JPH06257787A - ダクト式空調システムにおける分岐チャンバー - Google Patents

ダクト式空調システムにおける分岐チャンバー

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Publication number
JPH06257787A
JPH06257787A JP4798093A JP4798093A JPH06257787A JP H06257787 A JPH06257787 A JP H06257787A JP 4798093 A JP4798093 A JP 4798093A JP 4798093 A JP4798093 A JP 4798093A JP H06257787 A JPH06257787 A JP H06257787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
branch chamber
branch
type air
duct type
Prior art date
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Pending
Application number
JP4798093A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Tanaka
重夫 田中
Yasushi Hikasa
靖 日笠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP4798093A priority Critical patent/JPH06257787A/ja
Publication of JPH06257787A publication Critical patent/JPH06257787A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Central Air Conditioning (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 居室内の環境を良好に維持し且つ天井・壁等
に結露やカビが発生しないようにしたい。 【構成】 分岐チャンバー13の開閉ダンパー15を全
閉の状態においても最小流量を確保できるように微小開
放し、サーモ21がOFFのとき或いは冷暖房運転停止
中の場合でも制御回路20により送風ファン11を最小
回転数で駆動させておくことにより、系内に微量の空気
を流して換気を行うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送風ファン及び熱交換
器を内蔵した室内ユニットにて熱調された空気をダクト
を経由して室内に送風することにより冷暖房を行うダク
ト式空調システムの分岐チャンバーに関する。
【0002】
【従来の技術】ダクト式空調システムの場合、室内ユニ
ットから送風された空気は分岐チャンバーにより各室側
に分岐(分配)される構造となっており、この分岐チャ
ンバーは図4〜図6に示すように、分岐チャンバー1の
各分岐口2には全開・全閉式の開閉ダンパー3が取り付
けられており、各室内のサーモがONのとき該当する室
内に至る分岐口2の開閉ダンパー3は全開し、冷暖房停
止及びサーモOFFのとき全閉になるように個々に制御
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、次のような
欠点がある。
【0004】a.居室内は冷暖房運転が停止中のときで
も換気は必要であり、特に高気密・高断熱住宅の場合に
必要であるが、ダクト式空調システムの場合は、サーモ
運転中の場合であって、このサーモがOFFの場合、換
気は一切行われない。このため、居室環境が悪化の一途
をたどる。
【0005】b.冷暖房を行っていない部屋があった場
合、温度差により内壁・天井に結露やカビが発生するこ
とがある。
【0006】本発明の目的は、上記a、bに記した欠点
のないダクト式空調システムにおける分岐チャンバーを
提案することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るダクト式空
調システムにおける分岐チャンバーの構成は次のとおり
である。
【0008】室内ユニットで発生した熱調空気を各室内
に分配する分岐チャンバーにおいて、各分岐口に開閉ダ
ンパーを取り付ける共にこの開閉ダンパーは、全閉時に
おいても微小開口させておく構造となし、且つ室内ユニ
ット内の送風ファンはすべてのサーモがOFF時におい
ても最小回転数で回転するように構成して成るダクト式
空調システムにおける分岐チャンバー。
【0009】なお、開閉ダンパーは微小開いた状態で全
閉になるように構成してもよいし、開閉ダンパーにスリ
ット又は小孔を設けてこのスリット又は小孔を経由して
微量の空気が流れるように構成してもよい。
【0010】
【作用】室内ユニットで熱調された空気は分岐チャンバ
ー内に入り、各分岐口→全開の開閉ダンパー→分岐ダク
ト→吹出口を経由して室内に吹き出し、冷房又は暖房を
行う。又、換気モードが選択された場合には、換気用ダ
