ta )よりも5℃高い偏差温
度(Td )(=Ta +5)を計算し、ステップS10で上
記偏差温度(Td )が暖房基準温度である18℃よりも
低いかどうかを判定する。この判定がTd <18のYE
Sのときには、ステップS11において上記設定温度(T
o )を上記偏差温度(Td )とした後、またTd ≧18
のNOのときには、ステップS12で設定温度(To )を
上記暖房基準温度(18℃)とした後、それぞれステッ
プS13に進む。
【0019】上記ステップS13では、上記ステップS2
,S7 ,S8 ,S11,S12で設定された設定温度(To
)に応じた制御を実行する。
【0020】この実施例では、以上のフローにおけるス
テップS5 ,S9 により、空気調和機の冷房運転時に、
上記外気温センサ(TH1 )で検出された外気温度(T
a )よりも所定値(5℃)低い偏差温度(Td )を算出
する一方、暖房運転時には、外気温度(Ta )よりも所
定値(5℃)高い偏差温度(Td )を算出する偏差温度
算出手段(17)が構成されている。
【0021】また、ステップS6 〜S8 ,S10〜S12に
より、上記偏差温度算出手段(17)で算出された偏差
温度(Td )を所定の冷房及び暖房基準温度と比較して
上記設定温度(To )を変更する設定温度変更手段(1
8)が構成されている。そして、この設定温度変更手段
(18)により、冷房運転時に偏差温度(Td )が冷房
基準温度(28℃)よりも高いときには設定温度(To
)を偏差温度(Td )にし、冷房基準温度以下のとき
には設定温度(To )を該冷房基準温度にする一方、暖
房運転時に偏差温度(Td )が暖房基準温度(18℃)
よりも低いときには設定温度(To )を偏差温度(Td
)にし、暖房基準温度以上のときには設定温度(To
)を該暖房基準温度にするように変更する。また、こ
の設定温度変更手段(18)は、上記運転モード切換ス
イッチ(SW2 )が切換操作されて空気調和機の運転モ
ードが省エネルギーモードにあるときに作動するように
なっている。
【0022】したがって、上記実施例においては、運転
モード切換スイッチ(SW2 )が切換操作されて空気調
和機の運転モードが省エネルギーモードに切り換えられ
ているとき、外気温度(Ta )に基づいて設定温度(T
o )が設定され、室温センサ(TH2 )で検出される室
温が上記設定温度(To )になるように圧縮機が制御さ
れる。
【0023】具体的には、室外機(1)における外気温
センサ(TH1 )で外気温度(Ta)が検出され、この
外気温度(Ta )を基に偏差温度(Td )が算出され、
この偏差温度(Td )は冷房運転時には外気温度(Ta
)よりも5℃低い温度(=Ta −5)とされ、暖房運
転時には外気温度(Ta )よりも5℃高い温度(=Ta
+5)とされる。このようにして算出された偏差温度
(Td )は冷房基準温度(28℃)又は暖房基準温度
(18℃)と比較され、冷房運転時には、偏差温度(T
d )が冷房基準温度よりも高いときに偏差温度(Td )
が設定温度(To )とされ、冷房基準温度以下のときに
は該冷房基準温度が設定温度(To )とされる。一方、
暖房運転時には、偏差温度(Td )が暖房基準温度より
も低いときに偏差温度(Td )が設定温度(To )とさ
れ、暖房基準温度以上のときに該暖房基準温度が設定温
度(To )とされる。
【0024】すなわち、冷房運転時にあっては、図5
(a)に示す如く、外気温度(Ta )が33℃以下であ
るときには、設定温度(To )は冷房基準温度(28
℃)の一定値であるが、外気温度(Ta )が33℃を越
えて高くなると、この外気温度(Ta )の上昇に応じて
偏差温度(Td )つまり設定温度(To )が高くなる。
一方、暖房運転時にあっては、図5(b)に示すよう
に、外気温度(Ta )が13℃以上であるときには、設
定温度(To )は暖房基準温度(18℃)で保たれる
が、外気温度(Ta )が13℃よりも低くなると、この
外気温度(Ta )の低下に応じて偏差温度(Td )つま
り設定温度(To )も下がることとなる。それ故、設定
温度(To )を冷房又は暖房基準温度に固定する場合に
比べ、このように設定温度(To )が外気温度(Ta )
に応じて変更される分だけ、省エネルギー効果を高める
ことができる。
【0025】また、このとき、設定温度(To )は偏差
温度(Td )であって、外気温度(Ta )に対し一定温
度だけ差のある温度であるので、冷房時又は暖房時の空
気調和による快適感は十分に確保することができる。
【0026】こうして運転モード切換スイッチ(SW2
