JPH0630499Y2 - 車両用空調装置の制御装置 - Google Patents

車両用空調装置の制御装置

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JPH0630499Y2
JPH0630499Y2 JP7702488U JP7702488U JPH0630499Y2 JP H0630499 Y2 JPH0630499 Y2 JP H0630499Y2 JP 7702488 U JP7702488 U JP 7702488U JP 7702488 U JP7702488 U JP 7702488U JP H0630499 Y2 JPH0630499 Y2 JP H0630499Y2
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JP
Japan
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temperature
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control
air
switch
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JP7702488U
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順之 武川
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株式会社ゼクセル
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車両内の温調を自動制御する機能を備えた
車両用空調装置の制御装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に、この種の制御装置は、車室内の温度を設定する
温度設定器と、送風機の回転速度、内外機導入切換、コ
ンプレツサのオンオフ、吹出モードの切換等をマニユア
ルで設定したりオート制御したりする空調モード設定手
段と、それらマニユアル又はオートによる空調状態の設
定を停止させる空調モード設定停止手段とを有してい
る。このような車室内の温度設定と各温調制御機構の空
調モード設定とは独立に行なわれるものが多いが、特公
昭62−58927号公報においては、送風機が停止モ
ードにある時に設定温度が変更されてしまうと、再び送
風機が差動した時に予期しない温調制御が行なわれてし
まう点が指摘されており、送風機が停止モードにある時
には設定温度の変更機能を停止するようにした制御装置
が示されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、送風機の停止モードで設定温度が変更で
きないようにしておくと、乗員が車室内の温度を変更し
たい時には、一旦送風機を作動状態(送風機作動モード
又はオート制御モード)、温度設定器を操作しなければ
ならないので、操作回数が増えて煩わしいという欠点が
あつた。
また、このような問題は、オフスイツチが押されて空調
装置が作動されていない時に、設定温度に変更を加えて
再びオート制御を行ないたい場合にも生じることで、従
来の制御装置であれば、損度設定器への操作により先に
オート制御モードに設定した上で設定温度の変更操作を
行なう必要があつた。
そこで、この考案においては、空調停止状態であつて
も、少ない操作回数で設定温度の変更が行なえ、より使
いやすい車両用空調装置の制御装置を提供することを課
題としている。
(課題を解決するための手段) しかして、この考案の要旨とするところは、第1図に示
すように、車室内の温度を設定する温度設定器と、温調
制御機構の各制御状態を設定する空調モード設定手段1
00と、前記温度設定、各制御状態の設定を停止させる
空調モード設定停止手段200とを有する車両用空調装
置の制御装置において、前記空調モード設定が停止され
ている時に、前記温度設定器が操作されたか否かを判定
する判定手段300と、この判定手段300により前記
温度設定器が操作されていることが判定された場合に前
記温調制御機構を制御状態に復帰させると共に、前記温
度設定変更機構を復帰させる復帰手段400とを設けた
ことにある。
(作用) したがつて、温度設定器の設定変更機能が停止されてい
る時に、温度設定器が操作されると、温調制御機構が制
御状態に復帰し、且つ設定変更機能が復帰するので、ど
のような制御モードにあつても設定温度の変更を初回の
操作から行なうことができ、そのため、上記課題を達成
することができるものである。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明する。