クトからとり込んだ外気をそのまま吹出口から室内に吹
き出す。
【0011】次に、室内のサーモがOFFのとき及び室
内において冷暖房運転スイッチがOFFのとき、例えば
制御回路により、開閉ダンパーを微小開口面積を残して
全閉に制御し、微量の熱調済空気を分岐ダクトを経由し
て室内に流しておく。又、全室において冷暖房運転スイ
ッチがOFFにされている場合でも、送風ファンを最小
回転数に制御して換気用ダクト→室内ユニット→分岐チ
ャンバー→分岐口→微開の開閉ダンパー→分岐ダクト→
吹出口を経由して24時間微量の外気を系内及び室内に
流す。
【0012】
【実施例】図1にダクト式空調システムを示す。10は
送風ファン11及び、熱交換器12を内蔵した室内ユニ
ット、13は本発明に係る分岐チャンバーにして、この
分岐チャンバー13の分岐口14には図3に示すように
夫々全閉において微小の開口面積を残すように構成され
た開閉ダンパー15が取り付けられている。図1におい
て、16は換気用ダクト、17は室内吸込口、18は分
岐ダクト、19は吹出口である。
【0013】20は制御回路(マイコン)にして、この
制御回路20は,室内のサーモ21がOFFのとき開閉
ダンパー15を全閉(但し微小開口している)に制御
し、ONのとき全開に制御すると共に冷暖房運転停止中
のときでも24時間室内ユニット10内の送風ファン1
1を最小回転数に制御することにより、外気を換気用ダ
クト16→室内ユニット10→分岐チャンバー13→分
岐口14→微小開口した開閉ダンパー15→分岐ダクト
18→吹出口19→室内と流して,最小の換気を確保す
るように制御している。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のように、サーモがOFF
のとき、及び冷暖房が停止中の時でも24時間最小の換
気が確保されているため、居室環境が悪化しないと共に
常時系内に空気が流れているため、結露とかカビが内壁
・天井に発生する心配がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したダクト式空調システムの説明
図。
【図2】分岐チャンバーの側面図。
【図3】分岐チャンバーに取り付けた開閉ダンパーの作
動例の説明図。
【図4】従来の分岐チャンバーの説明図。
【図5】従来の分岐チャンバーの側面図。
【図6】従来の分岐チャンバーにおける開閉ダンパーの
作動例の説明図。
【符号の説明】
10 室内ユニット 11 送風ファン 12 熱交換器 13 分岐チャンバー 14 分岐口 15 開閉ダンパー 16 換気ユニット 17 室内吸込口 18 分岐ダクト 19 吹出口 20 制御回路 21 サーモ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内ユニットで発生した熱調空気を各室
    内に分配する分岐チャンバーにおいて、各分岐口に開閉
    ダンパーを取り付ける共にこの開閉ダンパーは、全閉時
    においても微小開口させておく構造となし、且つ室内ユ
    ニット内の送風ファンはすべてのサーモがOFF時にお
    いても最小回転数で回転するように構成して成るダクト
    式空調システムにおける分岐チャンバー。
  2. 【請求項2】 各室内の冷暖房スイッチがOFFの場合
    でも、室内ユニットの送風ファンを24時間連続して最
    小回転数で回転させておくように構成して成る請求項1
    記載のダクト式空調システムにおける分岐チャンバー。
  3. 【請求項3】 開閉ダンパーを全閉しない方式にて微小
    開口させておくように構成して成る請求項1又は2記載
    のダクト式空調システムにおける分岐チャンバー。
  4. 【請求項4】 開閉ダンパーにスリット又は小孔から成
    る微小開口を設けてダンパーが全閉したときでもこのス
    リット又は小孔を経由して微量の空気が流れるように構
    成して成る請求項1又は2記載のダクト式空調システム
    における分岐チャンバー。
JP4798093A 1993-03-09 1993-03-09 ダクト式空調システムにおける分岐チャンバー Pending JPH06257787A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11173621A (ja) * 1997-12-08 1999-07-02 Misawa Homes Co Ltd セントラル換気装置
JP2005016823A (ja) * 2003-06-25 2005-01-20 Toshiba Kyaria Kk 換気ユニット
WO2009107452A1 (ja) * 2008-02-27 2009-09-03 ダイキン工業株式会社 空気調和機
JP2020079665A (ja) * 2018-11-12 2020-05-28 前田建設工業株式会社 空調システム
JP2020165606A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 パナソニックホームズ株式会社 空調システム

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