JPH0792252B2 - 換気制御装置 - Google Patents

換気制御装置

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JPH0792252B2
JPH0792252B2 JP61161315A JP16131586A JPH0792252B2 JP H0792252 B2 JPH0792252 B2 JP H0792252B2 JP 61161315 A JP61161315 A JP 61161315A JP 16131586 A JP16131586 A JP 16131586A JP H0792252 B2 JPH0792252 B2 JP H0792252B2
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JP
Japan
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temperature
humidity
ventilation
cooling
line
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JP61161315A
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English (en)
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JPS6317332A (ja
Inventor
雄司 狩野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はビルや工場に設置する全熱交換器付換気設備お
よび換気設備の運転を合理化する換気制御装置に関する
ものである。
従来の技術 近年のビルや工場では、居住者の保健衛生や生産品の品
質確保のためほとんどの部屋は冷暖房されている。この
冷暖房に用いる冷暖房機器は電気をはじめとするエネル
ギーを相当量消費する。この消費エネルギーを節約する
ため、従来より第4図に示すように、全熱交換器付換気
設備21および換気設備22が部屋23に設置され、それらの
運転は換気制御装置24により制御されていた。なお25は
冷暖房機器である。図中の矢印は風の流れる方向を示し
ており、とくに全熱交換器付換気設備21の内部では風が
直交しながら全熱交換をおこなっているようすを示す。
また26は吸気の温湿度を測定する温湿度センサであり、
その信号は換気制御装置24内の温湿度計測信号受信手段
27に伝えられていた。28はエンタルピ換算手段であり、
温湿度測定手段27の信号を受けてエンタルピ値を換算
し、判定出力手段29へ信号を送出していた。30は温室度
設定手段であり、その判定信号はエンタルピ換算手段31
でエンタルピ値に換算され、判定出力手段29へ伝えられ
る。そして判定手力手段29では、温湿度測定値を基にし
たエンタルピ測定値と、温湿度設定値を基にしたエンタ
ルピ設定値を比較演算し、その結果に基づいて全熱交換
器付換気設備用ファン33および換気設備用ファン34に運
転指令を与える。32は冷暖房切替手段である。第5図a,
bにより判定出力手段29と冷暖房切替手段32の機能を中
心に説明する。冷暖房切替手段32により冷房モードとな
っているときは第5図aに示すように、エンタルピ設定
値よりエンタルピ設定値が大のとき、すなわち空気線図
右上ゾーンのときは、全熱交換器付換気設備用ファン33
を運転して、熱回収をおこない、エンタルピ設定値より
エンタルピ測定値が小のとき、すなわち湿り空気線図左
下ゾーンのときは、換気設備用ファン34を運転して外気
冷房をおこなっていた。冷暖房切替手段32により暖房モ
ードとなっているときは第5図bに示すようにエンタル
ピ設定値よりエンタルピ測定値が大のとき、すなわち湿
り空気線図右上ゾーンのときは、換気設備用ファン34を
運転し、エンタルピ設定値よりエンタルピ測定値が小の
とき、すなわち空気線図左下ゾーンのときは、全熱交換
器付換気設備用ファン33を運転して熱回収をおこなって
いた。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の装置では、単にエンタルピ設定値とエ
ンタルピ測定値とを比較し、その大小関係によってのみ
全熱交換器付換気設備および換気設備の運転指令をおこ
なっていたため、冷暖房負荷の二大要素である顕熱負荷
および潜熱負荷に対するきめ細かな処理ができず、冷暖
房における省エネルギーについて不十分であった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、簡易な構成
で全熱交換器付換気設備および換気設備の運転を合理化
し冷暖房における省エネルギーを達成することを目的と
している。
問題点を解決するための手段 本発明は前記問題点を解決するため、室温および室内相
対湿度を設定する温湿度設定手段と、前記温湿度設定手
段により設定された温湿度設定値を湿り空気線図上の原
点として、等温線,等絶対湿度線,等相対湿度線,等エ
ンタルピ線により湿り空気線図を8領域に区分する領域
区分手段と、温湿度計測信号受信手段と、前記温湿度計
測信号受信手段による受信値が前記領域区分手段のどの
区分に所属するかを判定する所属判定手段と、冷暖房切
替手段と、前記所属判定手段による判定区分と前記冷暖
房切替手段による冷暖房モードとの組合せに対応して全
熱交換器付換気設備および換気設備に運転指令を出力す
る出力手段とを有してなるものである。
作用 前記構成によって、吸気の温室度が湿り空気線図上に区
分した8つのどの領域に所属しているか判定でき、各所
