JPH07233971A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH07233971A
JPH07233971A JP2244594A JP2244594A JPH07233971A JP H07233971 A JPH07233971 A JP H07233971A JP 2244594 A JP2244594 A JP 2244594A JP 2244594 A JP2244594 A JP 2244594A JP H07233971 A JPH07233971 A JP H07233971A
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JP
Japan
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air
return
fan
return air
supply fan
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Pending
Application number
JP2244594A
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English (en)
Inventor
Isamu Tanabe
勇 田邊
Ken Nakano
謙 中野
Shuzo Akita
州三 秋田
Toshikazu Okumura
敏和 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TANABE GIKEN KK
Kubota Corp
KUBOTA TRANE Ltd
Original Assignee
TANABE GIKEN KK
Kubota Corp
KUBOTA TRANE Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 還気ファン34および給気ファン38を駆動
すると、還気ファン34によって空調すべき室から還気
が吸入され、給気ファン38によって屋外から外気が吸
入される。還気の一部は、ダンパ28を通して第2室2
2へ送出され、外気と同じ方向から給気ファン38に与
えられる。このとき、還気は、給気ファン38の回転方
向に対して逆方向から給気ファン38に与えられる。 【効果】 システム全体を小型化できる。また、外気を
スムーズかつ十分に取り込むことができる。さらに、給
気ファン38の送風効率を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和機に関し、特
にたとえば住宅内の複数の部屋を同時に空調する、空気
調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の空気調和機の一例が特開
平4−236028号に開示されている。この従来技術
は、モータで給気ファンおよび排気ファンを駆動し、空
調すべき室からの還気および排気をそれぞれ独立した2
つのダクトを通して空気調和機内に取り入れるようにし
たものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、還気お
よび排気をそれぞれ独立した2つのダクトを通して空気
調和機内に取り入れるようにしていたので、システム全
体が大型化するという問題点があった。また、外気取入
量を制御することができず、しかも異なる方向から給気
ファンに与えられる還気と外気とがぶつかり合うので、
空調すべき室の温度制御をVAVユニットで行う場合等
には、十分な外気量を確保できなくなる恐れがあった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、シ
ステム全体を小型化でき、しかも十分な外気量を確保で
きる、空気調和機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、空調すべき
室からの還気を吸入する還気ファン、少なくとも外気を
吸入して室へ送風する給気ファン、給気ファンの下流側
に設けられる熱交換コイル、給気ファンの上流側に設け
られ、かつ外気に還気を必要量だけ混合するダンパ、還
気の一部を排出する排気手段、給気ファンの上流側に設
けられ、かつ排気手段によって排出される還気の一部と
外気とを熱交換する全熱交換器、および全熱交換器に通
された外気とダンパに通された還気とを同じ方向から給
気ファンに供給する給気手段を備える、空気調和機であ
る。
【0006】
【作用】還気ファンおよび給気ファンを駆動すると、還
気ファンによって空調すべき室から還気が吸入され、給
気ファンによって屋外から外気が吸入される。還気の一
部が全熱交換器を通して屋外へ排出され、残りがダンパ
を通して給気ファンに与えられる。一方、屋外から取り
込まれた外気が全熱交換器を通して還気と同じ方向から
