JPH11173621A - セントラル換気装置 - Google Patents

セントラル換気装置

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JPH11173621A
JPH11173621A JP9337367A JP33736797A JPH11173621A JP H11173621 A JPH11173621 A JP H11173621A JP 9337367 A JP9337367 A JP 9337367A JP 33736797 A JP33736797 A JP 33736797A JP H11173621 A JPH11173621 A JP H11173621A
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送風装置を共通して使用することができて部
材の共通化を図ることができる上に、各室内の容量が異
なっても、各室内それぞれの居住状態を快適に維持する
ことができるセントラル換気装置を提供する。 【解決手段】 建物内の複数の室内(20)を換気可能なセ
ントラル換気装置(10)であって、外部からの新鮮な空気
を供給するために室内(20)に向かって開口する換気口(3
0)と、この換気口(30)と室外との間を連通する筒状の配
管(40)と、この配管(40)の内部における強制的な空気の
流れを形成する換気ユニット本体(50)とを備え、前記換
気口(30)は、その内部であって配管(40)からの空気の通
路となる位置に、室内(20)の居住状態を快適にするため
の空気調和機能を有する換気口用空気調和器(60)を備え
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、セントラル換気
装置、さらに詳しくは、各室内の換気口に独立した機能
を有する空気調和器を備えたセントラル換気装置に関す
るものである。
【0002】
【先行技術】図5は、従来のセントラル換気装置の概略
模式図を示すものである。従来のセントラル換気装置10
0は、一階の天井部分に、強制的に空気の流れを形成す
る大型の換気ユニット本体110を一台設置して、建物の
各室内の空気を換気するものであった。具体的には、一
階の天井部分に位置して強制的に空気の流れを形成する
1台の大型の換気ユニット本体110が一階の天井部分、
すなわち二階の床部分に形成されている。そして、この
セントラル換気装置100は、建物の外部の新鮮な空気を
室内に取り入れるために建物の外部から換気ユニット本
体110に連通する外部吸入配管120と、この外部吸入配管
120から吸入された空気を換気ユニット本体110を介して
建物の各室内に供給する室内供給配管130とを備えてい
る。そして、この室内供給配管130の室内側の端部に
は、室内側に向かって開口する換気口140が形成されて
いた。この換気口140は、建物の各室内に一個ずつ天井
に形成されていた。
【0003】そして、このセントラル換気装置100は、
室内の空気を換気ユニット本体110に吸入するために一
階の室内天井から換気ユニット本体110に向かって通ず
る室内排気配管160と、この室内排気配管160により室内
から吸入された空気を室外に排出するために室外と換気
ユニット本体110との間に通ずる外部排気配管170とを備
えていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のセントラル換気装置を配置した建物室内には、セント
ラル換気装置とは別個に空気調和器を形成していた。こ
の空気調和器は、室内に向かって空気調和された空気を
送風するためにモーター等の駆動源や、回転ファン等か
らなる送風機能を有する送風装置が内部に組み込まれて
いた。一方、従来のセントラル換気装置にも同様の送風
装置を必要とし、同じ室内に送風するために同様の機能
を有する送風装置を二個使用しており、無駄であるとい
う第一の問題点があった。
【0005】そして、従来のセントラル換気装置は、冷
暖房等の空気調和に関する機能は持たないため、室内の
空気調和は、室内に別個に設けた空気調和器等により行
われていた。かかる場合、室内容量に対して空気調和器
の能力が勝っていれば、問題とならないが、空気調和器
の能力が不足していると、室内を快適な状態に維持する
ことができなかった。また、各室内の容量に見合った空
気調和器が設置されている建物に後からセントラル換気
装置を導入する場合、換気により新たな空気が入り込む
こととなり、当初に計算されて設置されている空気調和
器では、その能力が不足してしまうという第二の問題点
があった。
【0006】そこで、請求項1記載の発明は、上記した
従来の技術の有する第一および第二の問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、送風装置
を共通して使用することができて部材の共通化を図るこ
とができる上に、各室内の容量が異なっても、各室内そ
