JP3181155B2 - 空気調和機の送風機制御装置 - Google Patents
空気調和機の送風機制御装置Info
- Publication number
- JP3181155B2 JP3181155B2 JP24854993A JP24854993A JP3181155B2 JP 3181155 B2 JP3181155 B2 JP 3181155B2 JP 24854993 A JP24854993 A JP 24854993A JP 24854993 A JP24854993 A JP 24854993A JP 3181155 B2 JP3181155 B2 JP 3181155B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- heat exchanger
- air conditioner
- blower
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の送風機制御
装置に関する。
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の空気調和機の冷媒回路図が図３に
示されている。図３に示すように、空気調和機の暖房運
転時、圧縮機１から吐出されたガス冷媒は、実線矢印で
示すように、四方弁２を経て室内熱交換器３に入り、こ
こで室内送風機６によって送風される室内空気に放熱す
ることによって凝縮液化する。この液冷媒は膨張弁４で
絞られることによって断熱膨張して室外熱交換器５に入
り、ここで室外送風機７によって送風される外気から吸
熱することによって蒸発気化した後、四方弁２を経て圧
縮機１に戻る。
示されている。図３に示すように、空気調和機の暖房運
転時、圧縮機１から吐出されたガス冷媒は、実線矢印で
示すように、四方弁２を経て室内熱交換器３に入り、こ
こで室内送風機６によって送風される室内空気に放熱す
ることによって凝縮液化する。この液冷媒は膨張弁４で
絞られることによって断熱膨張して室外熱交換器５に入
り、ここで室外送風機７によって送風される外気から吸
熱することによって蒸発気化した後、四方弁２を経て圧
縮機１に戻る。
【０００３】冷房運転時には、四方弁２が上記と逆に切
り換えられるので、圧縮機１から吐出された冷媒は、破
線矢印で示すように、四方弁２、室外熱交換器５、膨張
弁４、室内熱交換器３、四方弁２をこの順に経て圧縮機
１に戻る。
り換えられるので、圧縮機１から吐出された冷媒は、破
線矢印で示すように、四方弁２、室外熱交換器５、膨張
弁４、室内熱交換器３、四方弁２をこの順に経て圧縮機
１に戻る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気調和機
においては、その暖房運転時、室外送風機の回転速度は
図４に示すように、室外熱交換器３の温度に対応してそ
の昇温時のみならず降温時にも同じ小さい温度変化、例
えば、2deg℃の温度変化の都度ステップ状に変化するた
め、室内送風機６の回転速度が室内熱交換器３の温度変
化に応じて頻繁に変化し、室内の風速、室温がハンチン
グ現象を惹起するのみならず回転速度変化の都度騒音を
発生するので、在室者のフィーリングを阻害するおそれ
があった。
においては、その暖房運転時、室外送風機の回転速度は
図４に示すように、室外熱交換器３の温度に対応してそ
の昇温時のみならず降温時にも同じ小さい温度変化、例
えば、2deg℃の温度変化の都度ステップ状に変化するた
め、室内送風機６の回転速度が室内熱交換器３の温度変
化に応じて頻繁に変化し、室内の風速、室温がハンチン
グ現象を惹起するのみならず回転速度変化の都度騒音を
発生するので、在室者のフィーリングを阻害するおそれ
があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、暖房運転時、室内熱交換器の温度に対応して室
内送風機の回転速度をステップ状に変化させる空気調和
機の送風機制御装置において、室内熱交換器の温度変化
に対して室内送風機の回転速度変化に１ステップ分のヒ
ステリシスを持たせるとともに温度上昇による速度変化
の後の温度降下による速度変化に際して２ステップ分の
ヒステリシスを持たせる速度変換手段を備えたことを特
徴とする空気調和機の送風機制御装置にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、暖房運転時、室内熱交換器の温度に対応して室
内送風機の回転速度をステップ状に変化させる空気調和
機の送風機制御装置において、室内熱交換器の温度変化
に対して室内送風機の回転速度変化に１ステップ分のヒ
ステリシスを持たせるとともに温度上昇による速度変化
の後の温度降下による速度変化に際して２ステップ分の
ヒステリシスを持たせる速度変換手段を備えたことを特
徴とする空気調和機の送風機制御装置にある。
【０００６】
【作用】本発明においては、室内熱交換器の温度の上昇
により室内送風機の回転速度が上昇した後は室内熱交換
器の温度が２ステップ分降下しなければ室内送風機の回
転速度が変化しないので、室内送風機の回転速度の増大
及び減少が頻繁に繰り返されるのを抑制しうる。
により室内送風機の回転速度が上昇した後は室内熱交換
器の温度が２ステップ分降下しなければ室内送風機の回
転速度が変化しないので、室内送風機の回転速度の増大
及び減少が頻繁に繰り返されるのを抑制しうる。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例が図１及び図２に示されてい
る。センサ10によって検出された室内熱交換器３の温度
は速度変換手段11に入力され、この速度変換手段11の出
力は室内送風機６の駆動モータ12に入力される。
る。センサ10によって検出された室内熱交換器３の温度
は速度変換手段11に入力され、この速度変換手段11の出
力は室内送風機６の駆動モータ12に入力される。
【０００８】この速度変換手段11には図２に示すマップ
が記憶されていて、室内熱交換器３の温度が30℃ないし
40℃の範囲内で2deg℃上昇する毎にモータ12の回転速度
切換タップが１から６まで順次切り換えられ、これに応
じて室内送風機６の回転速度はステップ状に増大し、40
℃ないし26℃の範囲内で2deg℃降下する毎に速度切換タ
