JP2512750B2 - 空調用風量調節装置 - Google Patents

空調用風量調節装置

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JP2512750B2
JP2512750B2 JP62129142A JP12914287A JP2512750B2 JP 2512750 B2 JP2512750 B2 JP 2512750B2 JP 62129142 A JP62129142 A JP 62129142A JP 12914287 A JP12914287 A JP 12914287A JP 2512750 B2 JP2512750 B2 JP 2512750B2
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air
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JP62129142A
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茂之 姫木
一夫 鈴木
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SANWA JITSUGYO KK
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
SANWA JITSUGYO KK
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、送風ダクトを介して空調器から送風される
温風あるいは冷風の送風量を調節して室温を適宜温度に
調節する空調用風量調節装置に関するものである。
[背景技術] 空調施設を備えたビルなどでは、空調室に設置された
空調器と各部屋に配置された空調用風量調節装置とを送
風ダクトにて連結し、空調用風量調節装置にて送風ダク
トを介して空調器から送風される温風あるいは冷風の送
風量を調節して室温を適宜温度に調節するようにしてあ
る。従来の空調用風量調節装置では、各部屋に設けられ
たルームサーモ(室温設定器)により、空調器の冷房運
転時及び暖房運転時に応じて手動で室温を設定するよう
にしていた。このため、冬季及び夏季毎にルームサーモ
にて温度設定を行う必要がある。しかし、ビルなどの天
井設置型の空調用風量調節装置では、ルームサーモが空
調用風量調節装置内に設けてある場合が多く、室温の設
定変更を行うのに大変手間がかかる問題があった。
[発明の目的] 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、冬季及び夏季における室温の設定
変更を自動的に行うことができる空調用風量調節装置を
提供することにある。
[発明の開示] (構成) 本発明は、天井に埋設され送風ダクトを介して空調器
から送風される温風あるいは冷風を下面に形成された吹
出口から吹き出すと共に、送風ダクトからの送風量を調
節して上記吹出口から吹き出される風量を制御するダン
パを備えた空調用風量調節装置であって、上記送風ダク
トを介して送風される送風温度を検出する送風温度セン
サと、吹出口から吹き出される風量を検出する風量セン
サと、室温を検出する室温センサと、冷房時及び暖房時
の室温温度を夫々設定してある温度設定部と、上記送風
温度センサにて検出された送風温度から空調器が冷暖房
のいずれで運転されているかを判定し、室温センサにて
検出された室温及び風量センサにて検出された風量に基
づいて上記ダンパを制御して温風及び冷風の吹出量を調
整し、室温を温度設定器の冬季及び夏季毎の設定温度に
自動調節する制御部とを備えたものであり、送風温度セ
ンサにて検出された送風温度から空調器が冷暖房のいず
れで運転されているかを判定できるようにして、冬季及
び夏季における室温の設定変更を自動的に行うようにし
たものである。
(実施例) 第1図乃至第3図に本発明の一実施例を示す。本実施
例の空調用風量調節装置1は天井に設置されるものであ
り、送風口2に送風ダクト(図示せず)が連結され、こ
の送風ダクトを介して空調器から温風あるいは冷風が送
られている。この空調用風量調節装置1内部は、空調器
から送風された温風あるいは冷風が吹き込まれ下面の吹
出口3から吹き出す吹込室Aと、室内の空気を下面の吸
込口4から吸い込んで排気して室内の換気を行う換気室
Bとが設けてある。吸込室A内には送風口2からの送風
量を調節するダンパ5を設けてあり、このダンパ5によ
る送風量の調節は、モータ6にてダンパ5を図中の矢印
にて示すように前後に移動させ、送風口5の開口面積を
可変することにより調節する。本実施例においては、上
記送風口2内に、送風ダクトを介して送風される空気の
温度を検出する送風温度センサ7と、吹出口3から吹き
出される風量を検出する風量センサとしての風速センサ
8とを配設してある。また、換気室B内に、室温を検出
する室温センサ9を配設してある。そして、上記送風温
度センサ7にて検出された送風温度から空調器が冷暖房
のいずれで運転されているかを判定し、室温センサ9に