給気ファンに与えられる。そして、給気ファンにおいて
還気と外気とが十分に混合された後、この混合気が熱交
換コイルに与えられる。ここで、ダンパに通された還気
(外気よりも風量が多い)は、給気ファンの送風効率を
向上するために給気ファンの回転方向に対して逆方向か
ら給気ファンに与えられる。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、還気と排気とを区別
して空気調和機内へ取り込む必要がないので、排気用の
ダクトを別途設ける必要がない。したがって、システム
全体を小型化できる。また、ダンパの開度を調整するこ
とによって、還気と外気との混合割合を任意に設定でき
るので、空調すべき室の温度制御をVAVユニットで行
う場合でも十分な外気量を確保できる。また、還気と外
気とを同じ方向から給気ファンに供給するようにしてい
るので、還気と外気とがぶつかり合うことはなく、しか
も流速の速い還気によって外気が誘引されるので、外気
をスムーズかつ十分に取り込むことができる。
【0008】さらに、風量の多い還気を給気ファンの回
転方向に対して逆方向から給気ファンに供給すると、給
気ファンに還気を効率よく取り込むことができるので、
送風効率を向上できる。この発明の上述の目的,その他
の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の
実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】図1〜図3に示すこの実施例の空気調和機1
0は、図4に示すように、住宅内の複数(この実施例で
は5つ)の室12a〜12eを空調する空気調和システ
ムに適用されるものであり、ケーシング14を含む。ケ
ーシング14の内部には仕切壁16および全熱交換器1
8が設けられ、それによって、ケーシング14の内部に
は第1室20,第2室22,第3室24および第4室2
6が形成される。また、仕切壁16には、第1室20と
第2室22とを開閉可能に連通するダンパ28が設けら
れる。
【0010】第1室20の右側面には還気口30が形成
され、第1室20の内部にはエアフィルタ32および還
気ファン34が上流側からこの順で配置される。第2室
22の右側面には給気口36が形成され、第2室22の
内部には給気ファン38,冷却コイル40,加熱コイル
42および加湿器44が上流側からこの順で配置され、
また、給気ファン38の近傍には、還気ファン34と給
気ファン38とを同時に駆動するモータ46が配置され
る。モータ46には、その回転数を制御するためのイン
バータ74(図4)が設けられる。そして、第3室24
および第4室26の左側面にはそれぞれ外気口48およ
び排気口50が形成され、第3室24の内部にはエアフ
ィルタ52が配置される。
【0011】このような空気調和機10を空気調和シス
テムに適用する場合には、図4に示すように、第1室2
0の内部に温度センサ54および湿度センサ56が設け
られ、第2室22の内部には給気口36近傍に温度セン
サ58が設けられ、第3室24の内部に風速センサ60
が設けられる。また、ケーシング14の外部には、冷却
コイル40および加熱コイル42を作動する電動バルブ
62および64,加湿器44を作動する電磁バルブ66
等が設けられる。
【0012】そして、温度センサ54および58と湿度
センサ56と風速センサ60とがコントローラ70のA
I(アナログインプット)端子72に接続され、電動バ
ルブ62および64とダンパ28とモータ46に設けら
れたインバータ74とがAO(アナログアウトプット)
端子76に接続され、インバータ74がさらにDI(デ
ィジタルインプット)端子78に接続され、電磁バルブ
66がDO(ディジタルアウトプット)端子80に接続
される。
【0013】一方、住宅内の各室12a〜12eには、
給気口82および還気口84が形成され、給気口82と
空気調和機10の給気口36とが給気ダクト86を介し
て連通され、還気口84と空気調和機10の還気口30
とが図示しない天井裏空間等を介して連通される。ま
た、給気ダクト86には、各室12a〜12eに関連し
てダンパ88および風速センサ90を含むVAV(可変
風量)ユニット92が設けられ、VAVユニット92に
は、各室12a〜12eに設けられたルームサーモ94
が接続される。各VAVユニット92は操作パネル96
を介してコントローラ70のSI(シアルインタフェー
ス)端子98に接続される。
【0014】動作において、操作パネル96によって暖
房運転が選択されると、冷却コイル40の電動バルブ6
2が閉鎖され、かつ加熱コイル42の電動バルブ64が
開放される。また、必要に応じて加湿器44の電磁バル
ブ66が開放される。そして、モータ46によって還気
ファン34および給気ファン38が所定の回転数で矢印
方向(図2,図3)に回転される。
【0015】還気ファン34および給気ファン38が駆
動されると、室12a〜12eの各還気口84から送出
