JPH06127262A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH06127262A
JPH06127262A JP10476591A JP10476591A JPH06127262A JP H06127262 A JPH06127262 A JP H06127262A JP 10476591 A JP10476591 A JP 10476591A JP 10476591 A JP10476591 A JP 10476591A JP H06127262 A JPH06127262 A JP H06127262A
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JP
Japan
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temperature
compressor
air
control
detecting means
Prior art date
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JP10476591A
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English (en)
Inventor
Koichi Saka
鉱一 坂
Takeshi Yoshinori
毅 義則
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユニット構造を複雑化することなく,かつ安
定して温度ゆらぎ制御を行うことを可能とする。 【構成】 車両用空調装置は,上部吹出口26と圧縮機
10と蒸発器出口温度センサ36と外気温センサ33と
制御回路30とを有する。制御回路30は,外気温セン
サ33の検出温度が高いときには,圧縮機10における
ON−OFF温度幅を小さくするように,圧縮機10の
ON−OFF制御を行う。また,外気温センサ33の検
出温度が低い時には,圧縮機10におけるON−OFF
温度幅を大きくするように,圧縮機10のON−OFF
制御を行う。このように,圧縮機自体によって生ずる温
度変動を効果的に利用して温度ゆらぎ制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,車両用空調装置,特
に,いわゆる温度ゆらぎ制御を行う車両用空調装置に関
する。
【0002】
【従来技術】従来より,車両用空調装置においては,車
室内に導入される空気を必要量冷却あるいは加熱するこ
とにより温度調節を行っている。この際,導入空気の冷
却は車両エンジンにて駆動される圧縮機を作動させるこ
とにより制御されており,冷房能力制御の方法として圧
縮機をON−OFFする方法が一般に用いられている。
しかしながら,圧縮機のON−OFFに連動して吹出温
度の変動が生じ,時として乗員が不快感を感じることが
ある。また,吹出温度は,予め設定した室内温度になる
と一定となって変化せず,乗員が快適感を喪失すること
がある。
【0003】一方,家庭用の空調装置等においては,上
記のごとく一定温度に慣れて快適感が損なわれるのを防
止するため,吹出空気温度を周期的に変化させる,いわ
ゆる温度ゆらぎ制御が用いられている。しかし,外気温
度や日射量等の外乱変動の大きい車両環境下において
は,外乱変動の影響により十分にその効果を引き出すこ
とができない。そこで,上記不具合を解決する手段の一
つとして,冷風,温風のバイパス量をコントロールする
ようにした車両用空調装置が提案されている(特開平1
−212615号公報)。
【0004】上記車両用空調装置は,図7に示すごと
く,通常の空気通路93の外に,バイパス通路として暖
気通路91と冷気通路92とを設けている。これらの通
路91,92,93は,ダクト97に接続している。そ
して,暖気通路91,冷気通路92には,それぞれ流量
調整弁910,920を開閉可能に設け,温風,冷風の
バイパス量をコントロールするようにしている。これに
より,周期的に温度ゆらぎを与えるようにしている。な
お,図7において,94は送風機,95は蒸発器,96
は加熱器,970はエアミックスダンパ,98は温度制
御装置,99は温度変動制御装置を示す。
【0005】
【解決しようとする課題】しかしながら,従来の車両用
