JPH0526493A - 温度設定装置およびそれを用いた温度制御方法 - Google Patents
温度設定装置およびそれを用いた温度制御方法Info
- Publication number
- JPH0526493A JPH0526493A JP3178567A JP17856791A JPH0526493A JP H0526493 A JPH0526493 A JP H0526493A JP 3178567 A JP3178567 A JP 3178567A JP 17856791 A JP17856791 A JP 17856791A JP H0526493 A JPH0526493 A JP H0526493A
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- Japan
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- temperature
- air
- setting
- time
- temperature setting
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、時間設定に温度設定を連動
させ、自動的にタイムスケジュールでの設定温度変更の
可能な温度設定装置を提供するとともに、室温を一定時
間ごとに変える温度制御、いわゆる「ゆらぎ制御」を可
能とし、快適な空気調和を行いうる温度制御方法を提供
することにある。 【構成】 少なくとも２個の温度設定器と、前記各温度
設定器の温度制御時間幅を設定するように接続した少な
くとも２個のタイマーとからなる温度設定装置２と、被
空調空間へ空調空気を供給する風量可変装置４とを備
え、被空調空間の温度Ｔｒを、少なくとも、第一の設定
時間幅ｔ1内で第一の設定温度Ｔ1となるように、次い
で、第二の設定時間幅ｔ2内で第二の設定温度Ｔ2となる
ように、前記温度設定装置２の出力信号に基づいて前記
風量可変装置４の送風量を制御することを特徴とする。
させ、自動的にタイムスケジュールでの設定温度変更の
可能な温度設定装置を提供するとともに、室温を一定時
間ごとに変える温度制御、いわゆる「ゆらぎ制御」を可
能とし、快適な空気調和を行いうる温度制御方法を提供
することにある。 【構成】 少なくとも２個の温度設定器と、前記各温度
設定器の温度制御時間幅を設定するように接続した少な
くとも２個のタイマーとからなる温度設定装置２と、被
空調空間へ空調空気を供給する風量可変装置４とを備
え、被空調空間の温度Ｔｒを、少なくとも、第一の設定
時間幅ｔ1内で第一の設定温度Ｔ1となるように、次い
で、第二の設定時間幅ｔ2内で第二の設定温度Ｔ2となる
ように、前記温度設定装置２の出力信号に基づいて前記
風量可変装置４の送風量を制御することを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、温度設定装置およびそ
れを用いた温度制御方法に係り、自動でタイムスケジュ
ール運転が行われ、例えば快適な空調制御を行うのに好
適な温度設定装置およびそれを用いた温度制御方法に関
するものである。
れを用いた温度制御方法に係り、自動でタイムスケジュ
ール運転が行われ、例えば快適な空調制御を行うのに好
適な温度設定装置およびそれを用いた温度制御方法に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の温度設定器を図５ないし図７を参
照して説明する。図５は、従来の温度設定器を用いた空
調装置の系統図、図６は、従来の温度設定器の構成を示
す回路図、図７は、設定温度の時間経過を示す特性図で
ある。図５に示す従来の空調装置は、被空調空間に係る
空調室１内に室内温度Ｔｒを検知する温度センサ３を備
え、制御手段として図６に示すごとき温度設定器２Ａを
備え、さらに空調室１には温度設定器２Ａの出力信号に
より送風量を制御する風量可変装置４を備えている。５
は、図示しない送風ファンからの空気供給系を示し、風
量可変装置４は、ダンパーの開度によって空気供給系５
からの空気（サプライエアーＳＡ）の送風量を可変させ
る。
照して説明する。図５は、従来の温度設定器を用いた空
調装置の系統図、図６は、従来の温度設定器の構成を示
す回路図、図７は、設定温度の時間経過を示す特性図で
ある。図５に示す従来の空調装置は、被空調空間に係る
空調室１内に室内温度Ｔｒを検知する温度センサ３を備
え、制御手段として図６に示すごとき温度設定器２Ａを
備え、さらに空調室１には温度設定器２Ａの出力信号に
より送風量を制御する風量可変装置４を備えている。５
は、図示しない送風ファンからの空気供給系を示し、風
量可変装置４は、ダンパーの開度によって空気供給系５
からの空気（サプライエアーＳＡ）の送風量を可変させ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の温度設定器２Ａ
を１個設置した空調装置では、温度設定器２Ａの設定温
度がＴ1である場合、温度センサ３で室温Ｔｒを検知し
