JP3150397B2 - 空気調和機の換気制御装置 - Google Patents
空気調和機の換気制御装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフィスビル等に設置
される空気調和機の換気制御装置に関する。
される空気調和機の換気制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスビル等においては室内環
境をより快適に保つために空調設備により適度な換気を
することが求められている。
境をより快適に保つために空調設備により適度な換気を
することが求められている。
【0003】従来この種の空気調和機の換気制御装置
は、図5に示すような構成が一般的であった。以下、そ
の構成について図5を参照しながら説明する。
は、図5に示すような構成が一般的であった。以下、そ
の構成について図5を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、マイクロコンピュータ1
02は換気ON/OFFスイッチ101、およびマイク
ロスイッチ107からの出力をうけてリレー制御回路1
03を介し、リレー接点回路104内のダンパモータ1
06が接続されたリレー接点105の開閉を制御してい
る。
02は換気ON/OFFスイッチ101、およびマイク
ロスイッチ107からの出力をうけてリレー制御回路1
03を介し、リレー接点回路104内のダンパモータ1
06が接続されたリレー接点105の開閉を制御してい
る。
【0005】上記構成において、マイクロコンピュータ
102は、換気ON/OFFスイッチ101がOFFか
らONになったときは換気用ダンパを開閉するために取
付けられたダンパモータ106に接続されたリレー接点
105を閉とするようリレー接点回路104をリレー制
御回路103を介して制御し、これによりダンパモータ
106は通電状態となり、ダンパモータ106に取付ら
れた換気用ダンパは開となるよう動作を開始し所定の開
位置になるとこの位置をマイクロスイッチ107が検出
してマイクロコンピュータ102に出力する。この出力
を受けてマイクロコンピュータ102はリレー接点10
5が開となるようにリレー接点回路104をリレー制御
回路103を介して制御することによりダンパモータ1
06は非通電状態となり動作を停止することとなりこれ
に取付けられた換気用ダンパも所定の開位置において停
止することとなる。次に、換気ON/OFFスイッチ1
01がOnからOFFになったときは、前記OFFから
ONのときと同様にマイクロコンピュータ102はダン
パモータ106が接続されたリレー接点105を閉とす
るようにリレー接点回路104をリレー制御回路103
を介して制御し、これによりダンパモータ106は通電
状態となり、ダンパモータ106に取付けられた換気用
ダンパは閉となるように動作を開始し所定の閉位置にな
るとこの位置をマイクロスイッチ107が検出してマイ
クロコンピュータ102に出力する。この出力を受けて
マイクロコンピュータ102はリレー接点105が開と
なるようにリレー接点回路104をリレー制御回路10
3を介して制御することによりダンパモータ106は非
通電状態となりこれに取付けられた換気用ダンパも所定
の閉位置において停止することとなる。以上のようにし
て換気用ダンパは換気ON/OFFスイッチ101の切
換えにもとづくダンパモータ106の動作にしたがって
開閉することとなる。
102は、換気ON/OFFスイッチ101がOFFか
らONになったときは換気用ダンパを開閉するために取
付けられたダンパモータ106に接続されたリレー接点
105を閉とするようリレー接点回路104をリレー制
御回路103を介して制御し、これによりダンパモータ
106は通電状態となり、ダンパモータ106に取付ら
れた換気用ダンパは開となるよう動作を開始し所定の開
位置になるとこの位置をマイクロスイッチ107が検出
してマイクロコンピュータ102に出力する。この出力
を受けてマイクロコンピュータ102はリレー接点10
5が開となるようにリレー接点回路104をリレー制御
回路103を介して制御することによりダンパモータ1
06は非通電状態となり動作を停止することとなりこれ
に取付けられた換気用ダンパも所定の開位置において停
