JPH074702A - ダクト式空調システムにおける自動換気装置 - Google Patents
ダクト式空調システムにおける自動換気装置Info
- Publication number
- JPH074702A JPH074702A JP5141874A JP14187493A JPH074702A JP H074702 A JPH074702 A JP H074702A JP 5141874 A JP5141874 A JP 5141874A JP 14187493 A JP14187493 A JP 14187493A JP H074702 A JPH074702 A JP H074702A
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- ventilation
- temperature
- outside air
- heat
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外気温度が下がっても昼間の日射等により室
内に熱がこもっていて夜間になっても下がらないのを解
消する。 【構成】 外気温度検出センサー14と室温検出センサ
ー15で検出される温度差が一定以上の場合に換気ユニ
ット2を駆動して自動換気運転を行う制御回路16を付
加する。
内に熱がこもっていて夜間になっても下がらないのを解
消する。 【構成】 外気温度検出センサー14と室温検出センサ
ー15で検出される温度差が一定以上の場合に換気ユニ
ット2を駆動して自動換気運転を行う制御回路16を付
加する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内ユニットで熱交換
した熱調済空気を分岐チャンバーにて各居室に向けて分
岐し、この分岐された熱調済空気を分岐ダクトを経由し
て居室内の吹出口に導き、この吹出口から吹き出すよう
にして冷房及び暖房を行うと共に換気モードが選択され
た場合には換気ユニットを経由して外気を前記室内ユニ
ットから分岐チャンバー内に導入し、これを分岐ダクト
を経由して各居室内に送風する所謂ダクト式空調システ
ムにおける自動換気装置に関するものである。
した熱調済空気を分岐チャンバーにて各居室に向けて分
岐し、この分岐された熱調済空気を分岐ダクトを経由し
て居室内の吹出口に導き、この吹出口から吹き出すよう
にして冷房及び暖房を行うと共に換気モードが選択され
た場合には換気ユニットを経由して外気を前記室内ユニ
ットから分岐チャンバー内に導入し、これを分岐ダクト
を経由して各居室内に送風する所謂ダクト式空調システ
ムにおける自動換気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のダクト式空調システムの換気モー
ドは、居住者によって選択されない限り運転には入らな
い構成である。
ドは、居住者によって選択されない限り運転には入らな
い構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、高気密・高
断熱住宅においては、照明、機器、人体等建物内部で発
生した熱や、昼間の日射等による熱が建物内に蓄熱さ
れ、特に夏期の室温は、夜間に外気温度が低下しても下
がらないという問題がある。このため、空調運転に入っ
た場合、立ち上がりの負荷が大きく、室内が冷えるまで
に時間がかかると共にこの分熱エネルギーを多く消費す
る欠点がある。
断熱住宅においては、照明、機器、人体等建物内部で発
生した熱や、昼間の日射等による熱が建物内に蓄熱さ
れ、特に夏期の室温は、夜間に外気温度が低下しても下
がらないという問題がある。このため、空調運転に入っ
た場合、立ち上がりの負荷が大きく、室内が冷えるまで
に時間がかかると共にこの分熱エネルギーを多く消費す
る欠点がある。
【0004】本発明の目的は、ダクト式空調システムに
おいて、夜間になって外気温度が下がった場合には、自
動換気を行うことにより、室温を低下させるための装置
を提案することである。
おいて、夜間になって外気温度が下がった場合には、自
動換気を行うことにより、室温を低下させるための装置
を提案することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るダクト式空
調システムにおける自動換気装置の構成は次のとおりで
ある。
調システムにおける自動換気装置の構成は次のとおりで
ある。
【0006】換気ユニットの換気ダクト内に外気温度検
出センサーを取り付けると共に、この外気温度検出セン
サーで検出される外気温度と居室内に取り付けた室温検
出センサーで検出される室温との間に一定以上の温度差
が検出された場合、換気ユニット内の換気ファンを駆動
して自動換気運転を行う自動換気運転制御回路を付加し
て成るダクト式空調システムにおける自動換気装置。
出センサーを取り付けると共に、この外気温度検出セン
サーで検出される外気温度と居室内に取り付けた室温検
出センサーで検出される室温との間に一定以上の温度差
