JPH06323583A - 換気扇制御装置 - Google Patents

換気扇制御装置

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JPH06323583A
JPH06323583A JP11688593A JP11688593A JPH06323583A JP H06323583 A JPH06323583 A JP H06323583A JP 11688593 A JP11688593 A JP 11688593A JP 11688593 A JP11688593 A JP 11688593A JP H06323583 A JPH06323583 A JP H06323583A
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JP
Japan
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air
temperature
ventilation
room
ventilation fan
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Pending
Application number
JP11688593A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Hayashi
林  哲也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06323583A publication Critical patent/JPH06323583A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外気温と室温とを検知して、この両温度情報
により換気扇の運転を制御するシステムにおいて、汚染
空気の換気と夏季及び冬季のいずれにも自然外気による
空調効果を得ることのできる制御装置を提供する。 【構成】 このため、住宅の南/北側壁にそれぞれ各換
気扇1a/1b、前記南/北側にそれぞれ各外気温度セ
ンサ2a/2b、室内に室内温度センサ4を備えこれら
各温度センサ2a,2b,4からの検知情報により、コ
ントローラ3により各換気扇1a,1bの排気もしくは
給気運転を制御するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、住宅等の室内換気扇
の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般のこの種の換気扇は、必要に
応じて壁スイッチ等によりその吸排気/オフ等を手動で
操作するか、あるいは室温センサを備えて室温が所定値
より高くなると自動的に運転して室内空気を屋外に排気
するよう構成されていたため、例えば夏季などに屋外が
涼しくなった夕方以降にその涼風を室内に自動的に給気
することはできず、居住者が判断して壁スイッチにより
手動の吸気運転するより方法がなかった。
【0003】このため、外気温度センサと室内温度セン
サとを備えて、この両センサの検知信号により換気扇を
自動運転するようにして、自然の外気温度を利用した室
内の空調を手軽に低コストで行うことのできる提案が、
例えば特開平2−267493号公報「換気扇の運転方
法」に開示されている。
【0004】これにより、例えば夏の夕方に屋外が涼し
くなってきたときには、換気扇が自動的に吸気運転され
て屋外の涼気を室内に取入れることができ、またこれと
は逆に、冬の昼間に屋外が暖かくなったときには、換気
扇が自動的に吸気運転されて屋外の暖気を室内に取入れ
ることができ、この方法により例えば空調機(エヤコ
ン)を利用するまでもないような気候の時期に手軽に自
然の冷暖房効果を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来提案例にあっては、換気扇の吸気運転のみで
は室内の空気が効率よく入れ替わらないため、効果が薄
かった。また、空調効果を吸気によって行っているの
で、室内の汚染空気を排出するために通常の換気扇の排
気運転を行いたい場合、併用することができない。すな
わち、手動により汚染空気の排気運転中は空調効果が得
られず、自動運転中は吸気運転のため汚染空気の排出が
できなかった。
【0006】一般的に住宅の南壁側の温度は高くなり易
く、北壁側の温度は低くなり易い。従って、従来技術の
ように単一の換気扇で行う場合、換気扇を南側に設置す
ると冬季の暖房効果はあるが、夏季の冷房効果は期待で
きない。逆に換気扇を北側に配設すると夏季の冷房効果
はあるが、冬季の暖房効果は期待できないという難点が
あった。
【0007】この発明は以上のような従来技術の問題点
にかんがみてなされたもので、吸気、排気経路を確保す
ることにより効率の良い換気を行うと共に汚染空気の換
気と自然空調とを同時に行い、さらに住宅の南/北側の
外気温度差を利用して自然空調効果を高めることのでき
る換気扇制御装置の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このためこの発明におい
ては、住宅の南側及び北側の各壁にそれぞれ設置された
第1,第2の換気扇と、前記南北側にそれぞれ配設され
て外気温を検知するための第1,第2の温度センサと、
室内に配設された室温を検知するための第3の温度セン
サとを備え、前記第1,第2及び第3の温度センサの各
検知信号により、前記第1,第2の換気扇の吸気及びま
たは排気運転を制御するよう構成することにより、前記
目的を達成しようとするものである。
【0009】
【作用】以上のようなこの発明による制御システムによ
り、吸気、排気の方向を切換えることにより、外気温度
を利用した自然空調効果が得られると共に効率の良い換
気を行うことができる。また手動制御の換気時において
も、外気温度により吸気方向を変更することにより換気