止することとなる。次に、換気ON/OFFスイッチ1
01がOnからOFFになったときは、前記OFFから
ONのときと同様にマイクロコンピュータ102はダン
パモータ106が接続されたリレー接点105を閉とす
るようにリレー接点回路104をリレー制御回路103
を介して制御し、これによりダンパモータ106は通電
状態となり、ダンパモータ106に取付けられた換気用
ダンパは閉となるように動作を開始し所定の閉位置にな
るとこの位置をマイクロスイッチ107が検出してマイ
クロコンピュータ102に出力する。この出力を受けて
マイクロコンピュータ102はリレー接点105が開と
なるようにリレー接点回路104をリレー制御回路10
3を介して制御することによりダンパモータ106は非
通電状態となりこれに取付けられた換気用ダンパも所定
の閉位置において停止することとなる。以上のようにし
て換気用ダンパは換気ON/OFFスイッチ101の切
換えにもとづくダンパモータ106の動作にしたがって
開閉することとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気
調和機の換気制御装置では、ダンパモータ106に取付
けられた換気用ダンパの開度は全開かまたは全閉のどち
らかにしか制御することができない。したがって全開時
の換気量は想定される室内環境、たとえば、空気調和機
が設置される部屋が個室か大部屋かといった在室人員の
ちがい、また在室人員や喫煙によるCO2濃度のちが
い、そして外気温のちがいにより換気することによって
生じる室温変動のちがいというような様々な条件を考え
た場合の最大の換気量が確保できるような設定にするこ
ととなり、前記在室人員が少ない場合やCO2濃度が低
い場合また室温の変化に対応して換気量を最適に制御す
ることができないという問題があった。
調和機の換気制御装置では、ダンパモータ106に取付
けられた換気用ダンパの開度は全開かまたは全閉のどち
らかにしか制御することができない。したがって全開時
の換気量は想定される室内環境、たとえば、空気調和機
が設置される部屋が個室か大部屋かといった在室人員の
ちがい、また在室人員や喫煙によるCO2濃度のちが
い、そして外気温のちがいにより換気することによって
生じる室温変動のちがいというような様々な条件を考え
た場合の最大の換気量が確保できるような設定にするこ
ととなり、前記在室人員が少ない場合やCO2濃度が低
い場合また室温の変化に対応して換気量を最適に制御す
ることができないという問題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、空気
調和機の設置された室内の居住者の人数に応じて換気量
を調節できるようにすることを第1の目的とする。
調和機の設置された室内の居住者の人数に応じて換気量
を調節できるようにすることを第1の目的とする。
【0008】第2の目的は、空気調和機の設置された室
内のCO2濃度に応じて換気量を調節することにある。
内のCO2濃度に応じて換気量を調節することにある。
【0009】第3の目的は、空気調和機の設置された室
内の室温と室温設定との差に応じて換気量を調節するこ
とにある。
内の室温と室温設定との差に応じて換気量を調節するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和機の換
気制御装置は上記第1の目的を達成するために、第1の
手段は、手動のダンパ開度切換スイッチとこのダンパ開
度切換スイッチからの出力を受けて、タイマ回路に換気
用ダンパを駆動するダンパモータへの通電時間を決定す
るとともに、このタイマ回路のカウントアップを受け
て、前記ダンパモータが接続されたリレー接点回路と、
これを制御するリレー制御回路を制御するマイクロコン
ピュータとで前記ダンパ開度切換スイッチの設定に応じ
て換気用ダンパの開度を可変させて換気量を可変させる
制御手段を備えた構成とする。
気制御装置は上記第1の目的を達成するために、第1の
手段は、手動のダンパ開度切換スイッチとこのダンパ開
度切換スイッチからの出力を受けて、タイマ回路に換気
用ダンパを駆動するダンパモータへの通電時間を決定す
るとともに、このタイマ回路のカウントアップを受け
て、前記ダンパモータが接続されたリレー接点回路と、
これを制御するリレー制御回路を制御するマイクロコン