ながら、図７に示すように室内温度を設定温度Ｔ1に維
持するように、温度設定器２Ａの信号によって風量可変
装置４のダンパー開度が制御される。ところで、温度設
定器２Ａ自体には幾つかの設定値を記憶させることがで
きるが、それぞれ記憶させた設定値に変更するときは、
キー操作が必要であり、タイムスケジュールを組んで自
動的に温度設定器２Ａ内で設定値を変えることはできな
かった。
を１個設置した空調装置では、温度設定器２Ａの設定温
度がＴ1である場合、温度センサ３で室温Ｔｒを検知し
ながら、図７に示すように室内温度を設定温度Ｔ1に維
持するように、温度設定器２Ａの信号によって風量可変
装置４のダンパー開度が制御される。ところで、温度設
定器２Ａ自体には幾つかの設定値を記憶させることがで
きるが、それぞれ記憶させた設定値に変更するときは、
キー操作が必要であり、タイムスケジュールを組んで自
動的に温度設定器２Ａ内で設定値を変えることはできな
かった。
【０００４】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたもので、時間設定に温度設定を連動さ
せ、自動的にタイムスケジュールでの設定温度変更の可
能なタイムスケジュール機能を持つ温度設定装置を提供
することを、その目的とするものである。また、本発明
の他の目的は、前記温度設定装置により、室温を一定時
間ごとに変える温度制御、いわゆる「ゆらぎ制御」を可
能とし、快適な空気調和を行いうる温度制御方法を提供
することにある。
るためになされたもので、時間設定に温度設定を連動さ
せ、自動的にタイムスケジュールでの設定温度変更の可
能なタイムスケジュール機能を持つ温度設定装置を提供
することを、その目的とするものである。また、本発明
の他の目的は、前記温度設定装置により、室温を一定時
間ごとに変える温度制御、いわゆる「ゆらぎ制御」を可
能とし、快適な空気調和を行いうる温度制御方法を提供
することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る温度設定装置の構成は、少なくとも２
個の温度設定器と、前記各温度設定器の温度制御時間幅
を設定するように接続した、少なくとも２個のタイマー
とからなるものである。
に、本発明に係る温度設定装置の構成は、少なくとも２
個の温度設定器と、前記各温度設定器の温度制御時間幅
を設定するように接続した、少なくとも２個のタイマー
とからなるものである。
【０００６】また、上記他の目的を達成するために、本
発明に係る温度制御方法の構成は、少なくとも２個の温
度設定器と、前記各温度設定器の温度制御時間幅を設定
するように接続した少なくとも２個のタイマーとからな
る温度設定装置と、被空調空間へ空調空気を供給する風
量可変装置とを備え、被空調空間の温度を、少なくと
も、第一の設定時間幅内で第一の設定温度となるよう
に、次いで、第二の設定時間幅内で第二の設定温度とな
るように、前記温度設定装置の出力信号に基づいて前記
風量可変装置の送風量を制御するようにしたものであ
る。
発明に係る温度制御方法の構成は、少なくとも２個の温
度設定器と、前記各温度設定器の温度制御時間幅を設定
するように接続した少なくとも２個のタイマーとからな
る温度設定装置と、被空調空間へ空調空気を供給する風
量可変装置とを備え、被空調空間の温度を、少なくと
も、第一の設定時間幅内で第一の設定温度となるよう
に、次いで、第二の設定時間幅内で第二の設定温度とな
るように、前記温度設定装置の出力信号に基づいて前記
風量可変装置の送風量を制御するようにしたものであ
る。
【０００７】
【作用】温度設定装置内に温度設定器および時間設定を
それぞれ２つ以上組み合わせることにより、それぞれの
時間設定に時間幅をセットして、時間設定に温度設定を
連動させる。これにより、自動でタイムスケジュールで
の設定温度変更が可能となった。また、このような温度
設定装置を空気調和装置に採用することにより、室温を
一定時間ごとに変動させるゆらぎ制御を実現し、空調空
間の快適性を高めることができる。
それぞれ２つ以上組み合わせることにより、それぞれの
時間設定に時間幅をセットして、時間設定に温度設定を
連動させる。これにより、自動でタイムスケジュールで
の設定温度変更が可能となった。また、このような温度
設定装置を空気調和装置に採用することにより、室温を
一定時間ごとに変動させるゆらぎ制御を実現し、空調空
間の快適性を高めることができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１ないし図４を
参照して説明する。図１は、本発明の一実施例に係る温
度設定装置を用いた空調装置の系統図、図２は、本発明
の一実施例に係る温度設定装置の構成を示す回路図、図
３は、設定温度と設定時間との関係を示す線図、図４
は、図１の装置の制御運転における時間経過に対する回
路動作を示すタイムチャート図である。図１において、
図５と同一符号のものは、従来技術と同等部であるか
ら、その説明を省略する。
参照して説明する。図１は、本発明の一実施例に係る温