に伴う不快な室内空気温度の変化を軽減することができ
る。
【0010】
【実施例】以下にこの発明を実施例に基づいて説明す
る: (構成)図1にこの発明に係る換気扇装置の住宅内設置
状態説明図を示す。1a,1bはそれぞれ住宅の南側及
び北側外壁を貫通するよう設備された第1換気扇及び第
2換気扇、2a,2bはそれぞれ前記両外壁面に取付け
られて屋外温度を検出するための第1温度センサ及び第
2温度センサである。3は、室内の操作し易い壁面に配
設されたコントローラで、室内温度を検知するための第
3の温度センサ4(図はその検知窓を示す)及び3個の
各操作スイッチ5(手動換気オン/オフ5a,自然空調
オン/オフ5b及び冷/暖切換え5c用)を備えてい
る。図2にこのコントローラ3操作面の拡大正面図を示
す。
【0011】図1は、部屋が外壁に面している場合の図
例を示したが、外壁に面していない部屋の場合は各換気
扇1a,1bはダクト配管により外壁と接続するか、あ
るいは外壁に面した隣室に換気扇の一つを設置し、隣室
との換気経路を設けても差支えない。さらにまた、各換
気扇1a,1bを天井面に配設して、ダクトにより外壁
と接続する構成であってもよい。
【0012】また室内温度センサ4は、コントローラ3
の操作の都合上その配設位置が、室温検出に不適当であ
る場合には、室温を正確に検知し得る他の独立位置に分
離配設してもよい。
【0013】図3に、本実施例の回路ブロック図を示
す。6a,6bは各換気扇1a,1bそれぞれの各駆動
回路a,b、7はコントローラ3のCPUで、CPU7
は各スイッチ5の切換状態及び室内温度センサ4、各屋
外温度センサ2a,2bの検知情報から、図5に示すフ
ローチャートに従って、各換気扇a,b,1a,1bを
各換気扇駆動回路a,b,6a,6bを介してそれぞれ
の制御を行う。図4(A),(B)にそれぞれ夏季及び
冬季における動作状態を示す。
【0014】(動作)つぎに、以上の構成における動作
について図4,5を参照して説明する: 1)自然空調 図5のステップS1において、図2の手動換気スイッチ
5aがOFFであり、ステップS2で自然空調スイッチ
5bがONの場合、従来技術のように1カ所の外気温度
と室内温度の比較だけではなく、さらに各温度センサ2
a,2bにより南北の2カ所の外気温度も比較して、よ
り効果の高い方から空気を取り入れるよう2つの換気扇
1a,1bの吸排気運転を制御する。
【0015】例えば、図4(B)に示すように、冬季に
おいて冷暖スイッチ5cがステップS3で“暖”の場
合、ステップS4で外気温度ta,tbのうち高い方
と、室内空気温度ti とを比較し、以下の各ステップに
示すように、外気温度が高い方の換気扇を吸気、低い方
の換気扇を排気運転することにより、南側の暖かい空気
を室内に取り入れ、効率の良い自然空調を行うことがで
きる。
【0016】この動作によって、 従来技術で吸気だけで行っていたのと異なり、吸排気
が同時に行われるので、効率よく外気を導入でき、 また、自然空調によって、室内の汚染空気の排出も同
時に行うことができる。
【0017】2)手動換気 手動換気スイッチ5aが前記ステップS1においてON
の場合、ステップS5において冷暖スイッチ5cが
“冷”の場合、外気温度ta,tbを比較して、以下の
各ステップに示すように外気温度が低い方の換気扇から
吸気し、外気温度が高い方の換気扇から排気する。一方
ステップS5で冷暖スイッチ5cが“暖”の場合、外気
温度が高い方の換気扇から吸気し、外気温度が低い方の
換気扇から排気する。
【0018】この動作によって、 2箇所で同時にそれぞれ吸気と排気を行うので、効率
の良い換気が行われる。また1台の換気扇で換気する場
合と比較して、より小形の換気扇で同等の換気効果が得
られ、 外気温度の状態により、空気の流れの方向を変えるこ
とで図4に示すように、夏は涼しい空気を取り入れ、冬
は暖かい空気を取り入れながらの換気となり、通常の換
気の短所である室内温度の変化を軽減することができ
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、吸気、排気の方向を切換えることにより、外気温度
を利用した自然空調効果が得られると共に効率の良い換
気を行うことができる。また手動制御の換気時において
も、外気温度により吸気方向を変更することにより換気
に伴う不快な室内空気温度の変化を軽減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例の住宅内設置状態説明図
【図2】 コントローラ正面図
【図3】 回路ブロック図
【図4】 夏季/冬季の動作説明図
【図5】 制御動作シーケンスフローチャート
【符号の説明】
1a,1b 換気扇a,b 2a,2b 屋外温度センサa,b 3 コントローラ 4 室内温度センサ 5,5a,5b,5c スイッチ 7 CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住宅の南側及び北側の各壁にそれぞれ設
    置された第1,第2の換気扇と、前記南北側にそれぞれ
    配設されて外気温を検知するための第1,第2の温度セ
    ンサと、室内に配設された室温を検知するための第3の
    温度センサとを備え、前記第1,第2及び第3の温度セ
    ンサの各検知信号により、前記第1,第2の換気扇の吸
    気及びまたは排気運転を制御するよう構成したことを特
    徴とする換気扇制御装置。
JP11688593A 1993-05-19 1993-05-19 換気扇制御装置 Pending JPH06323583A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08166159A (ja) * 1994-12-13 1996-06-25 Seiki Suyama 換気扇コントロールシステム
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