空調装置においては,専用のバイパス通路及び空気流量
制御手段あるいは温調手段が別に必要となり,空調用ユ
ニットの構造が複雑化する。また,エアミックスダンパ
の空気温度が比較的安定している状態では,制御性良く
温度ゆらぎを行うことができる反面,圧縮機の頻繁なO
N−OFFにより吹出温度が変動している様な時には,
エアミックスダンパの開度の制御が難しくなる上に,吹
出温度が不規則に変化してしまう。その結果,却って乗
員に不快感を生じさせる場合がある。
【0006】本発明は,かかる従来の問題点に鑑み,ユ
ニット構造を複雑化することなく,かつ安定して温度ゆ
らぎ制御を行うことができる,車両用空調装置を提供し
ようとするものである。
【0007】
【課題の解決手段】本発明は,車室内に着席した乗員の
前方に空調空気を吹き出す上部吹出口と,ダクト内にお
ける蒸発器への冷媒循環量を制御する圧縮機と,上記蒸
発器を通過した空調空気の温度を検出する空調温度検出
手段と,車室外の環境温度を検出する環境温度検出手段
と,上記空調温度検出手段及び環境温度検出手段の検出
温度に応じて圧縮機のON−OFF制御を行う制御回路
とを有する車両用空調装置である。上記制御回路は,上
記環境温度検出手段の検出温度が高いときには,上記圧
縮機におけるON−OFF温度幅を小さくし,一方上記
環境温度検出手段の検出温度が低いときには,上記圧縮
機におけるON−OFF温度幅を大きくするように,圧
縮機のON−OFF制御を行う。
【0008】本発明において最も注目すべきことは,空
調装置の負荷となる環境温度に応じて,圧縮機のON−
OFF温度幅を変化させるようにしたことにある。即
ち,本発明は,圧縮機自体によって生ずる温度変動を効
果的に利用することで温度ゆらぎ制御を行うものであ
り,従来の空調用ユニットをそのまま利用することがで
きるメリットがある。本発明において,上記ON−OF
F温度幅とは,圧縮機におけるON−OFF温度のいわ
ゆるヒステリシス幅のことをいう。本発明は,温度変化
時間に応じて温度変化幅を可変とすれば,快適感の向上
が可能となる,という実験データに基づいている。
【0009】この点について,図6を用いて説明する。
同図は,温度ゆらぎによる乗員の快適感領域を実験的に
求めたものである。ここで横軸は乗員頭部近傍の温度変
化時間,縦軸は乗員頭部近傍の温度変化幅を表してい
る。同図より,温度変化時間と温度変化幅との間に,あ
る特定の関係が存在することを見出した。即ち,温度変
化時間を大きくして,ゆっくり温度変化させればさせる
ほど,温度変化幅を大きくしても快適感が損なわれず,
また快適感領域も広がっていることが分かる。例えば,
温度変化時間が20secの時には,快適温度変化幅が
±1.5〜2.5℃(差が1℃)であるのに対し,温度
変化時間が50secの時には,温度変化幅が±2〜4
℃(差が2℃)になっている。
【0010】したがって,従来空調の様に一定温度制御
(温度変化幅が殆どない)に対し,温度変化時間に応じ
て温度変化幅を可変とすれば,従来より快適感の向上が
可能となることが分かる。これまで圧縮機のON−OF
F制御では,ON,OFF温度のヒステリシス幅が固定
されているため,温度変化時間によらず温度変化幅はほ
ぼ一定の範囲内で変動を繰り返していた。そこで本発明
では,温度変化時間に応じてON,OFF温度のヒステ
リシス幅を変化させ,吹出温度の変化幅を可変としてい
る。本発明は,これにより,温度ゆらぎを行い,快適感
の向上を図るものである。また,これと同時に,圧縮機
ON−OFF頻度を低減することで,ON−OFFに伴
うショックの低減および省動力化も可能としている。
【0011】
【作用及び効果】本発明においては,環境温度検出手段
により,車室外の環境温度を検出し,その検出温度を制
御回路へ出力する。制御回路は,上記出力信号を受け
て,圧縮機のON−OFF制御を行う。即ち,環境温度
検出手段の検出温度が高いときには,空調負荷が大きく
なる。そのため,吹出温度変化時間が早くなる。そこ
で,圧縮機におけるON−OFF温度幅を小さくする。
これにより,吹出温度変化幅が小さくなる。
【0012】一方,環境温度検出手段の検出温度が低い
ときには,空調負荷が小さくなる。そのため,吹出温度
変化時間が遅くなる。そこで,圧縮機におけるON−O
FF温度幅を大きくする。これにより,吹出温度変化幅
が大きくなる。このようにして,圧縮機自体によって生
