JPH05164391A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH05164391A
JPH05164391A JP3330851A JP33085191A JPH05164391A JP H05164391 A JPH05164391 A JP H05164391A JP 3330851 A JP3330851 A JP 3330851A JP 33085191 A JP33085191 A JP 33085191A JP H05164391 A JPH05164391 A JP H05164391A
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JP
Japan
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noise
indoor fan
low
room
fan motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP3330851A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Takegawa
川 雅 之 竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH05164391A publication Critical patent/JPH05164391A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内の騒音状況に応じて室内ファンの送風音
を居住者の気にならないレベルに制御する。 【構成】室内の騒音を検出する騒音検出手段7と、この
騒音検出手段7にて検出した騒音レベルが所定の基準よ
り低い場合に騒音レベルに応じて室内ファンモータ16
の回転数の上限を低い段階の回転数に設定する制御部1
1を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内で送風音が気にな
らないように冷暖房制御を実行するようにした空気調和
機に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の空気調和機では、マイクロコンピ
ュータによる制御で室内の温度調整、送風量の切り替え
などを自動的に行っている。この種の空気調和機では、
一般に、温度センサにて検出した実際の室温と、予め設
定した室温との温度差に応じて圧縮機、室内ファンなど
の回転数を決定し、設定室温までの温度差が大きいほど
圧縮機の回転数を上げ、また大きな風量になるようにし
て室温の調整、送風量の制御を実行している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
制御方式では、専ら目標の設定室温と、実際の室温との
関係から、空気調和機の運転が制御されるので、人の出
入りが活発でいつもざわついているような部屋の冷暖房
の場合はともかく、部屋の状況によっては好ましくない
ことがある。例えば、静粛さが必要な病院の病室を冷暖
房する場合を考えると、室温の設定値によっては、室内
ファンが大きな回転数で回ってその送風音で静粛が妨げ
られるという問題がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、上記従来技術の
有する問題点を解消し、室内の騒音状況に応じて室内フ
ァンの送風音を居住者の気にならないレベルに制御する
ようにした空気調和機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、室内の騒音を検出する騒音検出手段と、
前記騒音検出手段にて検出した騒音レベルが所定の基準
より低い場合に騒音レベルに応じて室内ファンモータの
回転数の上限を低い段階の回転数に設定する制御部とを
設けて構成したものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、室内が比較的静寂な状況の騒
音レベルが低いときには、室内ファンモータの回転数の
上限が低めに設定されるので、室内ファンの送風音が居
住者の気にならないように抑制される。
【0007】
【実施例】以下、本発明による空気調和機の一実施例に
ついて添付の図面を参照して説明する。図2は、室内機
の全体構成を示した断面図、図3にはこの室内機が天井
面に取り付けられた室内が表されている。これらの図
で、符号1は室内機のパネルを表している。このパネル
1の正面には、吹出し口2と、この回りに位置する吸込
み口3とが形成されている。パネル1の内部の中央位置
にはターボファン4と、これを回転駆動する室内ファン
モータ5が配置され、この室内ファンモータ5にはその
回転数を可変のものが採用されている。このターボファ
ン4を間において、一組の室内熱交換器6、6が配設さ
れている。従って、吸込み口3から吸込まれた室内の空
気は、ターボファン4の送風作用により室内熱交換器
6、6によって熱交換した後、吹出し口2から床に向け
て吹出されるようになっている。吹出し口2と吸込み口
3との間の所定部位には、室内の騒音を検出する手段と
してのマイクロフォン7が埋め込まれている。また、吸