て検出された室温及び風速センサ8にて検出された風量
に基づいて上記ダンパ5を制御して温風及び冷風の吹出
口3からの吹出量を調整し、室温を冬季及び夏季毎の設
定温度に自動調節する制御部10を備えており、上記設定
温度は制御部10の温度設定部20にて冷房時及び暖房時毎
に設定してある。つまり、温度設定部20は、暖房温度が
設定された暖房温度設定器20aと、冷房温度が設定され
た冷房温度設定器20bとからなり、例えば暖房温度設定
器20aは18°、冷房温度設定器20bは28°に設定してあ
る。なお、本実施例においては、手動においても室温の
調節を行うことができるように、上記温度設定部20とは
別に手動温度設定器21を備え、自動温度設定モードと手
動温度設定モードとの切換を行う手動/自動切換スイッ
チ22を設けてある。また、送風温度センサ7にて検出さ
れた送風ダクトから送風される空気の温度によって空調
器が冷房運転しているか、あるいは暖房運転しているか
を判定する基準温度を設定する送風温度設定器23も備え
てある。
さらに、上記制御部10の詳細な構成を第2図の動作を
示すフローチャートとともに説明する。送風温度センサ
7にて検出された送風温度は、送風温度設定器23にて設
定された温度と比較器11によって比較され、この送風温
度が送風温度設定器23の設定温度以上であるときには暖
房を行っていると判定すると共に、設定温度以下である
ときには冷房を行っていると判定する。今、自動/手動
切換スイッチ22を自動温度設定モードに切り換えている
場合には、アンドゲートG1,G2、インバータI1、及びア
ナログスイッチSW2,SW3にて構成された選択回路で、暖
房温度設定器20a,冷房温度設定器20bのいずれの出力を
比較器12に入力するかを選択する。例えば、送風温度が
送風温度設定器23の設定温度以上である暖房中の場合に
は、比較器11出力はハイレベルとなり、自動/手動切換
スイッチ22に接続された入力もハイレベルであるから、
アンドゲートG1出力がハイレベルで、アンドゲートG2
力がローレベルとなって、アナログスイッチSW3が閉
じ、アナログスイッチSW2が開いた状態となる。このた
め、比較器12に暖房温度設定器20a出力が入力される。
また、逆に送風温度が送風温度設定器23の設定温度以下
である冷房中の場合には、比較器11出力はローレベルと
なり、アンドゲートG2出力がハイレベルで、アンドゲー
トG1出力がローレベルとなって、アナログスイッチSW2
が閉じ、アナログスイッチSW3が開いた状態となる。こ
のため、比較器12に冷房温度設定器20b出力が入力され
ることになる。このようにして本実施例では送風ダクト
から送風される空気の温度を検出して、自動的に冬季及
び夏季であるを判定し、この判定結果に基づいて冬季及
び夏季毎の設定温度で自動的に室温を調節を行う。この
ため、従来のように季節毎にルームサーモで温度設定を
行わずに済み、特にルームサーモが天井に設置された空
調用風量調節装置に設けてあるもののように設定変更に
手間がかかるということがない。なお、自動/手動切換
スイッチ22を自動温度設定モードに切り換えてある場
合、インバータI1を介してアナログスイッチSW1が開か
れ、手動温度設定器21出力は比較器12には入力されない
ようになっている。また、手動温度設定モードに自動/
手動切換スイッチ22を切り換えたときには、アンドゲー
トG1,G2の夫々の一方の入力がローレベルとなるため、
アナログスイッチSW2,SW3ともに開いた状態となり、暖
房及び冷房温度設定器20a、20bのいずれの出力も比較器
12に入力されない。一方、アナログスイッチSW1はイン
バータI2を介した出力にて閉じられ、このため手動温度
設定器21の設定出力が比較器12に入力されることにな
る。このように自動/手動温度設定器21出力を比較器12
に入力することにより、室温を所望の温度に設定するこ
とができる。比較器12では、室温センサ9にて検出され
た室温を温度設定部20あるいは手動温度設定器21出力と
比較する。この比較器12出力はエクスクルーシブオア回
路G3に入力され、比較器11出力との排他的論理和がとら
れる。このエクスクルーシブオア回路G3出力にて最大風
量を設定された最大風量設定器13及び最小風量設定器14
出力とを選択回路にて選択的に呼び出す。この選択回路
はアナログスイッチSW4,SW5及びインバータI3にて構成
されている。今、冷房時であり、冷房温度設定器20bの
設定温度より室温センサ9にて検出された室温が低い場
合、上記比較器12出力はローレベルとなる。このときに
は比較器11出力もローレベルであるから、エクスクルー
シブオア回路G3出力もローレベルとなる。従ってアナロ
グスイッチSW5が閉じて最小風量設定器14出力が判別部1
5に入力される。この判別部15では、風速センサ8出力
の比較を行うことにより、吹出口3から吹き出される風
量が最小になるように、モータ駆動回路16を介してモー
タ6を制御してダンパ5を送風口2側に移動させ、吹出
口3から吹き出される風量を少なくする。従って、冷風