ピュータとで前記ダンパ開度切換スイッチの設定に応じ
て換気用ダンパの開度を可変させて換気量を可変させる
制御手段を備えた構成とする。
【0011】また、第2の目的を達成するために、第2
の手段は、CO2センサと、このCO2センサからの出
力を受けて、タイマ回路に換気用ダンパを駆動するダン
パモータへの通電時間を決定するとともに、このタイマ
回路のカウントアップを受けて、前記ダンパモータが接
続されたリレー接点回路とこれを制御するリレー制御回
路を制御するマイクロコンピュータとで前記CO2セン
サで検知したCO2濃度に応じて換気用ダンパの開度を
可変させて換気量を可変させる制御手段を備えた構成と
する。
の手段は、CO2センサと、このCO2センサからの出
力を受けて、タイマ回路に換気用ダンパを駆動するダン
パモータへの通電時間を決定するとともに、このタイマ
回路のカウントアップを受けて、前記ダンパモータが接
続されたリレー接点回路とこれを制御するリレー制御回
路を制御するマイクロコンピュータとで前記CO2セン
サで検知したCO2濃度に応じて換気用ダンパの開度を
可変させて換気量を可変させる制御手段を備えた構成と
する。
【0012】また、第3の目的を達成するために、第3
の手段は、室内温度を検知する室温センサと、室内温度
を設定する室温設定器と、前記室温センサで検知された
室温と前記室温設定器で設定された、設定室温の出力を
受けてこの両者の差を常時比較して、タイマ回路に換気
用ダンパを駆動するダンパモータへの通電時間を決定す
るとともに、このタイマ回路のカウントアップを受け
て、前記ダンパモータが接続されたリレー接点回路と、
これを制御するリレー制御回路を制御するマイクロコン
ピュータで、前記室温と設定室温の差に応じて換気用ダ
ンパの開度を可変させて換気量を可変させる制御手段を
備えた構成とする。
の手段は、室内温度を検知する室温センサと、室内温度
を設定する室温設定器と、前記室温センサで検知された
室温と前記室温設定器で設定された、設定室温の出力を
受けてこの両者の差を常時比較して、タイマ回路に換気
用ダンパを駆動するダンパモータへの通電時間を決定す
るとともに、このタイマ回路のカウントアップを受け
て、前記ダンパモータが接続されたリレー接点回路と、
これを制御するリレー制御回路を制御するマイクロコン
ピュータで、前記室温と設定室温の差に応じて換気用ダ
ンパの開度を可変させて換気量を可変させる制御手段を
備えた構成とする。
【0013】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、手
動のダンパ開度切換スイッチを在室人員に合わせて設定
することによりマイクロコンピュータはその設定入力に
合わせてタイマ回路、リレー制御回路を制御して在室人
員に最適な換気量を確保するよう換気用ダンパの開度を
調節することができる。
動のダンパ開度切換スイッチを在室人員に合わせて設定
することによりマイクロコンピュータはその設定入力に
合わせてタイマ回路、リレー制御回路を制御して在室人
員に最適な換気量を確保するよう換気用ダンパの開度を
調節することができる。
【0014】また、第2の手段の構成により、CO2セ
ンサが検知したCO2濃度の入力に応じてマイクロコン
ピュータはタイマ回路,リレー制御回路を制御して、室
内のCO2濃度を適切な値に保てる換気量を確保するよ
うに換気用ダンパの開度を調節することができる。
ンサが検知したCO2濃度の入力に応じてマイクロコン
ピュータはタイマ回路,リレー制御回路を制御して、室
内のCO2濃度を適切な値に保てる換気量を確保するよ
うに換気用ダンパの開度を調節することができる。
【0015】また、第3の手段の構成により、室温セン
サで検知した室温と室温設定器で設定された設定室温と
の入力を受けてマイクロコンピュータはその差を常時比
較して、その差に応じて、タイマ回路、リレー制御回路
を制御して冷暖房負荷に応じた換気量を確保するように
換気用ダンパの開度を調節することができる。
サで検知した室温と室温設定器で設定された設定室温と
の入力を受けてマイクロコンピュータはその差を常時比
較して、その差に応じて、タイマ回路、リレー制御回路
を制御して冷暖房負荷に応じた換気量を確保するように
換気用ダンパの開度を調節することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について、図1お