)により空気調和機の運転モードが省エネルギーモー
ドに切り換えられたときのみに、設定温度(To )が外
気温度(Ta )に応じてスライドするが、この外気温度
(Ta )に連動する設定温度(To )では快適感が不足
すると感じられるときには、運転モード切換スイッチ
(SW2 )の逆方向の切換操作により空気調和機の運転
モードとして通常モードを選択すればよい。この通常モ
ードにあるとき、設定温度(To )はリモートコントロ
ール装置(10)の温度設定スイッチ(SW1 )により
設定される。
【0027】尚、上記実施例では、外気温度(Ta )と
偏差温度(Td )との差を5℃としているが、その他の
温度に変えて差し支えない。また、冷房及び暖房基準温
度をそれぞれ我国の政府推奨値である28℃及び18℃
としているが、その他の値に変更することもできる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、外気温度に対し冷房時には所定温度低く暖房時
には所定温度高い偏差温度を算出して、この偏差温度を
冷房又は暖房基準温度と比較し、冷房時に偏差温度が冷
房基準温度よりも高いとき、及び暖房時に偏差温度が暖
房基準温度よりも低いときには、設定温度を偏差温度に
設定し、冷房時に偏差温度が冷房基準温度以下のとき、
及び暖房時に偏差温度が暖房基準温度以上のときには、
設定温度を該冷房又は暖房基準温度に設定するようにし
たことにより、設定温度を外気温度に応じて変更して、
より一層の省エネルギー効果の向上を図ることができ
る。
【0029】請求項2の発明によれば、モード切換手段
により空気調和機の運転モードが省エネルギーモードに
切り換えられたとき、設定温度変更手段を作動させるの
で、必要に応じて運転モードを選択して、使用者の好み
を満たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例において設定温度の決定のため
の信号処理動作を示すフローチャート図である。
【図3】実施例における制御系のブロック図である。
【図4】実施例における空気調和機の構成を示す図であ
る。
【図5】外気温度に応じて変化する設定温度の特性を示
す特性図である。
【符号の説明】
(1) 室外機 (TH1 ) 外気温センサ(外気温度検出手段) (5) 室内機 (10) リモートコントロール装置 (SW2 ) 運転モード切換スイッチ(モード切換手
段) (17) 偏差温度算出手段 (18) 設定温度変更手段 (Ta ) 外気温度 (To ) 設定温度

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実際の室温とその設定温度(To )とを
    比較して、室温が設定温度(To )になるように圧縮機
    をON/OFF制御するようにした空気調和機におい
    て、 室外の外気温度(Ta )を検出する外気温度検出手段
    (TH1 )と、 冷房運転時には、上記外気温度検出手段(TH1 )で検
    出された外気温度(Ta )よりも所定値低い偏差温度
    (Td )を算出する一方、暖房運転時には、外気温度
    (Ta )よりも所定値高い偏差温度(Td )を算出する
    偏差温度算出手段(17)と、 上記偏差温度算出手段(17)で算出された偏差温度
    (Td )を所定の冷房及び暖房基準温度と比較し、冷房
    運転時に偏差温度(Td )が冷房基準温度よりも高いと
    きには上記設定温度(To )を偏差温度(Td )にし、
    冷房基準温度以下のときには設定温度(To )を該冷房
    基準温度にする一方、暖房運転時に偏差温度(Td )が
    暖房基準温度よりも低いときには設定温度(To )を偏
    差温度(Td )にし、暖房基準温度以上のときには設定
    温度(To )を該暖房基準温度にするように変更する設
    定温度変更手段(18)とを備えたことを特徴とする空
    気調和機。
  2. 【請求項2】 請求項1の空気調和機において、 空気調和機の運転モードを通常モードと省エネルギーモ
    ードとの間で切り換えるモード切換手段(SW2 )を設
    け、 上記モード切換手段(SW2 )により空気調和機の運転
    モードが省エネルギーモードに切り換えられたとき、設
    定温度変更手段(18)が作動するように構成されてい
    ることを特徴とする空気調和機。
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