ずる温度変動を効果的に利用して,温度ゆらぎ制御を行
う。そのため,温度ゆらぎ制御を容易に行うことが可能
となる。また,従来のようなバイパス通路や空気流量制
御手段が不要となる。それ故,本発明によれば,ユニッ
ト構造を複雑化することなく,かつ安定して温度ゆらぎ
制御を行うことができる,車両用空調装置を提供するこ
とが可能となる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例にかかる車両用空調装置につ
き,図1〜図4を用いて説明する。本例装置は,図1に
示すごとく,車室内に着席した乗員の前方に空調空気を
吹き出す上部吹出口26と,ダクト2内における蒸発器
5への冷媒循環量を制御する圧縮機10とを有する。ま
た,蒸発器5を通過した空調空気の温度を検出する空調
温度検出手段としての蒸発器出口温度センサ36と,車
室外の環境温度を検出する環境温度検出手段としての外
気温センサ33と,上記蒸発器出口温度センサ36及び
外気温センサ33の検出温度に応じて圧縮機10のON
−OFF制御を行う制御回路30とを有する。該制御回
路30は,上記外気温センサ33の検出温度が高いとき
には,圧縮機10におけるON−OFF温度幅を小さく
し,一方外気温センサ33の検出温度が低いときには,
圧縮機10におけるON−OFF温度幅を大きくするよ
うに,圧縮機10のON−OFF制御を行うように構成
してある。
【0014】また,本例装置は,車室内へ空調空気を導
くダクト2と,そのダクト2内で車室内に向かう空気流
を発生させる送風機3とを有しており,冷風と温風とを
混合して車室内に吐出するエアミックス式の空調装置で
ある。ダクト2は,送風機3を収容するブロワユニット
201と,冷凍サイクル4の蒸発器5を収容するクーリ
ングユニット202と,エンジン冷却水(温水)を熱源
としたヒータコア6を収容するヒータユニット203と
より構成されている。ブロワユニット201には,車室
内と通じて車室内空気を循環させるための内気導入口7
1と,車室外空気を取り入れるための外気導入口72と
が形成されている。内気導入口71および外気導入口7
2のいずれか一方は,内外気切替ダンパ73によって閉
塞される。上記冷凍サイクル4は,圧縮機10と凝縮器
11とレシーバ12と膨張弁13と蒸発器5とよりな
る。
【0015】ヒータコア6が配設されたヒータユニット
203内には,ヒータコア6をバイパスするバイパス通
路15が形成され,エアミックスダンパ16によって,
ヒータコア6を通過する空気量とバイパス通路15を通
過する空気量との調節が行われる。ヒータユニット20
3の下流端には,ベンチレーションダンパ17,デフロ
スタダンパ18,およびヒータダンパ19によってそれ
ぞれ開閉される,第1開口部20,第2開口部21,お
よび第3開口部22が形成されている。これらの各開口
部20,21,22は,ベンチレーションダクト23,
デフロスタダクト24,およびヒータダクト25を介し
て,それぞれ車室内に開口する上部吹出口26,デフロ
スタ吹出口27,及びヒータ吹出口28に連通されてい
る。上部吹出口26は,インストルメントパネル(図示
略)の中央部と両側との3か所に開口されている。
【0016】なお,吹出口モードには,Def(デフロ
スタ)モード,Heat(ヒート)モード,B/L(バ
イレベル)モード,Vent(ベンチレーション)モー
ドが設定されている。また,VentモードあるいはB
/Lモードが選択された場合には,上部吹出口26より
吹き出される空調空気の温度ゆらぎ制御を自動的に行う
温度ゆらぎモードが設定されている。上記制御回路30
は,温度ゆらぎスイッチ31,車室内温度を検出する室
温センサ32,上記外気温センサ33,車室内温度を設
定する室温設定抵抗34,日射量を検出する日射量セン
サ35,および上記蒸発器出口温度センサ36の各出力
信号に基づいて,蒸発器5の出口温度がある所定の温度
になるように,圧縮機10のON−OFF制御,エアミ
ックスダンパ16を駆動するサーボモータ37の制御を
行う。また,制御回路30は,温度ゆらぎモードが設定
された場合に,空調負荷に応じて圧縮機10のON−O
FF制御目標値を可変するようにコントロールする。
【0017】本例装置は,上記のように構成されている
ので,次の作用効果を呈する。上記制御回路30の作動
を,図2及び図3に示すフローチャートに基づき,説明
