JPH06129157A - エアーフローウインドウ - Google Patents

エアーフローウインドウ

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JPH06129157A
JPH06129157A JP30309492A JP30309492A JPH06129157A JP H06129157 A JPH06129157 A JP H06129157A JP 30309492 A JP30309492 A JP 30309492A JP 30309492 A JP30309492 A JP 30309492A JP H06129157 A JPH06129157 A JP H06129157A
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JP
Japan
Prior art keywords
air
time
room temperature
control unit
outside
Prior art date
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Pending
Application number
JP30309492A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Fujii
和夫 藤井
Hiroyuki Okazaki
博行 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Kentetsu Co Ltd
Original Assignee
Nihon Kentetsu Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nihon Kentetsu Co Ltd filed Critical Nihon Kentetsu Co Ltd
Priority to JP30309492A priority Critical patent/JPH06129157A/ja
Publication of JPH06129157A publication Critical patent/JPH06129157A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアコン併用時の空調負荷を軽減し、空調運
転の省エネ化を図る。 【構成】 エアーフローウインドウ本体19のソレノイ
ド7a、7b、7c、7d、ブラインド15、ラインフ
ローファン17を、これらの動作制御を行う制御部21
に接続し、制御部21へ送出される環境値(外気温、室
温)を検出するためのセンサー39、41をA/Dコン
バータ37を介してこの制御部21に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二重サッシの間にエア
ーカーテンを有するエアーフローウインドウに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】マンション、アパートの居室、学校の教
室等には、引違い二重サッシ式のエアーフローウインド
ウが取り付けられることがある。エアーフローウインド
ウでは二重サッシの間にエアーカーテンが形成され、エ
アーカーテンは日射熱の回収・排熱により空調負荷を軽
減できるようになっている。また、サッシの内外、及び
上下には換気口(以下、換気ブレスという)が設けら
れ、換気ブレスは開閉の組合せにより、外気導入、排
気、温風循環、排熱、自然換気の五通りの作用を可能と
している。このようなエアーフローウインドウによれ
ば、季節に合わせて室内空気をきめ細かに調整でき、快
適な居住環境を得ることができるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
エアーフローウインドウでは、換気ブレス、エアーカー
テン用のラインフローファンを空調機(エアコン)とは
別個に動作させ、居住環境を快適なものとする運転は行
われていたが、エアコンが併用された場合における室内
空調、取り分け空調負荷軽減に対する考慮は全くされて
おらず、エアーフローウインドウの機能が充分に発揮さ
れていないのが現状であった。本発明は上記状況に鑑み
てなされたもので、特にエアコン併用時における空調負
荷軽減が達成できるエアーフローウインドウを提供し、
もって、空調運転の省エネ化を図ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るエアーフローウインドウの構成は、ソレ
ノイドにより開閉される換気口、モータにより開閉され
るブラインド、エアカーテンを形成するラインフローフ
ァンが備えられたエアーフローウインドウ本体と、I/
Oユニットを介してソレノイド、モータ、ラインフロー
ファンと接続されソレノイド、モータ、ラインフローフ
ァンを動作制御する制御部と、A/Dコンバータを介し
て制御部と接続され制御部へ送出される動作制御の条件
となる環境値を検出するセンサーとからなることを特徴
とするものである。
【0005】
【作用】外気温及び室温がセンサーにより検出され、こ