第2図において、車両用空調装置は、空調ダクト1の最
上流側にインテークドア切換装置2が設けられ、このイ
ンテークドア切換装置2は、内気入口3と外気入口4と
が分かれた部分に内外気切換ドア5が配置され、この内
外気切換ドア5をアクチユエータ6により操作して空調
ダクト1内に導入する空気を内気と外気とに選択できる
所望の吸入モードが得られるようになつている。
送風機7は、空調ダクト1内に空気を吸込んで下流側に
送風するもので、この送風機7の後方にはエバポレータ
8とヒータコア9とが設けられている。
エバポレータ8は、コンプレツサ10、コンデンサ1
1、リキツドダンク12及びエクスパンシヨンバルブ1
3と共に配管結合されて冷房サイクルを構成しており、
前記コンプレツサ10は、自動車のエンジンに電磁クラ
ツチ15を介して連結され、この電磁クラツチ15を断
続することでオンオフ制御される。また、ヒータコア9
は、エンジンの冷却水が循環して空気を加熱するように
なつている。このヒータコア9の前方には、エアミツク
スドア16が設けられており、このエアミツクスドア1
6の開度をアクチユエータ17により著脱することで、
ヒータコア9を通過する空気と、ヒータコア9をバイパ
スする空気との量が変えられ、その結果、吹出空気の温
度が制御されるようになつている。
そして、前記空調ダクト1の下流側は、デフロスト吹出
口18、ベント吹出口19及びヒート吹出口20に分か
れて車室に開口し、その分かれた部分にモードドア22
a,22bが設けられ、このモードドア22a,22b
をアクチユエータ23,24で操作することにより所望
の吹出モードが得られるようになつている。
前記モータアクチユエータ6,17,23,24、送風
機7の回転数及びコンプレツサ10のオンオフは、それ
ぞれ駆動回路25a〜25eを介してマイクロコンピユ
ータ26からの出力信号に基づいて制御される。
マイクロコンピユータ26は、中央処理装置COU、読
出し専用メモリROM、ランダムアクセスメモリRA
M、入出力ポートI/Oポート等を持つそれ自体周知の
もので、マルチプレクサMPX27やA/D変換器28
を介して車内温度センサ29等からのデータがデジタル
信号の形で入力されると共に、操作パネル30からの出
力信号が直接入力され、これらの入力信号を演算処理し
て前記各制御機器を制御するようにしている。
操作パネル30には、制御機器のすべてをオート状態
(送風機の回転速度、吸入並びに吹出モードの切換を自
動制御)に設定するAUTOスイツチ31、オート制御
及びマニユアル制御のすべてを解除するOFFスイツ
チ、車室内の温度を設定する温度設定器33及び制御機
器のそれぞれをマニユアルで操作するための各種マニユ
アルスイツチが設けられている。
温度設定器33は、アツプダウンスイツチ33a,33
bの操作で温度表示部33cに示される設定温度を所定
の範囲で変更できるようにしたものである。
また、マニユアルには、この実施例では吹出モードをベ
ント、バイレベル、ヒートに切換えるモードスイツチ3
4、送風機7の回転速度をOFF(レベル0)、LOW
(レベル1)、MED(レベル2)、HI(レベル3)
に切換えるフアンスイツチ35、吹出モードをデフロス
トモードに設定するデフスイツチ36及び導入空気を内
気又は外気に切換える内外気切換スイツチ37があり、
モードスイツチ34はその操作で、絵表示部38の空気
流の矢印38a,38bが選択された吹出モードを示す
ように点灯表示されると共に、この絵表示部の上部に
“MANUAL”の文字が点灯するようになつており、
また、フアンスイツチ35は、その操作で回転速度のレ
ベルがレベル表示部39に表示されると共に、上部に同
様に“MANUAL”の文字が点灯するようになつてい
る。これら点灯表示やレベル表示及び前記設定温度の表
示は、各スイツチの操作に基づき、表示回路40を介し
て前述したマイクロコンピユータ26で制御されるよう
になつている。
尚、マニユアルスイツチがオート状態で押された場合に
は、その操作箇所に対応する制御機構がオート制御に優
先してマニユアル設定され、各スイツチに対応する制御
機構が設定された制御状態でマニユアル制御される。
第3図において、例えば操作パネル30のOFFスイツ
チ32が押されて空調制御機能が停止された後のマイク
ロコンピユータの制御作動例がフローチヤートとして示
されており、以下このフローチヤートに従つて説明す
る。
マイクロコンピユータ26はOFFスイツチ32が押圧
され、空調機能が停止された後にステツプ50からこの
制御ルーチンに入り、次のステツプ52において操作パ
ネル30からの各スイツチ信号を入力する。そして、次
のステツプ54において、前述したアツプダウンスイツ
チ33a,33bが押されたか否かを判定し、押されて
いない場合(NO)にはステツプ56へ進み、このステ