が検出された場合、換気ユニット内の換気ファンを駆動
して自動換気運転を行う自動換気運転制御回路を付加し
て成るダクト式空調システムにおける自動換気装置。
【0007】なお、外気温度と居室温度との差が大きい
場合には換気ファンの回転を強回転に制御し、差が小さ
い場合には弱回転に制御するように構成してもよい。
場合には換気ファンの回転を強回転に制御し、差が小さ
い場合には弱回転に制御するように構成してもよい。
【0008】
【作用】自動換気運転制御回路は、換気ダクト内の外気
温度検出センサー及び居室内に取り付けられた室温検出
センサーから入力される温度を監視し、この温度差があ
る設定温度以上の場合に換気ユニット内の換気ファンを
駆動して外気を外気ダクト→換気ユニット(換気ファ
ン)→室内ユニット→分岐チャンバー→分岐ダクト→吹
出口と導入して、室内の自動換気を行う。この自動換気
は、温度差が小さくなった場合或いは同一になった場合
には自動停止する。但し、最小の能力で24時間運転を
継続し、常時換気を行うようにしてもよい。したがっ
て、自動換気運転制御回路は、夏期に限らず、一年中運
転するように構成してもよい。
温度検出センサー及び居室内に取り付けられた室温検出
センサーから入力される温度を監視し、この温度差があ
る設定温度以上の場合に換気ユニット内の換気ファンを
駆動して外気を外気ダクト→換気ユニット(換気ファ
ン)→室内ユニット→分岐チャンバー→分岐ダクト→吹
出口と導入して、室内の自動換気を行う。この自動換気
は、温度差が小さくなった場合或いは同一になった場合
には自動停止する。但し、最小の能力で24時間運転を
継続し、常時換気を行うようにしてもよい。したがっ
て、自動換気運転制御回路は、夏期に限らず、一年中運
転するように構成してもよい。
【0009】
【実施例】図1に本発明を実施したダクト式空調システ
ムを示す。1は換気ダクト、2は換気ユニット(ファ
ン)、3は吸込口、4は室内ユニット、5は送風ファ
ン、6は冷房用熱交換器、7は暖房用熱交換器、8は分
岐チャンバー、9は分岐口にして、この分岐口9には図
3に示すようにモータにより開閉されるダンパー10が
取り付けられている。11は分岐ダクト、12は吹出
口、13は室外機である。
ムを示す。1は換気ダクト、2は換気ユニット(ファ
ン)、3は吸込口、4は室内ユニット、5は送風ファ
ン、6は冷房用熱交換器、7は暖房用熱交換器、8は分
岐チャンバー、9は分岐口にして、この分岐口9には図
3に示すようにモータにより開閉されるダンパー10が
取り付けられている。11は分岐ダクト、12は吹出
口、13は室外機である。
【0010】14は換気ダクト1内に取り付けられた外
気温度検出センサー、15は居室内に取り付けられた室
温検出センサー、16は自動換気運転回路にして、次の
制御を行う。
気温度検出センサー、15は居室内に取り付けられた室
温検出センサー、16は自動換気運転回路にして、次の
制御を行う。
【0011】換気ダクト1内の外気温度検出センサー1
4及び居室内に取り付けられた室温検出センサー15か
ら入力される温度を監視し、この温度差がある温度以上
の場合に換気ユニット2内の換気ファンを駆動して外気
を外気ダクト1→換気ユニット(換気ファン)2→室内
ユニット4→分岐チャンバー8→分岐口9→分岐ダクト
11→吹出口12と導入して、室内の自動換気を行う。
この自動換気は、温度差が小さくなった場合或いは同一
になった場合には自動停止する。但し、最小の能力で2
4時間運転を継続し、常時換気を行うようにしてもよ
い。したがって、自動換気運転制御回路16は、夏期に
限らず、一年中運転するように構成してもよい。なお、
自動換気運転中に他の運転モードが選択された場合はそ
の方が優先する。
4及び居室内に取り付けられた室温検出センサー15か
ら入力される温度を監視し、この温度差がある温度以上
の場合に換気ユニット2内の換気ファンを駆動して外気
を外気ダクト1→換気ユニット(換気ファン)2→室内
ユニット4→分岐チャンバー8→分岐口9→分岐ダクト
11→吹出口12と導入して、室内の自動換気を行う。
この自動換気は、温度差が小さくなった場合或いは同一
になった場合には自動停止する。但し、最小の能力で2
4時間運転を継続し、常時換気を行うようにしてもよ
い。したがって、自動換気運転制御回路16は、夏期に
限らず、一年中運転するように構成してもよい。なお、
自動換気運転中に他の運転モードが選択された場合はそ
の方が優先する。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上のように、外気温度と室内
温度を監視して、この温度差が一定以上の場合に換気モ
ードを自動的に選択して換気を行うように構成したの
で、特に夏期において、夜間になっても室内に熱がこも
り、なかなか冷えなかったり、空調立ち上がり時の負荷
が大きいために多くの熱エネルギーを消費することがな
い。よって、本発明は省エネ上有効であると共に特に熱
が室内にこもり易い高気密・高断熱住宅において有効で
ある。
温度を監視して、この温度差が一定以上の場合に換気モ