の外気温及び室温に基づき、夏期において、外気温より
室温が高い場合には、ソレノイドがONされて室温が外
気温まで下げられる一方、外気温より室温が高くない場
合には、ソレノイドがOFFされて外気と室内とが遮断
され、室温が常に低い方の温度で保持されて冷房負荷が
軽減される。また、冬期において、外気温より室温が低
い場合には、ソレノイドがONされて室温が外気温まで
上げられる一方、外気温より室温が低くない場合には、
ソレノイドがOFFされて外気と室内とが遮断され、室
温が常に高い方の温度で保持されて暖房負荷が軽減され
ることとなる。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係るエアーフローウインドウ
の好適な実施例を図面を参照して詳細に説明する。図1
は本発明エアーフローウインドウのブロック図、図2は
エアーフローウインドウ本体の縦断面図である。図2に
示すように、内障子1の上方及び下方には換気口である
室内上ブレス3、室内下ブレス5が設けられ、室内上ブ
レス3、室内下ブレス5はソレノイド7a、7bにより
開閉されるようになっている。また、外障子9の上方及
び下方には換気口である室外上ブレス11、室外下ブレ
ス13が設けられ、室外上ブレス11、室外下ブレス1
3はソレノイド7c、7dにより開閉されるようになっ
ている。これらのブレスは、重ね合わさるスリットが形
成された一対の摺動板からなり(図示せず)、この摺動
板がソレノイド7a〜7dに摺動されることで、スリッ
トが一致、或いはずれ、障子間に形成された間隙と外部
又は室内とを連通又は遮断するようになっている。ま
た、内障子1、外障子9の間にはブラインド15が設け
られ、ブラインド15は駆動モータにより自動開閉、及
び羽根の向き変更が行われるようになっている。更に、
内障子1、外障子9の間の上部にはラインフローファン
17が設けられ、ラインフローファン17は内障子1、
外障子9の間に送風によるエアカーテンを形成する。内
障子1、外障子9、室内上ブレス3、室内下ブレス5、
室外上ブレス11、室外下ブレス13、ブラインド1
5、ラインフローファン17を主な部材として、エアー
フローウインドウ本体19が構成されている。
【0007】一方、図1に示すように、CPU、RO
M、RAMを備えた制御部21には液晶表示器23、カ
レンダー・クロックIC25、I/Oユニット27が接
続されている。I/Oユニット27にはエアーフローウ
インドウ本体19のソレノイド7a〜7d、ラインフロ
ーファン17、ブラインド15が接続され、これらソレ
ノイド7a〜7d等は制御部21により動作制御され
る。また、I/Oユニット27にはこれらのほか、運転
モード切替スイッチ(SW1)29、ブラインド手動開
閉スイッチ(SW2)31、ファンモータ手動切替スイ
ッチ(SW3)33、ブレス開閉切替スイッチ(SW
4)35が接続され、これら運転モード切替スイッチ2
9等からの切替え信号は制御部21に送られるようにな
っている。
【0008】制御部21にはA/Dコンバータ37が接
続され、A/Dコンバータ37はセンサーである室内温
センサー39、室外温センサー41、日射センサー4
3、二酸化炭素センサー45、外気風速センサー47、
及びエアコン49の電流センサー51と接続されてい
る。制御部21にはこれらのセンサーからの環境値が、
A/Dコンバータ37により変換されて入力され、制御
部21は環境に応じて動作制御ができるようになってい
る。
【0009】制御部21にはDTMF(Dual Tone Mult
i Frequency)復調回路53を介して第一外部入力部(電
話機、又は無線機)55が接続され、第一外部入力部5
5から送られて来たDTMF信号はDTMF復調回路5
3により認識データに復調されて制御部21へ送出され
るようになっている。なお、プッシュ・ホン回線の発信
音であるDTMF信号を使用することで、装置の信号認
識能力を向上させることができ、信頼性を高めることが
できる。また、制御部21には第二外部入力部(RS2
32C)57が接続され、第二外部入力部57はパソコ
ンシーケンサー59と接続されている。さらに、制御部
21には計測用インターフェース(GP−IB)61が
接続され、計測用インターフェース61はパソコン63
と接続されている。エアーフローウインドウ本体19、
制御部21、I/Oユニット27、A/Dコンバータ3
7、第一外部入力部55、第二外部入力部57を主な部
材として、本実施例のエアーフローウインドウ65が構
成されている。
【0010】このように構成されたエアーフローウイン
ドウ65の作用を図3に基づき説明する。図3はエアー
フローウインドウの動作を示すフローチャートである。
先ず、エアコン49の運転モード時、S71でエアコン
49の電源状態が電流センサー51により検出され、検
出値が制御部21に送られる。制御部21は、s73で
エアコン49の電源がONであるかOFFであるかを判
断し、OFFであれば、処理処理は再びs71へ戻され
る。
【0011】s73でエアコン49の電源がONである
と、制御部21はs75でカレンダー・クロックIC2
5により季節を判断する。次に、制御部21は、s75
で判断した季節に基づき、夏の場合では外気よりも室温
