JPS624827Y2 - - Google Patents

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JPS624827Y2
JPS624827Y2 JP1981160772U JP16077281U JPS624827Y2 JP S624827 Y2 JPS624827 Y2 JP S624827Y2 JP 1981160772 U JP1981160772 U JP 1981160772U JP 16077281 U JP16077281 U JP 16077281U JP S624827 Y2 JPS624827 Y2 JP S624827Y2
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JP
Japan
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room temperature
air volume
detection circuit
temperature
gradient
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JP1981160772U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、時間の経過に伴う室温の変化の勾配
を検知して室内フアンモータを制御するエアコン
の室内フアンモータ制御装置に関する。
従来のエアコンの室内フアンモータ風量自動制
御は、室温の一定の変化に対して順次タツプを切
換える方式としていた。このような方式では希望
温度値に近づくに従つて、風量が少くなるように
変化するのが一般的である。
したがつて、冷房負荷が大きいとき等には、希
望温度に到達する時間が長くなる欠点があり、ま
た順次風量が変化していくので、風量を切換える
回数が多く、風量切換えのリレー等の切換音や切
換わる風量による不快感等があり、快適性に欠け
るところがあつた。
本考案は、従来方式におけるこのような欠陥を
除去するためになされたもので、室温の変化勾配
により風量の変化を制御し、冷房する時間を短縮
するとともに、快適性を向上させるエアコンの室
内フアンモータ制御装置を提供することを、その
目的とする。
第1図は、従来の制御パターンである。
縦軸に温度変化をとり希望値を0とし、横軸に
時間の経過をとつている。101〜108は風量
の切換点であり、その風量はHを強風、Mを弱
風、Lを微風として表わし、111〜117がコ
ンプレツサのオンオフ点である。
図から分るように風量の切換えが多く、かつ強
風H→弱風M→微風Lの順あるいはその逆としい
た。したがつて急速冷房がむつかしい状態であつ
た。
第2図は、本考案による制御パターンである。
201〜206が風量の切換え点(もつとも2
01,203,206点はコンプレツサのオフも
兼ねている)、211〜214はコンプレツサの
オンオフ点である。
このように温度の勾配に対応して、強風H→微
風Lへ風量を切換える急速冷房がなされる。かつ
風量の切換え点が少ない。
第3図は、本考案の一実施例の構成を示すブロ
ツク図である。
8は室温を検出する検出器で81はその室温出
力、1は所定の範囲で温度出力11を変化走査さ
せ比較器3からの一致信号31によりそのときの
温度出力12を出力する室温検出回路、3は室温
出力81と温度出力11を比較し両者が一致した
とき一致信号31を室温検出回路1へ与える比較
器、2は希望する室内温度を設定する室温調節回
路、4は温度出力12と設定温度21から時間の
経過に伴う室温変化の勾配を検出する室温変化勾
配検出回路、9は室温変化勾配検出回路4からの
勾配検出信号42によりコンプレツサのオンオフ
を制御するコンプレツサ制御回路、6はコンプレ
ツサ制御回路9の出力によりエアコンの温度調節
を行なうコンプレツサモータ、5は室温変化勾配
検出回路4からの勾配信号41と出力61を受け
フアンリレーを制御するフアンリレー制御回路で
51はその制御信号、7は制御信号51により駆
動される室内フアンモータからなる制御対象であ
る。
エアコンの室内フアンモータ制御装置の回路構
成は、第3図に示すように室温検出回路1からの
温度出力12と室温調節回路2からの設定温度2
1とをデータとして室温の変化勾配を検出し、検
出された変化勾配の勾配信号41により、風量の
変化を第2図に示すように制御している。
第2図においては、設定温度21に対し室温の
温度出力12が十分に高い状態から運転を開始し
たとすれば、室温の変化勾配は下り勾配と判断す
る。さらに十分室温が高いときは強風H運転とす
る。
この状態で室温12が設定温度21に達するま
では風量の変化を行なわず、強風H運転のままと
する。これにより急速冷房が可能となる。
設定温度(希望値0)になつて201、コンプ
レツサがオフした後、室温の上昇があつた場合
は、上り勾配と判断し(コンプレツサがオフしな
い場合でも勾配の判断は行なわれる)、211で
コンプレツサがオンし、そして設定温度より+3
゜までは微風L、+3゜〜+5゜の間は弱風M、+
5゜以上は強風H変化させる。つまり、202で
弱風Mに変え+3゜〜+5゜の弱風Mの状態か
ら、室温の変化が下り勾配となれば、設定温度2
03までは弱風M運転する。
このように、室温の変化が上り勾配のときには
室温の変化に従つて風量を順次変化させて行く
が、下り勾配のときには設定温度になるまでは勾
配が変化した時点の風量を継続させるものとして
いる。
本考案の要旨はヒートポンプによる暖房時に
も、同様にして、室温の変化勾配を逆に考えて適
用できることは明白である。
かくして本考案によれば、室温の変化勾配によ
り風量変化を調整できるので、設定室温に達する
までの時間を短縮し、かつ風量変化の回数が少な
く、これらにより急速冷房、快適冷房の効果を上
げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の制御パターン、第2図は本考案
の制御パターン、第3図は本考案の一実施例の構
成を示すブロツク図である。 1……室温検出回路、2……室温調節回路、3
……比較器、4……室温変化勾配検出回路、5…
…フアンリレー制御回路、6……コンプレツサモ
ータ、7……制御対象(室内フアンモータ)、8
……室温検出器、9……コンプレツサ制御回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 室温を検知して室内フアンモータの風量を調整
    しコンプレツサのオンオフを調節し室温を制御す
    るエアコンにおいて、 室温を検出する室温検出回路と、 室内温度を設定する室温調節回路と、 前記室温検出回路が検出した室内温度により時
    間に対する室温変化の勾配を検出する室温変化勾
    配検出回路と、 前記室温検出回路が検出した室内温度と室温調
    節回路に設定された設定温度の差と前記室温変化
    勾配検出回路が検出した室温変化勾配に応じて室
    内フアンモータの風量を室温の変化に従つて風量
    を順次変化させ、下り勾配のときには設定温度に
    なるまでは勾配が変化した時点の風量を継続させ
    るフアンリレー制御回路 を具備することを特徴とするエアコンの室内フア
    ンモータ制御装置。
JP1981160772U 1981-10-28 1981-10-28 エアコンの室内フアンモ−タ制御装置 Granted JPS5867252U (ja)

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JP1981160772U JPS5867252U (ja) 1981-10-28 1981-10-28 エアコンの室内フアンモ−タ制御装置

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JP1981160772U JPS5867252U (ja) 1981-10-28 1981-10-28 エアコンの室内フアンモ−タ制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS5867252U JPS5867252U (ja) 1983-05-07
JPS624827Y2 true JPS624827Y2 (ja) 1987-02-04

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ID=29953160

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JP1981160772U Granted JPS5867252U (ja) 1981-10-28 1981-10-28 エアコンの室内フアンモ−タ制御装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5314944A (en) * 1976-07-28 1978-02-10 Mitsubishi Electric Corp Temperature controller

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5314944A (en) * 1976-07-28 1978-02-10 Mitsubishi Electric Corp Temperature controller

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JPS5867252U (ja) 1983-05-07

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