よび図4を参照しながら説明する。
よび図4を参照しながら説明する。
【0017】図に示すように、電装ボックス15の中に
設置されたダンパ開度切換スイッチ1はマイクロコンピ
ュータ6に接続されており、前記ダンパ開度切換スイッ
チ1からの設定出力を受けて、マイクロコンピュータ6
に接続されたタイマ回路7を制御するとともに、リレー
制御回路8をとおしてリレー接点回路9内のダンパモー
タ10用のリレー接点11の開閉を制御する。例えば前
記ダンパ開度切換スイッチ1はA,B,Cの3段階の設
定ができ、在室人員が1〜2名であればA、3〜4名で
あればB、5〜6名であればCと手動で設定し、タイマ
回路7は、この設定に応じて空気調和機本体14の換気
風路a,bの開度を調節する位置に設けられた換気用ダ
ンパ12を駆動するダンパモータ10に通電する時間を
カウントし、マイクロコンピュータ6はタイマ回路7が
カウント中は、リレー接点11を閉とするようにリレー
制御回路8を制御する。
設置されたダンパ開度切換スイッチ1はマイクロコンピ
ュータ6に接続されており、前記ダンパ開度切換スイッ
チ1からの設定出力を受けて、マイクロコンピュータ6
に接続されたタイマ回路7を制御するとともに、リレー
制御回路8をとおしてリレー接点回路9内のダンパモー
タ10用のリレー接点11の開閉を制御する。例えば前
記ダンパ開度切換スイッチ1はA,B,Cの3段階の設
定ができ、在室人員が1〜2名であればA、3〜4名で
あればB、5〜6名であればCと手動で設定し、タイマ
回路7は、この設定に応じて空気調和機本体14の換気
風路a,bの開度を調節する位置に設けられた換気用ダ
ンパ12を駆動するダンパモータ10に通電する時間を
カウントし、マイクロコンピュータ6はタイマ回路7が
カウント中は、リレー接点11を閉とするようにリレー
制御回路8を制御する。
【0018】上記構成により空気調和機14が運転を開
始すると、マイクロコンピュータ6はダンパ開度切換ス
イッチ1の設定をチェックし、その設定に応じてあらか
じめ定められたカウント時間をタイマ回路7に指示しカ
ウントを開始させると同時に、リレー制御回路8に対し
てリレー接点回路9内のリレー接点11を閉とする。こ
うしてリレー接点11が閉となることによりダンパモー
タ10は通電状態となり回転を開始し、ダンパモータ1
0に接続された換気用ダンパ12は開方向に開きはじめ
る。そして、タイマ回路7がカウントアップするとマイ
クロコンピュータ6はその出力を受けて、リレー制御回
路8に対してリレー接点回路9内のリレー接点11を開
とする。これにより、ダンパモータ10は回転を停止
し、ダンパモータ10に接続された換気用ダンパ12も
停止することとなる。なお、タイマ回路7のカウント時
間とダンパ開度切換スイッチ1の設定との関係はAより
B、BよりCのほうがカウント時間が長く、Cの設定の
ときのカウント時間で換気用ダンパ12の開度は最大と
なる。
始すると、マイクロコンピュータ6はダンパ開度切換ス
イッチ1の設定をチェックし、その設定に応じてあらか
じめ定められたカウント時間をタイマ回路7に指示しカ
ウントを開始させると同時に、リレー制御回路8に対し
てリレー接点回路9内のリレー接点11を閉とする。こ
うしてリレー接点11が閉となることによりダンパモー
タ10は通電状態となり回転を開始し、ダンパモータ1
0に接続された換気用ダンパ12は開方向に開きはじめ
る。そして、タイマ回路7がカウントアップするとマイ
クロコンピュータ6はその出力を受けて、リレー制御回
路8に対してリレー接点回路9内のリレー接点11を開
とする。これにより、ダンパモータ10は回転を停止
し、ダンパモータ10に接続された換気用ダンパ12も
停止することとなる。なお、タイマ回路7のカウント時
間とダンパ開度切換スイッチ1の設定との関係はAより
B、BよりCのほうがカウント時間が長く、Cの設定の
ときのカウント時間で換気用ダンパ12の開度は最大と
なる。
【0019】このように本発明の第1実施例の空気調和
機の換気制御装置によれば在室人員に応じて換気用ダン
パ12の開度を制御することができる。
機の換気制御装置によれば在室人員に応じて換気用ダン
パ12の開度を制御することができる。
【0020】つぎに本発明の第2実施例について図2お