れぞれの居住状態を快適に維持することができるセント
ラル換気装置を提供しようとするものである。
【0007】これに加え、請求項2記載の発明は、除湿
機能を備えて室内を除湿することができて、室内湿度を
抑えることができ、室内の居住状態を快適に維持するこ
とができるセントラル換気装置を提供しようとするもの
である。これに加え、請求項3記載の発明は、加湿機能
を備えて室内の湿度を上げて室内が乾燥することを抑え
ることができ、各室内の居住状態を快適に維持すること
ができるセントラル換気装置を提供しようとするもので
ある。
【0008】これに加え、請求項4記載の発明は、空気
清浄機能を備えて室内の浮遊物粒子を捕獲することがで
きて、室内空気を浄化することができ、各室内の居住状
態を快適に維持することができるセントラル換気装置を
提供しようとするものである。これに加え、請求項5記
載の発明は、暖房機能を備えて、室内の温度を上昇させ
て、室内を暖房することができ、各室内の居住状態を快
適に維持することができるセントラル換気装置を提供し
ようとするものである。
【0009】これに加え、請求項6記載の発明は、芳香
機能を備えて、室内に良い香りを漂わせて、各室内の居
住状態を快適に維持することができるセントラル換気装
置を提供しようとするものである。これに加え、請求項
7記載の発明は、脱臭機能を備えて、室内の煙草等の不
快な香りを除去することができ、各室内の居住状態を快
適に維持することができるセントラル換気装置を提供し
ようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものである。請求項1記載の発明は、
建物内の複数の室内(20)を換気可能なセントラル換気装
置(10)であって、外部からの新鮮な空気を供給するため
に室内(20)に向かって開口する換気口(30)と、この換気
口(30)と室外との間を連通する筒状の配管(40)と、この
配管(40)の内部における強制的な空気の流れを形成する
換気ユニット本体(50)とを備え、前記換気口(30)は、そ
の内部であって配管(40)からの空気の通路となる位置
に、室内(20)の居住状態を快適にするための空気調和機
能を有する換気口用空気調和器(60)を備えたことを特徴
とする。
【0011】また、ここで、「居室の居住状態を快適に
するための空気調和機能」とは、例えば、室内の温度を
室外の温度よりも上昇させることができるような暖房機
能を有するものや、室内の温度を室外の温度よりも下降
させることができるような冷房機能を有するものを含む
ものである。具体的には、冷媒の気化現象を利用した冷
暖房機能を有するものや、電熱線の発熱を利用した暖房
機能を有するものや、水の気化現象を利用した冷房機能
を有するもの等を含むものである。
【0012】本発明において、換気口(30)は、その内部
であって配管(40)からの空気の通路となる位置に、室内
(20)の居住状態を快適にするための換気口用空気調和器
(60)を備えている。そして、この配管(40)の内部におい
ては、換気ユニット本体(50)により強制的な空気の流れ
が形成されているため、換気口用空気調和器(60)は、空
気調和後の空気を室内に送風するための回転ファンや、
この回転ファンを駆動するための駆動源となる駆動モー
ター等からなる送風装置を別に形成することなく、換気
ユニット本体(50)からの空気の流れに乗せて、空気調和
後の空気を各室内に送り込むことができる。すなわち、
同様の送風装置を、換気ユニット本体(50)と換気口用空
気調和器(60)とで二個、形成する必要がなく、一個の送
風装置で共通して使用することができ、部材の共通化を
図ることができる。
【0013】さらに、各室内(20)に予め別の空気調和器
が形成されて、かかる空気調和器の能力が室内容量に対
して不足しているような場合や、セントラル換気装置(1
0)を取り付けて換気を施すようになったことにより、当
初の空気調和器の能力では不足するような場合において
も、換気口(30)の内部の換気口用空気調和器(60)によ
り、かかる不足した空気調和器の能力を補充することが
でき、各室内の居住状態を快適にすることができる。
【0014】請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の特徴点に加え、換気口用空気調和器(60)は、換気
口(30)から室内(20)に供給される空気中の水分の一部を
除去可能な除湿機能を備えたことを特徴とする。なお、
ここで、「除湿機能」は、配管(40)から送られてきた空
気中の水分の一部を除去することができるものであれば
良いものである。例えば、通常の空気調和器に使用され
ているような冷媒を使用したものを含むものであり、ま
た、和紙等が水分を吸着しやすい性質を利用した簡単な
構造のものも含むものである。
【0015】また、ここで、除去した水分は、ドレン管
等を使用して室外に排出するようにしても良いし、室外
