JPH06294538A - ダクト式空調装置 - Google Patents

ダクト式空調装置

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Publication number
JPH06294538A
JPH06294538A JP5081684A JP8168493A JPH06294538A JP H06294538 A JPH06294538 A JP H06294538A JP 5081684 A JP5081684 A JP 5081684A JP 8168493 A JP8168493 A JP 8168493A JP H06294538 A JPH06294538 A JP H06294538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
room
mode
air
ventilation
humidity
Prior art date
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Pending
Application number
JP5081684A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Izumisawa
享 和泉沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP5081684A priority Critical patent/JPH06294538A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動運転モードにおいて自動的に換気モード
及びドライモードに移行するダクト式空調装置を得た
い。 【構成】 メインコントローラ11で検出される初期温
度と設定温度差に基づいて自動的に換気モードに移行す
る回路を制御器14内に設けると共に吸込口4に取り付
けた湿度検出センサ13で検出される湿度が一定以上を
示し、前記換気モード条件の場合にはドライモードを優
先させて運転する制御回路を制御器14に付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一台の室内ユニットで
熱調した空気を分岐チャンバーにより分配し、この分配
された空気を分岐ダクトを経由して各室内に送風するこ
とにより空調(冷・暖房)を行う所謂ダクト式空調装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のダクト式空調装置は外気導入用の
換気ファン付換気ダクト及び室内空気吸引用の吸込口及
び前記換気ダクト又は吸込口から吸引した空気を加熱又
は冷却する室内ユニット及びこの室内ユニットで熱調さ
れた空気を分配する分岐チャンバー及びこの分岐チャン
バーで分岐された熱調済空気を室内に送風する分岐ダク
ト及び前記室内ユニットを自動運転する自動運転モード
回路を有するメインコントローラ及びメインコントロー
ラが設置されている居室以外の室内に取り付けられた運
転スイッチと室温検出センサー及び任意に設定温度を変
えられる温度設定回路を有するサブコントローラから成
り、メインコントローラにはこのメインコントローラが
設置されている室内の温度と設定温度との差に基づいて
冷房又は暖房、換気及びドライ運転を行う自動運転モー
ドと、任意に設定温度を変えられる温度設定回路及び選
択的に設定できる冷房モード、暖房モード、換気モード
及びドライモードが基本的に組み込まれている。
【0003】そして、上記構成のダクト式空調装置は、
どの居室において運転スイッチが入れられた場合でも、
メインコントローラにより室内ユニットを制御する構成
であって、サブコントローラ側においては自由に運転モ
ードを変更したり、換気モード或いはドライモードを指
定したりすることはできない。この理由は、一台の室内
ユニットで全室の空調を行うために、運転には優先順位
が必要で、この優先順位を、常にメインコントローラが
設置されている居室を第1位に設定しているためであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のダク
ト式空調装置においては、次のような欠点がある。
【0005】a.自動運転モードが設定されている場合
には自動的に換気モードに移行しない。このため、高気
密・高断熱住宅等の場合に、換気不十分の問題が発生す
る。
【0006】b.自動運転モードの場合、自動的にドラ
イモードに移行しない。このため、快適性に欠ける空調
が行われる場合がある。
【0007】本発明の目的は、ダクト式空調装置におい
て、上記a及びbに記した欠点を解消することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るダクト式空
調装置の構成は次のとおりである。
【0009】外気導入用の換気ファン付換気ダクト及び
室内空気吸引用の吸込口及び前記換気ダクト又は吸込口
から吸引した空気を加熱又は冷却する室内ユニット及び
この室内ユニットで熱調された空気を分配する分岐チャ
ンバー及びこの分岐チャンバーで分岐された熱調済空気
を室内に送風する分岐ダクト及び前記室内ユニットを自
動運転する自動運転モード回路を有するメインコントロ
ーラ及びメインコントローラが設置されている居室以外
の室内に取り付けられた運転スイッチと室温検出センサ
及びこの室温検出センサからの信号に基づいて送風量を
制御する室温制御回路付サブコントローラから成るダク
ト式空調装置において、前記吸込口又はこの近傍に湿度
検出センサを取り付けると共にメインコントローラが自
動運転モードに制御されていて、メインコントローラが
設置されている居室内の温度があらかじめ定められてい
る設定温度の範囲内にあるとき、自動運転モードを換気
運転に切り換えると共に湿度検出センサで検出されるリ
ターン空気の湿度が一定の高さ以上のときはドライモー
ドに切り換え、湿度が一定以下に低下した場合には再び
換気モードに切り換え、居室内の温度が設定温度から離
れた場合には冷房又は暖房運転に切り換える制御回路を
付加して成るダクト式空調装置。
【0010】
【作用】自動運転モードが設定された場合、メインコン
トローラが設置されている居室の初期温度をこのメイン
コントローラ内の室温センサが検出すると共に吸込口又