よび図4を参照しながら説明する。図に示すように、C
O2センサ2は室内空気吸込み風路に設けマイクロコン
ピュータ6に接続されており、前記CO2センサ2から
の出力を受けてマイクロコンピュータ6に接続されたタ
イマ回路7を制御するとともに、リレー制御回路8をと
おしてリレー接点回路9内のダンパモータ10用のリレ
ー接点11の開閉を制御する。前記CO2センサ2は室
内のCO2濃度を検知し、これをマイクロコンピュータ
6に出力することによりマイクロコンピュータ6はタイ
マ回路7に空気調和機本体14の換気風路a,bの開度
を調節する位置に設けられた換気用ダンパ12を駆動す
るダンパモータ10に通電する時間をカウントし、マイ
クロコンピュータ6はタイマ回路7がカウント中は、リ
レー接点11を閉とするようリレー制御回路8を備えた
制御手段を備えている。
よび図4を参照しながら説明する。図に示すように、C
O2センサ2は室内空気吸込み風路に設けマイクロコン
ピュータ6に接続されており、前記CO2センサ2から
の出力を受けてマイクロコンピュータ6に接続されたタ
イマ回路7を制御するとともに、リレー制御回路8をと
おしてリレー接点回路9内のダンパモータ10用のリレ
ー接点11の開閉を制御する。前記CO2センサ2は室
内のCO2濃度を検知し、これをマイクロコンピュータ
6に出力することによりマイクロコンピュータ6はタイ
マ回路7に空気調和機本体14の換気風路a,bの開度
を調節する位置に設けられた換気用ダンパ12を駆動す
るダンパモータ10に通電する時間をカウントし、マイ
クロコンピュータ6はタイマ回路7がカウント中は、リ
レー接点11を閉とするようリレー制御回路8を備えた
制御手段を備えている。
【0021】上記構成により空気調和機本体14が運転
を開始すると、マイクロコンピュータ6はCO2センサ
2の出力をチェックをし、その出力に応じてあらかじめ
定められたカウント時間をタイマ回路7に指示しカウン
トを開始させると同時に、リレー制御回路8に対してリ
レー接点回路9内のリレー接点11を閉とする。以下、
前記第1実施例と同様に換気用ダンパ12は動作するこ
ととなる。なお、タイマ回路7のカウント時間とCO2
センサ2が検知する室内のCO2濃度との関係は、CO
2の濃度が高いほどカウント時間が長く、CO2センサ
2が最も高い濃度を検知したときのカウント時間は換気
用ダンパ12の開度が最大となるようにしている。
を開始すると、マイクロコンピュータ6はCO2センサ
2の出力をチェックをし、その出力に応じてあらかじめ
定められたカウント時間をタイマ回路7に指示しカウン
トを開始させると同時に、リレー制御回路8に対してリ
レー接点回路9内のリレー接点11を閉とする。以下、
前記第1実施例と同様に換気用ダンパ12は動作するこ
ととなる。なお、タイマ回路7のカウント時間とCO2
センサ2が検知する室内のCO2濃度との関係は、CO
2の濃度が高いほどカウント時間が長く、CO2センサ
2が最も高い濃度を検知したときのカウント時間は換気
用ダンパ12の開度が最大となるようにしている。
【0022】このように本発明の第2実施例の空気調和
機の換気制御装置によれば、CO2濃度に応じて換気用
ダンパ12の開度を制御することができる。
機の換気制御装置によれば、CO2濃度に応じて換気用
ダンパ12の開度を制御することができる。
【0023】つぎに本発明の第3実施例について図3お
よび図4を参照しながら説明する。図に示すように、室
温設定器4と室温センサ5は、マイクロコンピュータ6
に接続されており、前記室温設定器4と室温センサ5か
らの出力を受けてマイクロコンピュータ6に接続された
タイマ回路7を制御するとともにリレー制御回路8をと
おしてリレー接点回路9内のダンパモータ10用のリレ
ー接点11の開閉を制御する。前記マイクロコンピュー
タ6は、タイマ回路7に空気調和機本体14の換気風路
a,bの開度を調節する位置に設けられた換気用ダンパ
12を駆動するダンパモータ10に通電する時間をカウ
ントし、マイクロコンピュータ6はタイマ回路7がカウ
ント中は、リレー接点11を閉とするようリレー制御回
路8を制御する制御手段を備えている。
よび図4を参照しながら説明する。図に示すように、室
温設定器4と室温センサ5は、マイクロコンピュータ6
に接続されており、前記室温設定器4と室温センサ5か