ップが６から０まで順次切り換えられ、室内送風機６の
回転速度はステップ状に減少する。
が記憶されていて、室内熱交換器３の温度が30℃ないし
40℃の範囲内で2deg℃上昇する毎にモータ12の回転速度
切換タップが１から６まで順次切り換えられ、これに応
じて室内送風機６の回転速度はステップ状に増大し、40
℃ないし26℃の範囲内で2deg℃降下する毎に速度切換タ
ップが６から０まで順次切り換えられ、室内送風機６の
回転速度はステップ状に減少する。
【０００９】そして、温度上昇によって速度が上昇した
後、温度降下する場合には２ステップ分、即ち、4deg℃
降下したとき速度切換タップが１段下方に切り換えられ
る。他の構成、作用は図３及び図４に示す従来のものと
同様であり、対応する部材には同じ符号が付されてい
る。
後、温度降下する場合には２ステップ分、即ち、4deg℃
降下したとき速度切換タップが１段下方に切り換えられ
る。他の構成、作用は図３及び図４に示す従来のものと
同様であり、対応する部材には同じ符号が付されてい
る。
【００１０】しかして、空気調和機の暖房運転時、室内
熱交換器３の温度が30℃から40℃まで連続的に上昇する
際には室内送風機６の回転速度は順次ステップ状に増大
し、室内熱交換器３の温度が40℃から26℃まで連続的に
降下する際には室内送風機６の回転速度は順次ステップ
状に減少する。
熱交換器３の温度が30℃から40℃まで連続的に上昇する
際には室内送風機６の回転速度は順次ステップ状に増大
し、室内熱交換器３の温度が40℃から26℃まで連続的に
降下する際には室内送風機６の回転速度は順次ステップ
状に減少する。
【００１１】しかし、空気調和機の安定運転状態におい
て、室内熱交換器３の温度が小さい温度範囲内で上下動
する場合には、温度上昇による速度変化の後、２ステッ
プ分の温度降下がない限り速度変化しないので、室内送
風機の速度変化を従来のものの約半分に低減できる。
て、室内熱交換器３の温度が小さい温度範囲内で上下動
する場合には、温度上昇による速度変化の後、２ステッ
プ分の温度降下がない限り速度変化しないので、室内送
風機の速度変化を従来のものの約半分に低減できる。
【００１２】
【発明の効果】本発明においては、室内熱交換器温度の
上昇により室内送風機の回転速度が上昇した後は室内熱
交換器の温度が２ステップ分降下しなければ室内送風機
の回転速度が変化しないので、室内送風機の回転速度の
増大及び減少が頻繁に繰り返されるのを抑制しうるの
で、在室者のフィリングを向上できる。
上昇により室内送風機の回転速度が上昇した後は室内熱
交換器の温度が２ステップ分降下しなければ室内送風機
の回転速度が変化しないので、室内送風機の回転速度の
増大及び減少が頻繁に繰り返されるのを抑制しうるの
で、在室者のフィリングを向上できる。
【図１】本発明の１実施例を示す系統図である。
【図２】上記実施例における室内熱交換器の温度と室内
送風機の回転速度との関係を示す線図である。
送風機の回転速度との関係を示す線図である。
【図３】従来の空気調和機の冷媒回路図である。
【図４】従来の空気調和機の室内熱交換器の温度と室内
送風機の回転速度との関係を示す線図である。
送風機の回転速度との関係を示す線図である。
３ 室内熱交換器 10 センサ ６ 室内送風機 12 駆動モータ 11 速度変換手段
Claims (1)
- 【請求項１】 暖房運転時、室内熱交換器の温度に対応
して室内送風機の回転速度をステップ状に変化させる空
気調和機の送風機制御装置において、室内熱交換器の温
度変化に対して室内送風機の回転速度変化に１ステップ
分のヒステリシスを持たせるとともに温度上昇による速
度変化の後の温度降下による速度変化に際して２ステッ
プ分のヒステリシスを持たせる速度変換手段を備えたこ
とを特徴とする空気調和機の送風機制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24854993A JP3181155B2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 空気調和機の送風機制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24854993A JP3181155B2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 空気調和機の送風機制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0783491A JPH0783491A (ja) | 1995-03-28 |
| JP3181155B2 true JP3181155B2 (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=17179833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24854993A Expired - Lifetime JP3181155B2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 空気調和機の送風機制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3181155B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114322251B (zh) * | 2021-12-20 | 2023-04-14 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 用于控制空调的方法、装置和多联机空调 |
-
1993
- 1993-09-10 JP JP24854993A patent/JP3181155B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0783491A (ja) | 1995-03-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010313 |
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