JPH0399926A - 自動車用空調装置の制御装置 - Google Patents

自動車用空調装置の制御装置

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JPH0399926A
JPH0399926A JP23946689A JP23946689A JPH0399926A JP H0399926 A JPH0399926 A JP H0399926A JP 23946689 A JP23946689 A JP 23946689A JP 23946689 A JP23946689 A JP 23946689A JP H0399926 A JPH0399926 A JP H0399926A
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克己 飯田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動車用空調装置、特にその送風能力を制
御するための制御装置に関する。
(従来の技術) 空調機器を制御する共通のパラメータとして、例えば目
標吹出温度X9を車室内外の温度や設定温度等に基づい
て演算し、この信号の大きさに応じて送風機の回転を自
動制御する技術は、例えば特公昭59−19849号公
報等において広く知られているところである。これは、
第4図に示すように、前記信号X、4が所定の中間域に
あるときは送風機の回転速度を低速とし、この信号XM
が前記中間域に属さないときには送風機の回転速度を、
高速域に至るまでの間はXHが中間域からずれるにつれ
て徐々に大きく設定するようにしたものである。
(発明が解決しようとする課B) しかしながら、制御パラメータ(目標吹出温度)が所定
の中間域のときに送風機の能力は低速となるが、例えば
車室内の温度を変更するために温度設定器を操作したと
きにも中間域から脱せずに入ったままの場合があり、こ
のような場合には送風能力に変動がなく、設定温度の変
化に見合った室温低下の感覚を得ることができない。ま
た、送風能力が低回転域にとどまると、吹出空気温度の
変更のみであるため、車室内が変更された設定温度にな
るまでに時間がかかる欠点があった。
そこで、この発明においては、上記欠点を解消し、設定
温度の変更が行なわれた場合にはそれに見合った温調空
気の変化を送風量からも体感できるようにすると共に、
設定温度に至る車室内温度の変化スピードを速め、全体
として制御性能の向上を図った自動車用空調装置の制御
装置を提供することを課題としている。
(課題を解決するための手段) しかして、この発明の要旨とするところは、第1図に示
すように、送風機7の回転により空調ダクト内に空気を
吸引すると共に、温度調節された空気を車室に供給する
自動車用空調装置において、車室内の温度を設定する温
度設定器37と、車室内の熱負荷に関連する因子を検出
する熱負荷検出手段100と、前記温度設定器37及び
熱負荷検出手段100の出力に基づいて空調機器を制御
するための制御パラメータを演算する制御パラメータ演
算手段200と、この制御パラメータ演算手段200で
演算された制御パラメータが所定の中間域に属する場合
は低風量となるよう、中間域に属さない場合は高風量に
至るまで中間域からずれるに従い徐々に大きな風量とな
るよう送風量を演算する第1の風量演算手段300と、
前記温度設定器37で設定された設定温度のみに基づい
て、その設定温度下で最低限必要とされる風量を演算す
る第2の風量演算手段400と、前記第1及び第2の風
量演算手段300,400で演算された風量のうち大き
い方を選択する選択手段500と、この選択手段500
で選択された風量が得られるよう前記送風機7を駆動制
御する送風機駆動制御手段600とを具備することにあ
る。
(作用) したがって、設定温度と車室内温度から制御パラメータ
演算手段200で得られた制御パラメータに基づいて第
1の風量演算手段300で演算される風量が低風量域に
あっても、所定の設定温度下で必要とされる予め第2の
風量演算手段400で演算された風量の方が大きければ
、その大きい風量が選択手段500で選択され、これに
よって温調空気が車室内に供給されるので、車室内への
供給風量を設定温度の変更で敏感に変えることができ、
温度変化感や室温の変化スピードを速めることができる
。そのため、上記課題を達成することができるものであ
る。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面により説明する。
第2図において、自動車用空調装置は、空調ダクト1の
最上流側にインテーク切替装置2が設けられ、このイン
テーク切替装置2は、内気人口3と外気人口4とが分か
れた部分にインテークドア5が配置され、このインテー
クドア5をアクチュエータ6により操作することで空調
ダクトl内に導入する空気を内気と外気とに選択できる
ようになっている。