度設定装置を用いた空調装置の系統図、図２は、本発明
の一実施例に係る温度設定装置の構成を示す回路図、図
３は、設定温度と設定時間との関係を示す線図、図４
は、図１の装置の制御運転における時間経過に対する回
路動作を示すタイムチャート図である。図１において、
図５と同一符号のものは、従来技術と同等部であるか
ら、その説明を省略する。
【０００９】図１に示す本実施例の空調装置では、少な
くとも２個の温度設定器（本例では設定温度Ｔ1，Ｔ2）
と、少なくとも２個のタイマー（本例では設定時間
ｔ1，ｔ2）とを有する温度設定装置２を備えている。温
度設定装置２は、図２に示すように設定温度Ｔ1，接点
ｔ1−ｂの温度設定器と設定温度Ｔ2，接点ｔ1−ａの温
度設定器とを並列に接続したものと、コイル（ｔ1），
接点ｔ2−ｂのタイマーとコイル（ｔ2），接点ｔ1−ａ
のタイマーとを並列に接続したものとを組み込んでい
る。しかして、図３に示すように、設定温度Ｔ1で運転
させたい時間幅を時間設定（タイマー）ｔ1に設定す
る。設定温度Ｔ2で運転させたい時間幅を時間設定（タ
イマー）ｔ2に設定する。
くとも２個の温度設定器（本例では設定温度Ｔ1，Ｔ2）
と、少なくとも２個のタイマー（本例では設定時間
ｔ1，ｔ2）とを有する温度設定装置２を備えている。温
度設定装置２は、図２に示すように設定温度Ｔ1，接点
ｔ1−ｂの温度設定器と設定温度Ｔ2，接点ｔ1−ａの温
度設定器とを並列に接続したものと、コイル（ｔ1），
接点ｔ2−ｂのタイマーとコイル（ｔ2），接点ｔ1−ａ
のタイマーとを並列に接続したものとを組み込んでい
る。しかして、図３に示すように、設定温度Ｔ1で運転
させたい時間幅を時間設定（タイマー）ｔ1に設定す
る。設定温度Ｔ2で運転させたい時間幅を時間設定（タ
イマー）ｔ2に設定する。
【００１０】次に、制御運転の動作を説明する。図２，
４に示すように、コイル（ｔ1）に通電すると、時間設
定ｔ1が経過するまで接点ｔ1−ｂが閉（ＯＮ）となり温
度設定値がＴ1となる。そこで、温度センサ３が検知す
る室温ＴｒがＴ1になるように風量可変装置４を制御
し、空気供給系５からの空気（サプライエアーＳＡ）の
送風量を可変させる。時間設定ｔ1が経過すると、接点
ｔ1−ｂが開（ＯＦＦ）となり接点ｔ1−ａが閉（ＯＮ）
となり温度設定値がＴ2となる。そこで、温度センサ３
が検知する室温ＴｒがＴ2になるように風量可変装置４
を制御し、コイル（ｔ2）に通電する。時間設定ｔ2の時
間が経過すると、接点ｔ2−ｂが開（ＯＦＦ）となり、
すべての接点がＯＦＦになり初期状態に戻る。これらの
動作を繰り返して空調運転することによって、室温Ｔｒ
を一定時間ごとに変える、いわゆる「ゆらぎ制御」が実
現し快適性を高めることができる。
４に示すように、コイル（ｔ1）に通電すると、時間設
定ｔ1が経過するまで接点ｔ1−ｂが閉（ＯＮ）となり温
度設定値がＴ1となる。そこで、温度センサ３が検知す
る室温ＴｒがＴ1になるように風量可変装置４を制御
し、空気供給系５からの空気（サプライエアーＳＡ）の
送風量を可変させる。時間設定ｔ1が経過すると、接点
ｔ1−ｂが開（ＯＦＦ）となり接点ｔ1−ａが閉（ＯＮ）
となり温度設定値がＴ2となる。そこで、温度センサ３
が検知する室温ＴｒがＴ2になるように風量可変装置４
を制御し、コイル（ｔ2）に通電する。時間設定ｔ2の時
間が経過すると、接点ｔ2−ｂが開（ＯＦＦ）となり、
すべての接点がＯＦＦになり初期状態に戻る。これらの
動作を繰り返して空調運転することによって、室温Ｔｒ
を一定時間ごとに変える、いわゆる「ゆらぎ制御」が実
現し快適性を高めることができる。
【００１１】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、時間設定に温度設定を連動させ、自動的にタイ
ムスケジュールでの設定温度変更の可能なタイムスケジ
ュール機能を持つ温度設定装置を提供することができ
る。また、温度設定装置により、室温を一定時間ごとに
変える温度制御、いわゆる「ゆらぎ制御」を可能とし、
快適な空気調和を行いうる温度制御方法を提供すること
ができる。
よれば、時間設定に温度設定を連動させ、自動的にタイ
ムスケジュールでの設定温度変更の可能なタイムスケジ
ュール機能を持つ温度設定装置を提供することができ
る。また、温度設定装置により、室温を一定時間ごとに
変える温度制御、いわゆる「ゆらぎ制御」を可能とし、
快適な空気調和を行いうる温度制御方法を提供すること
ができる。
【図１】本発明の一実施例に係る温度設定装置を用いた
空調装置の系統図である。
空調装置の系統図である。
【図２】本発明の一実施例に係る温度設定装置の構成を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図３】設定温度と設定時間との関係を示す線図であ
る。
る。
【図４】図１の装置の制御運転における時間経過に対す
る回路動作を示すタイムチャート図である。
る回路動作を示すタイムチャート図である。
【図５】従来の温度設定器を用いた空調装置の系統図で
ある。
ある。