において、多数のフィン等からなる表面積の広い部分の
表面周囲に流して、自然に又は強制的に蒸発するように
しても良く、さらに、ポリタンク等に注入されるように
形成して、定期的に捨てるように形成しても良いもので
ある。
【0016】本発明において、換気口(30)の内部の換気
口用空気調和器(60)は、換気口(30)から室内(20)に供給
される空気中の水分の一部を除去可能な除湿機能を備え
ている。このため、外部から吸入されて換気ユニット本
体(50)を経て、配管(40)を介して換気口(30)に送風され
てきた、水分を多量に含んだ空気から、その水分の一部
を除去することができる。これにより、外部から取り入
れた湿度の高い空気を、湿度の低い空気に変換して、室
内(20)に送ることができ、梅雨時の室外の湿度が高いよ
うな場合においても、室内(20)の湿度を抑えることがで
きて、室内(20)の雰囲気を爽やかなものに維持すること
ができ、室内(20)の居住状態を快適なものにすることが
できる。
【0017】請求項3記載の発明は、上記した請求項1
または請求項2記載の特徴点に加え、換気口用空気調和
器(60)は、換気口(30)から室内(20)に供給される空気に
水分を添加可能な加湿機能を備えたことを特徴とする。
なお、ここで、「加湿機能」とは、予め大型のポリタン
ク等に貯留した水を加熱により蒸発させる加熱式のもの
や、あるいは、超音波による蒸気発生器によるもの等の
強制的に多量の蒸気を発生可能なものを含むものであ
る。さらに、水分を含浸した多数のフィン状のものを多
数、配置し、それらの間に送風することにより水分の自
然な蒸発を促進させるような簡単な機構のものを含むも
のである。
【0018】本発明において、換気口(30)の内部の換気
口用空気調和器(60)は、換気口(30)から室内(20)に供給
される空気に水分を添加可能な加湿機能を備えている。
このため、外部から吸入されて換気ユニット本体(50)を
経て、配管(40)を介して換気口(30)に送風されてきた、
水分を少量しか含んでいない乾燥した空気に、水分を添
加することができる。具体的には、水蒸気として、一緒
に混合するものである。これにより、外部から取り入れ
た乾燥した空気を適当な湿度の空気に変換して、室内(2
0)に送ることができ、室外の湿度が低く、乾燥している
ような場合においても、室内(20)の湿度を人が居住する
のに快適と感じられる適当な湿度に調整することができ
る。
【0019】請求項4記載の発明は、上記した請求項
1、請求項2または請求項3記載の特徴点に加え、換気
口用空気調和器(60)は、換気口(30)から室内(20)に供給
される空気中の浮遊微粒子の一部を除去可能な空気清浄
機能を備えたことを特徴とする。なお、ここで、「空気
清浄機能」とは、空気中に浮遊した状態で含まれる塵
や、埃や、花粉等の浮遊微粒子や、細菌等を除去するこ
とができるような機能を有するものであれば良いもので
ある。例えば、塵等を含んだ空気を微小な網目状や、繊
維状のエアフィルターを通すことにより、かかる浮遊微
粒子を捕獲して、除去することができるようなものを含
むものである。また、酸化、還元、分解等の反応を利用
したものや、吸着、電気集塵、洗浄等を施すことにより
空気の浄化をするもの等を含むものである。
【0020】本発明において、換気口(30)の内部の換気
口用空気調和器(60)は、換気口(30)から室内(20)に供給
される空気中に浮遊した状態で含まれる浮遊微粒子の一
部を除去可能な空気清浄機能を備えている。このため、
外部から吸入されて換気ユニット本体(50)を経て、配管
(40)を介して換気口(30)に送風されてきて、多数の微小
な塵や埃や花粉等の浮遊微粒子を含む空気中から、かか
る浮遊微粒子の一部を除去することができる。これによ
り、外部から取り入れた浮遊微粒子が浮遊する状態の空
気から、かかる浮遊微粒子が少ない清浄な空気に変換し
て、室内(20)に送ることができ、室外の空気に塵や埃や
花粉等の浮遊微粒子が多数、含まれているような場合に
おいても、室内(20)の空気を、清浄に維持することがで
き、人が居住するのに快適なものにすることができる。
【0021】請求項5記載の発明は、上記した請求項
1、請求項2、請求項3または請求項4記載の特徴点に
加え、換気口用空気調和器(60)は、換気口(30)内部に埋
め込まれたパイプ(31)を放熱させることにより、室内(2
0)を暖めることが可能な暖房機能を備えたことを特徴と
する。なお、ここで、「換気口(30)内部に埋め込まれた
パイプ(31)を放熱させることにより、室内を暖めること
が可能な暖房機能」とは、パイプ(31)から供給される熱
により、室内(20)の空気の温度を高めることができるも
のであれば良いものである。ここで、「パイプ(31)」
は、内部に温水を対流させて熱源とするものや、パイプ
(31)の内部に電気抵抗により発熱可能な金属線を通すこ
とにより、パイプ(31)を発熱体として使用するもの等を