属領域ごとに全熱交換器付換気設備および換気設備の運
転の指令を決定することができ、顕熱負荷と潜熱負荷に
対して個別に処理できるので、熱回収や外気冷房が確実
におこなえることとなる。
実 施 例 第1図は本発明の換気制御装置の一実施例を示す配管配
線系統図、第2図および第3図は同動作説明図である。
第1図において、1は換気制御装置であってその内部に
温湿度設定手段2,領域区分手段3,温湿度計測信号受信手
段4,所属判定手段5,冷暖房切替手段6および出力手段7
を有している。なお第1図における前記以外の構成につ
いては第4図と同じであるので同一符号を付し説明を省
略する。温湿度センサ26の信号は温湿度計測信号受信手
段4に伝えられ、さらに所属判定手段5へと入力され
る。所望の室温および室内相対湿度を温湿度設定手段2
により設定するとその信号は領域区分手段3へ伝えら
れ、後記するように湿り空気線図を8領域に区分する。
所属判定手段5では、温湿度計測信号受信手段4から受
信した温湿度状態が領域区分手段3におけるどの区分に
所属するかを判定し、その結果を出力手段7に伝える。
出力手段7では冷暖房切替手段6により切替えられた冷
房モード・暖房モードに対応して全熱交換器付換気設備
21および換気設備22の運転を指令する。
第2図は領域区分手段3により領域区分を湿り空気線図
上に示したものである。温湿度設定手段2による設定値
は図中の○印であり、そこを原点として等温線,等絶対
湿度線,等相対湿度線,等エンタルピ線を引き、これら
により区分されるA〜Hの8領域を得ている。
第3図aは冷房モードにおけるA〜Hの各領域における
望ましい換気動作と、それに対応して出力する出力手段
7の指令を示す。領域により全熱交換器付換気設備21の
みのONまたは換気設備22のみのONが指令される。
第3図bは暖房モードにおけるA〜Hの各領域における
望ましい換気動作と、それに対応して出力する出力手段
7の指令を示す。領域により全熱交換器付換気設備21の
みのONまたは換気設備22のみのONもしくは双方ともOFF
が指令される。
なお、本実施例では湿り空気線図上の原点とし温湿度設
定手段を用いたが、これに代えて部屋の内部に設置する
温湿度センサを用いてもよく、その作用効果に差異を生
じない。
発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明は湿り
空気線図上に一原点を定める温湿度設定手段を有し、前
記原点を基準とし8領域に区分する領域区分手段と、現
在の吸気の状態がどの区分に属するかを判定する所属判
定手段とにより全熱交換器付換気設備および換気設備の
最適な運転を組合せ、冷暖房における省エネルギーを達
成することができ、その工業的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の換気制御装置の一実施例を示す配管配
線系統図、第2図および第3図a,bは同動作説明図、第
4図は従来の換気制御装置の配管配線系統図、第5図a,
bは同動作説明図である。 1……換気制御装置、2……温湿度設定手段、3……領
域区分手段、4……温湿度計測信号受信手段、5……所
属判定手段、6……冷暖房切替手段、7……出力手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室温および室内相対湿度を所望の値に設定
    する温湿度設定手段と、前記温湿度設定手段により設定
    された温湿度設定値を湿り空気線図上の原点として、等
    温線,等絶対湿度線,等相対湿度線,等エンタルピ線に
    より湿り空気線図を8領域に区分する領域区分手段と、
    温湿度計測信号受信手段と、前記温湿度計測信号受信手
    段による受信値が前記領域区分手段のどの区分に所属す
    るかを判定する所属判定手段と、冷暖房切替手段と、前
    記所属判定手段による判定区分と前記冷暖房切替手段に
    よる冷暖房モードとの組合せに対応して全熱交換器付換
    気設備および換気設備に運転指令を出力する出力手段と
    を有してなる換気制御装置。
  2. 【請求項2】温湿度設定手段が温湿度センサである特許
    請求の範囲第1項記載の換気制御装置。
JP61161315A 1986-07-09 1986-07-09 換気制御装置 Expired - Lifetime JPH0792252B2 (ja)

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JP61161315A JPH0792252B2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09 換気制御装置

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JPS6317332A JPS6317332A (ja) 1988-01-25
JPH0792252B2 true JPH0792252B2 (ja) 1995-10-09

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JP4187008B2 (ja) * 2006-05-22 2008-11-26 三菱電機株式会社 空気調和装置
JP2013068414A (ja) * 2012-12-10 2013-04-18 Yamaha Corp 空調システム及び空調システムの制御方法
CN103776134B (zh) * 2014-01-22 2016-04-20 章宏兵 室内空气质量智能控制系统

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