込み口3の口元には吸込まれた空気の温度から室温を検
出する室温センサ8が配設されている。
【0008】次に、図1は、本実施例の空気調和機の制
御系統を表したブロック構成図である。室内機1、室外
機10にはそれぞれマイクロコンピュータからなる室内
制御部11、室外制御部12が設けられている。このう
ち、空気調和機全体の制御を行う室内制御部11には、
遠隔操作盤13、マイクロフォン7、室温センサ8およ
び熱交換器温度センサ14の出力が導入される。この実
施例では、遠隔操作盤13には、運転スイッチのほか、
冷房運転、暖房運転、送風運転などから所望の運転モー
ドを設定するための運転モード設定スイッチ、また、希
望の室温を設定する室温設定スイッチ、送風量を設定す
る風量設定スイッチなどが設けられている。なお、送風
量については、マニュアル設定または自動設定のいずれ
かのモードが可能になっている。室内制御部11は、遠
隔操作盤からの運転指令信号、室温センサ8によって検
出した室温、さらにマイクロフォン7で検出した騒音値
などの入力に基づき後述する図4のフローチャートに従
って動作し、室内ファンモータ5の運転を制御するとと
もに、室外機10の室外制御部12に運転指令信号を転
送する。室外制御部12はこの運転指令に従って、室外
ファン、四方弁を制御し、また、インバータ15によっ
て運転周波数を変換して圧縮機モータ16の回転数を制
御する。
【0009】次に、図4のフローチャートに従って室内
制御部11の動作について説明する。まず、遠隔操作盤
13の運転スイッチがオンにされると、ステップS1か
らステップS2に進み、遠隔操作盤13の表示部に初期
モードを表示させる。次いで、ステップS3で遠隔操作
盤13を介して冷房運転、暖房運転、送風運転の三種類
のモードから運転モードが設定され、また、送風量制御
についてマニュアル、自動のいずれかのモードが設定さ
れると、続く、ステップS4では、選択されたモードで
の運転開始処理を実行する。ステップS5以下では、遠
隔操作盤13から与えられる送風量制御のモード設定信
号に基づき自動モードが選択される場合とされない場合
とで、制御内容を異ならせている。自動モードが選択さ
れた場合には、ステップS6以下の処理に進むことにな
る。まず、このステップS6で、室内制御部10は所定
の時間間隔をおいて、室温センサ8の出力に基づき室温
Taを読み込み、また、マイクロフォン7の出力に基づ
き室内の騒音値Nを取り込む。この場合、騒音値Nにつ
いては、実際の騒音から室内機1自体の運転に起因する
騒音を差し引いて補正した値で読み込まれるようになっ
ている。
【0010】続くステップS7では、既に設定されてい
る設定室温Tsと、室温Taとを比較しその温度差を演
算するとともに、この温度差の大きさに応じて圧縮機モ
ータ16の回転数を設定する。この実施例では、圧縮機
モータ16の回転数制御については、基本的に設定温度
Tsと室温Taとの温度差が大きいときは、高速回転
に、温度差が小さいとき、すなわち、室温Taが設定温
度Tsに近づいているときには、回転を低速に制御す
る。また、このステップS7では、前述したように圧縮
機モータ16の回転数を設定するとともに、表1に示す
ように、室内の騒音レベルに対応させて室内ファンモー
タ5の回転数を設定する。室内ファンモータ5の回転数
については、この実施例では、室温Taと設定温度Ts
との温度差が大きいときには、室内ファンモータ5の回
転数を高速回転とし、逆に、室温Taと設定温度Tsと
の温度差が小さいときには、室内ファンモータ5の回転
数を中速または低速回転とする。これに加えて、室内の
騒音レベルに応じて、表1のように、室内ファンモータ
5の回転数を設定する。ここで、騒音値レベルとは、マ
イクロフォン7によって検出した室内の騒音値Nを予め
設定してある基準値Nsと比較したときの相対的な騒音
値の大きさのことである。
【0011】 表 1 設定温度と 騒音レベル 圧縮機 室内ファン 温度の差 モータ モータ 大きい 高い 高速 高速 大きい 低い 高速 中速 中速 低速 小さい 高い 中速−低速 中速 小さい 低い 低速 低速 この実施例では、室内ファンモータ5の回転数は、表2
に示すように、大きく三段階に分けた高速、中速、低速
のそれぞれをさらに細かくした7段階の回転数に亘って
変えることができ、各段階の回転数は強風から超微風
までの風量にそれぞれ対応している。 表 2 室内ファン 風 量 表 示 モータ 高速 強風、強風 中速 弱風、弱風 低速 微風、微風、超微風 そこで、この騒音値レベルが高いときには、室内ファン
モータ5の回転数を上述したように、設定温度Tsと室
温Taとの温度差に比例した段階的な回転数に設定す
る。この場合、例えば、人の出入りが激しく、あるいは
盛んに会話が進むなどして室内騒音レベルが高い状況な
ので、温度差に基づいて室内ファンモータ5が高回転で
運転されても、その時の送風音は室内の騒音で消されて
しまうので、室内の居住者には気にならない。
【0012】一方、騒音レベルが低い場合には、その騒
音レベルに応じて室内ファンモータ5の回転数の上限を
下げる。ここでは、大きい区分で1段階下げて設定して
いる。すなわち、設定温度Tsと室温Taとの温度差が
大きいときには、上限を中速の弱風とし、温度差が小
さいときには、上限を低速の微風とする。そして、以
