JP3100181B2 - 可変風量型空気調和機の換気量制御装置 - Google Patents

可変風量型空気調和機の換気量制御装置

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JP3100181B2 JP03134979A JP13497991A JP3100181B2 JP 3100181 B2 JP3100181 B2 JP 3100181B2 JP 03134979 A JP03134979 A JP 03134979A JP 13497991 A JP13497991 A JP 13497991A JP 3100181 B2 JP3100181 B2 JP 3100181B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和機、特に可変
風量型空気調和機の換気量制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば特開平2−171540号
公報に示された従来の空気調和機の換気運転制御装置を
示すもので、図において、1は空気調和機、2は周波数
可変式送風機、3は熱交換器、4は換気装置、5は制御
器、5aは静圧設定器、6はメインスイッチ、7は吹出
ダクト、8は風量可変ユニット、9は外気の給気ダク
ト、10は外気への排気ダクト、11は被空調室のルー
ムサーモスタット、12は静圧センサである。
【0003】次に動作について説明する。被空調室ルー
ムサーモスタット11によって、風量可変ユニット8が
制御され被空調室への給気風量がコントロールされる。
その間吹出ダクト7に設けた静圧センサ12の値が、予
め静圧設定器5aで設定された値と等しくなるように、
制御器5は、周波数可変送風機2の周波数を変えること
によって制御する。その時、前記静圧設定器5aに対し
所定の送風機周波数以上であれば換気装置4を運転し、
所定値以下であれば換気装置4を停止するようになって
いる。この動作によって、被空調室への空調給気量が一
定以上の場合にのみ、外気取入れ(換気)を行なうとい
う制御が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和機の換
気制御装置は以上のように構成されているので、空調給
気量が一定以上の場合のみ換気を行うことになる。しか
し、この方法では、換気量そのものを制御することがで
きないという問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、換気量そのものを正確に制御す
ること、さらに総空調給気量に対する換気量の比率を制
御することのできる装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
の可変風量型空気調和機の換気量制御装置は、換気用送
風機を有する空気調和機本体と、この本体の吹出ダクト
に接続された複数の被空調室と、本体に接続された外気
取入れダクトと、外気取入れダクト内に設けたダンパ装
置と、外気取入れダクト内に設けた外気取入れ量検出セ
ンサと、被空調室の必要外気取り入れ量を設定する必要
外気取り入れ量設定器と、被空調室における運転ゾーン
を検出する運転ゾーン検出装置と、ダンパ装置の開閉を
行うダンパ制御装置と、を備え、必要外気取り入れ量設
定器により各被空調室の必要外気取り入れ量を設定し、
運転ゾーン検出装置により複数の被空調室のうち運転を
行う運転ゾーンを検出し、運転ゾーンが1以上の場合
は、換気用送風機を運転し、総外気取り入れ量を各運転
ゾーンの必要外気取り入れ量の和として計算し、外気取
入れ量検出センサが検出した実際の外気取り入れ量と比
較し、これらが一致するようにダンパ制御装置によりダ
ンパ装置の開閉を行うものである。
【0007】この発明に係る請求項2の可変風量型空気
調和機の換気量制御装置は、換気用送風機を有する空気
調和機本体と、この本体の吹出ダクトに接続された複数
の被空調室と、本体に接続された外気取入れダクトと、
外気取入れダクト内に設けたダンパ装置と、外気取入れ
ダクト内に設けた外気取入れ量検出センサと、被空調室
における運転ゾーン数を検出する運転ゾーン数検出装置
と、ダンパ装置の開閉を行うダンパ制御装置と、を備
え、予め運転ゾーン数に対しての外気取り入れ量を固定
しておき、運転ゾーン数検出装置により複数の被空調室
のうち運転を行う運転ゾーン数を検出し、この検出した
運転ゾーン数に対応した外気取り入れ量と外気取入れ量
検出センサが検出した実際の外気取り入れ量と比較し、
これらが一致するようにダンパ制御装置によりダンパ装
置の開閉を行うものである。
【0008】
【作用】この発明における請求項1の可変風量型空気調
和機の換気量制御装置は、運転ゾーンが検出される場合
は、換気用送風機を運転し、必要な総外気取り入れ量を
外気取入れ量検出センサが検出した実際の外気取り入れ
量と比較し、これらが一致するようにダンパ装置の開閉
制御を行う。
【0009】この発明における請求項2の可変風量型空
気調和機の換気量制御装置は、予め運転ゾーン数に対し
ての外気取り入れ量を固定しておき、外気取入れ量検出
センサが検出した実際の外気取り入れ量と比較し、これ
らが一致するようにダンパ装置の開閉制御を行うもので
ある。
【0010】
【実施例】実施例1. 図1はこの発明の実施例1を示す構成図であり、1〜1
2は上記従来装置と同一のものである。図1に示す可変
風量型空気調和機は、4つの被空調室に給気して空調を
行う構成になっている。図1において、13はダンパ制
御装置、13aは各被空調室の必要外気取り入れ量設定
器、17は運転ゾーン検出装置、14は外気取入れダク
ト9内に設けた外気取り入れ量検出センサ、15はダク
ト9途中に設けた比例駆動のダンパ装置、16は換気用
送風機である。
【0011】前記のように構成された実施例の動作につ
いて、図2のフローチャートを用いて説明する。図2
は、実施例1の外気取り入れ量制御の部分のダンパ制御
装置の動作フローチャートである。まず、ステップ21
では、必要外気取り入れ量設定器13aを用いて、各被
空調室の必要外気取り入れ量を設定する。次にステップ
22では、運転ゾーンの検出装置17は現状の運転ゾー
ンを検出する。ステップ23では、運転ゾーン数の有無
を判定し、それが無い場合には、ステップ24で換気送
風機16を停止し、ステップ22にもどる。運転ゾーン
数が1以上であれば、ステップ25で換気用送風機16
を運転し、ステップ26で必要な総外気取り入れ量Q0
を、各運転ゾーンの必要外気取り入れ量の和として計算
する。さらにステップ27では、外気取り入れセンサ1
4によって実際の外気取り入れ量Qを検出し、ステップ
28では、QとQ0 との一致を判定し、一致していれば
ステップ22にもどり、不一致であればステップ29で
大小判定を行い、Q<Q0 であれば、ダンパ装置15を
開方向(ステップ31)へ、Q>Q0 ならば、閉方向
(ステップ30)に制御し、ステップ28にもどる。こ
れらの手順は常に繰り返され、外気取り入れ量として、
常に必要な量が確保される。
【0012】実施例2. 上記実施例1では、各被空調室の必要外気取り入れ量設
定器13aと運転ゾーン検出装置17を含む構成となっ
ているが、これら設定器13aを省き、運転ゾーン検出
装置17を、運転ゾーンの数のみを検出する装置とする
ことによっも同様な効果が実現できる。
【0013】すなわち図3は、必要外気取り入れ量設定
器と、運転ゾーン検出装置がなく、運転ゾーンの数のみ
を検出する運転ゾーン数検出装置18が設けられてい
る。すなわち、このように構成することによって、予
め、運転ゾーン数に対しての外気取り入れ量を固定して
おけば、現在の運転ゾーン数に対応した外気取り入れ量
が確保される。
【0014】
【発明の効果】この発明は次に記載する効果を奏する。
請求項1の可変風量型空気調和機の換気量制御装置は、
必要外気取り入れ量設定器により各被空調室の必要外気
取り入れ量を設定し、運転ゾーン検出装置により複数の
被空調室のうち運転を行う運転ゾーンを検出し、運転ゾ
ーンが1以上の場合は、換気用送風機を運転し、総外気
取り入れ量を各運転ゾーンの必要外気取り入れ量の和と
して計算し、外気取入れ量検出センサが検出した実際の
外気取り入れ量と比較し、これらが一致するようにダン
パ制御装置によりダンパ装置の開閉を行うので、所定の
外気取り入れ量が正確に得られる。
【0015】請求項2の可変風量型空気調和機の換気量
制御装置は、予め運転ゾーン数に対しての外気取り入れ
量を固定しておき、運転ゾーン数検出装置により複数の
被空調室のうち運転を行う運転ゾーン数を検出し、この
検出した運転ゾーン数に対応した外気取り入れ量と外気
取入れ量検出センサが検出した実際の外気取り入れ量と
比較し、これらが一致するようにダンパ制御装置により
ダンパ装置の開閉を行うので、現在空調しているゾーン
に必要な外気取り入れ量が確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による可変風量型空気調和
機の換気量制御装置の構成図である。
【図2】この発明の実施例1による可変風量型空気調和
機の換気量制御装置のフローチャート図である。
【図3】この発明の実施例2による可変風量型空気調和
機の換気量制御装置の構成図である。
【図4】従来の可変風量型空気調和機の換気量制御装置
の構成図である。
【符号の説明】
1 空気調和機本体 9 外気取入れダクト 13 ダンパ制御装置 14 外気取入れ量検出センサ 15 ダンパ装置 18 運転ゾーン数検出装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−290454(JP,A) 特開 昭60−178516(JP,A) 特開 平3−236540(JP,A) 特開 昭59−157429(JP,A) 特開 昭60−57144(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 102