送風機7は、空調ダクト1内に空気を吸い込んで下流側
に送風するもので、この送風機7の後方にはエバポレー
タ8とヒータコア9とが設けられている。
エバポレータ8は、コンプレッサ10.コンデンサ11
、リキッドタンク12及びエクスパンシジンバルブ13
と共に配管結合されて冷房サイクルを構成しており、前
記コンプレッサ10は自動車のエンジン14に電磁クラ
ッチ15を介して連結され、この電磁クラッチ15を断
続することでオンオフ制御される。また、ヒータコア9
は、エンジン14の冷却水が循環して空気を加熱するよ
うになっている。
ヒータコア9の前方には、エアミックスドア16が設け
られており、このエアミックスドア16の開度をアクチ
ュエータ17で調節することにより、ヒータコア9を通
過する空気とヒータコア9をバイパスする空気との量が
変えられ、その結果、吹出空気の温度が制御されるよう
になっている。
そして、前記空調ダクト1の下流側は、デフロスト吹出
口18、ベント吹出口19及びヒート吹出口20に分か
れて車室21に開口し、その分かれた部分にモードドア
22a、22bが設けられ、このモードドア22a、2
2bをアクチュエータ23で操作することにより所望の
吹出モードが得られるようになっている。
25は車室内の空気の温度Trを検出する車室内温度セ
ンサ、26は日射量Q 3を検出する日射センサ、27
は外気温度Taを検出する外気温センサであり、これら
の各センサによって熱負荷検出手段が構成され、これら
の信号は、信号選択を行なうマルチプレクサ29を介し
てA/D変換器30へ入力され、ここでデジタル信号に
変換されてマイクロコンピュータ31へ入力される。ま
た、マイクロコンピュータ31には、操作パネル32か
らの出力信号が入力される。
操作パネル32は、コンプレッサ10を作動させるA/
Cスイッチ33と、経済的なコンプレッサ制御を行なう
EC0Nスイツチ34とを有し、各空調機器は、これら
いずれかのスイッチが押されるとオート制御モードに入
る。また、操作パネル32は、各空調機器の作動を停止
させるOFFスイッチ、吹出モードをデフロストモード
に設定するDEFスイッチ36、車室内の設定温度Ts
etを設定する温度設定器37、送風能力を設定する送
風能力設定器38、デフロストモード以外の吹出モード
を設定する吹出モード設定器39、吸入モードを設定す
る吸入モード設定器40を備え、設定された温度、送風
能力、吹出モード、吸入モードが表示回路41を介して
マイクロコンピュータ31により制御される表示部42
に表示される。
マイクロコンピュータ31は、図示しない中央処理装置
CPU、読出し専用メモリROM、ランダムアクセスメ
モリRAM、入出力ボートI10等を持つそれ自体周知
のもので、前述した各種入力信号に基づいて、前記アク
チュエータ6.1?。
23、送風機7のモータ及び電磁クラッチ15にそれぞ
れ駆動回路43a〜43eを介して制御信号を出力し、
各ドア5,16,22a、22bの駆動制御、送風機7
の回転制御、及び電磁クラッチ15のON10 F F
制御を行なう。
第3図に、上述したマイクロコンピュータ31による送
風機制御の制御ルーチン例がフローチャートとして示さ
れ、マイクロコンピュータ31はステップ50よりこの
プログラムの実行を開始し、次のステップ52で前記熱
負荷検出手段の各信号Tr、Qs、Ta及び温度設定器
37で設定された設定温度Tsetを入力する。そして
、次のステップ54において、各空調機器を制御するた
めの共通のパラメータを(1)式による総合信号Tとし
て演算する。
T=A−Tr+B−Ta+C−Qs−D−Tset+E
・−・(1)式但し、A−Eは演算定数を表わし、T自
体の値は例えば冬場においては外気温Taが低いために
小さく、設定温度Tsetを小さくすれば大きくなる。
総合信号Tが演算された後は、ステップ56へ進み、こ
こで総合信号Tに基づき予め決められた所定の特性パタ
ーンから第1の風量B、を演算する。ここで用いられる
風量特性は従来と同様のもので、総合信号Tが所定の中
間域に属する場合には低風量とし、中間域に属さない場
合には高風量域に至るまで、Tが中間域からずれるにつ
れて徐々に風量を大きくするようにしている。
次のステップ5日においては、設定温度Tsetのみに
基づいて第2の風1Bsetを演算する。このBset
を設定するにあたっては、設定温度Tse tのもとて
体感上、温冷感を得るために予めテストして設定した最
低限必要とされる風量の特性パターンを利用する0通常
、温度設定は最も快適な温度とされる25°Cを基準と
して行なわれるため、設定温度が25°C近傍(この実
施例では23°Cから27°Cまで)にある場合には最
低必要風量は低風量で、25゛C近傍からはずれる場合
には、はずれるに従って最低必要風量も徐々に大きくな
る。尚、この実施例では、23゛Cから27°Cまでの
範囲内でLOW、23°Cから19゛C及び27℃から
31°Cまでの範囲内でLOWからMID (ミデアム
)まで増加し、18°Cまたは32°Cでは高風量(M
