JP2626565B2 - 空調制御システム - Google Patents

空調制御システム

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JP2626565B2
JP2626565B2 JP6166475A JP16647594A JP2626565B2 JP 2626565 B2 JP2626565 B2 JP 2626565B2 JP 6166475 A JP6166475 A JP 6166475A JP 16647594 A JP16647594 A JP 16647594A JP 2626565 B2 JP2626565 B2 JP 2626565B2
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air
air volume
inverter
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conditioning control
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木村恵一
西川清行
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木村工機株式会社
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は室内空調時において風
量調整装置(VAV)における運転状体を一定の数値に
置き換え、かかる数値に基づいてインバータ及び空調制
御等各機構装置を最適な条件にて運転制御を行わしめ設
備コストの低下を計ると共に使用電力の大巾節減をその
主な目的とする空調制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、室内の空調時において、該室内の
内外環境、日照状体、0A機器の設置、人口密度等の変
化に応じてその都度、最適な温度分布が要求されている
ことは勿論である。かかる目的に鑑みて近時、室内の冷
暖風吹出口の近辺に風量調整装置、所謂VAV機構を設
置し、該VAV機構内のダンパー開閉による風量の調整
と併せて空調機側に設置せるインバータを作動させその
調整が行われている。即ち、上記の如く室温の変化に順
応して風量調整装置(VAV)内のダンパー機構の開閉
により風量の調整が行われているが上記タンパーの閉作
動時に、ダクト内を流通する空気の風圧が当然に上昇
し、かかる空気の圧力差を利用して従来のインバータ機
器の制御運転が行われていたのである。また上記以外に
も風速計の変化を利用してインバータの運転が行われて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記の何れも
ダクト内に複雑な配線を必要とし、且つまた風圧の変化
や、風速計を通しての制御運転の場合には該運転に要す
るまでの間に若干の時間を要するは勿論、該時間差によ
ってはムラ現象等が生じ、到底確実完全な運転を期待求
めることはきわめて困難であった。特に数台の風量調整
装置(VAV)を設置した場合には当然、室内の温度に
対応して夫々の風量調整装置の風量も異なるがために送
風機インバータ等各機構の制御運転も一定せず相当な電
力を要する等非常に不経済とも謂われていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記諸問題を
根本的に解決しようとしているものであって、室内側に
設置せるルームサーモスイッチより発信された信号を因
みに強風(100 %)4・中風(75%)3・弱風(50%)
2・停止(0%)0の数値にてダンパー機構を開閉し、
所定の風量を調整求めると共に該数値を空調回路内に組
み込まれた変風量・演算ユニットにて積算演算し、かか
る数値の合計総数値をコントロールよりの指令に基づい
て送風機インバータを制御運転すると同時に空調機のダ
ンパー機構,給水バルブ等全ての空調機構装置をも制御
運転を行わしめんとすることを特徴とする空調制御シス
テムを提供しようとしている。
【0005】
【作用】図面について説明すると室内に各設置せるサー
モスイッチS1 ,S2 ,S3 にて所定の設定温度に感知
せる数値を室内側に各開設せる吹出口1a,b,cの各
近辺に設置せる風量調整装置VAV1 , VAV2 , VA
V3 に連通し該VAV装置内の各ダンパー機構を開閉し
上記吹出口よりの吹出風量を調整する。また一方、空調
機側には送風機Fと冷、温水コイルC,Hの給水バルブ
Pを指令する送風機インバータ2が設置されれており、
該インバータ2への送信は上記吹出風量による各VAV
1 , VAV2 , VAV3 における信号を一定の数値に置
き換えその合計数値に基づいて各機構装置の制御運転が
行なわれる。例えば別表による風量のポイント積算表
の制御数値により風量調整装置(VAV)が8台設置と
した場合、VAV1〜8夫々の風量を強風(100 %)=
4・中風(75%)=3・弱風(50%)=2・停止(0
%)0の設定数値に置き換え、これを空調システム回路
内に設置せるポイント・演算ユニット3にて該数値を積
算計算し、かかる数値の積算演算した総数値の560:
360ポイント数によって送風機インバータ2の制御運
転と同時に空調機内のダンパー機構、冷、温水コイル
C,Hの給水バルブP1,P2等の各制御機構を制御す
るが、更に室内温度の変化に伴う上記360ポイント数
の上下に応じてその割合いで送風機インバータ2及び他
の諸制御機構をも制御運転を行わしめることが出来得る
