JP2980219B2 - 空気調和システム - Google Patents

空気調和システム

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JP2980219B2
JP2980219B2 JP5019760A JP1976093A JP2980219B2 JP 2980219 B2 JP2980219 B2 JP 2980219B2 JP 5019760 A JP5019760 A JP 5019760A JP 1976093 A JP1976093 A JP 1976093A JP 2980219 B2 JP2980219 B2 JP 2980219B2
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air
outside
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fan
port
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寛信 山田
州三 秋田
秀昭 藤原
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NIPPON SETSUKEI KK
Kubota Corp
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NIPPON SETSUKEI KK
Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和システムに関
し、特にたとえばドラフトチャンバが設けられた実験室
等を空調する、空気調和システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図3を参照して、従来では、実験室1内
を空調するための空気調和機2,実験室1内の空気を換
気するための換気手段3(換気用排気ファン4および換
気用給気ファン5を含む)およびドラフトチャンバ6内
の空気を換気するための換気手段7(ドラフト用排気フ
ァン8およびドラフト用給気ファン9を含む)が互いに
独立して設けられていた。そして、空気調和機2,換気
手段3および7は、それぞれに設けられたスイッチによ
って個別に操作されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来では、空気調和機
2,換気手段3および7が互いに独立して設けられてい
たので、必要機器の数が多くなり、また、それぞれにダ
クトが必要となり、設置スペースが大きくなるという問
題点があった。また、換気用給気ファン5およびドラフ
ト用給気ファン9によって実験室1内に空調されない外
気を直接供給するようにしていたので、室内空調環境に
むらが生じ、快適性および実験の安定性等に問題があっ
た。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、設
置スペースを縮小でき、しかも快適性および実験の安定
性を向上できる、空気調和システムを提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、ドラフトチ
ャンバが設けられた室を空調する空気調和システムであ
って、室内の空気を室外へ排出する第1排気ファン、ド
ラフトチャンバ内の空気を室外へ排出する第2排気ファ
ン、外気を取り込む外気口と室内からの還気を取り込む
還気口と加熱または冷却された空気を室に供給する給気
口とを有する空気調和機、外気口に関連して設けられる
第1風速センサおよびダンパ、給気口に関連して設けら
れる第2風速センサおよび給気ファン、および運転パタ
ーンに応じて外気量および給気量を切り替える切替手段
を備え、室内の熱負荷に応じて給気量を変化させるよう
にした、空気調和システムである。
【0006】
【作用】室またはドラフトチャンバの換気の際に必要な
外気を空気調和機を通して取り込むようにしているの
で、排気ファン毎に設けられていた給気ファンおよびそ
れぞれの給気ファンに関連して設けられていたダクト等
が不要となる。また、空気調和機を通して外気を取り込
むようにしているので、室内空調環境のむらを解消でき
る。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、システムの設置スペ
ースを縮小でき、しかも快適性および実験の安定性を向
上できる。この発明の上述の目的,その他の目的,特徴
および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細
な説明から一層明らかとなろう。
【0008】
【実施例】図1および図2に示すこの実施例の空気調和
システム10は、その内部に実験ドラフトチャンバ12
aおよび12bが設けられた実験室14等を空調するた
めのものであり、コントローラ16によって制御される
空気調和機18を含む。空気調和機18(図2)はケー
シング20を含み、ケーシング20の長さ方向一方側面
にはダクト22を介して実験室14と連通する還気口2
4およびダクト26を介して屋外と連通する外気口28
が形成され、他方側面にはダクト30を介して実験室1
4と連通する給気口32が形成される。また、ケーシン
グ20の内部中央部には、エアフィルタ34,冷却用熱
交換コイル36,加熱用熱交換コイル38および加湿器
40が上流側からこの順で設けられ、加湿器40の下流
側には、空調された空気を給気口32から送出するため
の給気ファン42が設けられる。そして、外気口28お
よび還気口24に関連して風量を調整するための第1ダ
ンパ44および第2ダンパ46が設けられ、外気口28
および給気口32に関連して風量を計測するための第1
風速センサ48および第2風速センサ50が設けられ
る。
【0009】ケーシング18の外部には、冷却用熱交換
コイル36,加熱用熱交換コイル38および加湿器40
のそれぞれを作動する電動弁52,54および56、給
気ファン42の回転数を制御するインバータ58、第1
ダンパ44および第2ダンパ46を操作する操作器60
および62等が設けられる。そして、第1風速センサ4