上を上限として、室内ファンモータ5の回転数はそのと
きの設定温度Tsからの温度差の大きさに応じて表2に
示した風量に対応する中速、低速領域の各回転数に設定
される。このように回転数が一定以上に上がらないよう
になっているので、居住者の気にかからない程度に送風
音が低めに押さえられることになる。
【0013】次は、ステップS8で、こうして設定され
た回転数に基づき、圧縮機モータ15については、イン
バータ15に回転数指令信号を送出し、室内ファンモー
タ5に対しては、図示しない室内ファンモータ制御回路
に回転数指令信号を出力する。以上の制御は、ステップ
S9にてタイマによりカウントされる所定の間隔をおい
て繰り返される。なお、ステップS10は運転モードを
変更するときに処理で、その場合、ステップS3に戻る
ことになる。ステップS11は、空気調和機の運転を終
了するときに処理で、遠隔操作盤13からの終了操作に
基づき室内ファンモータ5、インバータ16に停止信号
が与えられる。
【0014】以上は、ステップS5で風量自動調整のモ
ードが選択された場合の動作であり、このステップS5
でこの自動モードを選択しない場合は、ステップS12
以下の処理に進むことになる。この場合、風量について
は遠隔操作盤13の風量設定スイッチからの設定信号に
基づき制御し、ステップS12以下では、室温センサ8
にて検出した室温Taと設定室温Tsとの差に応じて圧
縮機モータ16の回転数を制御する通常の制御を実行す
る。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、室内の騒音を検出して騒音レベルが低いとき
には、室内ファンモータの回転数が上がらないようにそ
の上限を低めに設定するので、送風音が気にならない程
度の静かな運転がされ、静粛が必要とされる部屋に適し
た冷暖房を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和機の一実施例についての制御
系統のブロック構成図。
【図2】空気調和機の室内機の断面図。
【図3】室内機を取り付けた部屋の状態を示す説明図。
【図4】実施例による制御部の動作を表したフローチャ
ート。
【符号の説明】
1 室内機 2 吹出し口 3 吸込み口 4 ターボファン 5 室内ファンモータ 6 室内熱交換器 7 マイクロフォン 8 室温センサ 10 室外機 11 室内制御部 12 室外制御部 13 遠隔操作盤 15 インバータ 16 圧縮機モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】設定室温と検出した室温との差に応じて圧
    縮機、室内ファンの運転を制御するようにした空気調和
    機において、室内の騒音を検出する騒音検出手段と、前
    記騒音検出手段にて検出した騒音レベルが所定の基準よ
    り低い場合に騒音レベルに応じて室内ファンモータの回
    転数の上限を低い段階の回転数に設定する制御部とを具
    備したことを特徴とする空気調和機。
JP3330851A 1991-12-13 1991-12-13 空気調和機 Pending JPH05164391A (ja)

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JP3330851A JPH05164391A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

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JP3330851A JPH05164391A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 空気調和機

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Publication Number Publication Date
JPH05164391A true JPH05164391A (ja) 1993-06-29

Family

ID=18237243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3330851A Pending JPH05164391A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 空気調和機

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JP (1) JPH05164391A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015140957A (ja) * 2014-01-28 2015-08-03 ダイキン工業株式会社 空気調和装置
WO2017187480A1 (ja) * 2016-04-25 2017-11-02 三菱電機株式会社 空気調和装置
CN109059210A (zh) * 2018-06-20 2018-12-21 广东美的制冷设备有限公司 控制空调器风机转速的装置和方法以及空调器

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