ードを自動的に選択して換気を行うように構成したの
で、特に夏期において、夜間になっても室内に熱がこも
り、なかなか冷えなかったり、空調立ち上がり時の負荷
が大きいために多くの熱エネルギーを消費することがな
い。よって、本発明は省エネ上有効であると共に特に熱
が室内にこもり易い高気密・高断熱住宅において有効で
ある。
【図1】本発明を実施したダクト式空調システムの説明
図。
図。
【図2】換気ユニット、室内ユニット、分岐チャンバー
部分の説明図。
部分の説明図。
【図3】分岐チャンバーの分岐口部分の説明図。
1 換気ダクト 2 換気ユニット 4 室内ユニット 8 分岐チャンバー 11 分岐ダクト 12 吹出口 14 外気温度検出センサー 15 室温検出センサー 16 自動換気運転制御回路
Claims (2)
- 【請求項1】 換気ユニットの換気ダクト内に外気温度
検出センサーを取り付けると共に、この外気温度検出セ
ンサーで検出される外気温度と居室内に取り付けた室温
検出センサーで検出される室温との間に一定以上の温度
差が検出された場合、換気ユニット内の換気ファンを駆
動して自動換気運転を行う自動換気運転制御回路を付加
して成るダクト式空調システムにおける自動換気装置。 - 【請求項2】 外気温度と居室温度との差が大きい場合
には換気ファンの回転を強回転に制御し、差が小さい場
合には弱回転に制御する制御回路を付加して成る請求項
1記載のダクト式空調システムにおける自動換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5141874A JPH074702A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | ダクト式空調システムにおける自動換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5141874A JPH074702A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | ダクト式空調システムにおける自動換気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH074702A true JPH074702A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15302175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5141874A Pending JPH074702A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | ダクト式空調システムにおける自動換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH074702A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11173621A (ja) * | 1997-12-08 | 1999-07-02 | Misawa Homes Co Ltd | セントラル換気装置 |
JPH11182489A (ja) * | 1997-12-22 | 1999-07-06 | Haseko Corp | 住宅用換気装置 |
JP2007298252A (ja) * | 2006-05-02 | 2007-11-15 | Hideharu Aizawa | 住宅用換気装置 |
CN107166690A (zh) * | 2017-05-08 | 2017-09-15 | 江苏中科睿赛污染控制工程有限公司 | 新风机的节能控制系统及运行方法 |
-
1993
- 1993-06-14 JP JP5141874A patent/JPH074702A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11173621A (ja) * | 1997-12-08 | 1999-07-02 | Misawa Homes Co Ltd | セントラル換気装置 |
JPH11182489A (ja) * | 1997-12-22 | 1999-07-06 | Haseko Corp | 住宅用換気装置 |
JP2007298252A (ja) * | 2006-05-02 | 2007-11-15 | Hideharu Aizawa | 住宅用換気装置 |
CN107166690A (zh) * | 2017-05-08 | 2017-09-15 | 江苏中科睿赛污染控制工程有限公司 | 新风机的节能控制系统及运行方法 |
CN107166690B (zh) * | 2017-05-08 | 2020-01-03 | 江苏中科睿赛污染控制工程有限公司 | 新风机的节能控制系统及运行方法 |
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