が高いか否かをs77で判断する。なお、この場合の外
気温、及び室温は、制御部21に接続された室内温セン
サー39、室外温センサー41により検出される。s7
7の判断処理で外気温が室温より高い場合には、制御部
21はカレンダー・クロックIC25を参考にして季節
固有のブレス開閉パターンを設定し(s79)、ソレノ
イド7a〜7dをONする。また、これと同時にライン
フローファン17がONされ(s81)、処理は以下
(s87)へと進む。
【0012】一方、夏の場合で、外気よりも室温が高く
ない場合には、処理はs83へ進み、s83では冬の場
合で外気よりも室温が低いか否かが判断される。s83
の判断処理で外気温よりも室温が低い場合には、制御部
21は上述と同様、s79以下の動作を行わせる。ま
た、外気よりも室温が低くない場合には、ラインフロー
ファン17が確認的にOFFされ(s85)、処理はs
87へと進む。s87では、いずれかのスイッチ(2
9、31、33、35)が押されたか否かが判断され、
押されていない場合には、処理はs71へと再び戻る。
また、s87において、いずれかのスイッチ(29、3
1、33、35)が押された場合には、ラインフローフ
ァン17、ソレノイド7a〜7dがOFFされた後(s
89)、これら一連のサブルーチンの実行が終了する。
【0013】従って、夏期においては、制御部21の制
御により、室温が外気温まで下げられ、冷房負荷が軽減
されるとともに、冬期においては、制御部21の制御に
より、室温が外気温まで上げられ、暖房負荷が軽減され
ることとなるのである。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るエアーフローウインドウによれば、制御部がセンサー
からの検出値に基づき、換気口を開閉制御するので、夏
期冷房、及び冬期暖房の立ち上がり時における空調負荷
を、それぞれ軽減することができ、空調運転の省エネ化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明エアーフローウインドウのブロック図で
ある。
【図2】エアーフローウインドウ本体の縦断面図であ
る。
【図3】エアーフローウインドウの動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
3 室内上ブレス(換気口) 5 室内下ブレス(換気口) 7a、7b、7c、7d ソレノイド 11 室外上ブレス(換気口) 13 室外下ブレス(換気口) 15 ブラインド 17 ラインフローファン 19 エアーフローウインドウ本体 21 制御部 27 I/Oユニット 37 A/Dコンバータ 39 室内温センサー(センサー) 41 室外温センサー(センサー) 65 エアーフローウインドウ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソレノイドにより開閉される換気口と、
    モータにより開閉されるブラインドと、エアカーテンを
    形成するラインフローファンとが備えられたエアーフロ
    ーウインドウ本体と、 I/Oユニットを介して前記ソレノイド、モータ、ライ
    ンフローファンと接続され前記ソレノイド、モータ、ラ
    インフローファンを動作制御する制御部と、 A/Dコンバータを介して該制御部と接続され該制御部
    へ送出される前記動作制御の条件となる環境値を検出す
    るセンサーとからなることを特徴とするエアーフローウ
    インドウ。
JP30309492A 1992-10-15 1992-10-15 エアーフローウインドウ Pending JPH06129157A (ja)

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JP30309492A JPH06129157A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 エアーフローウインドウ

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JP30309492A Pending JPH06129157A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 エアーフローウインドウ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105275305A (zh) * 2015-11-18 2016-01-27 桑永礼 多功能温控调节窗
CN111197846A (zh) * 2019-12-31 2020-05-26 国网河北省电力有限公司雄安新区供电公司 一种建筑内冷热负荷自适应调节方法及系统

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JPH02267439A (ja) * 1989-04-10 1990-11-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 換気扇の運転方法

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