JPH02267439A - 換気扇の運転方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は屋外と室内の温度差が成る値以上に達した場合
に自動的に換気扇を運転するような換気扇の運転方法に
関するものである。

従来の技術 従来、換気扇は使用者が手動で操作するものが一般的で
あった。第５図に示すような構成で利用されるものもあ
った。即ち、窓に換気扇１が設置されており、この換気
扇の吸気・排気・ＯＦＦ運転は壁スィッチ２が操作され
ることで手動で・行われ、また温度センサ３で室温を検
知し、室温が一定値以上に達すると換気扇を自動的に運
転して、室内の高い温度の空気を屋外に排気するような
手動と自動の併用のものはあった。

発明が解決しようとする課題 しかしこのような構成の換気扇では、例えば夏などで屋
外が涼しくなった夕方から晩にかけての屋外の涼しい風
を室内に自動的に吸気することはできなかった。つまり
、人が外が涼しくなったと判断して、手動で換気扇の壁
スィッチを入れて、吸気運転にするしか方法がなかった
。

本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、
自動的に換気扇を運転することのできる換気扇の運転方
法を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段 前記目的を達成するために本発明の換気扇の運転方法は
、換気扇と、屋外に設置して外気温を測定する温度セン
サと、室内に設置し室温を測定する温度センサとを有し
、これら２つの温度センサの検知温度信号により前記換
気扇を運転制御する換気扇の運転方法である。

作用 上記本発明では、２つの温度センサで室内の温度と屋外
の温度とを検知し、これらの温度情報をを基に温度差が
設定された値以上に到達すると自動的に換気扇を吸気運
転するようにし、外気を利用して室内の温度を快適に保
つようにするものである。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
。第１図において、部屋の窓に換気Ｍ１が設置されてお
り、この換気扇１は壁スィッチ２で手動でも操作される
ようになっている。又、屋外温度センサ３が屋外に、室
内温度センサ４が室内の壁に取り付けらでいてそれぞれ
図示されていない制御手段を経て壁スィッチ２に接続さ
れている。第２図に示しているように、本実施例では従
来の運転／吸気／排気スイッチ６と、手動／自動切替ス
イッチ７と冷風運転か暖風運転の設定のための冷暖切り
替えスイッチ８と、自動運転の場合の屋外と室内の温度
差設定を行うための温度差設定ツマミ９が設けられてい
る。なお換気扇１は、前記したように手動で操作される
とともに、手動／自動切替スイッチ７の設定が自動側と
なっている場合は自動的に操作されるようになっている
ものである。

以上の構成の実施例について、以下にその作用を説明す
る。壁スィッチ２の手動／自動切替スイッチ７の設定が
手動側である場合については、従来の換気扇と同様の機
能であり説明を省略する。今この設定が自動側であると
した場合について説明する。第３図は本実施例に使用し
ている制御手段が有している制御動作を示すフローチャ
ートであり、（ａ）は夏期等の室温が高い場合に設定・
使用されるフローチャート、（ｂ）は室温が低い場合に
設定・使用されるフローチャートである。スイッチがＯ
Ｎされると、屋外温度センサ３の外気温情報Ｔ１と、室
内温度センサ４による室温情報Ｔ２がこの制御手段に入
力される。

今使用者による設定が、夏期であって冷風側であったと
すれば、このとき使用されるプログラムは（ａ）に示す
ものである。前記した温度情報は、処理工程１０でどち
らの温度が高いかが判定され、室温Ｔ２の方が高い場合
は処理工程１１へ進み、換気扇１は吸気運転が実行され
る。また外気温Ｔ１の方が高い場合は、処理工程１２へ
進み換気扇１の運転は停止される。また室温が低い場合
であって使用者による設定が暖風側である場合は、使用
されるプログラムは（ｂ）に示すものとなる。処理工程
１３による判定は同様にして、室温Ｔ２の方が方が低い
場合は、処理工程１１・＼進むように、室温Ｔ２の方が
高い場合は処理工程１２へ進むように行われる。即ち、
室温Ｔ２の方が外気温Ｔ、より低い場合は換気扇１は吸
気運転が実行される。また室温Ｔ２が外気温Ｔ１より高
い場合は換気扇１の運転は停止される。以上の作用を図
示したものが第４図である。本実施例の構成を使用すれ
ば第４図に示すような換気扇の利用が非常に簡単にでき
るものである。つまり、（ａ）に示したように、夏の夕
方で屋外が涼しいような場合は、換気扇が自動的に吸気
運転され屋外の涼しい空気を室内に取り入れることがで
き、また（ｂ）に示すように、冬の昼で屋外が暖かい場
合は換気扇が自動的に吸気運転され屋外の暖がい空気を
室内に取り入れることができ、室内を快適に保つことが
できるものである。

なお前記した説明では、室温Ｔ２き外気温Ｔ１との関係
がＴ２＞Ｔ、の場合に制御手段が動作するようにしてい
るが、第３図に示したフローチャー１・を改造して、室
温Ｔ２と外気温Ｔ１との温度差が第２図に示した使用者
が設定する温度差設定ツマミ９の設定温度差に達した場
合に動作するようにすることは容易にできるものである
。

以上のように本実施例の換気扇利用方法とすれば、例え
ば、エアコンを使用するまでもないような気候の時期に
、手軽に冷房効果を得ることができ、極めて便利なもの
である。

発明の効果 以上のように本発明は、換気扇と、屋外の温度と室内の
温度を検知する２つのセンサと、これら２つの温度セン
サの検知温度信号により前記換気扇を運転制御すること
により、自然の温度を利用して室内の空調を手軽に安価
に行うことができるものである。特にエアコンを必要と
しない程度の気候の時期に非常に便利で省エネルギーに
貢献することができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例方法を示す換気扇装置の構成
図、第２図は同壁スィッチの構成を示す構成図、第３図
は同制御装置の有する制御プログラムを示すフローチャ
ート、第４図は同装置の使用方法を説明する説明図、第
５図は従来の換気扇の使用方法を示す構成図である。 １・・・換気扇、４・・・屋外温度センサ、５・・・室
内温度センサ。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　ほか１名第１図 １・・−換気扇 ？・・弓璧スイッチ ３〜・−１Ｌ　ダト　１刀Ｅ（ンツ ４−　支　内°シ脹−１刀−、モンブ １−−覗５．原／　吸気／ＰＰ気スイッチ９・−温一演
見設定ツマミ ３図 ７／−−−ダト　讐（シ践− Ｔｚ・−室−混一 第４図 Ｃと２．ン （ｂ） Ｃのン （ｂ） 第５図 ／−−一校気扇 ２°−弓堕スイソナ ３″−１度（ンプ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 換気扇と、屋外に設置して外気温を測定する温度センサ
   と、室内に設置し室温を測定する温度センサとを有し、
   これら２つの温度センサの検知温度信号により前記換気
   扇を運転制御する換気扇の運転方法。