の室内への吹出量が減少し、冷え過ぎた室温を上昇させ
る。また、冷房中において、室温が冷房温度設定器20b
の設定温度より高い場合には、比較器12出力がハイレベ
ルとなって、エクスクルーシブオア回路G3出力がハイレ
ベルとなり、アナログスイッチSW4が閉じて判別器15に
最大風量設定器13出力が入力され、判別器15出力にてダ
ンパ5を送風口2から遠ざけて風量を多くし、吹出口3
からの冷風の吹出量を多くする。これにより、温度が上
がった室内を冷却する。暖房中で、暖房温度設定器20a
に設定された温度以上に室温が高い場合には、暖め過ぎ
た状態であるので、上述の冷却の場合と同様にして風量
を最小風量にして室温を下げ、逆に室温が低い場合には
風量を最大風量にして室温を上げる。以上の比較器12以
降の動作を第1表にまとめて示す。
なお、同上の説明においては温度設定部20出力にて自動
的に温度設定を行った場合について説明したが、手動温
度設定器21出力で所望の温度に室温を設定する場合もほ
ぼ上述の説明と同様の動作となる。
[発明の効果] 本発明は上述のように、送風ダクトを介して送風され
る送風温度は検出する送風温度センサと、吹出口から吹
き出される風量を検出する風量センサと、室温を検出す
る室温センサと、冷房時及び暖房時の室温温度を夫々設
定してある温度設定部と、上記送風温度センサにて検出
された送風温度から空調器が冷暖房のいずれで運転され
ているかを判定し、室温センサにて検出された室温及び
風量センサにて検出された風量に基づいて上記ダンパを
制御して温風及び冷風の吹出量を調整し、室温を温度設
定器の冬季及び夏季毎の設定温度に自動調節する制御部
とを備えているので、制御部にて送風温度センサにて検
出された送風温度から空調器が冷暖房のいずれで運転さ
れているかを判定し、冬季及び夏季における室温の設定
変更を自動的に行うことができ、このため従来のように
季節毎にルームサーモで温度設定を行わずに済み、特に
ルームサーモが天井に設置された空調用風量調節装置に
設けてあるもののように設定変更に手間がかかるという
ことがない効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成及び回路構成を示す説
明図、第2図は同上の動作を示すフローチャート、第3
図は同上の動作説明図である。 1は空調用風量調節装置、3は吹出口、5はダンパ、7
は送風温度センサ、8は風速センサ、9は室温センサ、
10は制御部、20は温度設定部、21は手動温度設定器、22
は自動/手動切換スイッチである。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井に埋設され送風ダクトを介して空調器
    から送風される温風あるいは冷風を下面に形成された吹
    出口から吹き出すと共に、送風ダクトからの送風量を調
    節して上記吹出口から吹き出される風量を制御するダン
    パを備えた空調用風量調節装置であって、上記送風ダク
    トを介して送風される送風温度を検出する送風温度セン
    サと、吹出口から吹き出される風量を検出する風量セン
    サと、室温を検出する室温センサと、冷房時及び暖房時
    の室温温度を夫々設定してある温度設定部と、上記送風
    温度センサにて検出された送風温度から空調器が冷暖房
    のいずれで運転されているかを判定し、室温センサにて
    検出された室温及び風量センサにて検出された風量に基
    づいて上記ダンパを制御して温風及び冷風の吹出量を調
    整し、室温を温度設定器の冬季及び夏季毎の設定温度に
    自動調節する制御部とを備えて成ることを特徴とする空
    調用風量調節装置。
  2. 【請求項2】上記温度設定部とは別に手動温度設定器を
    備え、手動/自動切換スイッチにて自動温度設定モード
    に切り換えたときには、上記温度設定部に設定された冬
    季及び夏季毎の温度に室温を自動的に調節すると共に、
    手動温度設定モードに切り換えたときには、手動温度設
    定器にて所望の室温を設定可能として成る特許請求の範
    囲第1項記載の空調用風量調節装置。
JP62129142A 1987-05-26 1987-05-26 空調用風量調節装置 Expired - Lifetime JP2512750B2 (ja)

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JP2807763B2 (ja) * 1989-08-31 1998-10-08 株式会社大氣社 冷暖房システム
CN108224695A (zh) * 2018-02-07 2018-06-29 杭州源牌科技股份有限公司 一种运行工况自动切换的变风量末端系统及控制方法
WO2024101206A1 (ja) * 2022-11-10 2024-05-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 送風システム

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