AXHlまたはAUTOHl)を供給するようになって
いる。
そして、上記2種類の風量Ba + Bsetが演算さ
れた後は、ステップ60において、B、とBsetの大
小比較を行ない、BA>Bsetであればステップ62
においてB、の送風量が得られるよう送風機7を駆動制
御し、BA≦Bsetであればステップ64においてB
setの送風量が得られるよう送風機7を駆動制御する
したがって、例えば車室内温度が設定温度に近づいた安
定状態にあるとき、ステップ56で演算される風ffi
 B Aは低風量域となっており、設定温度Tsetを
所定量変えてもBAが低風量域から脱せず低風量が演算
される場合があり、設定温度Tsetが25゛C近傍か
らはずれる上述の場合(例えば23°C以下または27
°C以上)においては、ステップ58で演算される風量
BsetはBAより大きくなり、結局、このB set
によって送風機が制御されることになり、風量が増加さ
れ、設定温度の変更に伴う車室内の温調変化を送風量か
らも乗員が体感を通じて知ることができる。
尚、当然ながら温度設定器を変えれば、吹出温度は変更
されるものである。したがって、送風量が共に変えられ
ることで体感のみならず温調変化の速度を速めることが
できるものである。
(発明の効果) 以上述べたように、この発明によれば、車室内の熱負荷
と設定温度とに基づいて演算された風量が低風量域であ
っても、その設定温度下で最低必要とされるI@量が前
記低風量より大きければ、その大きい風量をもって温調
空気を車室内に供給することができるので、特に空調状
態の安定域における設定温度の変更に見合った室温の変
化を送風量からも体感できると共に、送風量の変更で車
室内温度が設定温度に至るまでの変化スピードを速める
ことができ、全体として制御性能の向上を図ることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を示す機能ブロック図、第2図はこの
発明における自動車用空調装置を示す構成図、第3図は
同上に用いられるマイクロコンピュータによる送風機制
御の制御ルーチン例を示すフローチャート、第4図は風
量特性を示す特性線図である。 7・・・送風機、37・・・温度設定器、100・・・
熱負荷検出手段、200・・・制御パラメータ演算手段
、300・・・第1の風量演算手段、400・・・第2
の風量演算手段、500・・・選択手段、6002.・
送風機駆動制御手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  送風機の回転により空調ダクト内に空気を吸引すると
    共に、温度調節された空気を車室に供給する自動車用空
    調装置において、 車室内の温度を設定する温度設定器と、 車室内の熱負荷に関連する因子を検出する熱負荷検出手
    段と、 前記温度設定器及び熱負荷検出手段の出力に基づいて空
    調機器を制御するための制御パラメータを演算する制御
    パラメータ演算手段と、 この制御パラメータ演算手段で演算された制御パラメー
    タが所定の中間域に属する場合は低風量となるよう、中
    間域に属さない場合は高風量に至るまで中間域からずれ
    るに従い徐々に大きな風量となるよう送風量を演算する
    第1の風量演算手段と、 前記温度設定器で設定された設定温度のみに基づいて、
    その設定温度下で最低限必要とされる風量を演算する第
    2の風量演算手段と、 前記第1及び第2の風量演算手段で演算された風量のう
    ち大きい方を選択する選択手段と、この選択手段で選択
    された風量が得られるよう前記送風機を駆動制御する送
    風機駆動制御手段とを具備することを特徴とする自動車
    用空調装置の制御装置。
JP23946689A 1989-09-14 1989-09-14 自動車用空調装置の制御装置 Expired - Lifetime JP2654696B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8298492B2 (en) 2008-08-27 2012-10-30 Kabushiki Kaisha Cosmo Life Beverage dispenser
WO2018092403A1 (ja) * 2016-11-17 2018-05-24 株式会社デンソー 空調装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8298492B2 (en) 2008-08-27 2012-10-30 Kabushiki Kaisha Cosmo Life Beverage dispenser
WO2018092403A1 (ja) * 2016-11-17 2018-05-24 株式会社デンソー 空調装置

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