【図６】従来の温度設定器の構成を示す回路図である。
【図７】設定温度の時間経過を示す特性図である。
２ 温度設定装置
３ 温度センサ
４ 風量可変装置
Claims (2)
- 【請求項１】 少なくとも２個の温度設定器と、前記各
温度設定器の温度制御時間幅を設定するように接続し
た、少なくとも２個のタイマーとからなることを特徴と
する温度設定装置。 - 【請求項２】 少なくとも２個の温度設定器と、前記各
温度設定器の温度制御時間幅を設定するように接続した
少なくとも２個のタイマーとからなる温度設定装置と、
被空調空間へ空調空気を供給する風量可変装置とを備
え、 被空調空間の温度を、少なくとも、第一の設定時間幅内
で第一の設定温度となるように、次いで、第二の設定時
間幅内で第二の設定温度となるように、 前記温度設定装置の出力信号に基づいて前記風量可変装
置の送風量を制御することを特徴とする空調空間の温度
制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3178567A JPH0526493A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 温度設定装置およびそれを用いた温度制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3178567A JPH0526493A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 温度設定装置およびそれを用いた温度制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0526493A true JPH0526493A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16050742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3178567A Pending JPH0526493A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 温度設定装置およびそれを用いた温度制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0526493A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6988020B2 (en) | 2003-11-14 | 2006-01-17 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus to move an accessor within a data storage and retrieval system |
| JP2008281241A (ja) * | 2007-05-09 | 2008-11-20 | Toko Electric Corp | 空調制御システム |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01127833A (ja) * | 1987-11-12 | 1989-05-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機 |
| JPH01127837A (ja) * | 1987-11-12 | 1989-05-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機 |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP3178567A patent/JPH0526493A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01127833A (ja) * | 1987-11-12 | 1989-05-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機 |
| JPH01127837A (ja) * | 1987-11-12 | 1989-05-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6988020B2 (en) | 2003-11-14 | 2006-01-17 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus to move an accessor within a data storage and retrieval system |
| JP2008281241A (ja) * | 2007-05-09 | 2008-11-20 | Toko Electric Corp | 空調制御システム |
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