された還気が還気口30を通して空気調和機10の第1
室20内へ取り込まれる。第1室20内へ取り込まれた
還気は、エアフィルタ32を通して除塵され、一部が全
熱交換器18を通して第4室26内へ流入し、残りがダ
ンパ28を通して第2室22内へ流入する。第4室26
内へ流入した還気は、排気口50を通して屋外へ排出さ
れる。一方、屋外からの外気が外気口48を通して空気
調和機10の第3室24内へ取り込まれ、エアフィルタ
52を通して除塵された後、全熱交換器18を通して第
2室22内へ流入する。このとき、風速センサ60によ
って計測される外気量が必要外気量となるようにダンパ
28の開度が制御される。
【0016】ダンパ28に通された還気は、第2室22
の下層部を通して給気ファン38の回転方向に対して逆
方向から給気ファン38の2つの吸入口100aおよび
100b(図1)に均等に与えられ、全熱交換器18に
通された外気は、第2室22の上層部を通して還気と同
じ方向から給気ファン38の2つの吸入口100aおよ
び100bに均等に与えられる。給気ファン38に与え
られた還気と外気とは、給気ファン38において十分に
混合された後、加熱コイル42を通して所定温度に加熱
され、加湿器44を通して必要に応じて加湿され、給気
口36から給気ダクト86を通して空調すべき各室へ供
給される。各VAVユニット92においては、ルームサ
ーモ94が検知する室温が所定の一定値となるようにダ
ンパ88の開度が制御される。
【0017】操作パネル96によって冷房運転を選択し
た場合も同様に、所定温度に冷却された給気が空調すべ
き各室へ供給される。この実施例によれば、ダンパ28
に通された還気と全熱交換器18に通された外気とを同
じ方向から給気ファン38に与えるようにしているの
で、還気と外気とがぶつかり合うことはなく、しかも流
速の速い還気によって外気が誘引され得るので、外気を
スムーズかつ十分に取り込むことができる。
【0018】また、風量の多い還気を給気ファン38の
回転方向に対して逆方向から給気ファン38に与え、し
かも還気と外気とを給気ファン38の2つの吸入口10
0aおよび100bに均等に与えるようにしているの
で、給気ファン38の送風効率を向上できる。また、1
台のモータで還気ファン34および給気ファン38を駆
動するようにしているので、空気調和機10を小型化で
き、消費電力を低減でき、さらに、駆動部分を減少でき
るので動作の信頼性を向上できる。
【0019】また、空気調和機10(第1室20)内へ
排気を取り込むためのダクトを別途設ける必要がないの
で、システム全体を小型化できる。また、ダンパ28に
よって還気と外気との混合割合を任意に設定できるの
で、空調すべき各室に必要な外気量を確実に確保でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】図1におけるIII-III 線断面図である。
【図4】図1実施例を空気調和システムに適用した状態
を示す図解図である。
【符号の説明】
10 …空気調和機 12a〜12e …室 14 …ケーシング 16 …仕切壁 18 …全熱交換器 28 …ダンパ 34 …還気ファン 38 …給気ファン 40 …冷却コイル 42 …加熱コイル 46 …モータ
フロントページの続き (72)発明者 田邊 勇 奈良県北葛城郡広陵町馬見南5丁目1番8 −16号 (72)発明者 中野 謙 栃木県宇都宮市平出工業団地28−1 クボ タトレーン株式会社栃木工場内 (72)発明者 秋田 州三 栃木県宇都宮市平出工業団地28−1 クボ タトレーン株式会社栃木工場内 (72)発明者 奥村 敏和 兵庫県尼崎市浜1−1−1 株式会社クボ タ技術開発研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空調すべき室からの還気を吸入する還気フ
    ァン、 少なくとも外気を吸入して前記室へ送風する給気ファ
    ン、 前記給気ファンの下流側に設けられる熱交換コイル、 前記給気ファンの上流側に設けられ、かつ前記外気に前
    記還気を必要量だけ混合するダンパ、 前記還気の一部を排出する排気手段、 前記給気ファンの上流側に設けられ、かつ前記排気手段
    によって排出される前記還気の一部と前記外気とを熱交
    換する全熱交換器、および前記全熱交換器に通された前
    記外気と前記ダンパに通された前記還気とを同じ方向か
    ら前記給気ファンに供給する給気手段を備える、空気調
    和機。
  2. 【請求項2】前記給気手段は、前記ダンパに通された前
    記還気を前記給気ファンの回転方向に対して逆方向から
    前記給気ファンに供給する手段を含む、請求項1記載の
    空気調和機。
JP2244594A 1994-02-21 1994-02-21 空気調和機 Pending JPH07233971A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020409