含むものである。さらに、かかる発熱体となるパイプ(3
1)を平板状の内部に埋設して、パネル状の発熱体として
使用するようなものも含まれるものである。
【0022】本発明において、換気口用空気調和器(60)
は、換気口(30)内部に埋め込まれたパイプ(31)を放熱さ
せることにより、室内(20)を暖めることが可能な暖房機
能を備えている。すなわち、換気口(30)内部のパイプ(3
1)が放熱することにより、それらのパイプ(31)の間を配
管(40)からの空気が通過することにより、パイプ(31)周
囲の高温に加熱された空気を室内(20)に向かって送風さ
せることができる。これにより、室内(20)に加熱されて
温度が高い空気を送ることができ、室内(20)温度を上昇
させることができ、冬季に外部の気温が低いような場合
においても、室内(20)の空気は、適当な温度に保つこと
ができ、人が居住するのに快適な雰囲気温度を維持する
ことができる。
【0023】請求項6記載の発明は、上記した請求項
1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5記載
の特徴点に加え、換気口用空気調和器(60)は、換気口(3
0)から室内(20)に供給される空気に芳香を添加可能な芳
香機能を備えたことを特徴とする。本発明において、換
気口(30)の内部の換気口用空気調和器(60)は、換気口(3
0)から室内(20)に供給される空気に芳香を添加可能な芳
香機能を備えている。このため、外部から吸入されて換
気ユニット本体(50)を経て、配管(40)を介して換気口(3
0)に送風されてきた空気に人が不快感を感じるような臭
いが含まれていても、芳香機能により芳香を添加するこ
とができて、室内(20)には良い香りを漂わせることがで
きて、不快な臭いが気にならず、室内(20)に居住する人
が悪臭により不快感を持つことを抑えることができ、室
内(20)の居住状態を快適なものにすることができる。
【0024】また、換気口用空気調和器(60)が芳香機能
を有することで、外部から悪臭が入る場合のみならず、
室内(20)の内部で発生した喫煙による煙草の臭いや、カ
ビ臭等の不快な臭いに対しても同様の効果を得ることが
できる。請求項7記載の発明は、上記した請求項1、請
求項2、請求項3、請求項4、請求項5または請求項6
記載の特徴点に加え、換気口用空気調和器(60)は、換気
口(30)から室内(20)に供給される空気を脱臭可能な脱臭
機能を備えたことを特徴とする。
【0025】本発明において、換気口(30)の内部の換気
口用空気調和器(60)は、換気口(30)から室内(20)に供給
される空気を脱臭可能な脱臭機能を備えている。このた
め、外部から吸入されて換気ユニット本体(50)を経て、
配管(40)を介して換気口(30)に送風されてきた空気に人
が不快感を感じるような臭いが含まれていても、脱臭機
能によりかかる悪臭を除去することができて、室内(20)
にはかかる悪臭を含まない無臭の空気を送風することが
できる。これにより、室内(20)に居住する人が悪臭によ
り不快感を持つことを抑えることができ、室内(20)の居
住状態を快適なものにすることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて、更に詳しく説明する。図1乃至図2は、本
発明の第一の実施の形態を示すものであり、図1はセン
トラル換気装置の概略模式図、図2は換気口の概略縦断
面図を示すものである。まず、本実施の形態の構成につ
いて説明する。
【0027】本実施の形態に係るセントラル換気装置10
は、建物内の複数の室内20を換気可能なものである。こ
のセントラル換気装置10は、外部からの新鮮な空気を供
給するために各室内20に向かってそれぞれ開口する換気
口30と、この換気口30と室外との間を連通する筒状の配
管40と、この配管40の内部における強制的な空気の流れ
を形成する換気ユニット本体50とを備えている。そし
て、配管40は、具体的には、換気ユニット本体50から建
物外壁に向かって延びる外部排気配管80を備えている。
また、換気ユニット本体50と換気口30との間の配管40
は、その途中に配管40を複数に分岐することができる分
岐チャンバー41が形成されている。すなわち、換気ユニ
ット本体50と分岐チャンバー41との間は一本の配管40に
より接続され、分岐チャンバー41と各室内20の換気口30
との間には、この分岐チャンバー41から延びる複数の配
管40により接続されている。
【0028】さらに、このセントラル換気装置10は、室
内20の空気を排気するために、換気ユニット本体50の下
面に開口して室内20の空気を換気ユニット本体50の内部
に吸入する室内吸入口61と、この室内吸入口61から吸入
した空気を建物外部に排出するために換気ユニット本体
50から建物外壁に延びる外部排気配管80とを備えてい
る。
【0029】なお、このセントラル換気装置10は、建物
の各フロア毎に独立したものに形成されている。各フロ