ツプ56においてマニユアルスイツチが操作されていれ
ば対応する制御機構のマニユアル制御を行ない、AUT
Oスイツチ31が押されていれば無条件にフルオート状
態にする等の他のスイツチ操作を行なう。この処理が行
なわれた後は、ステツプ68を介して他の制御ルーチン
へ移行させる。
これに対して、ステツプ54でアツプダウンスイツチ3
3a,33bが押されたと判定された場合(YES)に
は、ステツプ58へ進み、送風機7がオフ状態(レベル
0の停止状態)になつているか否かを判定する。ここ
で、送風機7がオフ状態でないことが判定されると、ス
テツプ60をバイパスしてステツプ62へ進み、温度設
定器33の設定変更機能を復帰させる。即ち、ステツプ
62において前記アツプダウンスイツチ33a,33b
のいずれかのスイツチが押されたかを判別し、押された
スイツチがアツプダウンスイツチ33aであればステツ
プ64へ進んで設定変更機能の停止直前に設定されてい
た温度を所定の割合で上げ、ダウンスイツチ33bであ
ればステツプ66へ進んで設定変更機能の解除直前に設
定されていた温度を所定割合で下げ、その後、ステツプ
68を介して他の制御ルーチンへ移行させる。また、ス
テツプ58で送風機7がオフ状態である場合にはステツ
プ60へ進み、このステツプ60で送風機の回転速度を
オート制御に設定した後、前述したステツプ62以降の
制御を同様にして行なう。
尚、ステツプ60において送風機7の回転速度をオート
制御にする際に、第4図に示すフローのように同時に吹
出モードの切換やコンプレツサ10のオンオフもオート
制御するように空調オート制御に復帰してもよい。
このため、アツプダウンスイツチ33a,33bを直接
操作すれば、AUTOスイツチ31やフアンスイツチ3
5を押さなくてもオート機能の停止を撤回でき、それと
同時に設定温度の変更も行なえるものである。
(考案の効果) 以上述べたように、この考案によれば、温度設定器を操
作すれば温調制御機構の制御状態が温度設定器の設定変
更機能を解除しないモードに、切換えられると共に、解
除されていた温度設定変更機能が復帰するので、例えば
オート機能が停止された後に設定温度に変更を加えて再
びオート制御を行ないたい場合等においても初めから温
度設定器を操作すればよく、操作回数が少なくなつて使
いやすい制御装置が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を示す機能ブロツク図、第2図はこの
考案の実施例を示す構成図、第3図は同上に用いられる
マイクロコンピユータの制御ルーチン例を示すフローチ
ヤート、第4図は他の実施例におけるマイクロコンピユ
ータの制御ルーチンを示すフローチヤートである。 33……温度設定器、100……空調モード設定手段、
200……空調モード設定停止手段、300……判定手
段、400……復帰手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室内の温度を設定する温度設定器と、 温調制御機構の各制御状態を設定する空調モード設定手
    段と、 前記温度設定、各制御状態の設定を停止させる空調モー
    ド設定停止手段とを有する車両用空調装置の制御装置に
    おいて、 前記空調モード設定が停止されている時に、前記温度設
    定器が操作されたか否かを判定する判定手段と、 この判定手段により前記温度設定器が操作されているこ
    とが判定された場合に前記温調制御機構を制御状態に復
    帰させると共に、前記温度設定変更機構を復帰させる復
    帰手段とを設けたことを特徴とする車両用空調装置の制
    御装置。
JP7702488U 1988-06-10 1988-06-10 車両用空調装置の制御装置 Expired - Lifetime JPH0630499Y2 (ja)

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JPH01179005U JPH01179005U (ja) 1989-12-21
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JP2543830Y2 (ja) * 1991-01-22 1997-08-13 株式会社日本クライメイトシステムズ 車両用空調装置の送風制御装置
JP4830672B2 (ja) * 2006-06-29 2011-12-07 トヨタ自動車株式会社 車載機器制御装置および該装置を用いた車載機器設定方法

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JPH01179005U (ja) 1989-12-21

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