のである。因みに上記積算表に基づき例えばVAV1〜
8の総合計風量が140m3/hの場合における各風量
のポイント数が上記風量数値×4乗と相当しその最大ポ
イント数が合計560ポイント数値となる。従って、夫
々のVAVにおける風量の数値が異なるとしても該ポイ
ントの積算計数が上記ポイント560を100%と仮定
した場合に該数値を遙か下回る360の数値にて制御運
転が行われるがために非常に省エネである。なお上記表
記載の各ポイント数による総合計数値は室内温度の変化
等に伴ってその都度変化しているので上記数値のみに限
定されるものではない。
【0006】
【実施例】以下、この発明の実施例を符号により各説明
すると、送風側の機構としては室内の適宜箇所に開設し
てなる吹出口1a,b,c内の近辺各送風通路内に風量
調整装置(VAV)V1 , V2 , V3 を一体的に設置す
ると共に夫々のV1 , V2, V3 機構内に一個もしくわ
数個のサーモスイッチS1 ,2, 3 と短絡し上記吹出口
1a,b,cにおける風量を調整すべくダンパー(図示
省略)が開閉自在に組み込まれいる。空調機A機内には
外気取入口、室内よりの還気口及び送気口の各口部を送
風通路にて連通連結すると共に該送風通路内に送風機
F、冷、温水コイルC,H、フィルター、加湿器、ドレ
ンパン、送風通路切換用ダンパー機構、消音機構等必要
とする機構装置を各配置する。また上記風量調整装置
(VAV)と空調機Aはコントロール4及びポイント・
演算ユニット3を有した空調回路にて連通形成されてい
るものであって上記コントロール4からの指令に基づき
送風機Fインバータ2、温水コイルC,Hの給水バルブ
P1,P2 等の各空調制御機構を開閉作動させ室内におけ
る風量と温度を設定すべく構成されている。なお上記、
短絡の手段としては配線による回路は勿論のこと、光セ
ンサ等の無線回路を利用したもの等如何なる手段も可能
である。更に上記還気口及び送気口は天井内に這設せる
ダクトDを介して分岐チヤンバーBより室内側の各吹出
口1a,b,cと連結する。この発明の特徴とするとこ
ろは上記、VAV1 , 2 , 3 による風量の強・中・弱・
停止の調整結果を即時に次表によるポイント数に置き換
え、該ポイント数を演算ユニット3にて積算、演算した
変風量の合計数値をコントロール4よりの指令によって
インバータ2を制御運転すると同時に空調機側の外気取
入口、排気口、還気口に夫々設置せる各ダンパー機構の
開閉及び温水コイルC,Hの給水バルブP1,P2 等各機
構装置全ての制御運転を行わしめることが出来得るので
ある。例えば風量調整装置VAV1 , 2 , 3 を8台設置
とした場合における強風・中風・弱風・停止時の状体を
強風(100 %)4・中風(75%)3・弱風(50%)2・
停止(0%)0の運転ポイント数値に置き換えた場合の
各数値は次表の通りである。
【表1】 なお上記、記載の各数値は例示としてVAV機構を8台
に設定した場合のものであるが該設置VAV機構の台数
の増減によって上記記載のデータ数値を基準として夫々
のポイント数値を決定しようとするものであるが、かか
る数値をポイント・演算ユニット3にて積算、演算した
合計数値560=360によりインバータ2を制御し送
風機を運転すると同時に上記空調機における各機構装置
の制御運転を行わしめることが出来得るのである。
【0007】また室内環境等によって上記空調運転状体
が強風・中風・弱風以外の場合には、例えば上記数値を
強風(100 %)5・中風(80%)4・弱風(60%)3・
微風(40%)2・停止(0%)0等の如く夫々の風量調
整の度合いによって所定の数値に夫々を置き換える。従
って、各ポイント数による総合計数値も上記変更に伴っ
てその都度、変化していることは当然である。なお、風
量が一定の定風量運転であっても上記数値の指令によっ
ては給水バルブP1,P2 を直接に制御し所定の室温を容
易に求めることも出来得る。
【0008】
【発明の効果】従来のダクト方式、風速計等による風量
調整時のロス時間を完全に解消し、瞬間時に風量調整が
容易確実に求め得られるは勿論、複雑な計算も全く不要
である等経労共に顕著な効果を有している。また、送風
機インバータの制御に加えて冷、温水コイルの給水バル
ブの制御により風量と温度を設定できるので、風量のし
ぼりすぎをなくすことができ、室内での気流が均一とな
って温度むらがでない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の空調制御システムの全体図であ
る。
【符号の説明】
2 インバータ 3 演算ユニット 4 コントローラ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調機と複数の風量調整装置によって
    内の温度を予め設定された温度にコントロールしようと
    する空調制御システムにおいて、吹出風量による上記各
    風量調整装置における信号を数値に置き換え、その合計
    数値に基づいて上記空調機の送風機インバータと冷、温
    水コイルの給水バルブを制御することを特徴とする空調
    制御システム。
  2. 【請求項2】 空調機と複数の風量調整装置を備え、吹
    出風量による上各風量調整装置における信号を数値に
    置き換えてその合計数値に基づいて上記空調機の送風機
    インバータと冷、温水コイルの給水バルブを制御する空
    調回路を、設けたことを特徴とする空調制御システム。
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