ア毎に独立させたのは、上下フロア間の配管スペースを
不要とし、配管40の総延長の短縮化、換気ユニット本体
50の小型化を図ることができて、三階建て以上の住宅に
も容易に対応することができるようにしたものである。
【0030】前記換気口30は、建物の各室内20の天井21
部分にそれぞれ一個ずつ四角箱状のものが形成されてい
る。そして、換気口30は、その内部であって配管40から
の空気の通路となる位置に、室内20の居住状態を快適に
するための空気調和機能を有する換気口用空気調和器60
を備えている。そして、換気口用空気調和器60の下方で
あって、天井21の略面一には、換気口30の内部を隠すこ
とができる上に換気口30からの風向きを変更することが
できる複数の羽板32が平行に配列されてある。
【0031】具体的には、換気口用空気調和器60は、図
2に示すように、換気口30内部に埋め込まれたパイプ31
を放熱させることにより、室内20を暖めることが可能な
暖房機能を備えたことを特徴とするものである。なお、
このパイプ31は、その内部に電気抵抗により発熱可能な
金属線を通すことにより、パイプ31を発熱体として使用
しているものである。もちろん、このパイプ31の発熱の
方式は、これに限定されるものではなく、内部に温水を
循環対流させることにより、パイプ31周囲の空気を暖め
るようにしても良いものである。
【0032】次に、上記した実施の形態の作用及び効果
について説明する。本実施の形態において、換気口30
は、その内部であって配管40からの空気の通路となる位
置に、室内20の居住状態を快適にするための換気口用空
気調和器60を備えている。そして、この配管40の内部に
おいては、換気ユニット本体50により強制的な空気の流
れが形成されているため、換気口用空気調和器60は、空
気調和後の空気を室内に送風するための回転ファンや、
この回転ファンを駆動するための駆動源となる駆動モー
ター等からなる送風装置を別に形成することなく、換気
ユニット本体50からの空気の流れに乗せて、パイプ31に
より暖めた空気調和後の空気を各室内に送り込むことが
できる。すなわち、同様の送風装置を、換気ユニット本
体50と換気口用空気調和器60とで二個、形成する必要が
なく、一個の送風装置で共通して使用することができ、
送風装置という装置部材の共通化を図ることができる。
【0033】さらに、各室内20に予め別の空気調和器が
形成されて、かかる空気調和器の能力が室内容量に対し
て不足しているような場合や、セントラル換気装置10を
取り付けて換気を施すようになったことにより、当初の
空気調和器の能力では不足するような場合においても、
換気口30の内部の換気口用空気調和器60により、かかる
不足した空気調和器の能力を補充することができ、各室
内の居住状態を快適にすることができる。
【0034】そして、本実施の形態において、換気口用
空気調和器60は、換気口30内部に埋め込まれたパイプ31
を放熱させることにより、室内20を暖めることが可能な
暖房機能を備えている。すなわち、換気口30内部のパイ
プ31が放熱することにより、それらのパイプ31の間を配
管40からの空気が通過することにより、パイプ31周囲の
高温に加熱された空気を室内20に向かって送風させるこ
とができる。これにより、室内20に加熱されて温度が高
い空気を送ることができ、室内20温度を上昇させること
ができ、冬季に外部の気温が低いような場合において
も、室内20の空気は、適当な温度に保つことができ、人
が居住するのに快適な雰囲気温度を維持することができ
る。
【0035】次に、第二の実施の形態について説明す
る。図3は、本発明の第二の実施の形態であって、換気
口の概略縦断面図を示すものである。本実施の形態は、
第一の実施の形態と略同様であって、換気口30の換気口
用空気調和器60のパイプ31が、羽板32の内部に埋め込ま
れてあり、この羽板32自体が発熱体としての機能を有す
るように形成されているものである。その他の構成は、
第一の実施の形態と略同様で同様の部分には、同一の部
品番号を付与して説明を省略する。
【0036】本実施の形態において、羽板32の内部のパ
イプ31が発熱することにより、羽板32全体が加熱され、
羽板32の周囲の空気が加熱される。そして、換気ユニッ
ト本体50から送風されてきた外部の空気が配管40を通っ
て、換気口30の内部に送り込まれる。そして、これらの
羽板32の間を通って、室内20に送風されるが、その際、
加熱された羽板32により、空気が加熱され、暖かい空気
が室内20に送風されることとなる。熱源となるパイプ31
を第一の実施の形態よりも室内20側に近い位置に配置す
ることができるため、室内20の暖房効果をより高めるこ
とができるものである。また、この羽板32を使用するこ
とにより、パイプ31のみを使用するときよりも、空気が
発熱体に接触する表面積を増やすことができ、パイプ31
からの熱を効率良く、空気に伝達することができる。