8と第2風速センサ50と操作器60および62とがコ
ントローラ16のAI(アナログインプット)端子64
に接続され、電動弁52,54および56とインバータ
58とがAO(アナログアウトプット)端子66に接続
される。
【0010】一方、実験室14(図1)には、ダクト2
2を介して空気調和機18の還気口24と連通する還気
口68,ダクト30を介して空気調和機18の給気口3
2と連通する給気口70およびダクト72を介して屋外
と連通する排気口74が形成され、排気ダクト72に
は、インバータ76によってその回転数が制御される換
気用排気ファン78が設けられる。また、実験室14内
に設置された実験ドラフトチャンバ12aおよび12b
には、それぞれダクト80aおよび80bを介して屋外
と連通する排気口82aおよび82bが形成され、ダク
ト80aおよび80bには、起動器84aおよび84b
によって起動されるドラフト用排気ファン86aおよび
86bが設けられる。
【0011】そして、インバータ76がコントローラ1
6のAO端子66に接続され、起動器84aおよび84
bがコントローラ16のDO(デジタルアウトプット)
端子88に接続される。また、実験室14内の所定位置
には、室内温度を検知する温度センサ90,室内湿度を
検知する湿度センサ92および運転パターン等を選択す
る選択スイッチ94が配置され、温度センサ90および
湿度センサ92がコントローラ16のAI端子64に接
続され、選択スイッチ94がDI(デジタルインプッ
ト)端子96に接続される。
【0012】
【表1】
【0013】動作においては、選択スイッチ94によっ
て表1に示すような各種の運転パターンが選択され得
る。たとえば暖房運転(一般空調)を選択すると、コン
トローラ16によって電動弁54が開かれ、加熱用熱交
換コイル38が作動される。また、必要に応じて電動弁
56が開かれ、加湿器40が作動される。そして、換気
用排気ファン78の排気量Q4がたとえば300m3/hr
に設定され、第1風速センサ48が計測する外気量Q2
が排気量Q4(300m3/hr )と等しくなるように給気
ファン42の回転数および第1ダンパ44の開度等が調
整される。さらに、第1風速センサ48によって計測さ
れた外気量Q2と第2風速センサ50によって計測され
た給気量Q1との差すなわち還気量Q3が空調負荷に応
じて設定された一定値(たとえば900m3/hr )となる
ように、給気ファン42の回転数および第2ダンパ46
の開度等が調整される。なお、空調負荷の大小は温度セ
ンサ90によって検知された室温と設定温度との差によ
って判断される。換気運転あるいはドラフト排気運転等
を選択した場合にも、表1に示すように、各運転パター
ンに応じた風量が確保され得る。
【0014】この実施例によれば、換気用排気ファン7
8,ドラフト用排気ファン86aおよび86bを駆動す
る際に必要な外気を空気調和機18を通して実験室14
内へ取り込むようにしているので、従来のように各排気
ファン毎に給気ファンを設ける必要がなく、システム全
体の設置スペースを縮小できる。また、空調された外気
を実験室14内へ取り込むようにしているので、実験室
14内の空調環境にむらがなくなり、快適性および実験
の安定性を向上できる。
【0015】そして、選択した運転パターンに関係なく
給気量を最大(2400m3/hr )に設定できるので(表
1)、空気調和機18の能力を最大に利用することがで
きる。さらに、実験室14内に設けられた選択スイッチ
94によって空気調和システム10全体を操作できるの
で、操作性を飛躍的に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1の実施例に適用される空気調和機を示す図
解図である。
【図3】従来技術を示す図解図である。
【符号の説明】
10 …空気調和システム 12a,12b …ドラフトチャンバ 14 …実験室 16 …コントローラ 18 …空気調和機 24 …還気口 28 …外気口 32 …給気口 42 …給気ファン 44 …第1ダンパ 46 …第2ダンパ 48 …第1風速センサ 50 …第2風速センサ 78 …換気用排気ファン 86a,86b …ドラフト用排気ファン 94 …選択スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋田 州三 栃木県宇都宮市平出工業団地28 クボタ トレーン株式会社栃木工場内 (72)発明者 藤原 秀昭 東京都台東区元浅草2丁目6番6号 東 京日産台東ビル8F クボタトレーン株 式会社内 (56)参考文献 特開 平4−254126(JP,A) 特開 平4−257635(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 11/04 F24F 11/02 102

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドラフトチャンバが設けられた室を空調す
    る空気調和システムであって、 前記室内の空気を前記室外へ排出する第1排気ファン、 前記ドラフトチャンバ内の空気を前記室外へ排出する第
    2排気ファン、外気を取り込む外気口と前記室内からの還気を取り込む
    還気口と加熱または冷却された空気を前記室に供給する
    給気口とを有する空気調和機、 前記外気口に関連して設けられる第1風速センサおよび
    ダンパ、 前記給気口に関連して設けられる第2風速センサおよび
    給気ファン、および 運転パターンに応じて外気量および
    給気量を切り替える切替手段を備え、 前記室内の熱負荷に応じて給気量を変化させるようにし
    、空気調和システム。
  2. 【請求項2】一般空調運転,換気運転またはドラフト排
    気運転等の各運転パターン毎に目標外気量および目標給
    気量を設定し、前記第1風速センサおよび前記第2風速
    センサが検出する実風量が前記目標外気量および前記目
    標給気量と等しくなるように、前記ダンパの開度と前記
    給気ファンの回転数とを制御する、請求項1記載の空気
    調和システム。
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