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 換気用送風機を有する空気調和機本体
    と、 この本体の吹出ダクトに接続された複数の被空調室と、 前記本体に接続された外気取入れダクトと、 前記外気取入れダクト内に設けたダンパ装置と、 前記外気取入れダクト内に設けた外気取入れ量検出セン
    サと、 前記被空調室の必要外気取り入れ量を設定する必要外気
    取り入れ量設定器と、 前記被空調室における運転ゾーンを検出する運転ゾーン
    検出装置と、前記ダンパ装置の開閉を行うダンパ制御装置と、を備
    え、 前記必要外気取り入れ量設定器により各被空調室の必要
    外気取り入れ量を設定し、前記運転ゾーン検出装置によ
    り複数の被空調室のうち運転を行う運転ゾーンを検出
    し、 前記運転ゾーンが1以上の場合は、前記換気用送風
    機を運転し、総外気取り入れ量を各運転ゾーンの前記必
    要外気取り入れ量の和として計算し、前記外気取入れ量
    検出センサが検出した実際の外気取り入れ量と比較し、
    これらが一致するように前記ダンパ制御装置により前記
    ダンパ装置の開閉を行うことを特徴とする可変風量型空
    気調和機の換気量制御装置。
  2. 【請求項2】 換気用送風機を有する空気調和機本体
    と、 この本体の吹出ダクトに接続された複数の被空調室と、 前記本体に接続された外気取入れダクトと、 前記外気取入れダクト内に設けたダンパ装置と、 前記外気取入れダクト内に設けた外気取入れ量検出セン
    サと、 前記被空調室における運転ゾーン数を検出する運転ゾー
    ン数検出装置と、前記ダンパ装置の開閉を行うダンパ制御装置と、を備
    え、 予め運転ゾーン数に対しての外気取り入れ量を固定して
    おき、前記運転ゾーン数検出装置により複数の被空調室
    のうち運転を行う運転ゾーン数を検出し、この検出した
    運転ゾーン数に対応した外気取り入れ量と前記外気取入
    れ量検出センサが検出した実際の外気取り入れ量と比較
    し、これらが一致するように前記ダンパ制御装置により
    前記ダンパ装置の開閉を行うことを特徴とする可変風量
    型空気調和機の換気量制御装置。
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