【0037】次に、本発明の第三の実施の形態について
説明する。図4は、本発明の第三の実施の形態であっ
て、換気口の概略縦断面図を示すものである。本実施の
形態は、換気口30の下面に羽板32を形成せずに、換気口
30の下面は天井21よりも僅かに下方に位置する平板状の
天井用空調換気グリル33により覆われている。そして、
配管40からの空気は、天井用空調換気グリル33の周縁と
天井21との間の隙間から四方周囲に向かって流れ出るよ
うに形成されているものである。そして、この天井用空
調換気グリル33の内部には、換気口用空気調和器60のパ
イプ31が埋め込まれてあり、この天井用空調換気グリル
33自体が発熱体としての機能も有するように形成されて
いるものである。その他の構成は、第一の実施の形態と
略同様で同様の部分には、同一の部品番号を付与して説
明を省略する。
【0038】本実施の形態において、天井用空調換気グ
リル33の内部のパイプ31が発熱することにより、天井用
空調換気グリル33全体が加熱され、天井用空調換気グリ
ル33の周囲の空気が加熱される。そして、換気ユニット
本体50から送風されてきた外部の空気が配管40を通っ
て、換気口30の内部に送り込まれる。そして、天井用空
調換気グリル33の上面に沿ってその側縁に向かって送風
され、天井用空調換気グリル33と天井21との間を通っ
て、室内20に送風される。その際、加熱された天井用空
調換気グリル33の周囲の空気が加熱され、暖かい空気が
室内20に送風されることとなる。本実施の形態では、熱
源となるパイプ31を第一及び第二の実施の形態よりも、
さらに、室内20側に近い位置に配置することができるた
め、室内20の暖房効果をより高めることができるもので
ある。また、この天井用空調換気グリル33を使用するこ
とにより、パイプ31のみを使用するときよりも、空気が
発熱体に接触する表面積が増え、パイプ31からの熱を効
率良く、空気に伝達することができる。
【0039】次に、第四の実施の形態について説明す
る。本実施の形態は、換気口用空気調和器60が、換気口
30から室内20に供給される空気中の水分の一部を除去可
能な除湿機能を備えたことを特徴とするものである。こ
の除湿機能を備えた換気口用空気調和器60は、具体的に
は、通常の空気調和器に使用されているような、冷媒を
利用して空気中の水分を除去可能なものである。なお、
発生した水は、天井21裏を通したドレン管により建物外
壁にまで延ばし、そこから建物周囲の樋の内部に入り込
むように形成されている。もちろん、ドレン管を使用せ
ずに、貯留タンクに貯留して定期的に捨てるように形成
しても良いものである。その他の構成は、第一の実施の
形態と略同様であって、説明を省略する。
【0040】次に、上記した実施の形態の作用及び効果
について説明する。本実施の形態において、換気口30の
内部の換気口用空気調和器60は、換気口30から室内20に
供給される空気中の水分の一部を除去可能な除湿機能を
備えている。このため、外部から吸入されて換気ユニッ
ト本体50を経て、配管40を介して換気口30に送風されて
きた、水分を多量に含んだ空気から、その水分の一部を
除去することができる。これにより、外部から取り入れ
た湿度の高い空気を、湿度の低い空気に変換して、室内
20に送ることができ、梅雨時の室外の湿度が高いような
場合においても、室内20の湿度を抑えることができて、
室内20の雰囲気を爽やかなものに維持することができ、
室内20の居住状態を快適なものにすることができる。
【0041】次に、第五の実施の形態について説明す
る。本実施の形態は、換気口用空気調和器60が、換気口
30から室内20に供給される空気に水分を添加可能な加湿
機能を備えたことを特徴とするものである。具体的に
は、特に図示しないが、換気口30の内部において、ポリ
タンクに貯留した水から伝わった水分を表面に含浸させ
た多数のフィン状のものを複数枚、並列状に配置し、そ
れらの間に送風することにより水分の自然な蒸発を促進
させるものである。もちろん、加湿機能の方式は、これ
に限定されることはなく、加熱式のものや、超音波によ
る蒸気発生器を有するものでも良いものである。その他
の構成は、第一の実施の形態と略同様であって、説明を
省略する。
【0042】次に、上記した実施の形態の作用及び効果
について説明する。本実施の形態において、換気口30の
内部の換気口用空気調和器60は、換気口30から室内20に
供給される空気に水分を添加可能な加湿機能を備えてい
る。すなわち、水分を表面に含浸したフィンの間を換気
ユニット本体50から送風されてくる空気が通過すること
により、フィン表面からの水分の蒸発が促進されて、室
内20に送風する空気に水蒸気を含ませることができる。
このため、外部から吸入されて換気ユニット本体50を経
て、配管40を介して換気口30に送風されてきた、水分を
少量しか含んでいない乾燥した空気に、水分を添加する
ことができる。これにより、外部から取り入れた乾燥し