らの出力を受けてマイクロコンピュータ6に接続された
タイマ回路7を制御するとともにリレー制御回路8をと
おしてリレー接点回路9内のダンパモータ10用のリレ
ー接点11の開閉を制御する。前記マイクロコンピュー
タ6は、タイマ回路7に空気調和機本体14の換気風路
a,bの開度を調節する位置に設けられた換気用ダンパ
12を駆動するダンパモータ10に通電する時間をカウ
ントし、マイクロコンピュータ6はタイマ回路7がカウ
ント中は、リレー接点11を閉とするようリレー制御回
路8を制御する制御手段を備えている。
【0024】上記構成により空気調和機14が運転を開
始するとマイクロコンピュータ6は、室温設定器4と室
温センサ5からの出力をチェックし、この両者の差に応
じてあらかじめ定められたカウント時間をタイマ回路7
に指示し、カウントを開始させると同時に、リレー制御
回路8に対してリレー接点回路9内のリレー接点11を
閉とする。以下、前記、第1実施例と同様に換気用ダン
パ12は動作することとなる。なお、タイマ回路7のカ
ウント時間と、前記室温設定器4と室温センサ5との差
との関係は、差が小さいほどカウント時間が長く、差が
ゼロのときのカウント時間で、換気用ダンパ12の開度
は最大となる。すなわち、差が0のときは、開度を最大
として換気し、差が大きいほど換気は少なくする。
始するとマイクロコンピュータ6は、室温設定器4と室
温センサ5からの出力をチェックし、この両者の差に応
じてあらかじめ定められたカウント時間をタイマ回路7
に指示し、カウントを開始させると同時に、リレー制御
回路8に対してリレー接点回路9内のリレー接点11を
閉とする。以下、前記、第1実施例と同様に換気用ダン
パ12は動作することとなる。なお、タイマ回路7のカ
ウント時間と、前記室温設定器4と室温センサ5との差
との関係は、差が小さいほどカウント時間が長く、差が
ゼロのときのカウント時間で、換気用ダンパ12の開度
は最大となる。すなわち、差が0のときは、開度を最大
として換気し、差が大きいほど換気は少なくする。
【0025】このように本発明の第3実施例の空気調和
機の換気制御装置によれば、室温設定器4と室温センサ
5の差により換気用ダンパ12の開度を制御することが
できる。
機の換気制御装置によれば、室温設定器4と室温センサ
5の差により換気用ダンパ12の開度を制御することが
できる。
【0026】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば居室内の在室人員に合わせて、換気用ダンパ
の開度を調節することができるから、必要以上の換気を
することなく外気負荷を最小限におさえた効率的な換気
ができる効果のある空気調和機の換気制御装置が提供で
きる。
明によれば居室内の在室人員に合わせて、換気用ダンパ
の開度を調節することができるから、必要以上の換気を
することなく外気負荷を最小限におさえた効率的な換気
ができる効果のある空気調和機の換気制御装置が提供で
きる。
【0027】また、居室内のCO2の濃度に合わせて、
換気用ダンパの開度を調節することができるから、居室
内の環境を最適に保つことができる効果のある空気調和
機の換気制御装置を提供できる。
換気用ダンパの開度を調節することができるから、居室
内の環境を最適に保つことができる効果のある空気調和
機の換気制御装置を提供できる。
【0028】さらに、室温設定値と室温の差に応じて、
換気用ダンパの開度を調節することができるから、冷暖
房運転開始時には換気量を少なくして冷暖房運転の室温
の立上がりを早くすることのできる効果のある空気調和
機の換気制御装置を提供できる。
換気用ダンパの開度を調節することができるから、冷暖
房運転開始時には換気量を少なくして冷暖房運転の室温
の立上がりを早くすることのできる効果のある空気調和
機の換気制御装置を提供できる。
【図1】本発明の第1実施例の空気調和機の換気制御装
置のブロック図
置のブロック図
【図2】同第2実施例の同ブロック図
【図3】同第3実施例の同ブロック図
【図4】同第1実施例,第2実施例,第3実施例の空気
調和機の換気制御装置を組込んだ空気調和機の平面図
調和機の換気制御装置を組込んだ空気調和機の平面図
【図5】従来の空気調和機の換気制御装置のブロック図