はこの近傍に取り付けられた湿度検出センサがリターン
空気の初期湿度を検出する。そして、この初期温度が設
定温度に対して、例えば±2℃の範囲内の場合は換気モ
ードに移行し、±2℃を超えている場合或いは±2℃を
超えることになった場合には冷房又は暖房運転に移行す
る。
【0011】更に、湿度検出センサで検出される初期湿
度があらかじめ設定された値以上の場合は、前記換気モ
ードに優先してドライモードに移行し、値以下の場合に
のみ換気モードに移行する。又、冷・暖房運転は常にド
ライモードに優先する。
【0012】
【実施例】図1に本発明に係るダクト式空調装置の実施
例を示す。1は内部に送風ファン1′及び冷房用熱交換
器5及び暖房用熱交換器6を組み込んで成る室内ユニッ
ト、2は換気ダクト、3は換気ファン、4は吸込口、7
は分岐チャンバー、8は分岐チャンバー7のダンパ10
と各居室内の吹出口9を結ぶ分岐ダクト、11はメイン
コントローラ、12はサブコントローラ、13は吸込口
4に取り付けられた湿度検出センサ、14は制御回路に
して、この制御回路14は、通常の制御以外に次の制御
を行う。
【0013】何れかの居室において自動運転モードスイ
ッチが入れられると、先ずメインコントローラ11が設
置された居室の初期温度Ts を検出すると共に湿度検出
センサ13で初期湿度を検出する。そして、初期温度と
設定温度との関係が例えば図2に示す関係にあるとき、
自動換気モードに移行して換気運転を行う。又、初期湿
度が目標湿度以上の場合は図3に示すようにドライモー
ドに移行する。但し、ドライモードは換気モードに優先
し、冷房又は暖房モードは常に換気モード及びドライモ
ードに優先する。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のように、ダクト式空調装
置において、自動換気モード移行及びドライモード移行
回路を付加したことにより、特に高気密及び高断熱住宅
の場合に有効であると共に常に快適性の高い空調が可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したダクト式空調装置の説明図。
【図2】自動換気モード移行の説明図。
【図3】冷・暖房及び換気並びにドライモード移行の説
明図。
【符号の説明】
1 室内ユニット 2 換気ダクト 4 吸込口 7 分岐チャンバー 8 分岐ダクト 11 メインコントローラ 12 サブコントローラ 13 湿度検出センサ 14 制御器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外気導入用の換気ファン付換気ダクト及
    び室内空気吸引用の吸込口及び前記換気ダクト又は吸込
    口から吸引した空気を加熱又は冷却する室内ユニット及
    びこの室内ユニットで熱調された空気を分配する分岐チ
    ャンバー及びこの分岐チャンバーで分岐された熱調済空
    気を室内に送風する分岐ダクト及び前記室内ユニットを
    自動運転する自動運転モード回路を有するメインコント
    ローラ及びメインコントローラが設置されている居室以
    外の室内に取り付けられた運転スイッチと室温検出セン
    サ及びこの室温検出センサからの信号に基づいて送風量
    を制御する室温制御回路付サブコントローラから成るダ
    クト式空調装置において、前記吸込口又はこの近傍に湿
    度検出センサを取り付けると共にメインコントローラが
    自動運転モードに制御されていて、メインコントローラ
    が設置されている居室内の温度があらかじめ定められて
    いる設定温度の範囲内にあるとき、自動運転モードを換
    気運転に切り換えると共に湿度検出センサで検出される
    リターン空気の湿度が一定の高さ以上のときはドライモ
    ードに切り換え、湿度が一定以下に低下した場合には再
    び換気モードに切り換え、居室内の温度が設定温度から
    離れた場合には冷房又は暖房運転に切り換える制御回路
    を付加して成るダクト式空調装置。
JP5081684A 1993-04-08 1993-04-08 ダクト式空調装置 Pending JPH06294538A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5081684A JPH06294538A (ja) 1993-04-08 1993-04-08 ダクト式空調装置

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JP5081684A JPH06294538A (ja) 1993-04-08 1993-04-08 ダクト式空調装置

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JPH06294538A true JPH06294538A (ja) 1994-10-21

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ID=13753189

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JP5081684A Pending JPH06294538A (ja) 1993-04-08 1993-04-08 ダクト式空調装置

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JP (1) JPH06294538A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11173621A (ja) * 1997-12-08 1999-07-02 Misawa Homes Co Ltd セントラル換気装置
JP2008122062A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Samsung Electronics Co Ltd 空調システムの運転装置及びその制御方法
WO2010016100A1 (ja) * 2008-08-06 2010-02-11 ダイキン工業株式会社 空調制御装置、空調制御システム及び空調制御方法

Cited By (3)

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