た空気を適当な湿度の空気に変換して、室内20に送るこ
とができ、室外の湿度が低く、乾燥しているような場合
においても、室内20の湿度を人が居住するのに快適と感
じられる適当な湿度に調整することができる。
【0043】次に、第六の実施の形態について説明す
る。本実施の形態は、換気口用空気調和器60が、換気口
30から室内20に供給される空気中の浮遊微粒子の一部を
除去可能な空気清浄機能を備えたことを特徴とするもの
である。この空気清浄機能は、具体的には、特に図示し
ないが、塵や、埃や、花粉等の浮遊微粒子を網目状や、
繊維状のエアフィルターを通すことにより捕獲して、除
去することができるものである。もちろん、空気清浄機
能の方式は、特にこれに限定されるものではなく、他の
酸化、還元、分解等の反応を利用したものや、吸着、電
気集塵、洗浄等を施すことにより空気の浄化をするもの
でも良いものである。その他の構成は、第一の実施の形
態と略同様であって、説明を省略する。
【0044】次に、上記した実施の形態の作用及び効果
について説明する。本実施の形態において、換気口30の
内部の換気口用空気調和器60は、換気口30から室内20に
供給される空気中に浮遊した状態で含まれる浮遊微粒子
の一部を除去可能なエアフィルターを用いた空気清浄機
能を備えている。このため、外部から吸入されて換気ユ
ニット本体50を経て、配管40を介して換気口30に送風さ
れてきて、多数の微小な塵や埃や花粉等の浮遊微粒子を
含む空気中から、かかる浮遊微粒子の一部を除去するこ
とができる。これにより、かかる浮遊微粒子が少ない清
浄な空気に変換して、室内20に送ることができる。すな
わち、室外の空気に塵や埃や花粉等の浮遊微粒子が多
数、含まれているような場合においても、室内20の空気
を、清浄に維持することができ、人が居住するのに快適
なものにすることができる。
【0045】次に、第七の実施の形態について説明す
る。本実施の形態は、換気口用空気調和器60が、換気口
30から室内20に供給される空気に芳香を添加可能な芳香
機能を備えたことを特徴とするものである。具体的に
は、特に図示していないが、花等の植物から抽出した香
りのエキスを固化したものを、換気口30の内部の空気の
通路の途中に配置したものである。その他の構成は、第
一の実施の形態と略同様であって、説明を省略する。
【0046】次に、上記した実施の形態の作用及び効果
について説明する。本実施の形態において、換気口30の
内部の換気口用空気調和器60は、換気口30から室内20に
供給される空気に芳香を添加可能な芳香機能を備えてい
る。このため、外部から吸入されて換気ユニット本体50
を経て、配管40を介して換気口30に送風されてきた空気
に人が不快感を感じるような臭いが含まれていても、芳
香機能により芳香を添加することができて、室内20には
良い香りを漂わせることができて、不快な臭いが気にな
らず、室内20に居住する人が悪臭により不快感を持つこ
とを抑えることができ、室内20の居住状態を快適なもの
にすることができる。
【0047】また、換気口用空気調和器60が芳香機能を
有することで、外部から悪臭が入る場合のみならず、室
内20の内部で発生した喫煙による煙草の臭いや、カビ臭
等の不快な臭いに対しても同様の効果を得ることができ
る。次に、第八の実施の形態について説明する。本実施
の形態は、換気口用空気調和器60が、換気口30から室内
20に供給される空気を脱臭可能な脱臭機能を備えたこと
を特徴とするものである。この脱臭機能は、特に図示し
ないが、具体的には、換気口30の空気の通路の途中に多
数の微小な吸着用の穴を有する活性炭の微小粒が含まれ
たエアフィルターを配置しているものである。その他の
構成は、第一の実施の形態と略同様であって、説明を省
略する。
【0048】次に、上記した実施の形態の作用及び効果
について説明する。本実施の形態において、換気口30の
内部の換気口用空気調和器60は、換気口30から室内20に
供給される空気を脱臭可能な活性炭を利用した脱臭機能
を備えている。このため、外部から吸入されて換気ユニ
ット本体50を経て、配管40を介して換気口30に送風され
てきた空気に人が不快感を感じるような臭いが含まれて
いても、脱臭機能によりかかる悪臭を除去することがで
きて、室内20にはかかる悪臭を含まない無臭の空気を送
風することができる。これにより、室内20に居住する人
が悪臭により不快感を持つことを抑えることができ、室
内20の居住状態を快適なものにすることができる。
【0049】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
記載の発明によれば、送風装置を共通して使用すること
ができて部材の共通化を図ることができる上に、各室内
の容量が異なっても、各室内それぞれの居住状態を快適
に維持することができるセントラル換気装置を提供する
ことができる。
【0050】請求項2記載の発明によれば、除湿機能を