1 ダンパ開度切換スイッチ 2 CO2センサ 4 室温設定器 5 室温センサ 6 マイクロコンピュータ 7 タイマ回路 8 リレー制御回路 9 リレー接点回路 10 ダンパモータ 11 リレー接点 12 換気用ダンパ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 102 F24F 7/007 F24F 11/04
Claims (3)
- 【請求項1】 手動のダンパ開度切換スイッチと、この
ダンパ開度切換スイッチからの出力を受けて、タイマ回
路に換気用ダンパを駆動するダンパモータへの通電時間
を決定し、前記ダンパモータが接続されたリレー接点回
路と、このリレー接点回路を制御し、リレー制御回路を
制御するマイクロコンピュータとで構成した空気調和機
の換気制御装置。 - 【請求項2】 CO2センサと、このCO2センサから
の出力を受けて、タイマ回路に換気用ダンパを駆動する
ダンパモータへの通電時間を決定するとともに、このタ
イマ回路のカウントアップを受けて、前記ダンパモータ
に接続されたリレー接点回路と、これを制御するリレー
制御回路を制御するマイクロコンピュータとで構成し、
前記CO2センサで検知したCO2濃度に応じて前記換
気用ダンパの開度を可変させて換気量を可変させる制御
手段を備えた空気調和機の換気制御装置。 - 【請求項3】 室内温度を検知する室温センサと、室内
温度を設定する室温設定器と、前記室温センサで検知さ
れた室温と前記室温設定器で設定された、設定室温の出
力を受けてこの両者の差を常時比較して、タイマ回路に
換気用ダンパを駆動するダンパモータへの通電時間を決
定するとともに、このタイマ回路のカウントアップを受
けて、前記ダンパモータが接続されたリレー接点回路と
これを制御するリレー制御回路を制御するマイクロコン
ピュータとで構成し、前記室温と設定室温の差に応じて
換気用ダンパの開度を可変させて換気量を可変させる制
御手段を備えた空気調和機の換気制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01170192A JP3150397B2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 空気調和機の換気制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01170192A JP3150397B2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 空気調和機の換気制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05203226A JPH05203226A (ja) | 1993-08-10 |
JP3150397B2 true JP3150397B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=11785350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01170192A Expired - Fee Related JP3150397B2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 空気調和機の換気制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3150397B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008304124A (ja) * | 2007-06-07 | 2008-12-18 | Toshiba Corp | 二酸化炭素濃度測定用センサーシステム |
JP5606333B2 (ja) * | 2011-01-05 | 2014-10-15 | 三菱電機株式会社 | 換気装置 |
-
1992
- 1992-01-27 JP JP01170192A patent/JP3150397B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05203226A (ja) | 1993-08-10 |
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