する。まず,ステップ101で,室温センサ32,外気
温センサ33,室温設定抵抗34,日射量センサ35,
および蒸発器出口温度センサ36からの信号を,それぞ
れ室内温度Tr,外気温度Tam,日射量St,設定温
度Tset,蒸発器5の出口温度Teとして入力する。
次に,ステップ102において,ステップ101での入
力信号に基づき,必要吹出温度Taoを,Tao=Ks
et・Tset−Kr・Tr−Kam・Tam−Ks・
St+Cの演算式(Kset,Kr,Kam,Ks,
C:定数)より算出し,ステップ103に進む。
【0018】ステップ103では,エアコンモードがA
UTOモードか否かを判断する。ステップ103の判断
結果がYESの場合は,ステップ104において,ステ
ップ102で算出した必要吹出温度Taoに基づいて,
送風機3の送風レベルおよび吹出口モード(Heat,
B/L,Vent)を決定する。送風レベルおよび吹出
口モードの変化パターンは,あらかじめ車両ごとに決め
られている。ステップ103の判断結果がNOの場合
は,ステップ105に進む。ステップ105では,吹出
口モードがVentモードあるいはB/Lモードである
か否かを判断する。ステップ105の判断結果がNOの
場合は,ステップ111へ進む。
【0019】ステップ105の判断結果がYESの場合
は,ステップ106で,温度ゆらぎモードか否かを判断
する。ステップ106の判断結果がNOの場合は,ステ
ップ111へ進む。ステップ106の判断結果がYES
の場合は,ステップ107で,設定温度Tsetと室内
温度Trとの差が予め設定された設定値T1以下か否か
を判断する。ステップ107の判断結果がNOの場合
は,ステップ111に進み,通常の温度調節が行われ
る。ステップ107の判断結果がYESの場合には,図
3のステップ108に進み,外気温度Tamに応じて圧
縮機のON温度Tonが決定される。すなわち,外気温
度が高い場合には,圧縮機のON温度Tonを低い温度
TL(例えば4℃)として温度変化幅を小さくする。一
方,外気温度が低い場合には圧縮機のON温度Tonを
高い温度TH(例えば6℃)として温度変化幅を大きく
し,負荷に応じた温度変化幅を設定する。
【0020】即ち,外気温度が高い時には空調負荷が大
きく吹出温度変化時間が早くなるので温度変化幅を小さ
くし,逆に外気温度が低く空調負荷が小さい時には温度
変化時間が遅くなるので温度変化幅を大きくする。圧縮
機のON温度Tonが決定されるとステップ109に進
む。ステップ109ではステップ108で設定された圧
縮機ON,OFFの設定時間Ton,Toffより仮吹
出温度Te2をTe2=(Ton+Toff)/2の式
(Ton:圧縮機ON温度,Toff:圧縮機OFF温
度)により演算する。次々にステップ110に進み,仮
吹出温度Te2を出口温度Teとする。これは,圧縮機
のON−OFFにより温度ゆらぎ制御を行っている時
に,エアミックスダンパ16の開度を蒸発器吹出温度変
動に追従して制御しないようにするためで,あらかじめ
ステップ109で求めたTe2に固定する。
【0021】最後にステップ111に進み,エアミック
スダンパ開度SWを, SW=〔(Tao−Te)/(TW−Te)〕×100
(%) の式(Tao;必要吹出温度,TW;水温,Te;出口
温度)により演算する。温度ゆらぎ制御が行われている
場合には,仮吹出温度Te2をTeに,温度ゆらぎ制御
が行われていない場合には,実際の蒸発器の出口温度T
eによりエアミックスダンパの開度が制御される。以上
のステップを順次繰り返すことにより空調制御が行われ
る。
【0022】次に,本例装置の制御例につき,図4及び
図5を用いて説明する。図4は,本例にかかる圧縮機の
ON−OFFを3←→6℃で制御した場合における経過
時間と温度変化幅との関係を示す線図である。また,図
5は比較例を示し,従来の様に圧縮機のON−OFFを
3←→4℃で制御した場合の線図である。両図におい
て,符号Aは蒸発器出口温度の線図,符号Bは乗員部温
度の線図を示す。そして,図5の場合のON−OFFに
よる温度変化時間は約10secで,この時の乗員部の
温度変化幅(曲線B)は約±0.5℃となっており,先
に示した図6中の関係でみると,無感の領域内で変化し
ている。一方,図4の場合でのON−OFFによる温度
変化時間は,ON時で十数秒,OFF時で約25秒であ
り,この時の乗員部の温度変化幅(曲線B)は約±1.