備えて室内を除湿することができて、室内湿度を抑える
ことができ、室内の居住状態を快適に維持することがで
きるセントラル換気装置を提供することができる。請求
項3記載の発明によれば、加湿機能を備えて室内の湿度
を上げて室内が乾燥することを抑えることができ、各室
内の居住状態を快適に維持することができるセントラル
換気装置を提供することができる。
【0051】請求項4記載の発明によれば、空気清浄機
能を備えて室内の浮遊物粒子を捕獲することができて、
室内空気を浄化することができ、各室内の居住状態を快
適に維持することができるセントラル換気装置を提供す
ることができる。請求項5記載の発明によれば、暖房機
能を備えて、室内の温度を上昇させて、室内を暖房する
ことができ、各室内の居住状態を快適に維持することが
できるセントラル換気装置を提供することができる。
【0052】請求項6記載の発明によれば、芳香機能を
備えて、室内に良い香りを漂わせて、各室内の居住状態
を快適に維持することができるセントラル換気装置を提
供することができる。請求項7記載の発明によれば、脱
臭機能を備えて、室内の煙草等の不快な香りを除去する
ことができ、各室内の居住状態を快適に維持することが
できるセントラル換気装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態であって、セントラ
ル換気装置を示す概略模式図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態であって、換気口を
示す概略縦断面図である。
【図3】本発明の第二の実施の形態であって、換気口を
示す概略縦断面図である。
【図4】本発明の第三の実施の形態であって、換気口を
示す概略縦断面図である。
【図5】従来のセントラル換気装置を示す概略模式図で
ある。
【符号の説明】
10 セントラル換気装置 20 室内 21 天井 30 換気口 31 パイプ 32 羽板 33 天井用空調換気グリル 40 配管 41 分岐チャンバー 50 換気ユニット
本体 60 換気口用空気調和器 61 室内吸入口 70 外部吸入配管 80 外部排気配管 100 セントラル換気装置 110 換気ユニット
本体 120 外部吸入配管 130 室内供給配管 140 換気口 160 室内排気配管 170 外部排気配管

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物内の複数の室内を換気可能なセント
    ラル換気装置であって、 外部からの新鮮な空気を供給するために室内に向かって
    開口する換気口と、この換気口と室外との間を連通する
    筒状の配管と、この配管の内部における強制的な空気の
    流れを形成する換気ユニット本体とを備え、 前記換気口は、その内部であって配管からの空気の通路
    となる位置に、室内の居住状態を快適にするための空気
    調和機能を有する換気口用空気調和器を備えたことを特
    徴とするセントラル換気装置。
  2. 【請求項2】 換気口用空気調和器は、換気口から室内
    に供給される空気中の水分の一部を除去可能な除湿機能
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のセントラル換
    気装置。
  3. 【請求項3】 換気口用空気調和器は、換気口から室内
    に供給される空気に水分を添加可能な加湿機能を備えた
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のセント
    ラル換気装置。
  4. 【請求項4】 換気口用空気調和器は、換気口から室内
    に供給される空気中の浮遊微粒子の一部を除去可能な空
    気清浄機能を備えたことを特徴とする請求項1、請求項
    2または請求項3記載のセントラル換気装置。
  5. 【請求項5】 換気口用空気調和器は、換気口内部に埋
    め込まれたパイプを放熱させることにより、室内を暖め
    ることが可能な暖房機能を備えたことを特徴とする請求
    項1、請求項2、請求項3または請求項4記載のセント
    ラル換気装置。
  6. 【請求項6】 換気口用空気調和器は、換気口から室内
    に供給される空気に芳香を添加可能な芳香機能を備えた
    ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求
    項4または請求項5記載のセントラル換気装置。
  7. 【請求項7】 換気口用空気調和器は、換気口から室内
    に供給される空気を脱臭可能な脱臭機能を備えたことを
    特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、
    請求項5または請求項6記載のセントラル換気装置。
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