5℃となっている。この条件では図6中の関係で無感か
ら快適領域内で変化している。
【0023】このように,圧縮機のON−OFF温度の
ヒステリシス幅を変えることにより,温度ゆらぎ制御を
行うことが可能となり,乗員の快適感を向上させること
ができる。また,圧縮機のON−OFF頻度の減少によ
り,ON−OFFショックの低減,更には省動力化が可
能となる。また,圧縮機自体によって生ずる温度変動を
効果的に利用して温度ゆらぎ制御を行うため,ユニット
構造が複雑化することはない。
【0024】なお,上記実施例では,外気温度に応じて
圧縮機のON−OFF温度のヒステリシス幅を変化させ
るようにしたが,変化の方法は外気温度に限定されるこ
となく,例えば外気温度と併せて外気の湿度に応じてヒ
ステリシス幅を変化させてもよい。この場合,湿度が高
い時はヒステリシス幅を小さく,湿度が低い時はヒステ
リシス幅を大きくする様に設定する。また,エバポレー
タへの空気を直接検出する目的で,エバポレータ直前に
温度あるいは湿度検出手段を設けることもできる。この
場合の制御方法も,上記実施例と同じようにすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例にかかる車両用空調装置の概略説明図。
【図2】実施例の制御回路の作動を説明するためのフロ
ーチャート。
【図3】図2のフローチャートに続く同様のフローチャ
ート。
【図4】実施例の車両用空調装置における経過時間と温
度変化幅との関係を示す線図。
【図5】比較例の車両用空調装置における経過時間と温
度変化幅との関係を示す線図。
【図6】温度変化時間と温度変化幅に対する,乗員の快
適感領域を示した線図。
【図7】従来の車両用空調装置の概略説明図。
【符号の説明】
2...ダクト, 5...蒸発器, 10...圧縮機, 26...上部吹出口, 30...制御回路, 33...外気温センサ, 36...蒸発器出口温度センサ,

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内に着席した乗員の前方に空調空気
    を吹き出す上部吹出口と,ダクト内における蒸発器への
    冷媒循環量を制御する圧縮機と,上記蒸発器を通過した
    空調空気の温度を検出する空調温度検出手段と,車室外
    の環境温度を検出する環境温度検出手段と,上記空調温
    度検出手段及び環境温度検出手段の検出温度に応じて圧
    縮機のON−OFF制御を行う制御回路とを有する車両
    用空調装置であって,上記制御回路は,上記環境温度検
    出手段の検出温度が高いときには,上記圧縮機における
    ON−OFF温度幅を小さくし,一方上記環境温度検出
    手段の検出温度が低いときには,上記圧縮機におけるO
    N−OFF温度幅を大きくするように,圧縮機のON−
    OFF制御を行うことを特徴とする車両用空調装置。
JP10476591A 1991-04-10 1991-04-10 車両用空調装置 Pending JPH06127262A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108583215A (zh) * 2018-07-19 2018-09-28 泰铂(上海)环保科技股份有限公司 一种防止汽车空调压缩机频繁吸合的控制器及其控制方法
CN113928083A (zh) * 2021-10-18 2022-01-14 安徽江淮汽车集团股份有限公司 用于卡车空调温控器的切断温度自动调节装置

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